MHFに登場する武器。
正月に配信されるイベントクエストで手に入るお年玉を使う事で生産できる。
概要
- クエスト名は年度毎に違うが、イベント名は「○○年狩り始め」で共通している。
- 毎年異なるクエストが配信されるが、前年までの生産素材も報酬で入手できる。
- 2008年度から2016年度まで、
大剣→双剣→片手剣→太刀→ハンマー→片手剣→大剣→狩猟笛、の順に実装されている。
2012年度では全て親方印武器へ、
2014年度では全てHC武器、及び準G級武器への強化が可能となった。
2013年からは別シリーズに……と思いきや2014年からまた羽子板に戻った。
しかし2019年では羽子板シリーズではない新武器と、
既存武器のお正月っぽいカラーバリエーションが追加される。- 2012年までの物は、当初は親方印にするには「綺麗な突き羽根」が10個必要であった。
ちなみに「綺麗な突き羽根」のアイコンは何故か木の実である。
現実の羽根突きの羽根には「ムクロジ」という植物の種が使われているが、
この世界では何が使われているのだろうか。
また2014年にはこれらの武器に対するHC武器への強化素材や、
親方印orHC武器から更に強化したG級武器への強化素材が得られるクエストも配信されたが、
HC武器およびG級武器への強化素材はそれぞれ固有の物となっている。
ちなみに2014年の新作武器についても旧武器とはまた別に親方印/HC武器/G級武器への
キー素材が設定されており、そちらは当初は最新武器のクエストにおける
サブターゲット(ヒプノックのクチバシ破壊)に対する報酬で入手可能だった。
なお現在はこれらの段階において必要なイベント限定素材は設定されておらず、
いつでも最後まで強化可能である。 - 2017年のイベントでは新武器は実装されなかったが、
既存武器のうち2つについて辿異武器への強化が追加された。
2018年も同様、門松銃槍の辿異武器派生が追加された。
- 2012年までの物は、当初は親方印にするには「綺麗な突き羽根」が10個必要であった。
- 見た目は羽子板そのもので、そこにはモンスターが描かれている。
描かれているモンスター自体は普段ハンターが目にするものと同じリアルな姿だが、
新年がモチーフである為か、何と振袖を着て化粧までしている。
その化粧も付け睫毛に口紅に頬紅と、何だか物凄い事になっている。
しかもポーズまで人間の女性の様である為、その姿は見た者にほぼ例外無く絶大な衝撃を与える。
ちなみにどのモンスターも羽子板から体の一部がはみ出ている。
- 大剣
- 羽子板ブレイド
- お年玉【子】10個で生産できる。
2008年の正月に登場した、記念すべき羽子板シリーズの一本目。
火属性であり、最終強化時の攻撃力は準G級武器の平均レベルである1248。
赤い着物を着て、白い扇子を持ったヴォルガノス亜種が描かれている。
強化していくと、【艶】→【萌】→【麗】→【雅】or【淑】→【婉】という名称になる。
- お年玉【子】10個で生産できる。
- 羽子板セイバー
- お年玉【未】10個で作成できる。
2015年の正月に登場した。
そこそこ高めの攻撃力と高い水属性値が特徴。
描かれているのはアノルパティス。
例によって振袖姿で紅までさしている。
強化していくと、【水】→【冷】→【深】→【海】という名称になる。
いずれもアノルパティス自身、あるいは彼(彼女?)の生息地である極海を連想させるものである。
- お年玉【未】10個で作成できる。
- 双剣
- ツイン羽子板
- お年玉【丑】10個で生産できる。
2009年の正月に登場した。
火と毒の双属性。リーチ長だが白ゲージがやや短め。
エスピナスがピンクの着物を着て、左右の剣で向かい合っている。
準G級は現状唯一の火属性及び毒属性のリーチ長双剣であり、
パートナーに持たせると意外に活躍してくれる。
強化ごとの名称は羽子板ブレイドと同じ。 - 2017年版イベントでの辿異武器強化実装組の1つであり、
辿異武器「ツイン羽子板【艶美】」での性能は攻撃力644+火550+毒400、
匠で空ゲージとなっている。
また、エスピナスがあしらわれているからというわけでもないが、
強化素材の相方は「棘竜の厚緑鱗」となっている。
なお、辿異武器化した後もGR200より上の段階は存在しない。
- お年玉【丑】10個で生産できる。
- 片手剣
- 羽子板ソード
- お年玉【寅】10個で生産できる。
2010年の正月に登場した。
非G級武器の段階では、流石に刻竜剣には負けるが水属性片手剣の中では高性能。
属性値でこれを上回るものはリーチ短や極短だったり、現在入手困難だったりする。
パリアプリアが襟元にファーの付いた赤い着物を着ている。
また盾がニンジャソード並に小さく、
しめ縄に羽子板の羽を4枚付けたものを腕に巻くだけ。
強化していくと、【食】→【喰】→【蝕】→【私欲】or【我欲】→【大食】という名称となる。
貪食なパリアプリアらしい銘で、一応親方印も含み「しょく」と読める。
HC武器の【我欲】、準G級武器の【大食】はさすがにネタが尽きたのか「しょく」とは読めない銘だが、
やはりパリアプリアらしい銘にはなっている。
- お年玉【寅】10個で生産できる。
- 羽子板ナイフ
- お年玉【午】10個で生産できる。
2014年正月に登場した。
親方・HC共に雷属性片手剣としてはそれなりに優秀。
準G級武器では長めの白ゲージを獲得している。
モチーフになっているのはヒプノック……ではなく、アフロが眩しいこちらの鳥。
振袖姿であり、ご丁寧にクチバシには口紅が塗られている。
振袖に似つかわしくない金色のアフロもそうだが、振袖の下から見える緑色の体毛とのギャップがシュール。
強化していくと、【澄】→【晴】→【粧】or【祝】→【寿】という名称となる。
- お年玉【午】10個で生産できる。
- 太刀
- ロング羽子板
- お年玉【卯】10個で生産できる。
2011年の正月に登場した。
氷属性太刀の中でもかなり高性能。
属性値が進化武器に匹敵する程高い上、充分な攻撃力と会心率にスロット2まである。
ノノ・オルガロンが薄桃色の着物を着て、白い手提げバッグを提げている。
強化していくと【響】→【叫】→【驚】→【恐】or【怯】→【叶】と変化していく。
どれも別名である「響狼(きょうろう)」の「きょう」と読める様になっている。
前者2つはノノらしい名前だが、準G級武器までの銘はデザインに対する印象ではなかろうか…
- お年玉【卯】10個で生産できる。
- ハンマー
- 羽子板ハンマー
- お年玉【辰】10個で生産できる。
2012年の正月に登場した。
水と麻痺の双属性。他の羽子板と違い、実装当時は最終強化でも素で緑ゲージ、
斬れ味レベル+1でも青ゲージにしかならないため、
どう足掻いても同攻撃力のハンマーより数段劣ってしまうものであった。
しかし2014年に追加されたHC武器と準G級武器ではようやく白ゲージを手に入れることができた。
グレンゼブルが青と白の着物を着て、青い手提げバッグを手に提げている。
強化していくと、【瀑】→【縛】→【爆】or【曝】→【幕】→【駁】という名称となる。
いずれも「ばく」と読めるものとなっている。 - 2017年版で追加された辿異武器「羽子板ハンマー【駁】」の性能は
攻撃力2496+水1180+麻痺260となっている。
こちらも「ツイン羽子板【艶美】」と同様に「棘竜の厚緑鱗」を強化時に相方として使う。
- お年玉【辰】10個で生産できる。
- 狩猟笛
- 羽子板笛
- お年玉【申】10個で生産できる。
2016年の正月に登場した。
水属性の狩猟笛であり、性能はまずまずといったところ。
見た目は花の髪(?)飾りをつけ、桃色の着物を着たバルラガル。
片手には三味線を抱えている。
ちなみに、珍しく顔に化粧は施されていない。
強化していくと、【舐】→【咬】→【吸】→【抉】という名称となる。
バルラガルの特徴をよく表した銘である…が、
舐める→咬む→吸う→抉る …ともなれば、新年早々やや恐ろしい想像をかき立てられる。
- お年玉【申】10個で生産できる。
- 前述の通り、どのモンスターも女装(?)している。
ノノ・オルガロンは確実に雌だが、他のモンスターは外見から性別を判断する事は出来ない。
この事から、一部ではヴォルガノスは亜種が雌で、原種が雄だと噂されていたりする。
ヴォルガノスが兄貴と呼ばれているので亜種は…姉御?
ファルノックは雄である事が公式設定で明言されているので確実に女装である。どういうことなの…
- お年玉に付いた名前で分かると思うが、最大で十二支分の12種類になる。
そして、それは2019年をもって全制覇となる。
10年以上ものサービスを継続してきたオンラインゲームならではの快挙と言えよう。- ただし、順当に実装されていったかと言うとそうでもない。
確かに2019年の【亥】で一巡はしたのだが、
2013年の巳年に実装されたものは羽子板シリーズではなくカドマツガンランスで、
その生産素材はお年玉ではなく「東方の竹」というものであったからである。
それゆえにお年玉【巳】だけが欠番になっており、
最短でも次の巳年である2025年まで制覇は叶わないと思われていたのである。
だが、2019年のイベントでは2つの武器が用意されており、
その一方の入手方法が「本年までのお年玉すべてと東方の竹を揃えて交換」であり、
その交換の流れが「前半6つのアイテムとの交換で【巳】を入手し、
【巳】及び後半6つの計7つと交換で生産券を入手」という流れとなったのである。
【巳】が実装されたのはこの流れの一部としてなのである。
若干強引な気もするが、干支が一巡するほどの間サービスを継続してきたことは事実なので目を瞑ろう。 - なお、当初は「武器も12種類揃うのでは?」と予測されていた。
かつては全部で11武器種だったが、MHF-G3当時に新武器種が登場すると発表されてから、
このような期待が寄せられるようになったのである。
しかし現在は第2、第3の新武器種追加や、
既存武器の新デザイン登場、
辿異武器派生や羽子板シリーズではない武器にお年玉を使用するなどの複雑な事情により、
現在ではこの声はほぼ見られない。 - いつかは全武器種の羽子板シリーズが揃う日も期待されていたのだが、
残念ながらMHFのサービス終了により叶わぬ願いとなってしまった。
とはいえ、近年は本家にもMHFの要素が徐々に逆輸入されていってるので、
これらの武器の再登場に期待を寄せたいものである。
- ただし、順当に実装されていったかと言うとそうでもない。
関連項目
武器/門松銃槍【深雪】 - 2013年版イベントの新規武器。
武器/お正月武器 - 2019年版イベントの新規武器。
イベント・メディア展開/武器デザインコンテスト - 2019年版イベント武器の「キョロキョログーク」についての記載あり。