斬撃を加速させる機関を組み込み、
『極限の一撃』を目指した大剣。
試作の末にたどり着いた完成形。
(竜熱機関式【鋼翼】)
斬撃を加速させる機関を組み込み、
『極限の一撃』を目指した大剣。
名匠の智慧が光る技巧の一振り。
(爆熱機関式【銀翼】)
MHWorldで登場した大剣。
目次
概要
- モンスターハンター:ワールド・武器デザインコンテストにて最優秀賞を獲得したデザインの武器。
元々の名称は「インパクト702」だったが、どういう経緯かは不明なものの変更されたようだ。
- 公式サイトの画像等で公開されていた通り、ギミック付きの武器である。
溜めると剣の背面にあるパーツの一部から炎が噴き出す。
溜めの段階に応じて噴き出す炎の大きさが変わり、最大まで溜めるとパーツの一部が展開する。
武器の説明文にある斬撃を加速させる機関というのがこれなのだろう。
ちなみに、噴き出す炎にダメージ判定は当然無いが、地形に当たるとその場所がしっかり焼ける。
性能
MHWorld
- 4月6日から開催された「アステラ祭り・開花の宴」と共に追加された、
イベントクエスト「ハンターたちの永い夢」のクリア報酬に並ぶチケット『名匠の設計図』と素材で生産できる。
- 下位の浮空竜・火竜素材に名匠の設計図2つを用いて生産できるのが竜熱機関式【鋼翼】。
その性能はというと- 攻撃力720
- 会心率-15%
- スロットは無し
- 素で短い緑ゲージ20に青ゲージ10
- 無属性
ドラグライト鉱石7つ、火竜の骨髄2つはやや集め辛いが、作成難易度は比較的低い。
- その後古龍の血、獄炎石、竜玉と上位終盤で手に入る素材に名匠の設計図3つを加えて、
竜熱機関式【鋼翼】改へと強化できる。
最終強化を経たその性能は- 攻撃力1008
- 会心率-15%
- スロットはレベル1が2つ。
- 素でこれまた短いものの白ゲージ10を獲得、青ゲージは30に強化される。
匠で白ゲージの延長も可能。 - 覚醒で火属性510
- レア度7なのでカスタム強化は2回可能。
会心率がマイナスだが、攻撃力1000超えの大剣は滅鬼の凶器を除けば
これよりも低い会心率であるためもはや問題ではない。
スロットもレベル1が2つ空いており、ラスボス撃破後に戦う事になる歴戦の個体を相手取る際には是非ともほしい、
体力増強や気絶無効といったレベル1装飾品を装着するのに適している。
一方で素のゲージは白が10・青が30でその他はどれも20であるため継戦能力はやはり高くない。
(とはいえ、一撃のダメージが重要な大剣で緑ゲージ以下の運用をすることもそうそう無いが)- だが、無属性強化を発動させると物理期待値は大剣でトップ、
匠Lv5を発動させれば脅威の白ゲージ60になり継戦能力もトップクラス。
スキルを発動させるのが前提ではあるが、まさに大業物といった所。
ちなみに覚醒で火属性が発現するが、物理ダメージの比率が大きい大剣の性質から
キリンでも相手にしない限り、無属性強化を施した方が遥かに実用的である。
Ver.3.00でなぜか下方修正されたが、ただのミスだったらしくVer.3.02で元に戻された。
しかし大剣なので殆ど関係ない。
だが、属性解放と攻撃系スキルを効率良く発動させられるマムガイラ防具の実装もあり、
選択肢としては十分アリになっている。 - 会心率-15%に関しては、カスタム強化2回でちょうど打ち消せるほか、
カスタム強化1回+攻撃スキルLv4以上でも打ち消すことができる。 - 無属性強化対応の大剣のライバルとしてはやはりジャグラスハッカーIIIが挙がる。
物理火力と素の青ゲージ以上の継戦能力ではこちらに軍配が上がるが、
あちらはレベル3の装飾品が2つけられる上、カスタム強化の回数も1回多いなど拡張性では譲ることになる。
使うスキルや所持する装飾品によって、上手に住み分けしていきたいところ。
技のジャグラスハッカー、力の【鋼翼】といったところだろうか。 - 斬れ味スキルの面で見ると、Ver.5.0でのドラケン・カイザーγ実装後は、
優秀な火力スキルと併用可能な達人芸により斬れ味白10を維持する構成が組みやすくなった。
会心に特化したスキル構成を組むことで、斬れ味スキルの負担は大幅に削減されたことになる。
ただし、弱点特効や渾身など、それなりのPSを求められるスキルを併用することも多いので、
動きに自信が無い場合などは必要に応じて匠を付け、斬れ味白を伸ばしてあげてもいいだろう。
MHW:I
- 大型拡張パック『アイスボーン』に合わせたアップデート以降は無属性強化の性能が弱体化され、
他のコラボ武器同様派生先が存在しない事もあり
マスターランクでは一線から退かざるを得なくなってしまった…と思われていた。
ところが、11月7日に行われたアップデートにてこの武器の派生先が追加され、
この武器の愛好家からは当然ながら注目が集まった。
- ハンター達の永い夢IIIのクリアで手に入る黒鷲チケットにて、満を持して爆熱機関式【銀翼】に強化できる。
その性能はと言うと…- やや低めな攻撃力1296
- 据え置きの会心率-15%
- 斬れ味は上位の特性を引き継ぎ素で紫10、匠で延長可能
- 属性解放で火690
- スロットはLv1が2つで据え置き
- レア度は12となり、カスタム枠は5枠
特に、決して高くはないこの攻撃力でマイナス会心持ちという点が厳しい。
弱点特効や渾身、挑戦者の弱体化により100%会心にするのが難しくなっている。
抜刀術で補うならマイナス会心であっても高攻撃力が向いているうえ、
無属性強化の弱体化により、素の攻撃力が低い武器は
スキルによる攻撃力の伸び代も大幅に削がれてしまっている。- 無属性大剣には無相法心―不動―やザルファシュレッダーIIなど、
こちらより攻撃力が高く、匠で紫を出せる武器が存在する。
拡張性に富むヒドゥンブレイズIIは、攻撃力では大きく劣るが、パーツ強化とカスタム強化でこちらに迫ってくる。 - 無属性に限らずともライバルは多い。
火属性の輝剣リオレウスは銀翼と同じ攻撃力ながら会心率25%を持ち、斬れ味も白ながらなかなかに優秀。
銀翼に無撃を発動させてやっとわずかに上回れる期待値である。
ラージャン武器の大鬼金棒は匠で白ゲージながら、
紫ゲージで無属性強化を含めた本武器を超える期待値を持っている。
というか銀翼は大鬼金棒の青斬れ味や、匠を付けた鬼金棒に近い… - 一方、属性解放で出現する火属性はかなり高い。
アイスボーンでの大剣は全体的にモーションの属性補正が底上げされているので、
いっそ勝ち目の薄い物理方面を完全に切り捨てて属性に特化した武器として使うという手もある。
…のだが、その場合でも火砕剣IIや蛮炎大剣ロギンヘレヴといった存在が立ちはだかる。
どちらも火属性を素で有しており、ロギンヘレヴは火720と僅かにこちらを上回り、
火砕剣IIは火660と僅かに劣る代わり、Lv4-Lv2と武器スロットが優秀。
何よりどちらもレア度10なので、
レア度12であるこちらはカスタム強化の拡張性で大きく後れを取ってしまっている。
一応斬れ味方面ではこちらが圧倒的に勝っているが、属性特化に際して斬れ味はそこまで重要ではないので…
マイナス会心のせいで会心撃【属性】との相性が悪いのも厳しい。
…ロギンヘレヴの-30%と比べたらまだマシなのかもしれないが、どちらにせよ火砕剣IIが会心率0%なので、
組み合わせるならあちらを使った方がよい。
- 決して使えない武器という訳では無いのだが、周りの大剣の層が非常に厚く、
前作での栄光はどこへやら、他武器の劣化となることが多くなった。- 一応、クエスト受注条件がMR9から、とストーリー中に作ることが出来る利点はあるのだが、
それならば強化時期の早いジャグラスデスクロウ、前述したヒドゥンブレイズでも事足りてしまう。
これらレア10の武器はカスタム強化の時期も早いため、
特に回復カスタムを施したい場合はこちらの優先度は劣る。
また、こちらの制作は期間限定のイベントクエスト限定で、
地味に難易度が高いというのも相変わらずである。
前作で鋼翼を愛用したハンターからは、せめてもう一段階攻撃力が高いか、
カスタム強化で伸びしろがあるレア10だったら…と惜しまれている。 - 説明文は「名匠の智慧が光る技巧の一振り」とのこと。
鋼翼までの「試作の末にたどり着いた完成形」がどうしてこうなった - なお、銀の翼だからか図面以外の強化素材には紅蓮滾るバゼルギウスの素材を用いる。
天鱗は他にいまいち使い途がないのが救いではあったか。 - 一方、前作で人気の高かった溜め斬りに関するギミックは今作でももちろん続投。
前述した通り性能的に全く使えないという訳では無いので、見た目を重視するなら作ってみてもいいかもしれない。- アップデートVer.13.50で武器の重ね着としても使用可能となった。
覚醒武器等に適用すると、見た目のみではあるが
前作を彷彿とさせる超火力の鋼翼を担ぐことができる。
この武器自身は見た目という最大の個性を失ってしまった。
- アップデートVer.13.50で武器の重ね着としても使用可能となった。
- 一応、クエスト受注条件がMR9から、とストーリー中に作ることが出来る利点はあるのだが、
関連項目
イベント・メディア展開/武器デザインコンテスト
武器/ダークイーグル MHW:Iのデザインコンテストで最優秀賞を飾った武器。