白銀に煌く天彗龍の双剣。
瞬きの隙も与えず、流星群の
如く間断ない斬撃を繰り出す。
(銀翼の双刃)
古文書は記す。「恐れ見よ。
降り注ぐ、星雨に勝る双刃を」
銀翼の双刃、最終強化形態。
(龍星刃ヘスト)
目次
概要
- MHXX初登場のバルファルクの素材によって作成される双剣。
銀色と黒色をベースとするシンプル目なデザインである。
MHXX
- 作成は一発生産のみ。
素材に関しては、剥ぎ取り入手ができない背尖甲2つや獄炎石5つが多少面倒だが、
前者は基本報酬でもそこそこ出るし、後者は適度に火山で掘っていれば普通に手に入るので
特に作成が難しいというわけではない。
- そんなこの武器の生産時の性能は、
- 低めの攻撃力160
- バルク武器特有の龍属性25
- 会心率は0%
- スロットは一つ
- 斬れ味は赤200白50
運動会斬れ味を備えた逸品に仕上がっている。
ただ、双剣は斬れ味がとにかく消耗しやすい難点がある為、いくら白50あろうとすぐに赤に変色してしまう。
火力の減少やはじかれのリスクは他の武器の比ではないため注意が必要。
匠や業物も欲しいところだが、スキルを揃えるのに難儀しやすい上位の時点でのフォローは難しい。
- 1度強化するだけで一旦最終強化の龍星刃ヘストが完成する。
白70の斬れ味に攻撃力180・龍属性26と、この時点では充分な性能だが、
当然赤色の龍氣玉を求められるため、
スムーズに強化できるかどうかは例のセンサー次第。
ついでにこっそり古龍の浄血も求められる為、集会所を進めて他の古龍とも戦っておく必要がある。
- さらに強化を進める事により、赫醒刃リクヘストが完成する。
気になるその性能は、- 控えめな攻撃力300
- 高めの龍属性30
- 相変わらずの会心率0%
- 生産時からもう1つ増えたスロット2
- 赤200白250のトンデモ斬れ味。匠は無効。
前述の通り双剣は斬れ味を消費しやすい為、これ程の長い白ゲージは継戦能力にも繋がる為嬉しいところ。
モンスターのエリアチェンジの度に研げばスキルなどの補助がなくとも白ゲージの維持ができるほど。
匠、業物、砥石使用高速化等、かつて双剣に必須とされたスキルを外せる利点は何物にも代えがたい。- とはいえ、やはり双剣なので決戦場型フィールドなどでは白を使い切ることもある。
対策としては、シンプルに砥石高速化の他、元の長い斬れ味を実質的に延長する業物でフォローしても良いし、
モドリ玉を調合分まで持ち込んでBCで砥石を使うのも良いだろう。まあ砥石1回くらいは何とかなるものだが。
- ライバルはイビルジョー素材から作成できる咎双刃アビルブリングか。
あちらは同じ攻撃力300に会心率10%、匠で延長可能な素の紫20、龍属性32なので、
武器として単純な性能比較では勝てない。
MHX時代に比べて匠の発動がかなり楽になっており、斬れ味の不安が薄れているのも大きい。
ただし、アビルブリングは従来の双剣同様斬れ味ケアの手段をいくつか導入しなければならないため、
スキル構成次第では逆転もありうる圏内に居る相手。
白紫間の斬れ味に修正が入り、攻撃力UP【中】ほどの差しか生まれなくなったのも追い風で、
匠業物を捨てた穴をどのようなスキル、どのような狩技で埋めるかで結果は変わってくる。
こちらは250もの白ゲージと2スロを生かした快適さと拡張性、そして継戦能力が武器なので、
その辺りを意識すれば差別化も十分にできるだろう。- 一例として、痛撃5pt以上3スロの護石があると
弱点特効、連撃の心得、見切り+2、超会心、会心撃【属性】…といった5つのスキルが盛れる。
つまりこれはどういうことかというと、
弱特と連撃の発動条件さえ達成すれば会心率は100%となり、
白250を消費しきるまで物理1.4倍、属性1.35倍の補正をフルに受けられるということである。
お守りやスタイル、仮想敵次第では上記スキルのどれかを削って
他の火力スキルや対策スキルを積むという選択肢もとれる。
素の圧倒的斬れ味によるこれほどまでの自由度と快適性の高さはアビルブリングどころか
MHXXの全ての双剣にまで視野を広げてもなかなか真似できるような芸当ではないだろう。
他の候補が全くないということもないが多くて120であり250は流石に唯一無二。
そして「斬れ味」がいかに罪作りなシステムか再確認する。
- 一例として、痛撃5pt以上3スロの護石があると
- 古龍の武器と言う事で、やはり作成難易度は高め…
と言いたいところだが、MHXXではG級ドス古龍が揃って村クエストに追加される為
数さえこなせば古龍の大宝玉程度ならあまり問題ではなかったりする。
むしろバルファルクのG級レア素材である赫色の龍氣玉と、
何故か早いタイミングで求められる獰猛化濃縮エキスが悩み。
赫翼の双刃
天彗龍の翼素材から切り出して
造られた双剣。赫き双翼は
龍気を振り撒き、獲物を屠る。
(赫翼の双刃)
それは天より授かりし両の翼。
さながら流れゆく龍星の如く
赫き尾を引き大地を舞い踊る。
(龍天刃ヘスタカミン/赫絶の対翼カトルクス)
MHRise
- Ver.3.0アップデートで追加された奇しき赫耀のバルファルクの武器として登場。
最終強化は龍天刃ヘスタカミン。
攻撃力はかなり低めの170だが、圧倒的な龍属性35とそこそこ長い白ゲージを持つ。
百竜強化は攻撃力強化III、竜種特効、天彗龍の魂。
このうち天彗龍の魂は赫耀一式専用の強化だが、龍気発動中の属性値が1.2倍になる強力なもの。
- 弱点は攻撃力の低さと斬れ味のリスク。
素の状態の攻撃力は一般的な属性双剣と比べてもかなり低いため、
龍属性が効かない相手には全くの無力なのは見てのとおり。
また、上位武器であるためか斬れ味も白90とケア不要と言えるほどの
長さでは無いため、何らかの手段で補う必要がある。- Ver.3.0で同時に追加された神淵ノ風閃キが攻撃力210で長大な青ゲージ120を持つことを考えると、
ヘスタカミンはMHXXのリクヘスト以上にピーキーな属性偏重武器であるといえるだろう。
過去作の武器で言うなら、物理が補強されて扱いやすくなった超絶一門のような感じか。
とは言え、白ゲージのため攻撃力を上げるスキルやアイテムの恩恵を受けやすく物理もある程度フォローが利く。
これを踏まえると、瞬間火力では(龍が通れば)風閃キを大幅に上回っている。
やはり最大のデメリットは白の次が赤ということであり、このリスクをどうマネジメントするかが鍵。 - 砥石を使用後、最大90秒間斬れ味が消耗しなくなる剛刃研磨の他、
業物Lv2で実質120、Lv3なら180という長大な白ゲージを得られるため、
これらを発動させておけば通常のフィールドで斬れ味を心配する必要はなくなるだろう。
余談だが、業物Lv1でも実質白100となり匠1相当。
発動難度も踏まえると、本武器においては業物と匠の立場が逆転していたりする。- 幸い、今作ではガルクに搭乗することで移動しながら砥石を使えたり、
水没林のベースキャンプや砂原のサブキャンプで安全に釣りまくれる
ドスキレアジを常備しておいたりすると、スキル無しでの運用も一応可能である。
釣りのついでにクシャルダオラやオオナズチなどを狩るのもいいかもしれない。 - シチュエーションが限られる上にPS依存になるが、
百竜ノ淵源に挑む際、それなりにスムーズに狩りを進めていれば、
2頭が上空で食い食われ踊っている間と2度の吸引柱グルグル攻撃中の計3回、
このタイミングで研げば業物無しでも白をキープし続けられ、攻撃出来ない暇も潰れるのでおすすめ*1。
砥石使用高速化を付けない場合、吸引されながらの研ぎになるため多少不安は残るが、
直前のバリスタを強制解除されるよりちょっと早めに降りて、疾翔け等でフィールド端に向かい、
すぐ研ぎ始めれば吸われながらもほぼ確実に柱に接触する前に研ぎ終える事が出来る*2。
- 幸い、今作ではガルクに搭乗することで移動しながら砥石を使えたり、
- Ver.3.0で同時に追加された神淵ノ風閃キが攻撃力210で長大な青ゲージ120を持つことを考えると、
- 天彗龍の魂前提だと赫耀一式前提になるが、前述の物理フォローの影響が大きく意外と相性はいい。
- 属性値20%と言うと一見強力なように見えて実は属性強化【龍】IVより低い。
と言うのも、龍属性強化5を付けても属性値は46と小数点以下切り捨てで9止まり。
素の属性値からだと7止まりで属性強化【龍】IIIより低い。
そもそも赫耀一式だとスロットの都合上、龍属性強化Lv5を付けることもそれほど優先されず、
そうなると条件付きの属性強化【龍】III相当になる。
また、高レベルの龍気活性による攻撃力強化は割合強化であり
会心回りのスキルをスロットや護石で付けるであろうこと、
そして本武器は白ゲージ運用しかできないこともあり*3、
赫耀一式運用でも攻撃力強化IIIを選ぶ余地もなくはない。
本武器を使う主なモンスターが百竜ノ淵源ナルハタタヒメ*4だということも
天彗龍の魂に対する向かい風となる。
前座のイブシマキヒコの攻撃力が低く、発動させるのがおあずけ状態になりがちなのもあるのだが*5。 - さらに、この武器は片手剣を超える属性の代償で攻撃力はバルク武器にしても若干低いため、
やはり攻撃力強化の恩恵がより馬鹿にならない点にも注目したい。
では、他のモンスターはと言うと第二弱点だったり竜種特効が通用したりとこちらも向かい風がある。
第二弱点まで見た場合、竜種ではなく柔らかい部位を狙いにくく体力調整が楽なモンスターが存在…する。
そのモンスターはオオナズチであり、毒を逆手に取って体力調整し(更に逆恨みも活かせる。)
長い白ゲージで快適に戦うと言ったところか。
第一弱点の火属性双剣は斬れ味がイマイチなのもあり付け入る隙にはなる。
- 属性値20%と言うと一見強力なように見えて実は属性強化【龍】IVより低い。
- 素の属性値が半端ではないので龍属性強化の恩恵も必然的に高いが
赫耀運用だとレベル1スロット不足になりがちなのと白ゲージによる物理強化の恩恵の大きさもあり、
無理にレベル5まで上げることは無い。- 同様に会心撃【属性】も無理に発動させることはない。
それくらいなら素直に超会心や攻撃、回避距離UPなどを選ぼう。
ただ、こちらはプレイスタイルと護石、そして見切りスキル次第で胴をロワーガ/ファルメルにする手も十分にあり得る。
つまり、見切りのおまけとして龍属性強化1と会心撃【属性】1がついてきて
レベル1でもダメージが大抵1増えるので手数武器としてはお得感はあるか。
いずれにせよ火力目的なら、他のダメージアップや立ち回り強化スキルを発動させた上でも余裕がある際の
言わば最後の追い込み用程度くらいの気持ちでいよう。
属会珠入れる余裕を出せるほどの神おまが出るかはまた別の話。
- 同様に会心撃【属性】も無理に発動させることはない。
- 今作の空中回転乱舞・天は属性の減衰がなくなった代償にモーション値が低くなったことから
属性偏重の当武器とは却って相性がいい。
かつては当てすぎるとその後の攻撃が短時間ながら弱くなるバグが発生していたが
豪鬼コラボの裏側で殺意の波動に目覚めたのかバグも修正された。
上手く使えば、特にイブシマキヒコや百竜ノ淵源ナルハタタヒメに対し火力が目に見えて向上するであろう。
あと純粋に気持ちいい。
ただし、調子に乗りすぎると斬れ味があっという間に無くなる点には注意。
- ライバルは前述の通り神淵ノ風閃キ。
ただ、あちらは攻撃力210青120の代わりに龍属性は僅か10(属性強化【龍】IVでなお20)しかなく、
その属性強化も、範囲の広い空棲系特効と喰い合ってしまう為実質属性がおまけになりやすい。
ついでにスロットもない。
この通り、武器傾向そのものが違う為、枠を取り合う事もないだろう。
一応、こちらと違い匠の意味はなくはないものの、業物のほうが圧倒的好相性なのは共通点である。
火力が高いがリスクも高いこちらと火力は低いがリスクも低いあちら。
(特にソロでの)タイムアタックでこそこちらが勝るが、
パーティだとプレイヤースキルによってはリスクが重くのしかかる。
ソロ以上に斬れ味が減った時に優越感に酔いしれるあなたは間違っていない。
また、鉄蟲斬糸を使用する際や、じっくり構えながら戦う際
また、大連続狩猟で途中の武器変更をしない場合もあちらが優るといったところか。
目的によって使い分けよう。
ちなみにRiseでは属性ダメージも尻尾切断に関わるので、使いこなせればこちらの方が有利。- よく動画サイトでこちらが勧められているが、上記の通りバルク武器特有のクセがあるため
双剣の扱い方をある程度知っていないと斬れ味のリスクに踊らされる恐れがあり、上級者向け。
また、こちらは偏った性能ではあるので汎用性は皆無。
HR100以上になってから双剣デビューする際は初心者向けとも言える素直な性能であり、
空棲系特効のため汎用性もあるあちらの方がいいかもしれない。 - 実はこの二対に関してだが
青白く、刺々しい変則的な形状のあちらに対し、赤黒く、正統派な片刃の形状のこちらと
性能だけではなく、見た目も対称的だったりする。
- よく動画サイトでこちらが勧められているが、上記の通りバルク武器特有のクセがあるため
- 余談ではあるが、MHR:Sでは龍属性双剣の強化が全体的に遅い事から
MRの攻略にこの武器を持ち出すハンターも少なくない。
当然の事ながらいくら龍属性35とは言え攻撃力170では攻撃力が足りなさすぎるので、
下記の強化が可能になるまでは、他の武器に任せる事をお勧めする。
ロワーガすら強化できない段階なら第二弱点マスターランク武器の方がいいだろう。
MHR:S
- MHR:Sでマスターランクに移行するが、強化はなんとMR70になってから。
それまでは一切強化する事ができない。
- その先にある赫絶の対翼カトルクスの性能は以下の通り
- 属性特化としてはかなり高めの攻撃力330
- トップの龍属性52
- 会心率は0%
- スロットはレベル2が1つ、百竜装飾品スロットレベル2
- 斬れ味は白150(匠で延長可)
- 本作の龍属性双剣は全体的に属性値が伸び悩んでおり、龍属性52はトップ。
それだけの属性値を持ちながら攻撃力も龍双剣2位タイであり、
他の属性のバランス型*6である310紫ゲージ相当*7となっている。
が、Ver.10時点での龍属性の双剣は実に5/8が素紫ゲージ持ちと言う事もあり、
物理期待値自体は双顎剣ギラロワーガに次いで下から2番目。
物理型が多すぎるとも言える。
- やはり最大の特徴は白150から来る圧倒的な継戦能力であろう。
他属性バランス型は素では紫20であることを考えると、
他武器で言う紫ゲージ状態を7.5倍の持久力で振るえることになる。
今作では会心率100%の達人芸を用いても期待値で5倍止まりであることを考えれば、破格の継戦能力と言える。- 双剣は斬れ味の消費が激しい武器であり、ゲージ管理に悩まされることも多いが、
150もの長さとなれば、斬れ味管理スキルを捨てて徹底的に火力スキルに寄せることができる。
紫ゲージ武器より弾かれやすいことや作成時期の遅さはあるが、非常に使いやすく強力。 - 属性型の双剣に向いている新鉄蟲糸技の螺旋斬であるが、
その激しい斬れ味消費が負担になりづらい点も含めて、この武器は非常に相性がいい。 - 百竜スロットがレベル2なので各種特効スキルを発動できるのも見逃せないポイント。
龍属性弱点であるモンスターの一角である今作ラスボスには有効な特効が無いが、
お馴染みの天彗龍の魂や双剣と相性のいい霞龍の魂といった選択肢もあり、困ることはないだろう。- Ver.11.0.0より、新たな強化要素である傀異錬成ができるようになった。
上述のように、仮想敵となるガイアデルムに対しては有効な特効がないのだが、
狙いやすい翼脚の物理肉質は44と弱点特効の範囲外であり、逆に属性肉質は25と非常に通りやすい。
このため、百竜スロット拡張をして鋼龍の魂や弱点特効【属性】をセットするのも悪くないだろう。
- Ver.11.0.0より、新たな強化要素である傀異錬成ができるようになった。
つまり、場合によっては他の双剣も斬れ味スキルを切れるので、火力面で突出しているとは言い難いところはある。
ヘイトが分散しがちでモンスターの拘束も増えるマルチや、
攻撃と回避のターンがはっきりしている超大型モンスター戦のような、
鉄蟲研糸の発動の機会が少なくなる環境でこそ、この武器の持ち味が活かせるだろう。
また、斬れ味を鉄蟲研糸に頼る場合は優秀な回避技である朧翔けを常用できないため、
こちらは安定志向のハンターや双剣を練習したいというハンターへ勧めやすい双剣と言える。 - 双剣は斬れ味の消費が激しい武器であり、ゲージ管理に悩まされることも多いが、
- Ver.13にて渾沌に呻くゴア・マガラ武器のシャングリラorハデスが登場。
属性値で劣るように思えるが、紫ゲージを出せる関係でカトルクスと遜色ない属性火力を出せる。
特殊な会心率を持っているが、上手く扱えれば火力においてこちらに勝るだろう。
上述の様にカトルクスは斬れ味の快適性を余しがちだが、
あちらは運用難易度を高めた代わりに火力に割いた様な形となっている。
- サンブレイク発売当初は斬れ味維持にスキルを割く必要がなく、物理も属性も優秀で
百竜スロットも強力な百竜スキルである○○特効を搭載できるレベル2と、
文句の付け所がないこの武器は龍属性だけでなく双剣全体で見ても特に優秀な一振り、
それどころかバランスブレイカーとすらと言われていた。
しかし、属性が主力になれるほどの火力を手にし、またオロミドロ双剣2種のような白長武器でも
匠で出した短い紫ゲージを維持することが容易になったことで、カトルクスの雲行きは怪しくなってしまった。
理由はいくつか挙げられるが、- まず、属性値が低い。
他の属性で一線級の武器は基本的に属性値60台の武器であり、
この武器と同じ50台の武器はウェントゥス=ダオラくらいである。
そのウェントゥスは素紫に百竜スロ3と高性能なのに対し、この武器はいくら匠を積んでも紫ゲージが出ない*8。 - 百竜スロットLv2のため鋼龍の魂や弱点特効【属性】のような優秀な百竜スキルを使えない*9。
その結果、素の属性値44のロワーガにすら、紫ゲージを出され百竜弱属を積まれると属性火力で逆転されてしまう*10。
よく使用される他の龍属性武器と合わせて、龍属性そのものが不甲斐ないと言われることもあり、
封龍剣【超絶一門】や煌黒双剣アルブレが恋しいことになっている。- Ver.14では赫耀・暦シリーズのスキルである龍気変換に加え、
傀異錬成もしくは装飾品で発動できるようになった龍気活性を盛った上で
天魂竜珠(百竜スロットレベル2)との組み合わせが可能に。
つまり、龍気活性で全耐性を50にした上で龍気変換にて属性攻撃力に変換。
更に天魂竜珠によって1.2倍にするということである*11。
固定上昇である都合上ロワーガに相性の良い*12運用なのだが、会心率を盛ることが難しく
達人芸に頼りづらいことから、斬れ味維持に難があり、傀異錬成などで余程スキルを盛れない限りは、
斬れ味維持に縛られないカトルクスに軍配が上がる。
とはいえ、やはりというか粉塵が飛ぶマルチに不向きである。
- まず、属性値が低い。
- それ以上の問題点が、そもそも龍属性自体がやりこみ要素である傀異討究クエストに対して活躍機会が少なめであること。
- 龍属性を第一弱点としているモンスターはバサルモス(EX2)、リオレイア(EX4)、リオレウス(EX5)、
他は取り巻きとして出る(原初を刻む)メル・ゼナとシャガルマガラにヌシのリオス夫妻、
傀異調査クエストに登場しない超大型3体くらいしかいない。
傀異討究EX8に登場する渾沌に呻くゴア・マガラも龍が弱点ではあるものの、
火属性も多くの部位で弱点となっており、それならあのタイヤでよかったりする。 - Ver.15にて龍属性が第一弱点の傀異克服シャガルマガラと、アマツマガツチが登場した。
シャガルの方は傀異討究クエストでも出現するということもあり、
ようやく輝けるときが来たかと思いきや、残念ながらそうとも限らない。
というのも、渾沌ゴアと同じく両者ともに火の通りもそこそこ良く、
上述した通り素の属性値や紫運用時の斬れ味補正、炎鱗の恩恵の存在等が重なって
相変わらず数値自体の差があることに加え、
トドメと言わんばかりに傀異スロット拡張ボーナスで最終的に
斬れ味が無条件で+20されることによる紫ゲージ運用の難度低下と、
目の上のたんこぶのタイヤにこれでもかというほど追い風が吹いてしまっているのである。
ダメ押しにその克服シャガルから作られる胴装備は奮闘+2匠+3を併せ持つ始末。 - Ver.16にて原初を刻むメル・ゼナが来ることで龍属性の価値は向上。
また、2023/9/25には傀異討究とは違ったエンドコンテンツとも言える
烈禍アマツ*13が来たことで龍属性のやり込みに関する価値は更に上がった。
原初を刻むメル・ゼナは傀異討究の取り巻き枠にも来るので尚更…
なのだがその原初を刻むメル・ゼナの双剣「刻銀の滅刃」も追加され
傀異スロット全解放ボーナスに加え、あちらの強烈なスロット環境を活かした
匠業物もしくは会心盛り達人芸の取り入れにより
アイデンティティであるはずの継戦能力面も厳しくなってしまった。
更に刻銀の滅刃には百竜スロット3まで完備する始末で、
カトルクスのスロットを傀異錬成で補完しようとすると属性値が逆転されてしまうのも痛い。
制作時期が制作時期もあり、人によっては既に滅刃を持ってることも考えられ
この場合はバルファルク素材の使用先としては
残念ながらウェントゥス=ダオラ*14を優先したほうが概ね有効と思われる。
- 龍属性を第一弱点としているモンスターはバサルモス(EX2)、リオレイア(EX4)、リオレウス(EX5)、
余談
- 他の天彗龍武器が彗星にまつわる銘を持つことから、
龍星刃ヘストの銘は、20世紀を代表する美しい彗星として知られるウェスト彗星の捩りと思われる。
この彗星の発見者はリチャード・マーティン・ウェスト(Richard Martin West)という天文学者であり、
これを"Rich-est"と縮めたものが赫醒刃リクヘストの銘になっているのかもしれない。
性能的に応えてはいるものの、決してリクエストの訛りでは無い。- 赫耀バルファルク武器の「ヘスタカミン」は、
恐らく通常個体武器のヘストとカーマイン(carmine)*15を合わせた言葉だろう。
他の赫耀バルク武器と同様、カーマインも赤系統の色の名前で、
いわゆる一般的に思い浮かべられやすいパーマネントレッド系に比べるとそれよりはだいぶ暗めの赤といったところ。 - 最終強化のカトルクスの由来は、ふたご座の元となったカストルとポルックスだろうか。
非常に仲の良い兄弟で、最期は死んだカストルを悼んだポルックスが、兄と共に天に昇りふたご座となったそうである。
二振りの剣を自在に扱う双剣にぴったりのネーミングと言えよう。
どちらかというと絶望に突き落とす側だが
- 赫耀バルファルク武器の「ヘスタカミン」は、
- この武器は他の双剣と違い、納刀時に左右逆に納刀される
(つまり右肩に持ち手があるのに左肩に手を回して抜刀することになる)。
さらに刃ではなく峰の方を合わせるように納めるため、
知らない人が見たら両刃の一本の剣に見えてしまうかもしれない。
- MHXXでは紫ゲージの弱体化が判明するまでは、その
運動会的斬れ味以外の評価は芳しくなかった。
紫ゲージ弱体化により評価の一転した武器の1つと言えるだろう。
これはバルファルクの手数型武器全般に言えたことか。