武器/緋猛双剣【神速】

Last-modified: 2023-07-25 (火) 11:35:08

MHF フォワード.4より登場したゴゴモアの剛種武器双剣。
跳緋獣の素材を特殊な製法を用いて加工した双剣。
極限まで軽量化した本体はまるで使用者の手足であるかのように扱うことができ、
軽やかにモンスターを葬り去る。

目次

概要

  • 剛種ゴゴモアの双剣で、フォワード.4より追加された目玉双剣でもある。
    • 攻撃力364と双剣の中でも比較的高い。
    • G9のリファインによって使いやすくなった麻痺属性130を持つ。
    • スロット3を持つ。またリーチ長。
    と言うような性能であり、麻痺双剣の剛種武器としては中々のポテンシャルを有している。
    PTでの扱いには注意が必要だが、リーチ長も地味に嬉しい。
    しかもスロットが3もあるので、スキル構成に幅ができる。
    属性が無いのは残念なところだが、対変種・一部の剛種相手であればさほど問題はないだろう。
  • この双剣の最大の特徴はその斬れ味にある。
    何と、デフォルトで90もの白ゲージを有しているのである。
    紫ゲージこそないものの、斬れ味レベル+1では140もの白ゲージが出現する。
    (参考までに、この白ゲージは真舞雷剣【鳳凰】緋猛剣【一閃】緋猛太刀【天啓】などと同じ)。
  • 今となってはさほど珍しくもないゲージ量であるものの、
    これを作成できるHR100の視点で見ると非常に重要な意味を持つ。
    MHFの双剣は真鬼人解放の存在、及びデフォルト業物効果が無いことから斬れ味消費が激しく、
    HR100の時点では業物+2*1の発動はかなり難しい。
    そして、HR100時点で白ゲージが非常に長い武器というのは、
    狩人祭武器の一部武器、剛種武器ネグルドアーダ、イベント武器の獄熱紅剣【焔】ぐらいしかない。
    ましてやリーチ長、及び麻痺武器に至っては皆無である。
    そういう意味で、実装から4年以上が経過した現在に至っても、
    業物+2装備を作成するまでの期間で運用しやすい装備として定評がある。
  • ただし、近年追加されている双剣はHR100時に白色ゲージが長くなるものが多いため、
    その牙城は徐々に崩されてきている感は否めない。
    古い剛種武器であるが故に、強化難度も(同期の剛種武器に比べるとマシだが)そこそこ高め。
    最近のものと違い討伐の証は25枚必要であり、ゴゴモア剛種のレア素材も必要となる。
    また、似たような特性を持つネグルドアーダと違い、
    天嵐武器以降の強化が一切存在しない点も注意すべきである。
  • いわゆる繋ぎポジションとしての地位を有する本武器であるが、
    実装当初は文字通り神速の如き爆裂的な普及を見せることになった。

変遷

  • この武器の存在が明るみに出たのはフォワード.4のPV。
    それからというもの、
    「ゴゴモアの剛種武器は素で実用的な白ゲージ、斬れ味レベル+1で極長の白ゲージ」
    という既存の常識がこの双剣にも適用されるのかどうかはネット上でも大いに話題となった。
    何故なら、従来の双剣は真鬼人解放こそ無かったものの、
    斬れ味レベル+1と業物+2を併用しないと斬れ味の維持が非常に難しいものが多数を占めていたためである。
  • また、当時は双剣の秘伝防具が大討伐クエストなどで人気を誇っていた*2が、
    その秘伝防具を用いるプレイヤーからもこの武器は期待されていた。
    理由としては、当時はまだ秘伝防具二重装備効果が無かったため、
    秘伝防具で斬れ味レベル+1を発動させるのは実質不可能であり、
    真価を発揮できる武器が殆ど無かったためである。
  • そして蓋を開けてみるとそこには、
    期待を裏切ることのない驚異的な斬れ味ゲージが表示されていた。
    双剣の秘伝防具持ちは正に狂喜乱舞することになった。
    この影響はすぐに(秘伝防具を用いていない)他プレイヤーにも波及し、
    まさに神速の如き勢いで普及が進んだのである。
  • ちなみに当時の双剣は麻痺値のリミッターが存在していたため麻痺値はたったの30しかなかったが、
    これは他の武器も同様であったことから、特に問題視はされなかった。
  • ところがフォワード.5にて、
    覇種武器として非常に長い白ゲージを有するドドンガ・リッパータイフェン=ダオラが登場。
    しかもタイフェン=ダオラに至っては実装初日に、
    覇種の中では難易度が低めのオディバトラス素材で作成することが出来た。
    そして同タイミングで秘伝防具二重装備が追加され*3
    秘伝防具を使うハンターにとっても覇種防具を使うハンターにとっても、
    神速を使う理由がなくなってしまい、まさに神速の如き勢いで消えていってしまった
  • その後もHRハンターの武器としては実用性が高く使われていたのだが、
    MHF-G5でネグルドアーダが登場したことでリーチとスロット数以外での差別化が不可能になってしまい、
    その地位は大きく揺らぐことになった。
    G9では剛種麻痺双剣としての立ち位置を得たため、瀬戸際で踏みとどまることに成功した、と言えるか。
  • なおMHF-G6ではゴゴモアがG級対応し、
    それに伴いかつて神速同様に一世を風靡した太刀とランスが(デザインは違うが)G級武器として復活。
    また同じく人気を博した片手剣と狩猟笛は、
    G8で剛種武器直系の最終段階と言える始種武器への強化が可能になっている。
    ところが双剣に関しては、MHF-G9現在G級武器も始種武器も存在していない
    かつて一世を風靡した武器の末路としてはあまりに悲しいものがある。

関連項目

モンスター/ゴゴモア
武器/ゴゴ武器
武器/エリモスリーデル-長い斬れ味のG級麻痺双剣。この武器のG級版が出てもこの武器に食われる可能性がある。


*1 MHFでは弾かれ時の斬れ味消費を低減する業物+1と攻撃ヒット時の斬れ味消費を低減する業物+2の2段階制
*2 後に問題となった、如何なるクエストでも秘伝防具が最重要、と言う風潮が生まれたのはゴゴモア双剣実装後の話である
*3 この時点で双剣秘伝防具の地位は低迷していたが。