武器/轟弓【虎髯】

Last-modified: 2023-11-29 (水) 11:01:41

目次

概要

  • 轟竜の強靭な素材を脅威の技術力で加工、実用化した剛弓。
    矢を放つたびに死を撒き散らすと言われる。
  • ティガの背中のギザギザのエッジを加工したフレーム部分と、持ち手の部分にある一対の爪の飾りが特徴。
    轟竜らしい、じつに攻撃的なフォルムである。
  • 意外なことにMH4Gでレギオス弓が登場するまで、メインモンスター素材の弓では
    唯一の連射弓だった。

轟弓【虎髯】

  • 虎髯(こぜん、とらひげ)とは顔の周りに生える強張ったいかめしいヒゲ、或いはそんなヒゲの生えた人相を指す。
    『三国志演義』において、劉備の義兄弟である豪傑・張飛の人相が虎髯とされた。

MHP2(G)

  • ティガアローI → ティガアローIIを経てこの轟弓【虎髯】となる。
    312というMHP2中2位タイという攻撃力を持ち、溜め3は連射4という攻撃的な性能。
    生産、強化に使用する素材も楽なものが多く、部位破壊や確定報酬で手に入るものばかり。
    しかし、ティガ武器特有の会心率-30%最終強化してもスロットは0
    強撃と毒ビン以外には対応していないと、色々な所に穴がある性能となっている。
    • そしてなにより、MHP2にはあのはきゅんこと覇弓レラカムトルムがいた。
      攻撃力では僅かに勝てるものの、それ以外の要素では完全敗北するという結果になってしまった。
      繋ぎとしても、上位ティガが★8になって漸く出る為微妙。
  • MHP2Gにて、G級素材を使用することにより轟弓【大虎髯】へと進化。
    • 攻撃力384と上昇
    • 溜めLVは順に連射3-貫通4-連射5(-貫通5)
    • 使用可能なビンは強撃ビン、毒ビン、ペイントビン
    • 地味ながらスロット1を獲得
    MHP2時代に苦汁をなめさせられた相手が弱体化、又は属性での差別化を図ったのに対し、
    この轟弓は無属性連射弓としてのポジションを確立したのであった。
    尚会心率は相変わらず-30%と痛いので、連射弓としては殲滅と破壊の剛弓IIユミ【凶】
    クーネレラカムなどが完成するまでの繋ぎとしては優秀である。

MHP3

  • MH3では武器種ごとリストラされたものの、MHP3にて復活。再び狩場に姿を現した。
    G級が存在しないため、最終強化は轟弓【虎髯】となる。
    また、亜種の素材を使った派生は存在せず、この轟弓【虎髯】にも亜種の素材は使わない。
  • 攻撃力240(ブーストで255)、対応しているビンは強撃・毒・ペイント・減気、
    溜めLVは連射3-連射4-連射5(-拡散4)と根っからの連射弓になっている。
    連射弓と言えばイケメンことファーレンフリードがいるが、向こうは溜め4まで溜めて連射4なのに対し、
    こちらは溜め3で連射5を持ち、マイナス会心を考慮しても理論上のDPS全ての弓の中で最強
    これは即ち「立ち回りが理想に近くなればなるほどファーレンよりも強くなる」事を意味する。
    たとえ麻痺ビンやスロットが無かろうが会心率が-20%だろうが、
    高い攻撃力と連射5があれば最強へとなりうるのである。
    付いた愛称が漢弓兄貴とも。汎用性を捨て、強さのみを求めた汗臭く漢臭い弓と言えよう。
    • ……実際そこまで理想的な立ち回りは不可能ではないものの難度は高く、
      選民でもない限り実際の使い勝手という面から見ればファーレンと一長一短といった感じではある。
  • 弱点特効と通常弾・連射矢UPのスキルを持つシルバーソルとの相性は抜群。
    元々高い攻撃力を強化し、プラス会心で弱点を打ち抜いた時の威力は圧巻である。
  • ここまで完成された連射弓にこれ以上の説明は不要かもしれないが、一応曲射は爆裂型。
    敵が離れた時にでも戦闘のアクセント程度に使ってあげよう。

MH4

  • MH3Gでは再びリストラされたものの、4ではティガレックスと共に再登場。
    G級がないため強化は轟弓【虎髯】で打ち止め…かと思いきや、その先が存在する

MHX

  • ティガレックス続投につき、当然引き続き登場。
    ハプル弓からの強化もしくは一発生産で入手可能。
    MHXでは亜種及び希少種が存在しない為、最終強化は轟弓【虎髯】となる。
    前作の飛び抜けた性能から真っ先に作成したハンターも多いだろう。
    しかし、その多くのハンターの期待を背負った漢弓の最終強化の性能はというと…
    • 飛び抜けて高いとは言えない攻撃力220
    • ティガ武器特有の会心率-25%
    • スロット無し
    • 全状態異常ビンに対応するもまさかの強撃ビン両レベル未対応
    • 溜めLVは連射LV3-連射LV3-連射LV4-(重射LV4)
    どうしてこうなった。
    MHP3の時よりも性能が下がり、最早これを持つ理由が見当たらないレベルの弓となってしまった。
  • ただでさえ今作はスキルが組みにくくなっているのに
    強撃ビンはおろかスロットまで失ったのが大きく、
    装備によっては強撃ビンの追加すらできない場合もありうる。
    仮に追加しても属性弓程度の攻撃力と致命的な会心率が足を引っ張り、
    他の連射弓の劣化に留まってしまう。
    ここまで来るとどう使わせたいのかが謎でしかない。
    • 一応、強撃ビン以外のビンは全て使えるが、
      状態異常の蓄積に向いた拡散矢が撃てない上にビン強化も無い。
      サポート役としても中途半端である。純粋な火力だけを求めていた漢臭さはもうそこにはない…
  • 今回は強撃ビンがLVで分かれて分配されたため、両LVとも対応していない弓は本当に数えるほどしかない。
    数値の調整はともかく、強撃ビン完全非対応はさすがに粗末を通り越して酷いと口にするアーチャー達が後をたたない。

MHXX

  • 強化したはいいが強撃ビンが使えない、ということで倉庫に死蔵されていた轟弓【虎髯】。
    限界突破に一縷の望みをかけて加工屋に行くと…LV1強撃ビン対応の文字が見える。
    ここに来てようやくティガ弓は強撃ビンを取り戻し、名誉挽回に成功したのである。
  • 最終的には轟弓【大虎髯】へと究極強化される。その性能は…
    • 頭一つ飛び抜けて高い攻撃力360
    • いつものティガ武器特有の会心率-25%
    • スロット1
    • 全状態異常ビンに対応した上に強撃ビン両レベル対応
    • 溜めLVは変わらず連射LV3-連射LV3-連射LV4-(重射LV4)
    漢弓、ここに復活。
    連射5がないため完全復活とはいかなかったが、ここまで来れば及第点である。
    というか、前作の扱いがあまりにも酷すぎた事を思えば大躍進と言う以外にない。
  • 無属性連射弓としての主なライバルはネルスキュラの弓であるスキュラヴァルアローと、
    今作のラスボスアトラル・カの弓である真名ウプウアウト
    後は隻眼イャンガルルガの弓である隻眼大弓【災】、コラボ武器である聖なる弓Gあたりか。
    あと荒鉤爪の弓も似なくていい曲射を含めて全体的に似た性能である。詳しくは後述。
    • スキュラヴァルアローは攻撃力320と悪くない火力を会心率30%が後押しし、
      さらには溜め3が連射LV5とかなりの性能を誇る。
      強撃ビンはLV2には対応しているがLV1には対応していないため、
      LV2強撃ビンを使い切ってからLV1強撃ビンを使い切るまではこちらが有利。
      あちらには睡眠ビン強化もあるが、こちらは全状態異常ビン対応なので状態異常に関しては互角か。
    • 真名ウプウアウトは攻撃力がこちらと同等の360にマイナス会心もないが、
      溜め3までの矢のレベルは悲惨極まる。しかし、装填数UPを付けると溜め4に連射LV5が出現する。
      LV2強撃ビンにもしっかり対応し、防御アップもささやかながらいい仕事をする。
      何よりスロット3による拡張性能がすさまじい。
      が、溜め4中心の運用になるため純粋な溜め3運用のこちらとは若干土壌が異なる。
      また、こちらもLV1強撃ビンには対応していない。
    • 隻眼大弓【災】は強撃ビン両対応、溜め3で連射LV4など性能で行けばこちらに一番似ている。
      攻撃力も高い330に会心率15%と上々。毒ビン強化もあるほか、
      二つ名武器特有の狩技ゲージが溜まりやすい特性もあるなど強敵である。
      ただ、やはり状態異常に関しては状態異常系のビンがすべて装填できるこちらに分がある。
      また、あちらはスロットがないため、
      このスロット1で何かしら火力スキルを盛ることができるならばこちらに分がある。
    • 聖なる弓Gは属性強化ビン以外全てのビンに対応し、装填数UPを付ける事で溜め4に連射LV5が出現。
      攻撃力も330と十分でマイナス会心もなく、さらにトドメと言わんばかりのスロット3を誇る。
      ただ溜め3は連射LV3であり、やや心許ない。
      しかし器用さという点ではこの中でも聖なる弓Gが群を抜いているだろう。
    ライバルもだいぶ強力だが、強撃ビン両対応に状態異常ビン全対応もあり決して見劣りするわけではない。
    純粋な火力で行けばほかに譲ることも多いが、この武器の魅力は無属性とは思えないほどの器用さである。
    漢弓的にはロマンがなくなって堅実になり残念な気がしないでもないが
    連射弓の大御所としては十分な名誉挽回に至ったといえるだろう。
  • 会心がマイナスなのでスキュラ弓テンプレのような超会心を絡めた運用が難しいという欠点がある。
    弱点特効で弱点を撃っても会心率は25%とただの見切り2程度にしか上昇せず、
    当然普通の部位にはマイナス会心が25%で発生する。弓は欲しいスキルが多く会心アップ系スキルの併用は
    あまり現実的では無いため他の方向で火力を伸ばしたいところ。
    逆に、今作登場の新スキル裏会心とは相性がいいと言える。
    • 連射矢のモーション値(一番上の矢が最も大きく、それ以外は小さい。)の関係上、
      思ったように期待値に収束するかどうかは裏会心の発動する機嫌次第。
      とはいえ、25%ものマイナス会心をフォローする手段として優秀には違いなく、
      また弱点特効と違って肉質を選ばない利点もあるので、
      部位破壊をこなしながら戦っていく際には裏会心を採用するのもあり。
  • ある意味では会心の人気に囚われない、基本に立ち返ったスキル構成で運用しても応えてくれる。
    快適さを求めてもヨシ、火力と利便性を両立してもヨシ、火力を突き詰めた脳筋装備もまたヨシ。
    どれほどスキルをいじっても連射弓の代表格に恥じない太い芯がそこにはある。
  • 注意点は曲射タイプが爆裂型なこと。
    ブレイヴスタイルで使える剛溜めは曲射タイプによって攻撃が変化するが、
    爆裂型だと着弾時に爆発する矢を放つ。
    これはつまり着弾地点付近に味方がいた場合、爆風でその味方を吹っ飛ばしてしまうということである。
    ブレイヴスタイルは早くゲージを溜めるのに剛溜めがほぼ必須であることから、
    剛溜めを使わないわけにもいかない。
    この弓をブレイヴスタイルでマルチプレイに持っていく場合、
    考えなしに剛溜めをぶっぱなすのは絶対にやめておこう。
    実際、前述した真名ウプウアウトとブレイヴスタイルの組合せが白い目で見られている

MHW:I

  • ティガレックスと共に新大陸にも進出していたティガ弓。
    今回はティガアローではなく、レックスボウといういわゆる皮ペタ武器としての登場であった。
  • 黒轟竜素材を投入して最終強化はカーサスアークとなる。
    発売時点では単独トップの攻撃力348にティガ武器特有の会心率-25%、
    さらに強撃ビン対応というなかなかの漢っぷりを見せるが、
    奇しくも新大陸は属性弓が並び立つ群雄割拠の地。
    装いを新たにしたティガ弓は残念ながら大した話題に上ることも無かった。

MHRise

  • ティガレックス続投によりこの弓も再登場。最終強化は轟弓【虎髯】となる。
    ティガアロー時点で前作同様に嫌な予感がしつつ、最終強化された性能はというと…
    • 最高峰の攻撃力250
    • ティガ武器特有の会心率-25%
    • スロット無し
    • 全状態異常ビンに対応するもやっぱり強撃ビン未対応
    • 溜めLVは連射LV2-連射LV3-連射LV5-(拡散LV3)
    • 百竜強化は攻撃力強化III、会心率強化II、痛恨の一撃
    最低と言われたMHXよりは攻撃力も溜めレベルも上昇はしている。攻撃力250は全弓中最大であり、
    溜め3で連射5というのはRiseにおいても強力である。あのキティ弓から会心を10%下げただけになるのだ。
    しかし、強撃ビンで瞬間火力の差を返されるのは痛手である。
    • さらに、本作で溜め3止まりというのは致命傷であり、
      強弓の羽根飾りの代わりに炎の封眼を着けても
      火力は無属性百竜弓に劣る為かなり厳しい立ち位置。
      これは接撃ビン同士でも覆せない。
  • だが、素の期待値は単独トップで溜め3連射5という強烈な個性。
    なので、接撃ビンを付けて身躱し矢斬りの接近戦を主軸に立ち回れば中々の火力を出すことはできる。
    専用の装備で担ぐことを考慮してはいい性能にはなっている。
    ただ、接近戦のリスクは相応に高く、そのうえ正確な射撃が求められる無属性連射弓である。
    を見せられるか否かは腕前次第といったところ。
    • また、派生前のハンターボウIから百竜スキル「毒ビン強化付与」を引き継ぐことが可能。
      毒ビン強化持ちの連射弓というとダーティリボルバーがあるが
      あちらとは圧倒的な攻撃力で差をつけ、連射レベルでも上を行く。
      今作の毒はそこそこ通りがよく、強撃ビンを使えないこの弓にとっては無視できない火力補助となりうる。
      是非引き継いで独自の地位を築いていきたい。
    • せっかくの豊富なビンを生かすなら、装填速度+2をつけてビンの回し撃ちも手である。
      過去作でもそういった使い方はできたが、今作では余ったLv1スロット2個でつけられるので負担が少ない。
      毒ビンだけでなく他のビンも使って多彩に立ち回れば、この弓だけの器用な戦い方もできるかもしれない。
  • MHW以降流行りの弓溜め段階解放は、この弓にとっては地雷どころかデッドウェイトと化す。
    今作の仕様では、溜め3から溜め4になった途端に溜め補正を含めても威力が1割以上落ちる。
    MHP3から「溜め1~溜め3が同じで溜め4は異なる矢」という性能を持ち続けるこの弓にとって、
    装填数UPやその後継である弓溜め段階解放は、邪魔以外の何物でもないのだ。
    • ストーリーが完結したVer.3.0でも装飾品の強弓珠が存在しないMHRiseにおいては、
      この点を頭装備がフリーになるというメリットとして捉えることもできる。
      たとえば赫耀一式で龍気活性を発動させ、擬似的な火事場戦法を実現できる弓はこれくらいだろう。
      溜めレベルの差1.1倍をそのまま攻撃力1.1倍で相殺できる計算で、ドーピング込み表示攻撃力は375にまで達する。
      戦う相手を予測できないランダム救難にとりあえず着ておく装備として良いかもしれない。
      流石にヌシや強化個体が相手だと、体力8割でも高リスクでお勧めできないが。
  • Ver.3.0から百竜弓がさらなる進化を遂げ、上述以上の差が生じてしまった*1
    が、無属性特化百竜弓のガワとしてこれを採用するという手段が残っている。
    物理火力に振り切った作りにすると、爆破ビンが付けられなかったり会心がマイナスにならなかったりなど
    なんだか変なこだわりティガ弓愛好家には違和感があるかもしれないが仕上がりはホンモノ。
    攻撃力激化と射撃型変更が両立できていれば…
    せめて形だけでも、こうだったんだと思い出に浸りながら使ってあげよう。
  • 初登場から漢を見せてきたこの弓だがMHX,MHXXの上位段階ではじめて待ったが入りG級で覚醒した経緯がある。
    続くMHW:Iでは、やはりG級相当のマスターランクで最高の出来でありながらシステム面で日の目を見なかった。
    Riseでは溜め段階が帰ってきたため、MHXX以前の流行が再来している。
    サンブレイクでは、是非とも本来の漢弓として光放つことを期待されていたが…

MHR:S

  • 最終強化は轟弓【大虎髯】改
    その性能は…
    • 最高級の攻撃力400
    • ティガ武器特有の会心率-25%
    • 通常スロット無し、百竜装飾品スロットLv2
    • 全状態異常ビンに対応するもここは変わらず強撃ビン未対応
    • 溜めLVは連射LV2-連射LV3-連射LV5-(拡散LV3)
    攻撃力400と言うのは高く見えるが、会心率が改善していない以上、
    闘王弓グラディエンテ改を始めとした攻撃力360の連射弓と大差がない。
    しかも対抗馬は強撃ビンに対応しており、火力では追いつかれるどころか追い抜かれている上、
    状態異常ビンもビン強化のあるグルト・ボイゾンル・トゥベリドーズには流石に敵わない。
    そして、闘王弓グラディエンテ改は最初から溜め4が解放されており、しかも連射5である。
    Riseから溜め4が改善されなかったため、この弓と溜め段階解放は変わらず相性最悪なのだが。
  • しかし、悪いことばかりではない。
    サンブレイクでは溜め4が弱体化されたため、溜め3で連射5を使えることの価値が相対的に上昇。
    更に、効果が変わった刃鱗磨きスキルがある。
    これを発動させた状態で身躱し矢斬りを成功させると接撃ビンの威力が1.1倍になり、
    強撃ビンとほとんど変わらない補正を得ることができるのだ
    • つまり、積極的にモンスターの懐に飛び込み、身躱し矢斬りを確実に成功させ、
      弱点を正確に射抜き続けられる腕があるならば、この弓のポテンシャルを最大に引き出せるだろう。
      とはいえ、強撃ビンが1.35倍に対し接撃ビン+刃鱗で1.32倍となるため、過度の期待は禁物
      そして、溜め段階解放が使えないため実火力はさらに下がる。
      実力が如実に反映される武器、という意味では原点回帰と言えなくもない。
  • 単純な表示攻撃力が全弓中最強、という強みは粉塵纏運用において光るものがある。
    通常状態の火力は前述のように難があるが、ディアブロ弓すら上回る攻撃力を持つため、
    上手く粉塵爆破を稼いでいく腕さえあれば火力補助としてはかなり優秀。
  • Ver.12から武器の重ね着がついに実装されたため、好きな弓にかぶせて狩猟することが可能となった。

MHF

  • ティガアローI→IIと来て、凄腕強化先のティガアローIIIまでが実装されている。
    IIIへの強化に古龍種の皮を要求されるので、剛種を狩猟できる実力が必要になるが、
    素の攻撃力だけなら剛種武器と同等以上の値を持つ。
    ただし、IIIへの強化によって悪化した会心率-30%が全てを台無しにしてしまうが…
    • なお、ほかのティガ武器は本家と同様の名称変化をする中、
      何故かティガアローのみ轟弓の名前には変化しない。
  • SP武器版として水属性を付加されたティガストリームSPも実装されている。
    カラーリングは青に近い紺色で、MHXの荒鉤爪武器を彷彿とさせる。
    こちらは、SP武器共通の規格により会心率に悩まされることなく運用可能。
    武器の説明にも「会心率の悪さも克服。」としっかり明記している程である。
    だったら、その技術をサッサと本家ティガアローに導入して貰えないであろうか?
    まあ、今それをやったら絶衝弓【虎翼】が強くなりすぎてしまうが
  • G級武器としてデスポートアーチャーも登場した。
    ティガアローは連射、ティガストリームは拡散ときて、今度は貫通弓である。
    ただ、GR5の無属性武器でありながら、GR4の火属性武器である爆狼弓【アタル】に期待値で劣っており、
    ご丁寧に曲射タイプまで被っている上に、装填ビンも強撃ビンのみなので差別化できる要素がほとんど無い。
    人気スキルである一閃との相性も悪い事から、性能を重視する際に使われる事はほとんどない……ように見えるのだが、
    無属性武器なので、シジルの無属性弓強化が使用できる。
    これにより、火属性が通らない相手ならば基本的には爆狼弓【アタル】を上回る事ができるので、
    一応GR5武器としての面子は保たれた。
    結局、GR6やGR7の無属性貫通弓には勝ち目が無いので、曲射タイプで差別化するしかないのだが。
    • ティガストリームの完成により会心率のマイナスは改善されたはずなのだが、
      生産時点での会心率は本来のティガアローより更に酷い-50%。
      強化する事で-20%までは回復するが結局プラスにはならない。
      G級ティガレックスの強靭な素材の前には、既存の技術は役に立たなかったという事だろうか。

カーサスアロー

MH4

  • MHP3では成しえなかったが、技術革新の賜物か、
    ティガレックス亜種の素材を大量に投入することでカーサスアローへと進化する。
    この時点で攻撃力は276。
    これは、集会所ラスボス、ダラ・アマデュラの弓と同じ数値である。
    溜め3は連射Lv4で、会心率は-25%から少し上がって-20%。轟弓【虎髯】からの正当強化と言えよう。
    しかし、これで終わりではなかった。黒轟竜を征し、漢を上げたハンターは知ることになる。
    このカーサスアローは通過点に過ぎない、ということを

衝弓【虎穿】

MH4

  • こうして下位の頃からの順番に強化を進めて行き、満を持して姿を現すのが、衝弓【虎穿】
    ティガレックス希少種の素材をふんだんに用いた、ティガアローの最終形態である。
    他の追随を許さない脅威の攻撃力300。MH4ではぶっちぎりのNo.1。(2位はタイで強化前カーサスアロー)
    溜め3は連射Lv5と、こちらもティガアローの系譜を受け継ぎ昇華させている。
    無論強撃ビン完備。ついでに爆破ビンも付くので部位破壊を早急に済ませられる攻撃的な運用が可能。
    おまけとばかりにスロットが2つも付いて来る。なんという大盤振る舞いか。
    その一方で、ティガレックス希少種の武器なのに覚醒で爆破属性が付かない
    さらに、大轟竜の素材で強化された武器の多くは会心率がプラスに転じているのだが、
    弓ではやや改善された程度の-15%
    とはいえ、これだけのスペックを持ちながら会心率まで高かったり、属性を持ったりすれば
    それこそバランスブレイカーどころではないが。…はきゅんこっちみんな
    • 実際のところ、マイナス会心を考慮しても期待値は最高。
      連射Lv5の破壊力が一点に集中するのだから、無属性弓としては頭1つ飛び出た性能となっている。
    かくして、我らが漢弓はさらなる進化を遂げて完全復活を果たしたのであった。
    • スキル剛撃との相性は抜群。
      弱点特効と見切り+2の効果を持つこのスキルは、
      もはやこの武器の為に存在するのではないかと疑ってしまうほどの相性を持つ。
      これによりマイナス会心が相殺され、連射弓の最大の特徴である弱点狙いによる破壊力が跳ね上がるのである。
      さらに、闘技場で入手可能である覇者の羽飾りが剛撃2のスロット3と破格の性能を持っている。
      また、剛撃スキルはEXレウスシリーズにしかついていない上一式では発動しないが、
      なんと発掘防具には剛撃が+4までついて出土するため、発動も容易である。
      ただし、発掘防具の仕様上、他のスキルを付けづらくなることには注意。
  • レア7だけあって、製作難易度はべらぼうに高い。
    そもそもティガレックス希少種のクエストが出るのがHR50
    参加させてもらうにしてもHR8以上と、製作できるのはラスボスを倒した後になる。
    当然ながら、固有のレア素材である「脈動する爆心」も要求される。
    とはいえ、脈動する爆心は基本報酬でも入手可能、他はティガレックス希少種を数体狩れば十分に集まるものであるので、
    倒せるようにさえなってしまえばさほど苦労しないかもしれない。に邪魔されなければ。
  • ちなみに、この武器の攻撃力300=武器倍率250は、弓のみならずMH4の全生産武器の中で最高である。
    多くの武器種において230程度に抑えられている中で、250は一際目立つ存在である。
    圧倒的物理火力がウリのアカムト武器アマデュラ武器すら霞むほど。ティガ希少種恐るべし。
    同じキティ武器であるこいつらも見習ってもらいたいところである。
    • 後に栄光の炭鉱夫有志たちの検証により、発掘弓の最高値は武器倍率230会心率-10%であるという結果に。
      すなわち、無属性連射弓として見た場合、発掘弓ですら衝弓【虎穿】を超えられないということが判明した。
      よく発掘弓は拡散剛射以外いらないという意見が出るが、逆に言えば、
      拡散剛射で属性をつけないとこれに勝てないという無茶苦茶な性能だからである。
    • 一方で、流石に属性付き最高性能の発掘弓には敵わない…なんてことは無い。
      というのも、先述した通り発掘弓の最高値は倍率230会心率-10%、
      対して衝弓は倍率250会心率-15%である。
      つまり、ほぼ攻撃力UP【大】相当の火力差がある。
      更に、実用的な発掘弓は連射Lv3止まりであるのに対し、衝弓は圧巻の連射Lv5。
      Lv3では矢が三本しか出ないために肝心の属性は大した働きはできず、物理の差もかなり大きい。
      物理火力の差がここまで大きいと、余程物理肉質が硬くて属性が通る部位で無い限りダメージは逆転しない。
      そして、そもそも連射弓は弱点を狙うのが基本なので、そんな部位を撃つこと自体非効率である。
      でも発掘には剛射があるし…と思うかもしれないが、通常射撃と剛射の両方を弱点に当てるのが難しいため、
      連射弓と剛射はあまり相性が良くない。
      以上の事から、発掘武器を含めても最強の連射弓と呼んで差支えの無い一本である。
  • 『ティ』ガレックス『希』少種の弓ということで、つけられたあだ名は「キティ弓」。
    もっともこれに限らず大轟竜素材の武器は「キティ○○」と呼ばれているのだが。
    それにしても、こんな可愛らしいあだ名をつけられた漢たちの心境やいかに。
    亜ナルよりはマシか。

MH4G

  • G級の強化先が登場。最終形は絶衝弓【虎翼】
    攻撃力は408まで上昇し、会心率もやや改善されて-10%になった。
    • 武器が多数追加されたことで、攻撃力最高の座はほうきゅんに奪われてしまった。
      だが、あちらはデメリットが大きいので、スタンダードな弓の中では依然として最高倍率である。
  • ただし、今作の無属性連射弓界隈には といった強豪たちが鎬を削る激戦区であり、前作のように手放しで最強と呼べる状況ではなくなっている。
    この中で絶衝弓【虎翼】の強みは、特別なスキルが不要で、単純な溜め3の威力が最高だということ。
    期待値で一歩届かないカーマレギオンとの差は、装填数UP分のスキル差で逆転できる範囲である*2
    空いたスキル枠でとことん火力を高め、コンスタントに溜め3を弱点に当て続ける限りは、この武器に勝るものはない。
    弓の基本を追究し、ひたすらストイックに戦い続ける、まさに漢の弓と言えよう。
    • 火力を妥協して生存スキルを盛りたい場合も、カーマレギオンよりもこちらが便利。漢らしいかは別だが。

ルドラアロー

MHX

  • 二つ名持ちモンスターの「荒鉤爪ティガレックス」の素材から作成できる二つ名武器。
    作成時は「ルドラアロー」であり、最終強化で「鉤爪弓【荒虎髯】」になる。
    最終強化まで9回の強化が必要な為、作成難易度は高い。
    その性能は…
    • 高めな攻撃力230
    • 二つ名でも変わらずティガ武器特有の会心率-20%
    • 二つ名武器なのでスロット無し
    • 通常種武器と変わらず、強撃ビン両レベル未対応
    • 溜めLVは連射LV2-連射LV4-連射LV4-(重射LV4)
    と、轟弓【虎髯】を順当に強化したような性能。
    メリットは狩技ゲージが溜まりやすいだけで、強撃ビン未対応なので非常に辛い立ち位置。
    期待値は、同じく二つ名無属性連射弓の隻眼殿のオオユミとほぼ同値である為、
    強撃ビンが未対応なこちらの方を選ぶメリットは皆無と言っていい。
    担ぐのは完全な趣味の領域と言える。

MHXX

  • 荒鉤爪ティガレックスのG級特殊許可クエストを乗り越え強化できる、鉤爪弓【荒虎髯】の究極強化形。
    究極強化をすると荒鉤爪弓ROARになるのだが、ここにきてまさかのアルファベットである。
    • ROARとは「吠える」「轟音を発する」などの意味があり、
      強烈な咆哮を放つ荒鉤爪ティガレックスにはピッタリのネーミングといえる。
      だからと言ってこの名前は唐突すぎではないだろうか
  • 通常種武器が待望の強撃ビンを獲得していたので
    その二つ名持ちモンスターの装備であるこちらにも期待が集まったが、
    その期待を裏切ることなくしっかりG級一回目の強化からLV1強撃ビンへの対応が燦燦と輝く。
    こちらも強撃ビンがなかった事で辛酸を舐める形となったMHXの頃の汚名返上を成し遂げた。
  • 究極強化をした荒鉤爪弓ROARの性能は
    • 通常種武器と同じく攻撃力360
    • 多少だが通常種よりはマシな会心率-20%
    • 二つ名武器共通のスロットなし
    • 全状態異常ビンに対応してはいるが強撃ビンはLV2のみ対応
    • 溜めLVが連射LV3-連射LV3-連射LV5-(重射LV4)と進化
    • 二つ名武器特有の狩技ゲージ補正
    • 通常種武器と同じく曲射タイプは爆裂型
  • 二つ名武器でも漢弓に恥じない性能は健在。
    ティガ弓の大きな個性の一つであった連射LV5はこちらが担当することになった。
    一方で、轟弓【大虎髯】では対応していたLV1強撃ビンには対応しなくなってしまった*3他、
    相変わらずスロットも無い。
    • 轟弓【大虎髯】とはLV2強撃ビンを使い切るまではROARが有利、
      LV1強撃ビンを使い切るまでは轟弓【大虎髯】が有利、
      どちらも使い切った場合は連射LV5の差でLV1強撃ビンの分を巻き返す、と言うとても微妙な関係。
      スロット1の差で何かしら火力スキルが一つ増える場合、ROARが不利となる。
      また、狩技ゲージへの補正を考えると優秀な狩技アクセルレイン等を使う回数にまで発展するため、
      いよいよ甲乙つけがたい。
  • やはり欠点は通常種武器同様曲射タイプが爆裂型なこと。
    通常種武器の項でも説明されているが、
    この弓をブレイヴスタイルかつマルチで使う場合は剛溜めの扱いに気を使う必要がある。
    ソロなら何も考えずぶっ放していいのだが…。
  • 轟弓【大虎髯】以外のライバルはやはりスキュラヴァルアローと真名ウプウアウト、
    隻眼大弓【災】、そして聖なる弓Gになるだろうか。
    他の弓の強みは轟弓【大虎髯】の項にあるため割愛するとして、
    この弓の魅力は狩技ゲージが溜まりやすい特性と豊富な状態異常ビン、溜め3の連射LV5にある。
    この内の一つ、二つ程度にはライバルの弓も持っている特徴があるが、
    この全ての特徴を有しているのはROARだけである。
    ただし、他の弓はその分スロットが多く拡張性に富んでいるという事も忘れてはいけない。
  • 溜め3が連射LV5で接撃ビンが使える弓の中では最高の期待値を持つ。
    したがって、刃鱗磨きを使えば限られた状況下ではあるが最適解となりうる。

関連項目

モンスター/ティガレックス
モンスター/ティガレックス/派生作品
モンスター/ティガレックス亜種
モンスター/ティガレックス希少種
モンスター/荒鉤爪ティガレックス
武器/ティガ武器


*1 百竜弓の物理特化の溜め4と轟弓の攻撃強化Ⅲ溜め3は攻撃力表示にすると大体10差。これが強撃ビンによってさらに広がる。
*2 護符爪を考慮すると、攻撃力UP【大】か見切り+3相当のスキル差で逆転する。やや厳しい感じはあるが、こちらにはスロットがある。
*3 鉤爪弓【荒虎髯】Lv12で対応する強撃ビンがLv2に入れ替わる。