ライゼクスの素材を使って作ら
れた盾斧。放電性能を生かした
攻撃が可能。
(電斧アクセラクレス/電閃斧ヴァジャラクレス*1)
MHXで初登場のチャージアックス。
電の反逆者であるライゼクスの素材から製作される。
本項では二つ名持ちモンスターである青電主ライゼクスの武器も扱う。
目次
概要
- 他のライゼクス武器と同様、スマートな見た目をした武器。
剣は片手剣のエムロードレイピアと似ていて細長く、更に刀身が明滅するため、
人によってはどこかSFチックに感じるかもしれない。
盾はライゼクスの二股の尾に近い見た目。盾の中心部分に昆虫の複眼の様なものが並んでいる。
こちらの発光は目立たないが、斧モードに合体した時に光るようになる。
剣の光が盾の方に伝わっているのだろうか?
- また、この武器の銘は炎斧アクセリオンをオマージュしたもの。
炎斧がオリオンの名を冠しているのに対し電斧はヘラクレスの名を冠したのだろう。
オリオンもヘラクレスも狩りに関する英雄であることや、星座になったことが共通している。
性能
- 概ねの傾向として低めの攻撃力にプラス会心を持つ。
電竜の名に反し、属性値はそこそこ止まりであることが多い。
MHX
- 初期段階では攻撃力120に雷属性値16、強属性ビン。
他のライゼクス武器同様低めの攻撃力を補う会心率15%を持ち、スロット1を有している。
また、これもライゼクス武器共通の特徴であるが、斬れ味ゲージが大変優秀。
2回強化した時点で僅かではあるが匠無しでも青ゲージが発生(会心率も20%に上昇)し、
匠+2を付けると白ゲージまで現れる。
さらに、レベル5まで強化すると匠無しでも白ゲージが出る。
他の四天王武器は最終強化しても匠無しでは白ゲージが出ないので、
会心率と併せて充分に攻撃力の差を補える性能となっている。
- 最終強化は雷斧ハルバラクレス。その性能は、
- やや低めの攻撃力180
- 強属性チャージアックスとしては合格点の雷属性28
- 素で白10、匠で更に延長可
- 低めの攻撃力を補う会心率+20%
- スロット数は変わらず1
- 但し、これは今作の四天王チャージアックス全般の傾向なのだが、ライバルがあまりにも凶悪すぎる。
ハルバラクレス直接のライバルは衛士隊正式盾斧から発展するノブレスオブリージュ、
及びその派生である騎士団隊証盾斧、その最終形ディヴァルキューレである。
それぞれの性能を見ると…- 攻撃力210・雷30・斬れ味青10、匠で白40・会心率5%・スロット1と、
素でも匠ありでも完全に上を行くノブレスオブリージュ。 - 攻撃力180・雷37・斬れ味青40・匠で白20・会心率15%・スロット2と、
攻撃力ではやや劣るものの、属性で完全に圧勝するディヴァルキューレ。
事実上、すべての面においてハルバラクレスはノブレスオブリージュの下位互換である。 - 攻撃力210・雷30・斬れ味青10、匠で白40・会心率5%・スロット1と、
- ただし、ノブレスオブリージュには激昂したラージャンの素材を要求されるため、
最終強化はどう足掻いてもHR解放後になる(ソロの場合はHR45以降)。
素材に関しても羅刹の金角×1と金獅子の闘魂×2が鬼門そのもの。
HR7で最終強化可能で、レア素材が一つで済むこちらとは大違いである。 - しかし、それまでの繋ぎとして見るとディヴァルキューレの存在が無視できない。
何故なら最終強化できる時期が被っている上にレア素材を使わないからである。
性能に関しても属性値に優れた彼方の方が強属性盾斧としては実用性が高い。
これらを踏まえると、繋ぎとしての立場も安泰とは言えないだろう。
MHXX
- 究極強化は霹電斧アムガラクレスになる。
性能はというと、- G級武器としては少々低めの攻撃力290
- 順当に伸びた雷属性35
- 会心率20%
- 僅かな紫ゲージ10。匠で延長可能。
強属性の雷チャージアックスの中では概ねバランス型に落ち着いている。
しかし究極強化時期を考えるとビクトーリアノブレスが出てくるところ。
こちらの素の紫ゲージはほぼ無いようなものなので、やや苦戦しているだろうか。
しかし、ビクトーリアノブレスはミラアンセスシャデスの復活と共に用途を奪われてしまう。
そして、そのミラアンセスにはトリスタンイゾルデという強力なライバルが立ちはだかっている。
MHR:S
反逆者は王へと牙を剥く。
天に座す者、ふたつと要らず
残るのは界雷宿す強者だけ。
(霹電斧アムガラクレス)
- ライゼクスと共に復活。最終強化で霹電斧アムガラクレス改となる。
ほぼ全ての武器に共通するが、傀異化素材を使うため完成時期はMR解放後。
なお、本作では強属性ビンから榴弾ビンへと変更されている。
性能の方は、- 少し寂しい攻撃力310
- 素でちょっぴりの紫10。匠で延長可能
- 平凡な雷35
- 高い会心率+30%
- スロットはLv1が1個。ないよりはマシ程度
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 榴弾ビン搭載
一応、素の状態での物理期待値はカムラノ傑盾斧をも上回る。
ただ、会心率は他武器もスキルで積みやすい環境であり、この差が優位点とは言い難い。
属性値、素の紫ゲージ、スロットなどもあくまで及第点といったところで
全体的に見ると反逆者を名乗る割には少々落ち着いたスペックな気もする。
- 雷属性榴弾チャージアックスのライバルは
トビカガチの万雷盾斧【大典太】やラージャンの鬼神盾斧など。
物理傾向の強いラージャンは些かジャンルが異なる趣であるが、
攻撃力でも属性値でもこちらに勝り長めの白ゲージも持つカガチは結構な難敵。
こちらは素の紫と高い会心を活かし、剛刃研磨が効くうちに100%超会心でダメージを稼ぐというのが活路となるか。 - Ver.16最終アップデートを迎え、本武器は傀異スロットをLv7まで解放することで攻撃力335、属性値53となる。
加えて、属性強化もLv8まで付けることで属性値は88まで伸びるのだが、大典太の百竜スロットをLv2に強化する場合、
向こうの属性値は80となり、こちらが8上回ることになる。
さらに、斬れ味についてもあちらは紫が出ないため、
属性を重視する運用ならば最終的にはアムガラクレスに軍配が上がるだろう。
ただ、攻撃力とスロットについてはこちらが劣るため、モンスターの肉質によって使い分けるのが吉。
青電斧アクセヴォルト
- MHXXで初登場した青電主ライゼクスの素材から作られるチャージアックス。
黒炎王斧アムガロードのオマージュである。
MHXX
- 青電斧アクセヴォルトからLV5の究極強化を施すと青電主斧アムヴォルトになる。
性能は- 原種武器より落ちた攻撃力280
- かなり低めな雷属性19
- 火力を補う会心率40%
- 少々長めの白ゲージと僅かな紫ゲージ20。匠で70まで延長可能。
- 通常種武器と変わった榴弾ビン
- 二つ名武器特有の狩技ゲージブースト効果。
榴弾ビンのダメージは元の武器の攻撃力に依存するので、
榴弾ビンと低攻撃力のチャージアックスは相性が良くないのである。
まあ仮に強属性ビンでも属性値の低さで台無しになっていたが
- 斬れ味が心もとないがそこは二つ名武器。
臨戦の回転率でカバーができるので紫維持はスペック上で見るよりは容易である。
会心率の高さから超会心構成に向き、火力の低さを手数で補うタイプである。
榴弾はスタン用と割り切って、斬撃ダメージの比率が高くなるブレイヴで解放IIIを振り回す運用に向いている。
- 弱点特効を外した常時会心構成に向くため、何処を斬っても超会心が発動するという点が強みと言える。
弱点を狙いにくい相手や、剣や斧の振り下ろしを差し込んでいくケースの多いPT戦では安定感を見せてくれる。
余談
- MHXにおいての四天王チャージアックスは共通して、
下位及び攻略時は大変頼りになるのに上位集会所に行くととたんに上位互換のライバルが現れる傾向がある。
上にも記されているが、その中で雷斧ハルバラクレスは強化時期や強化難易度で張り合えるのが救いであり、
僅差でライバルに上をいかれるバルドレッド、
ビンと性能が噛み合わない餓斜ン具流ンより遙かに恵まれていると言えるか。
立場的には恵まれているものの必要性において微妙すぎるしろたへとどちらがマシかは難しいかもしれないが。
- 通常種・二つ名どちらもレイピア型チャージアックスだが、ライゼクス以外にはレイピアタイプのものは見当たらない。
- 強化先の名称の1つである雷斧ハルバラクレスだが、
これとは別にその名もズバリ「雷斧」と言うシンプルな名称のスラッシュアックスが存在していたりする。
- MHR:Sで復活したゼクス盾斧であるが、解説文にて
「ライゼクスの素材を使って作られた剣斧。」という誤植があり、
Ver.16.0.1.1においても修正されずにいる。
解説文の誤植については、なんとMHXXでライバルであるリオレウスの盾斧でも確認されたことがある。
流石に張り合うところを間違っているのではないだろうか。ここでライゼクスのスラッシュアックスの記事冒頭をご覧頂きたい。
……お気づきだろうか、なんと本武器と説明文が全く同じなのである(武器種の違い以外は)。
リオレウスのスラアクとチャアクも
通常種武器と希少種武器の両方で初期段階の説明文が一致しており、
それに対するオマージュなのだろう。こちらと同様にあちらもだいぶシンプルな説明文である武器種に関しても剣斧と盾斧で一文字しか違わないので
ウッカリ取り違えてしまうのもしょうがないのかもしれない。
関連項目
モンスター/ライゼクス
モンスター/青電主ライゼクス
武器/ゼクス武器
武器/炎斧アクセリオン - 踏襲元のチャージアックス