武器/雷槍ドーリス

Last-modified: 2024-03-26 (火) 17:56:53

MH3で初登場のラギアクルスのランス。
角を贅沢に使った槍身が特徴。

目次

概要

MH3

クルスランス→雷槍ドーリス攻or輝orハイクルスランス→雷震槍ドーリス剛or天orアムピトリィテ剛

  • 名前が紛らしいが、間違ってもラギッドランスから派生させようなどと考えないこと。
  • 雷槍ドーリス攻、輝共にオフラインで作成できる貴重な雷属性ランス。
    とは言え、攻にはあのナバルデウスの神秘の発光体、輝には海竜の逆鱗を要する。
    ナバルデウスは雷属性に弱く、なおかつ水中戦の得意なランスならクルスランスで御せるだろう。
  • また、最終的に攻撃力の高い剛、会心率がウリの天となり、雷属性380と優れた雷属性ランスになる。
    特に幾多ものクエスト侵入罪がもたれているイビルジョー、他にも雌雄火竜に対して高い性能を発揮する。
  • しかし、クルスランスからはもう一つの派生が存在する。
    その名もアムピトリィテ剛いかにもな名前を武器に冠しそうなヤツがいるが、
    決してそちらの素材ではない。名前の由来は海の神ポセイドンの妻からとっている。
    • 肝心の性能だが、攻撃力414雷属性440という驚愕の性能。
      チャナガブルやナバルデウス、果てはイビルジョーをも悶死させ得る驚異の武器である。
      龍属性にはやや劣るが、リオス夫婦にも比較的有効。
    • 当然そんな垂涎の一品にやすやすとたどり着けるワケがない。
      ハイクルスランスからの強化に海竜の尖角*3や海竜の逆鱗*5を要求される。なかなか苦行である。
  • 現在はMH3のオンラインサービスが終了しているため、雷槍ドーリス攻・輝までしか強化はできない。

MH3G

クルスランス→改→雷槍ドーリス→アムピトリィテ→ネオクルスランス→白雷槍ガイオスor冥雷の武槍

  • 雷震槍ドーリスは立ち消えとなったが、強化ツリーを一本化、
    また亜種、希少種の素材を導入することにより更なる強化が可能となった。
    下位時点では新たに増えたクルスランス改までの強化となる。
    攻撃力345に雷属性150と下位武器としては十分な性能を持つが、
    改に強化するのに海竜の尻尾を3本、クルスランスを一発生産する場合はさらに1本要求してくるため製作難易度は高め。
    だが、尻尾を多く要求する代わりにラギア武器としては唯一レア素材である逆鱗を必要としないため、
    物欲センサーに振り回されづらい分だけマシと見ることもできる。
    上位武器のドーリスは攻撃力437に雷属性200と、やや弱体化を食らったが上位攻略ではなかなかな数値。
    またアムピトリィテも続投し、攻撃力483雷属性230の上位最終武器となった。
    • ただし雷槍ドーリスへの強化には、手に入れづらい「海竜の尖角」が4本も必要になるのでなかなか骨が折れる。
  • 今作は白海竜および冥海竜の素材によりG級武器へ昇華した。
    前者は白雷槍ガイオス、後者は冥槍エンテルトリアへと強化されていく。
    外見もこれまでの角を束ねたような槍身に頭骨のような意匠の盾から一転、
    ラギアの横顔を模したような意匠に巨大な鏃の如き鋭角の刃を添えた槍身と、ラギアの正面顔を模した形状の盾となる。
    両者のデザインは同じで、前者は白を基調に青をアクセント、盾の瞳と槍の宝玉は黄色、
    後者は黒を基調に明るい青をアクセント、盾の瞳と槍の宝玉は赤色と配色が異なっている。
    • ガイオスは攻撃力598・雷属性280と若干物理寄り。
      匠で得られる紫ゲージは心許ないが素の白ゲージが長く、
      スロットも2つと扱いやすさを重視した性能になっている。
    • エンテルは攻撃力575と控えめだが会心率10%がそれを補い、
      ガイオスの1.5倍の雷属性値を誇る。
      素の白ゲージが短くスロットも無いが、匠で得られる紫ゲージが長い。
    雷に弱い相手に対する攻撃性能で言えばエンテルが上手だが、
    スキル自由度などの汎用性はガイオスに分がある。
    好みのスタイルによって使い分けると良いだろう。
    • どちらも一長一短だが、両方作るとなるとレア素材のオンパレードに泣かされる。
      ガイオスは「白海竜の剛角」2本と「海竜の蒼天鱗」1個で作成できるのでまだマシだが、問題はエンテルトリア。
      ネオクルスランスから強化する場合、「雷狼竜の天玉」と「獄狼竜の天玉」と「冥海竜の雷魂」
      という3種のレア素材が1個ずつ必要になるうえに、「冥海竜の剛角」は8本も要求される。
      冥雷の武槍を一発生産するルートだと「雷狼竜の天玉」こそ不要になるものの、
      代わりに「海竜の蒼天鱗」が2個必要になり、更に雷魂の必要数が1個増えて合計2個
      剛角に至っては2本増えてなんと10本も要求される。
      最早嫌がらせと呼んでもいいレベルの極悪な生産難易度なので、
      よほど運が良くない限りはラギア希少種相手に何度も戦いを挑むことになるだろう。
  • 他の雷属性ランスとしては真・王牙槍【天衝】がライバル化する。
    攻撃力はガイオスと同等で属性値と斬れ味で劣っているものの、
    スロット3によるスキル拡張性の高さがセールスポイント。
    また、面倒な素材が雷狼竜の天玉程度なので作製難度が更に低いのも見逃せない。
    これに関してもどちらを使うかはプレイスタイル次第であろう。
  • ここまで書くとより実戦でメジャーな武器になりそうであるが、
    3Gでの現状はかの零点様ことレイジングテンペストに喰われ気味。
    しかし、ガノトトスやイビルジョーなど、雷属性やランスが有効な相手は多いため、
    狩猟に担ぎ出されることもあるため、作っておいて損はない。
    特にガノトトスに関しては爆破がやや通りにくいモンスターであるため、そういう意味でもあると便利である。

MHX

  • ラギアクルスの再登場に伴いクルスランス系列も復活。
    今作では村/集会所下位でラギアクルスを討伐した時点でクルスランスLV1が製作できるようになる。
    一発生産ではなくセインランスLV4から派生させることも可能。
    入手したクルスランスはそのまま通常素材メインで強化してハイクルスランス(LV5)に到達させるか、
    LV3から獰猛化素材を投入して雷槍ドーリスLV1→雷震槍ドーリス(LV3)と派生させるかの二つの強化ルートを選べる。
  • 性能については、
    • ハイクルスランス: 攻撃力200、会心率0%、雷25、青ゲージ40(匠+2白30)、スロ2
    • 雷震槍ドーリス: 攻撃力220、会心率0%、雷18、青ゲージ30(匠+2白40)、スロ0
    とハイクルスランスがバランス型、雷震槍ドーリスが物理重視型という性格になっている。
  • 入手性について見てみると、どちらも最終強化一歩手前まではレア素材を要求されないため引っかかるポイントはない
    (例によって角をいくつも要求されるのが面倒だが)。
    最終強化での厄介な素材はというと、ハイクルスランスが獰猛な尖角と海竜の逆鱗(2枚)に対して
    雷震槍ドーリスは獰猛化狩猟の証III、獰猛化海竜皮(4枚)、海竜の蒼玉。
    集会所★7が条件という点では同じとはいえ、
    獰猛化狩猟の証IIIのために厄介な獰猛化大連続狩猟に挑まなければならない後者の方が大変である。
    また、獰猛化ラギアクルス自体も侮りがたいモンスターであることは忘れてはならない。
  • 今作では雷ランスが9種あり、鉱石武器のギガドリルランスを除いた8種はどれも力不足ということはない
    (性能バランスや斬れ味に癖があるものもいるが)。
    ハイクルスランスは雷ランスで唯一のスロット数2という特徴があり、
    雷震槍ドーリスは高水準だが、王牙槍【若雷】とかなり性能が近い。
    あちらに比べ、やや攻撃力が高く、属性値が低い。また武器スロはこちらが0に対し、あちらが1である。
    武器スロ1を有効に使えるならあちらに軍配が上がるか。

MHXX

  • G級の追加に伴い、クルス、ドーリス双方にG級派生が追加された。
  • それぞれクルスランスはLV7でエクスクルスランスに、
    ドーリスはLV6で豪雷震槍ドーリスに究極強化できるようになる。
  • エクスクルスランスは
    • 並程度の攻撃力310
    • 突出はしてないものの十分な雷属性30
    • 斬れ味は素で白40、匠+2で紫20と必要十分な長さ
    • 拡張性に貢献するスロット2つを持つ
    上位と変わらずバランスに優れた性能ではあるものの、全体的な水準はそこまで高くはない。
    攻撃力、属性値、斬れ味についてはこれより数値の良いものはいくつも存在している。
    製作難易度の点でも、獰猛化素材海竜の蒼天鱗を必要としないものの
    代わりに金獅子の剛角海竜の蒼玉2個が必要になるので特別易しいわけでもない。
    作成難易度と性能のバランスで言えば、エクスドリルランスの方が優秀と言える。
    おまけに今作ではスロットを3つ持つ電槍サンダーバグが登場したことで、
    X時代の個性であった「唯一の武器スロ2」という特長も薄れてしまった。
    とはいえあちらは物理性能が控えめな属性偏重であり、
    物理と属性の両方をしっかりと実用的な数値で持っているこちらの方が実用性は上だと言える。
    スロットが不要な場合は他に出番を譲るが、スロットが必要となれば出番が来るという点では、
    しっかりとした立ち位置を確保できていると言えるだろう。
  • 一方の豪雷震槍ドーリスは
    • かなり高い攻撃力340
    • 控えめなものの活用するには十分な雷属性22
    • 斬れ味は素で白30、匠の追加分は全て紫(50)
    • スロットは上位と変わらず0のまま
    上位から変わらず物理攻撃型の性能。
    雷ランス中トップの攻撃力と、匠で同じく雷ランス中トップの紫ゲージの長さを誇る。
    匠を付けることが出来るならば、無属性で攻撃力350、匠で紫50という性能を持つダイオーガーと並び、
    あらゆるモンスターに担いでいける性能を誇る。
    雷が少しでも通る敵ならこちらの方が有効だろう。
  • 今作でもジンオウガランスの真・王牙槍【天衝】がライバルとなる。
    性能差については上位と同じく、こちらの方が攻撃力が高い代わりに、属性値、武器スロで劣る。
    しかし今作では匠発動時の紫ゲージの長さがあちらより上回っているため、
    手数の多いランスの特性を考えれば十分にこちらを優先するメリットが増えたと言える。
  • 製作には海竜の蒼天鱗は勿論、こちらもまた金獅子の剛角が要求される。
    他に剛尾も3本必要。
    先に雷狼竜の天玉が出た場合は、王牙槍にシフトしてもいいかもしれない。
  • 匠発動時のゲージの伸びは確かに大きいが、デフォルトの白も短くはなく、
    匠無しの場合でも雷ランスとして十分に運用できる。
  • 属性偏重のキリンランス、雷槍【ナルカミ】とは対極に位置する。
    攻撃力こそナルカミが270なのでドーリスが大きく上回っているが、
    あちらは雷属性が66とこちらの3倍、匠での紫は30だが、デフォルトの白が80と、大きく特徴が異なる。
    雷に特に弱い敵や、匠を使わない場合はあちらも十分に検討する必要があるだろう。

余談

  • クルスランス系統や雷槍ドーリス系統の楯は、ラギアクルスの骨を加工したと思しき外見だが、
    白雷槍ガイオスおよび冥槍エンテルトリアの楯はラギアクルスの頭部を模したデザインになっている。
    水中で楯を構えた状態で正面から自キャラを見ると、ラギアクルスが睨みを利かせているように見える。
    またエンテルトリアは抜刀すると槍身の一部が発光するギミックがある。
  • MH3Gで登場した白雷槍ガイオスの名前の由来は恐らく海神ポセイドンの別称、「エノシガイオス」からだと思われる。
    ポセイドンにはその他にも様々な別称を持つが、エノシは大地、ガイオスには揺さぶる者という意味がある。
  • モンスターハンターライダーズでは、ラギアクルスのライダーであるハルシオンの武器として登場。
    やはりランス使いらしくHPと防御が高い他、味方を庇う優秀な技が使える。
    また、意識したのかそれとも偶然かは不明だが、彼の父親の名前が上記の亜種のランスと同じ「ガイオス」である。

関連項目

モンスター/ラギアクルス
モンスター/ラギアクルス亜種
モンスター/ラギアクルス希少種
武器/ラギア武器
武器/ラギッドランス - 混同されやすいボルボロスのランス。
武器/クルルランス - これまたよく似た名前のクルルヤックのランス。