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武器/艶妃剣【仮初】

Last-modified: 2018-10-04 (木) 11:09:40

MHF-G6で登場した、G級ナナ・テスカトリの素材を用いて誕生したG級片手剣
所有者の心を奪う代わりに、永遠の勝利をもたらす蒼き剣と言い伝えられている。





概要・性能 Edit

  • かの有名な炎妃剣【渇愛】と同じデザインの片手剣。
    しかし、生産したてではその力を感じられず、武器を構えても渇愛のように赤いオーラは纏わない。
    性能を見ても、攻撃力504、火属性680にデフォルトで短い白ゲージ、匠で普通程度の紫ゲージと、
    片手剣全体では高スペックでも、G級武器として見ると非力。ただただ弱々しいような外見に見える。
    • なお、剛種武器とG級武器は独立した存在であるため、渇愛をこの仮初に強化することはできない。
      もっとも、もしできたとしても渇愛が秘めていた強大すぎる火属性の力が失われてしまうのだが…。
  • このままではただの弱々しい片手剣なので強化を重ねて行ってみよう。
    最初に斬れ味ゲージが強化されるLV21時の性能は、
    • 攻撃力583、デフォルトで紫ゲージが35発現。
    • 火属性値は1560
    と、属性値こそは渇愛には及ばないものの、
    物理性能の強化によってバランスの取れた感じの性能になったと言える。
  • しかし、LV50まで強化できるG級武器。次の斬れ味強化があるLV41時の性能を見てみよう。
    • 攻撃力635、火属性値1960と高属性値武器の中では高水準と言える所まで上昇。
    • 紫ゲージが更に延長。斬れ味レベル+1発動で遂に空色ゲージが姿を現す。
    と、この時点でも十分なスペックになったと言えよう。
  • しかし、それでも満足せず限界のLV50まで強化していくことで、
    その驚異と言える性能が目に映る。その性能は、
    • G級武器でも上位に位置する攻撃力672
    • LV41から変わらずの標準で長い紫ゲージ、斬れ味レベル+1で発生する空色ゲージ
    そして…
    • 火属性2300
    ついに渇愛を凌駕した火属性片手剣がここに姿を現したのである。
  • この火属性値2300は渇愛を凌駕する属性値と言ったが、
    特記すべき点はLv49以上に強化するだけで渇愛の属性値を超えてしまうこと。
    GGで実装された紅ミラボレアスの紅魔*1剣「獄・紅魔邪龍剣」が存在したが、
    そちらはデフォルトでの火属性値は1185であり、
    シジルを用いないと渇愛を超える火属性値まで高めることはできなかった。
    • では、シジルを用いて両者の属性値を限界まで引き上げて比べてみよう。
      MHF-Z時点で、属性値をプラスするシジルの理論上の限界は、
      1枠あたりプラス15が3つ発現したシジルを3つ焼き付けることであるが、
      両者にこれを焼き付けたとすると、
      • 獄・紅魔邪龍剣:(紅魔790+1450)×1.5=3360
      • 艶妃剣【仮初】:火2300+1450=3750
      となり、獄・紅魔邪龍剣でも追い付くことができず、理論値でも火属性値では当時としては最高となった。
      もちろんこのシジルの入手確率は非常に低い(というか机上の空論に近い)うえ、
      属性値+15のシジルが出るものは、基本的に至天征伐戦のシジルのみであり、
      様々な面でハードルが高いものとなっている。
      何方にせよ、実際は更に斬れ味補正の差(空色ゲージ)による数値差も生じるため、
      仮初は登場からMHF-Zに至るまで、最高の火属性を誇る片手剣となっている。
  • 更にG級武器は属性値以外にもシジルでカスタマイズできる要素がある。
    そう、渇愛の弱点であったリーチである。
    シジル「蒼輝剣」を焼き付ければ渇愛の弱点であったリーチを補うことが可能となる。
    低下値も武器倍率-25と深く気にする必要が無い値である*2上、
    元々高すぎる火属性値という強みを持っているため軽視しやすい。
    勿論、その属性値をさらに高めるという選択もアリだろう。
    • なお、リーチUPシジルを用いるとシジルスロットが1つ消費する弱点があるが、
      それで上記考察にて述べているシジルを二つ焼き付けた時点で属性値は2900と、
      3つ全て焼き付けた獄・紅魔邪龍剣と比較してもなお上回っている
      使い勝手を求めてリーチUPシジルを2つ付けてリーチ長にしてもなお2600である。
      更に、リーチUPシジルが発現しやすいレシピの1つであるゼルレシピAには
      発動しやすい効果に「属性値」が共に含まれており、しかも最大値の10まで出る
      運がよければリーチUPに加え、残り2枠で属性値合計+10くらいは出ることまでありうる。
    • また、当時の選択肢として、リーチを伸ばさずとも嵐ノ型を用いるという方法もあった。
      嵐ノ型は突きによるコンボ攻撃を繰り出し、その特性上リーチ短の弱点をある程度補うことも狙える。
      また、G6アップデートにて嵐ノ型が属性が強化されるという特性を得たため、
      更に高すぎる火属性値を活かしやすいだろう。
      G9では更に斬れ味ゲージによる属性補正が大幅に引き上げられており、
      火属性が弱点のモンスターには正しく壊滅的な火力を発揮できることだろう。
  • と、性能面について長々と述べたが、見た目にも変化が現れる。
    強化を重ね、火属性の力が高まると抜刀時に赤いオーラを纏うようになる。
    強化していき、その力が高まっていくのを実感しやすいギミックと言えよう。
  • 最大の欠点。それはG級ナナ・テスカトリと言うべきだろう。
    剛種ナナ・テスカトリは、初登場に備えて準備をしていたハンター達を震えさせる実力を発揮したが、
    G級ナナ・テスカトリもその再来とも言える高い実力の持ち主で、
    実装時に武具をしっかり整えたG級ハンター達を震え上がらせ、剛種の再来を感じせさせたほどである。
    また、剛種ナナ・テスカトリと違い、剥ぎ取り限定の希少素材*3が要求されるという、
    リアルラックが絡む点でも強化難易度は高いと言える。

変遷 Edit

  • MHF-G6の時点では、片手剣の物理も大幅強化されたとは言え、
    この仮初が登場してしまったことで、かつての渇愛のように、
    これさえあれば他の(火属性)武器は要らないのでは、という声も一時上がることになった。
    ただ「物理も大幅強化された」という環境を踏まえると対抗馬が存在しており、
    仮初の長所を活かすには火属性が有効なモンスターに運用を縛った方が良いとされたが、
    多くの武器がこれに「食われた」状態になった感は否めない。
  • その後、渇愛を超えられる可能性がある武器として、
    天廊武器の「エターナルグローリー」が挙げられるようになった。
    あちらはチューニング次第で性能が変わるため、一概に比較はできないものとなっているが、
    空色ゲージを持てる上に、属性値と攻撃力を高水準で両立できるという、
    仮初の不足部分を補うことができる特徴がある。
    具体例としては攻撃にコスト130、属性に70、斬れ味に100振った場合の性能は、
    攻撃力686属性2300、斬れ味紫70+空50リーチ長と、単体性能では仮初を超越する
    天廊武器にはシジルを焼き付けられないため、最終的な属性値は仮初に軍配が挙がるが、
    グローリーは天廊石スロット2によってW属性攻撃強化を搭載するのが容易であり、
    更に一切のコストなしでリーチ長で扱うことができるという見逃せない点を持つ。
    無論攻撃力を引き下げることで更に属性値を引き上げていく選択も可能となっている*4
  • また、G9では同じく天廊武器の「カルマ」も登場している。こちらも天廊石2スロット。
    属性値の伸びはエターナルグローリーと同じであるが、リーチ中であるためか物理の伸びが格段に良く、
    上記と同条件の場合、同じ属性値2300に加え攻撃力728
    G級全体で見てもここまでの物理性能と属性値を両立しうる片手剣などほとんど存在しないほどの
    ぶっ壊れ一歩手前の性能であり、仮初とはリーチが近いこともあってグローリー以上の強敵である。
    G9.1では同コンセプトの天廊武器「ペインキラー」も登場。
    リーチ極長なのでかなり使いにくいが、万遍なく火属性が通るような相手には非常に強力と言える。
  • 当然仮初も、全ての属性強化系スキルを発動したうえで、
    更にモーションに属性値プラス補正が乗る嵐ノ型の運用に縛るなど、
    高属性値を極限までに活かす運用をすれば差別化は十分可能である。
    もちろんこれに限らず始種武器の存在も考えると、シジルを一切付けないのは割に合わないため、
    チューニングによる差別化も生き残るには重要な要素である。
  • いろいろと挙げてきたが、G9時点では属性値においてはナンバーワンの武器であった。
    何故ならMHF-G9時点での「最強」とされるG級進化武器の属性特化派生【絢爛】ですら、
    その属性値は1600しかないのである。
    まさに純粋な武器属性値にて渇愛を超えるのは渇愛の系譜のみであることを証明した、
    と言われた片手剣である。
    その属性値の高さゆえに、今後登場するであろう超低防御率のモンスターに関しても、
    「属性ダメージ」をメインダメージソースとして攻めることができる可能性があると言われていた。
  • だが、「極み吼えるジンオウガ」の登場によってその可能性は大きく揺るがされることになった。
    先述した「超低防御率」は防御率0.1程度のモンスターを指しており、
    まさかその1/2の防御率のモンスターが、属性肉質も最大15程度であるとは予想されていなかったのである。
    ここまでくると属性は「追加ダメージ」としてはちゃんと機能するが、
    物理と属性を高次元で両立させた方が、属性のみで攻めるよりもよほど効果的である。
    極み吼えるジンオウガは火弱点ではないことが最初から分かっていたため、
    【仮初】の運用はそもそも前提にはなかったが、続く「極み駆けるナルガクルガ」は、
    火が20通る部位がありながら【仮初】の属性ダメージだけを頼りに立ち回る運用がされる事は遂になかった。
    また嵐ノ型についても、MHF-Zで登場した極ノ型の優秀さから嵐ノ型が使われることがなくなり、
    更にエンドコンテンツのやり込みを行うプレイヤーの間では、
    片手剣については複属性の武器の方が機能しやすいという認識が持たれるようになり、
    【仮初】が運用されることはなくなった。
  • 単純な属性値についてはその後も「最強」の地位を保ち続けていたが、
    2018年4月に登場した辿異進化武器【絢爛】にて遂に属性値が3000の片手剣が登場、
    作成難度の問題で比較はできないが、渇愛を超えるのは渇愛の系譜のみという図式も覆された。
    繋ぎとしても、ただでさえ50回の強化が煩わしいとされるようになった昨今で、
    更に飛びぬけて強いナナ・テスカトリの素材を大量要求されるため、今から作るのも微妙となっている。

余談 Edit

  • 銘である仮初は「かりそめ」と読み、「一時的、その場限りの、いい加減な」といった意味を持つ。
    MHF独自のナナ・テスカトリ武器は、女性の一面を表したような銘が付くのが特徴的であり、
    デザイン元の【渇愛】と強化前の【偏愛】はそれぞれ、激しい愛着偏った愛情を意味する。
    そういう観点でこの【仮初】を読み解くならば、一時の恋、熱情と考えるべきだろうか。
  • 炎妃剣【渇愛】が実装されたのはシーズン7.0。
    そして、この片手剣が実装されたのはG6。
    奇遇にも、どちらのアップデートも「片手剣の待遇を見直す」という共通点があり、
    G6では実際に片手剣という武器種自体に上方修正という形として現れている。
    それ以外にも、武器自体でも上方修正を施そうとしたと思われ、
    特に渇愛と、この仮初はそれを強く思わせるものとなっている。

関連項目 Edit

モンスター/ナナ・テスカトリ
武器/テスカト武器
武器/炎妃剣【渇愛】 - 同デザイン、異常と言える火属性値が共通する剛種片手剣。






*1 紅魔属性は火属性150%、龍属性50%の複属性である。
*2 なお、2つ以上焼き付けてもペナルティは重複しない。
*3 1%の剥ぎ取り希少素材、HCモード2%のHC素材がそれである。
*4 上げ過ぎるとコストパフォーマンスが悪くなり、属性の上昇分以上に物理が低下するため実用域はせいぜい属性コスト100程度までか。斬れ味100(匠空)を前提とすると、属性コスト100時は属性2600、攻撃力637とまだ実用域だが、属性コスト最大の180ともなると属性値は3200に対して、攻撃力は約半分の350止まりになり、理論値シジルの仮初を大きく下回ってしまう。