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MHFに登場する、HC武器に分類されるアカムトルムの双剣。
メインシリーズの覇爪アムルカムトルムとは別物である。
ややこしいと思ったあなたは間違っていない。

概要

通常武器の覇爪アムルカムトルムと比べると、より鋭利なデザインで配色も明るめ。
誤変換しやすいが、通常武器が「覇爪」なのに対して、HC武器は「覇双」である。

他のアカムトルムのHC武器の例に漏れず、この双剣も非常に強力。
- 高水準の攻撃力350。
- 龍属性310と十分な属性値。
- 斬れ味レベル+1でそれなりの長さの白ゲージ(HCクエストではその白が全て紫に変わる)。
この双剣の登場により、炎妃双【悪女】やニゲル＝ニンブスを筆頭に、
かなりの激戦区となっていた龍属性双剣部門へ、また新たな顔ぶれが加わることとなった。

通常クエストではさすがに上記2種の剛種双剣にはかなわないが、
HCクエストでの運用となると話は変わってくる。
炎妃剣【悪女】の特徴は短期決戦向きの長い紫ゲージと会心率10%、そしてスロット2
一方、ニゲル＝ニンブスの特徴は、それなりの紫ゲージと長い白ゲージで継戦能力が高いという点。
HCクエストにおける覇双アルカムトルムは、炎妃双【悪女】の紫ゲージと、
ニゲル＝ニンブスに匹敵する白ゲージでこれら2本の斬れ味ゲージの良い点を併せ持つのである
(ただし紫ゲージは40になるので、炎妃双【悪女】よりもさらに長い)。
そもそも覇双アルカムトルムはレア度5と、
フォワード.5までのSRシステム下では比較的早い段階で運用が可能であったので、
SR600までは実質的に最強の龍属性双剣として君臨していた。
- MHF-G1からは秘伝書装備時のレア度制限は撤廃されたが、
  それでも上述したように炎妃双【悪女】とニゲル＝ニンブスの双方の長所を併せ持つため、
  SR帯のハンターにとって一定の需要は存在していた。

覇双タルカムトルム⇒ハルカムトルム⇒シルカムトルム⇒アルカムトルムと強化していく。
要求されるHC素材は、生産時点では上位ヒプノック繁殖期の「眠鳥の純蒼毛」、
ハルカムトルムへの強化に上位アカムトルムの「覇竜の極鱗」、
シルカムトルムへの強化に上位クシャルダオラの「鋼龍の猛殻」、
そしてアルカムトルムへの強化にはアカムトルム変種の「覇竜の壊爪」が必要となる。
- かつてはこれらに加え、ドラギュロスやリオレイア奇種のHC素材も必要だった。
  ただし上記した炎妃双【悪女】やニゲル＝ニンブスも当時は作成難易度がかなり高かったため、
  総合的な労力としてはそこまで差があるものではなかった。
- ちなみに、かつて覇双アルカムトルムへと強化する際に必要だった
  リオレイア奇種の「桜火竜の艶殻」だが、
  この武器の登場時点ではまだリオレイア奇種が実装されていなかったので、
  シルカムトルムまでは強化できても、
  アルカムトルムへの強化が可能となるのは7月25日から(約2ヶ月後)となった。
  上記のような高性能さからリオレイア奇種の実装を待ちわびていたハンターも少なくはなく、
  ある意味では思い出深い素材でもあったのだが、
  MHF-G10での素材緩和後ではそれ自体が要求されなくなった。

現在ではそもそも、アルカムトルムに限らずHC武器自体が積極的に使われているとは言えず、
ゆえに狩場で見かけることもほぼ無くなってしまったが、
この武器の後継者と言える存在として、G級武器「覇皇爪テラカムトルム」がある。
こちらもまた全盛期のアルカムトルムを彷彿とさせる性能に仕上がっている。

余談

アカムトルムの双剣としては既に「覇爪アムルカムトルム」が存在しており、
他シリーズにも登場しているという点で見てもあちらの方が遥かにメジャーである。
MHFにも登場しているが、攻撃力は350と高いものの、無属性、斬れ味が緑止まり、
さらには会心率-30%という救いようの無い性能であるため、需要は皆無。
アカムトルムの狩猟が解禁されるランクになってこんな武器を作る余裕があるなら、
素直にアカムトシリーズを目指したほうがよっぽど良い。
ちなみにMHFにおける通常武器のアカムト武器は会心率がバラバラで、
太刀と双剣はマイナス、弓はゼロ、狩猟笛は10%と少しプラス、ガンランスは50%とかなり大きく、
会心率に関しては、アカムトルムの武器自体が不遇なわけではない。

武器名は「アルカムトルム」であって「アカムトルム」ではない。確かにアカムトルム素材の双剣だが。
また、強化途中段階の「ハルカムトルム」と一字違いの「ハウカムトルム」とも間違えぬよう。

武器/覇双アルカムトルム

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