様々な変化を起こすといわれる
特殊な太刀。未知の力を秘めたまま、
幾多の竜を斬り伏せる。
(百竜刀)
変化は絶えず訪れる。それを
知る者は、決して抗うことは
せず、変化に身を委ねる。
(百竜刀【千変万化】)
MHRiseに登場する百竜武器のひとつ。
目次
概要 
- 百竜夜行の報酬で貰える百竜チケットとヌシの素材で作られる太刀。
- 百竜武器の例に漏れず、基本的な外見はカムラノ武器と同じ。
色彩変更に対応しているのは鞘と刀身の大部分となっている。
- 百竜刀という名は百竜夜行において最終段階で呼び出せるフゲンの武器としても登場する。
もしこの武器と同じものだとしたら一振りで複数のモンスターを切り伏せる大業物だが、
一体どんな強化を施したものなのか…
性能 
MHRise 
Ver.1.0
- Ver.1.0時点の最終強化である「百竜刀IV」の基本性能は以下の通り。
- 攻撃力190
- 斬れ味は青30、匠でも青が伸びるのみ
- 属性は無い
- 会心率0、防御力ボーナスやスロットも無い
- 百竜武器らしく様々な方面で強化していくことが可能。
ただし、発売当初はほとんどの方面でも「悪くはないが上がいる」という評価になりがちだった。- 無属性のままで行く場合、高会心と優秀な斬れ味を持つ会心特化の代名詞こと夜刀【月影】と、
高攻撃力と緑ゲージ+鈍器や匠1から出現する青ゲージなどで高火力を叩き出し、
長めのゲージで継戦能力もある骨刀グアルガの二つの壁がとても厚い。
特に、骨刀グアルガは斬れ味変更による匠運用と鈍器運用の両面でこちらを上回ってくるので、
どうしても物理運用をしたい場合は劣化気味になるのを覚悟しておこう。 - 属性を付加する場合でもライバルとなる相手は多い。
百竜強化で付けられる属性値自体が低いのでどうしても物理寄りということになるのだが、
既に物理寄りでこちらより属性値が高い太刀が存在している属性が多いからである。
一応、龍属性は層が薄いが、斬れ味フォローの必要がない分スキル自由度で上回ってくる
あかしまの神刀IIが睨みを利かせている。 - 最後の道となるのが状態異常を付加する場合。
こちらも百竜強化で付けられる属性値は変わらず低いが、こちらは競合相手の層が薄いことが多い。
強力な武器がある毒と爆破はともかく、麻痺と睡眠に関しては
属する太刀が上位序盤~中盤相当のものしかないので、総合性能において確実にこちらが上回る。
- 無属性のままで行く場合、高会心と優秀な斬れ味を持つ会心特化の代名詞こと夜刀【月影】と、
Ver.2.0
- 予想されてはいたが、Ver.2.0のアップデートにて百竜刀の強化先が新たに追加。
ヌシのリオレウスとディアブロスの素材を使用することで百竜刀Vとなる。
- 武器本体の変化は攻撃力が10上昇し、素の斬れ味が匠5を付けると白が10出るようになったことのみ。
一方で、百竜スキルの方は攻撃力強化や属性付与などがIIIにアップし、一部新たな百竜スキルも追加された。
特に大きな変化があったのは属性方面。属性付与IIIが攻撃力-5と軽めのデメリットのみで
属性値を20付与する効果となっており、ついに十分な属性値を得られるようになった。
加えて、激化の百竜スキルに新たに属性激化が追加、こちらは攻撃力が-15と大きく落ちるが
属性値を+10する、属性特化に近い性能に変えることができる。
ただ、激化は肉質的に物理優位気味な現環境ではやや活かしにくいか。
また、環境面でも匠がかなり軽くなったことにより、匠1から白ゲージが出現するようになる
斬れ味変更【壱型】の使いやすさが大きく改善されたことが追い風となっている。
なお、状態異常の方の属性付与は変わらずIのままである。
- 無属性における運用の立ち位置はあまり大きく変わっていない。
攻撃型としては極めて高い攻撃力に加えて短いながらも素で白ゲージを有し、
鉄蟲糸技強化によりメインのダメージソースを強化できる一虎刀【餓刃】が、
会心型としては素の攻撃力と会心率がそこそこ、匠1から白ゲージが出現し、多くのスロットを持つ
万能型な性能のミラージュショテルIが新たに登場。
これらに対してはやはり微妙に一歩及ばない、という状態となっている。
- 一方で、属性武器としては前述の通り、属性と斬れ味の方面での強化が良い方向に働いている。
今作の属性武器は無属性武器と比べて全体的に斬れ味が控えめな傾向にあったため、
この太刀は良質な斬れ味と十分な火力を兼ね備えたバランス型属性太刀という新たな立ち位置を得た。
瞬間的にこちらを超える火力を持つ属性太刀はまだあるが、それらは最大火力を出せるゲージが短い。
こちらは継戦力とある程度の火力を両立した、
立ち回りなどにおける扱いやすさと穴の少ない総合力の高さが強みとなる。
Ver.3.0 
- ついに百竜刀にも最終強化が追加、名前も変わって百竜刀【千変万化】となる。
ヌシのジンオウガとヌシのディアブロスの素材を使用する。
- 武器本体の強化は攻撃力が10増加、匠4から白が出現するようになる。
百竜スキルは攻撃力強化と会心率強化がIVに、状態異常の属性付与が新登場のIIに強化された。
こちらは攻撃力が-10されるが、属性値が最大20増加。ようやく実戦級の属性値を手に入れたといえる。
加えて、斬れ味変更【肆型】が追加。攻撃力が-20される代わりに、素で白ゲージが出現するようになる。
ただ、流石に攻撃力-20という数値はデメリットの方が勝るか。- とはいえ、異常付与IIを得たところで競える相手が増えたかといえばそうでもない。
毒はVer.2.0で追加された大鎌威太刀が手ごわく、
爆破は属性値が15しか増えない時点でVer.3.0で追加された帝王刀【陽炎】にはもちろん
マガド武器と競っても勝ち目があるかは怪しい。
睡眠は状態異常付与IIをもってしてもたった12しか増えない。
さすがに睡眠属性2のために攻撃力10の代償は釣り合っているとは言えないので
こちらは引き続きIを採用した方が良いと思われる。
麻痺も属性値は15ではあるが、ライバルの骨縛刀【カゲヌイ】にかなり肉薄する数値となり、
物理性能では比べるまでもなく上のため、麻痺太刀としてなら十分に実用圏内といえる。
- とはいえ、異常付与IIを得たところで競える相手が増えたかといえばそうでもない。
- 新規の無属性寄りのライバルがファントムミラージュ程度で収まったのもあって、
無属性運用においてもようやく立ち位置が改善。
斬れ味変更【壱型】、無属性強化、攻撃力激化という構成ならば、会心率-30%が痛いものの、
匠1から白ゲージが出現する攻撃力240という凄まじいパワー型太刀となる。
攻撃スキルを中心に組んでいくことで、ファントムミラージュにも近しい期待値を叩き出すことも可能。
元が高攻撃力低会心ということもあって、環境生物やファイトオトモの強化咆哮といった
周囲からの会心率アップ効果による恩恵も最大限に受けられるため、実戦においては数値以上の火力を出せる。
ただし、ファントムミラージュは変わらず強敵。数値面でもこちらをやや上回る火力に加えて
多くのスロットを持つため、装備構成の幅も極めて広い。
匠を必要とする部分でも被っているだけに、厳しい競合相手と言わざるを得ない。
高攻撃力低会心型としては、一虎刀【餓刃】も手強い。
短いとはいえ匠不要の白ゲージに加えて、百竜スキルの鉄蟲糸技強化によって数値以上の火力を誇る。
あちらと比べて、匠こそ必要だが白ゲージを長く保てるという点を活かしていきたいところ。
匠5は相当な重さだが・・・
- 構成が被りがちで全方位に穴のない性能を持つファントムミラージュはもちろん、
依然として強力な一虎刀【餓刃】には変わらず厳しい戦いを強いられる。
とはいえ、この武器自体は間違いなく実戦でも十分に活躍できるレベルのスペックを得たと言っていい。
むしろ現在では頭一つ抜けた性能を誇ると言ってもいいファントムミラージュなどを相手に、
ここまで食らいつけている時点で相当に頑張っている方である。
- なお、属性武器としては物理方面とは逆に、周りに強力なライバルがかなり増えたのが気になるところ。
- 火属性は継承の宝刀【カムラ】がまさかの覚醒を遂げた。
属性値が低めでかつ攻撃力190と心許ないが、あの夜刀【月影】に匹敵する会心率40%を誇る。
斬れ味も大幅に改善され、こちらの斬れ味変更【壱型】と同様に匠1から白ゲージが出現、
太刀としては希少なレベル3スロット持ちで百竜スキルも強力。
当然、百竜刀が会心特化で勝負しても勝ち目は一切ない。
これが蛮顎刀フラムソブレや飛竜刀【楓】との差別化に必要だったポジションを奪い、
火属性百竜刀は器用貧乏な立ち位置に追いやられてしまった。 - 水属性はたまのをの絶刀の斬振が強化されて躍り出た。
スロットこそないものの、匠2から白ゲージが出現するなどなかなかの斬れ味の良さに加えて、
攻撃力210、会心率15%とあのファントムミラージュに近いレベルの非常に高い物理性能を有する。
それでいて水属性値も22と十分実用圏内の数値となっている大業物である。
全体的に穴のない強さを誇っており、流石に太刀打ちするのは厳しい。
また、遅ればせながら現れた蒼星ノ太刀【舞龍】も強豪。
攻撃力こそ180と頼りないものの、会心率30%と延長可能な素白20と夜刀【月影】を思わせる物理性能に加え、
水属性37と属性特化型に片足を突っ込んだ高い属性値を誇り、スロットもLv3×1と文句なし。
物理と属性のどちらにも寄せられるハイバランスな性能でたまのをを猛追している。
水属性百竜刀も属性重視、会心率特化、【肆型】による素白といった差別化要素を悉く潰されており、
実質的に最後に残された攻撃力特化の道でたまのをとの直接対決を強要してくる太刀だけにタチの悪い相手と言える。 - 雷属性は物理寄りなら大鬼薙刀、属性寄りなら神源ノ雷斬リが新たなライバル。
既存の武器でも、バランス良く強い王牙刀【伏雷】は一回り上の基本性能に加えて水棲系特効まで持っている。
ついでに新手の神源ノ雷斬リは空棲系特効も持っている。
水棲系でも空棲系でもない大鬼薙刀は物理寄り低属性値の方向性が丸被りで、
匠の軽さで何とか差別化できるかどうかというところ。 - 氷属性はダオラ=レイドが睨みを利かせている。
攻撃力190で氷属性45と属性特化の性能…と思いきや、
非常に短いが素で白ゲージを持ち、さらに匠で延長可能という斬れ味に加えて、
瞬間的ながら緩い条件で会心率を大幅アップできる百竜スキルの鋼龍の魂により、
物理性能もかなり高い優等生である。
会心率に頼らずに高い物理攻撃力を出す形を取れれば差別化できそうなので、攻撃力激化が狙い目か。 - 龍属性は従来のあかしまの神刀の強化版である神淵ノ風斬リに加えて、
龍天刀【紅百武】が新たな龍属性太刀として彗星の如く襲撃。
両者とも傾向が似ているが、中でもより強力な龍天刀【紅百武】が競合先となる。
攻撃力180に龍属性39とストレートな属性特化といった感じだが、
素で白ゲージが90という現状最強の斬れ味を有する。
これにより斬れ味フォローを全て投げ捨てたスキル構成を可能としており、
そのスキル自由度を含めたスペックは数値以上である。
ただ、2本とも真のラスボス討伐後に作製可能なため、それに備えて作っておくのもアリである。
百竜夜行の原因たちを百竜素材で作った太刀で狩ってやろう。
こちらも十分戦えるスペックではあるが、百竜刀こそが最有力となる場面はほとんどないだろう。
やはり上述の通り、麻痺属性を付与した物理型太刀として振りまわした方が最も安泰のようだ。- モンハン世界の一部地域では「麻痺属性の太刀はブシドーに反する」とされているが、
カムラの里は忍者を強くイメージした地域であるため、そういう意味でも麻痺属性が似合うかもしれない。 - 属性値10でしか実質的に使えないとはいえ、睡眠も候補に挙げられる。
クエスト中1回、相手や運によって2回眠ればラッキーな位だが、小タル水月で文字通り寝首を掻けば、
一瞬で1000ダメージすら叩き出すことも。
麻痺ではないのでブシドーにも反しません。
- 火属性は継承の宝刀【カムラ】がまさかの覚醒を遂げた。
- 百竜武器の最終強化に共通する仕様として、武器の見た目を変えられるようになる。
ある意味これが一番の強化点であり、差別化点である。
好きな太刀の見た目に変えて狩りに行くのも良いだろう。
重ね着の実装により一線級のフルクシャおにぎりも可能になった。
MHR:S 
- 百竜武器共通の問題だが、MRでの強化先は未実装となってしまっている。
そのため、せいぜいMR序盤をつなぎとして戦い抜くことはできても、
その後は何か特別な事情が無ければアイテムボックスの奥に仕舞われる運命だろう。
- MRで強化できない関係で、武器の重ね着機能を使って好きな太刀の見た目に変えて
ひと狩り行くという楽しみもMHR:Sリリース当初の時点でやりにくくなっていた。
この点に関しては大型アップデート第2弾であるVer.12で
百竜武器以外も重ね着ができるようになった。
これでまた一線級のフルクシャおにぎりを振り回せるようになったぞ!- これにより、人によっては百竜武器最大の特権とも言えた武器の重ね着が他の武器でも可能になった。
それ自体は喜ばしいことだが、その代償としてなのか百竜刀を含む百竜武器のMR強化先の実装は
結局最後まで行われることはなかった。
- これにより、人によっては百竜武器最大の特権とも言えた武器の重ね着が他の武器でも可能になった。