武器/赤龍ノ掴ム鎚

Last-modified: 2024-03-21 (木) 07:56:21

目次

概要

  • 名前通り「手に何かを掴んでいる」様に見える外観をしている。
    持ち手の形状はガロア武器が近いか。
    布の下の意味ありげな切れ目を除けばさほど突飛な形状でもなく、
    覚醒レベル上昇による変化も布の黒ずみと、漏れ出すオーラが強まる程度。
    しかし、問題は強化後の抜刀時
    布が外れた下からは不気味にギョロギョロと蠢く巨大な眼球が現れる。
    さらに溜めの段階に応じてオーラが燃え盛り、眼球は充血して縮瞳が起こるなど、
    いまだ生命活動が続いているかのような動きを見せ、
    布で巻いて封印したくなるのも宜なるかなという出来ばえとなっている。
    そもそもの入手経路が不明な上に、ムフェト・ジーヴァから眼の素材は取れないので
    何を使ったのか分かったもんじゃない

覚醒前の初期性能

  • 性能は以下の通りで、攻撃力・斬れ味・会心率等の基本性能はどれも同じ。
    ここから覚醒能力を5つ選んで付与していく事で基本性能を強化できる。
    また、1部位分の防具のシリーズスキルを付与する事も可能。
    名前攻撃力会心率斬れ味
    (匠LV5)
    属性
    (龍封力)
    状態異常スロット
    赤龍ノ掴ム鎚14045%白40
    (白90)
    属性値180
    (龍封力中)
    状態異常180
    (毒・爆破のみ210)
    Lv4×1
  • 多少基礎攻撃力は高めだが、他の性能は正直微妙といわざるを得ず、この程度だと生産武器に見劣りする。
    属性はどれもオマケ程度しかない。
    覚醒能力の付与はやはり必須だろう。

構成ごとの解説

  • ハンマーは大剣同様に一撃重視型の武器種であるのだが、
    MHW、MHW:Iで坂を使った回転攻撃、クラッチクローを使った回転攻撃と、
    なにかとグルグルするモーションが追加された。
    そしてどちらもメイン火力に据えられる程のモーション値になっており、
    手数が増えたことによりMHXX以前のようには斬れ味を維持しづらくなっている。
    そのため、壊滅の一撃ほどの斬れ味がない場合は達人芸運用にするのが一般的。
    しかし、裏を返せば手数が増えたことにより属性や状態異常を以前よりもアテにできるようにもなったととれる。
    • もっとも、物理重視武器に変わりはないので属性特化させる程ではない。
      なんでもいい→少しは考慮する
      くらいの変化だろうか。
  • 傷つけ1回組で、なおかつ傷つけに派生する攻撃が手軽で強力なため、
    弱点特効を50%換算で運用することは全武器でもトップクラスで容易。
    しかし溜め3から派生して傷をつける場合ヒット数が多いので、
    達人芸運用だと運悪く会心を引けないと斬れ味がゴッソリ減ってしまう。
    意識しなければならない程ではないが、会心が安定しない場合は斬れ味にも注意しておこう。

物理特化構成

  • 攻撃力強化と斬れ味強化が候補であり、達人芸テンプレでよくある攻撃力強化VIVV斬れ味強化VVや、
    攻撃力強化全振りの白ゲージ運用などがメジャーな模様。
    会心が安定しない場合は斬れ味強化を増やしたり、
    あまり見かけないが会心強化*1を付与するのもいいだろう。
    シロナガスにして物理特化する運用もある。こちらは達人芸よりもスキル自由度が高くなりやすく、
    補助スキルを積む構成になる場合は達人芸+補助スキルより火力が高くなりやすい。
  • Ver.12時点での火力は文句無しの全ハンマー中トップであり、
    ダメージによる怯みとスタンが噛み合えばハメに近い立ち回りもできる。
    達人芸構築さえ済めば必須スキルが特になく、Lv4スロットもあるため、
    ヴァルハザクのような対策スキルが必要な場合でも苦労せずに対応できる。
  • 使う属性はどれでもいいので、他の武器同様爆破だけ作るのでも問題はない。
    ただ、回転ホームランや坂グルグルのようなモーションを多用するプレイスタイルでは手数が多いこともあり、
    その場合は爆破以外の状態異常でも発動が期待できるため、弱点属性を使うのも有効になる。
    • マルチの場合耐性上昇もあり、同状態異常の使用者が重なるとやや勿体ない。
      龍光石に余裕があれば、ぶっ飛ばしを狙える睡眠型や、
      それも使用者がそこそこいる為麻痺型も作る価値はある。
      オマケ程度の属性値でも1、2回は発生する為実用性は充分。
      対古龍抑制用に属性値が低くても問題のない龍属性型も選択肢にあがる。
      上記の通りとりあえず1本というなら爆破だが。
  • ライバルになるのは他の赤龍武器と同じく砕光武器
    紫ゲージ運用の爆破赤龍武器がほぼ同じ性能になっており、素の火力で言えば極僅差でこちらが上回っている*2
    が、あちらにはLv3スロットが1つ空いており、それを生かすことで逆転されることも。
    ここまでの僅差だと実ダメージ差も極めて微弱である。
    尚、睡眠や麻痺なら差別化自体は容易で、共通してLv4スロット1つであることから装備の使いまわしが効く。
    他状態異常との使いまわし利便性とギョロ目の赤龍武器か、
    元祖爆破使いの尻尾丸ごと砕光か、好みの見た目で選んでも構わないだろう。
    • また、他武器種と同様、空いたLv3スロットに耐衝珠【3】を詰めこむことで、
      赤龍武器はソロ、砕光武器はマルチと使い分ける手もある。
    • 現在では下記のミラデモリッシャーが台頭しており単純な性能では互いに後塵を拝する。
      しかし砕光武器は製作難易度がこちらより圧倒的に低く繋ぎにしやすい、という利点がある。
      だが繋ぎとして考えると砕光武器でも赤龍武器でもなく
      激昂ラージャンの武器である鬼神鎚【金鬼】の方が時期で優秀であり、
      単純に淡々と進めるだけであればいずれも少し苦しい立場かもしれない。
  • 最終的な環境では、少なくとも純粋な物理数値及び龍封力、そしてスロットではミラデモリッシャーに及ばない。
    とはいえ白換算するとあちらと比べて倍率20程度の差、
    その上で傷なし会心100%、非怒り時会心100%などを実現できるため
    実際の火力差はやや追いつけないという程度で割と近いところまでは来ている。
    またスロット面を見るとこちらは見切り5・弱特3・挑戦者7の時点で会心100に到達しているため、
    実質的にはあちらが見切り7を要する分、つまりLv4達人珠1つ分の差であり、ほとんどトントン。
    ここまで来れば1回麻痺・睡眠を取れるようならばミラデモリッシャーにほぼ並ぶし、
    麻痺や睡眠を考慮に入れたハメ狩猟なら人数や内容次第で追い越すこともあり得るため
    麻痺と睡眠に限って言えば必ずしもミラデモリッシャーに及ばないわけではない…かもしれない。
    蓄積値が高いとは言えない為差別化を図るのは結構大変だが、余力があれば手を伸ばしてみるのもいいだろう。

関連項目

モンスター/ムフェト・ジーヴァ
武器/赤龍武器


*1 会心率をスキルで補いやすく、カスタム強化でも対応できてしまうからだと思われる。
*2 上記の例だと武器倍率2、会心率5%分赤龍武器の方が優位。