MHF-G3で実装された、G級ベルキュロスのG級武器。
強力な雷を纏った一撃を繰り出すことができる、舞雷竜の意思の宿りし片手剣。
当記事ではMHF-G9.1で実装されたG級ドラギュロスの「至極冥雷剣【雷鶏】」についても記す。
目次
概要
- MHF-G3当時、リーチ長のG級片手剣は至極舞雷剣とダードラウラしか存在しなかった。
そういう意味ではかなり貴重な武器だったと言える。
また至極冥雷剣は単純龍属性だが、単純龍属性G級片手剣は現状これを含めても4本しか存在しない。*1
- 至極舞雷剣の実装が2013年11月、至極冥雷剣の実装が2016年3月と、
実装された時期にはかなり大きな開きがある。
その間に行われた片手剣自体へのテコ入れや、MHFの風潮の変化なども相まって、
両者は性能上でもかなり大きな差が生じている。
詳しくは後述するが、現状では後発の至極冥雷剣【雷鶏】を作った方がいい。
性能
至極舞雷剣【不死鳥】
- 至極舞雷剣【不死鳥】 の性能だが、真舞雷剣のようにデフォルトでプラス会心が設定されている。
Lv20では白ゲージしか発生しないが、
Lv21で斬れ味レベル+1を発動させると紫ゲージが発生する。
攻撃力は572、会心率10%、雷400と属性値以外は真舞雷剣【鳳凰】を完全に超えている。
最終性能であるLv50では、攻撃力630、会心率15%、雷属性480となる。
- 武器倍率500(攻撃力700)を超える空色ゲージ属性片手剣がゴロゴロ存在する現在においては、
残念ながら主戦線に耐えうるほどの性能は有していないと言わざるを得ない。
だが当時は貴重なリーチ長属性片手剣であった事と、
デフォルト会心も特殊なスキルなしでの使い道が存在していたため、採用の余地がある武器ではあった。
- 上述したように現在では型落ちしてしまっている武器ではあるが、
今後のテコ入れに期待したいところではある。
至極冥雷剣【雷鶏】
- G級ドラギュロスの武器は全てそうなのだが、
生産段階で斬れ味ゲージが既に完成してしまっているという特徴がある。
その為、強化で斬れ味が伸びたり変わったりすることはない。
ではどんなゲージになっているのかというと、大体こんな感じの配分になっている。
既存の武器で言うとバクゲキブレイドと同じ斬れ味ゲージであり、
生産時点で即戦力として使っていくことができるだろう。
ただしこの時点での属性値は龍200と低い。
- Lv50時の性能は以下の通り。
- 貫禄の武器倍率500超えである攻撃力725
- G級片手剣中2番目に高い龍属性900
- 使い勝手の良い会心率10%
- まず物理性能に着目すると、会心率を考慮しなくても、
リーチ長の空色ゲージ持ちG級武器片手剣としては現状4番目に高い攻撃力を有している。
と言ってもその差は武器倍率にして10程度であり、シジルなどで十分カバー可能な値である。
会心率については閃転スキルで拡張してもいいし、
見切り+4構成の会心率補填に使うなど小回りの利く運用ができるだろう。
- 属性についても900はG級武器片手剣としては十分高水域であり、
そもそも純粋龍属性片手剣が少なすぎるため、差別化としては問題ない。
少し手を入れれば属性値1000超えも容易だろう。
- そしてこの武器の最大の特徴は
「通常生産可能なG級武器でありながら物理と属性が高水準でまとまっている」点にある。
武器倍率500オーバー+空色ゲージ+属性値1000超えという片手剣はMHF-GG以降続々登場してはいるのだが、
いずれもG級技巧武器だったり天廊武器だったりと、常に作成できるという性質のものではなかった。
龍属性で言えば神封龍剣【絶一門】が攻撃力716、龍属性1500、空色ゲージ有と超高水準でまとまっているが、
神封龍剣はG級技巧武器な上に俗にいう塊マラソンをこなさないといけないため、
常に作成が可能とは言いがたいものであった。
だが至極冥雷剣は一般的なG級武器であるため、素材集めは常に可能となっている。
スペック上も既存武器に全く劣らないものとなっているので、
シジルで個性付けを行っていけば十分な活躍が期待できるだろう。
余談
- 至極舞雷剣【不死鳥】の「不死鳥」はいわゆるフェニックスの事であり、
「鳳凰」に似た存在(同一視する人も多いが、本来は別系統のものである)と言われている。
これは真舞雷剣【鳳凰】を意識したネーミングだろう。
- 至極冥雷剣【雷鶏】の「雷鶏」はライチョウという実在する鳥の別名である。
日本では固有種の亜種ニホンライチョウが元来から信仰の対象として崇められていた。