武具マニアの漁師が、趣味で
開発したという貝の銃槍。
心地よい潮風が、眠気を誘う。
(睡りを誘う貝銃槍)
海洋学者の助言に従い貝銃槍を
改造。圧倒的な破壊力と強烈な
眠気が怒涛の如く獲物を襲う。
(睡貝銃槍マイトラス)
目次
概要
- MHRiseで登場したマクラサカガイを用いて作られるガンランス。
- 納刀時は、ビッグサイズな楕円形の二枚貝を背負っているような見た目になる。
しかし抜刀すると、片方の貝殻が180度回転してガンランスの形状をとる。
貝殻が回転するという、二枚貝の常識に囚われない姿勢にはぜひ称賛の拍手を贈りたい。
- 刺突部位となる貝殻の中に出汁を取った後のアサリみたいな砲撃機構がついており、
ちゃんと砲撃は出来るので、その点についてはご心配なく。
竜杭砲がどこに収まっているのかは不明だが……
性能
MHRise
- 最終強化は「睡貝銃槍マイトラス」。
マクラサカガイに加えて泡立つ滑液や人魚竜の眠り粉といった素材で強化していき、
最終強化では昏睡袋や豊沃なドロといった素材が必要になる。
その性能は、- 微妙な攻撃力190、会心率0%
- 斬れ味は素で緑50、匠Lv2から青ゲージが出現するが白ゲージは出ない
- まあまあな睡眠属性20
- スロットはLv3が1つと優秀
- 砲撃は拡散型Lv3
- 百竜強化は防御力強化III/属性強化【睡眠】II/水棲系特効
- 完成時期こそ早いが、全体的に低性能が目立つガンランス。
素の斬れ味が緑ゲージでありながら攻撃力はいまいちパッとせず、
砲撃に至っては拡散型Lv3と火力面は貧弱そのもの。
睡眠属性も高くないので、安定して眠らせたいなら百竜強化かスキルで
補ってあげる必要がある。
- 現状、残念ながら本武器は優先して作るほどの性能は有していない。
見た目が気に入ったなら、百竜銃鎗の外装変更を利用するといいだろう。
……と言いたいところだが、竜杭砲の射程は武器の外観に依存するという仕様により、
百竜銃鎗の外装を武器の見た目だけで決めるのは難しい状況になっている。
更にこの武器特有の仕様として、竜杭砲の向きが若干だが右に曲がっていると言うものがある。
やはり変形機構で無茶し過ぎたのでは…
詳しくは百竜銃鎗の項目に説明があるため、そちらを参照されたし。
MHR:S
海女に伝わる伝説から得た着想
が進歩をもたらした。その砲撃
は、狩場に波瀾を巻き起こす。
(夢蜃銃槍マイトラディ)
- MRの実装に伴い、本武器に強化先が追加された。
作成するにはマクラサカガイのMR素材に当たるアンモサカガイが必要。
入手方法は一緒だが、マクラサカガイも今まで通り出てくるので勘違いしやすい。
最終強化には傀異化した血と傀異調査チケットを用いることで「夢蜃銃槍マイトラディ」になる。
その性能は- 攻撃力340
- 斬れ味は素で白、匠3から紫が出現
- あまり伸びなかった睡眠属性28
- 防御力ボーナス+20
- 武器スロット3-0-0
- 百竜装飾品スロットLv2
- 拡散型Lv6
攻撃力も340と高く、特効珠も装備できるため物理性能は案外侮れないものになる。
睡眠属性持ちで、耐性と運用次第では1回程度なら眠らせることはできるだろう。
- 物理性能が強力になった代償なのか砲撃レベルが6で止まるため、砲撃を織り交ぜた運用には向かない。
大人しく匠を発動させた殴り特化のガンランスで運用するのがいいだろう。砲撃で波瀾を巻き起こすとは一体…まさか…- Ver.13から砲撃レベルの強化が解禁されたため、拡散型らしい砲撃主軸の運用も可能になった。
とはいえ砲撃→爆杭砲に終始すると睡眠属性が活きないので、殴りを織り交ぜる方向性は変わらないか。
斬れ味についてもVer.14のスロット解放ボーナスで斬れ味+10が付いたため、
匠珠II一つだけで紫が出るようになったのは嬉しいところ。
Ver.15からはさらに斬れ味+10できるため、武器スロットに匠珠【3】を付けるだけでも
紫が出るようになった。
- Ver.13から砲撃レベルの強化が解禁されたため、拡散型らしい砲撃主軸の運用も可能になった。
余談
- 武器説明文によると、このガンランスは武具マニアの漁師が趣味がてら開発したものらしい。
工房の技術とか無しに個人でガンランスって作れるんだ……?
上記の通りMHRiseでの性能はお世辞にも高いとは言えないが、
一般人が考案した武器として見れば、むしろよくここまでの性能が出せたものだと
感心するべきではないだろうか。
まあ、漁師が考案した原型のものをハモンやナカゴが一部設計を見直して改善し、
実戦に耐えられるものにした上でハンターに与えた可能性もあるが。- さらに気になるのが、漁師に助言を与えたという海洋学者の存在。
なぜ漁師は武器職人ではなく海洋学者の助言を受けたのか。
ガンランスに対して、畑違いな海洋学者がどのような改良案を出したのか。
そもそも漁師と海洋学者はどうやって出会ったのか……
不明な部分は多いが、ただ一つ確かなのは「マクラサカガイでガンランスを作りたい」
という想いで漁師と海洋学者の心が一つになったということだろう。
ただのネタ武器に見えて、もしかしたらこの武器には海に生きる漢達のロマンが
ぎっしりと詰まっているのかもしれない。 - 究極強化でも海女に伝わる伝説が強化の鍵となっている。
漁師なら海女と出会うのは難しくないだろうが、やはり武器職人とは無縁である。
ガンランスに対して有効な着想を与える伝説というのも謎だが、
上述の通りマイトラディに強化すると突如として物理性能が大きく増強されるので、
貝を用いた強固な建造物でも出てくるのだろうか。
ともあれ、本武器が徹頭徹尾混じりっ気なしの海へのロマンの結晶であることには違いない。
- さらに気になるのが、漁師に助言を与えたという海洋学者の存在。