武器/D=トゥ

Last-modified: 2024-04-17 (水) 10:13:35

泥翁竜の硬い鱗を用いた太刀。
内部には金の泥が流れているため
抜刀時には眩い光を放つ。
(D=トゥ)

構造を改良し、武器としての
威力に磨きをかけた一振り。
技巧と機能の両立が美しい。
(D=バイダー/D=イアンズ)

美しく進化した泥翁竜の太刀。
流線形の刃に流れる金の泥が、
更なる輝きを放ち、魅了する
(D=ギィドゥ)

目次

概要

  • 刀身は柄の部分から~(チルダ)のように捻じれ、鞘も円形状で発光部分を持つ特徴的な武器。
    オロミドロ武器の例に漏れず、デザインはメカメカしく近未来的でスタイリッシュ。
    納刀時には消灯しているが、抜刀する事で刀身は柄の部分からラインに沿って、
    黄色の光を放ち、鞘も同色に発光する。
    • また、通常種武器は単に発光しているだけだが、亜種武器は
      溶岩をイメージをしたのか脈を打つように発光している。

D=トゥ

MHRise

  • 一発生産かギガントマカエラIからの派生強化でD=トゥIが入手可能。
    派生強化で入手しようとするとカムラノ鉄刀からの道のりが遠い上に、
    途中でボルボロスの頭殻やバサルモスの尻尾といった、集めるのが地味に面倒くさい素材を要求されるので
    一発生産をオススメする。
  • 初期の時点で攻撃力120、水属性値33、緑50の斬れ味と、いきなりの高属性値に驚かされるだろう。
    オロミドロは下位の最高ランク帯に登場するだけあってかなりの強敵であり、
    その時点で有効な火属性太刀もアケノシルム太刀くらいしか使いやすいのは無い*1ため、
    製作は生半可ではないが、それでも作る価値はある。
    そのアケノシルムの上位の防具で今作の太刀の必須級スキルである納刀術が発動するのだが、
    アケノシルムは傘以外の部位に水がかなり有効であり、この太刀は抜群に相性が良いのだ。
    使いやすいアケノ太刀も強化できて一石二鳥である。
    • 製作は生半可ではないと記述したが、実は他のオロミドロ武器に比べると遥かに楽だったりする。
      他の武器種は全て生産や強化に、硬くて壊すのが難儀な爪や、レア素材の逆鱗が必要になるのだが、
      どういうわけか太刀だけはどちらも要求されない
      相対的に製作難易度は低く、明確な使い先もいるため、是非とも作ってみよう。
  • 最終強化でD=バイダーとなる。
    流石にそこではレア素材の黄玉が要求されることに加え、古竜骨も必要なので強化はラスボス戦後になる。
    その性能は……
    • 低めの攻撃力180
    • 会心率0%
    • 非常に高い水属性値48
    • 素で青60だが匠で伸ばしても白は出ない
    • スロットはLv2とLv1が一つずつ
    • 百竜強化は『攻撃力強化III』・『属性強化【水】II』・『弱点特効【属性】』
    物理火力は乏しいが、属性特化太刀としては一級品の性能を誇る。
    ただでさえ高い属性値を百竜強化で更に上げれば、その値は驚異の54
  • しかし、残念なことにこの高属性値を活かせる相手が今作には少ない*2のである。
    更に、Riseは物理環境のため、白ゲージが出ないならまだしも物理火力が低いこの太刀にお呼びが掛かることはほぼ無い。
    好きで担ぐ分にはかなり強力だが、強化途中と違い純粋な強さだけを求めると活躍の機会に恵まれないのが悲しい。
  • その上、USJコラボ武器の蒼星ノ太刀が登場したことで更に立場が危うくなった。
    あちらは攻撃力は同じで属性値が37とこちらを一回り下回ってはいるが、会心率が30%もある上に
    デフォルトで白20の斬れ味持ちという、物理性能では到底敵わないライバルである。
    蒼星ノ太刀の記事にもある通り、第二弱点まで範囲に入れると効果のある相手は多いが、
    属性も物理もダメージを入れられるUSJ武器が最適解であるのは想像に難くない。
  • 一応属性特化装備を組めば、あちらが同じ構成にしたとしても与える属性ダメージはこちらの方が上のため、
    その方面では差別化はできている。魚ソードと境遇が似ている気がする…
    そのスキル構成を可能とするのが、皮肉にもUSJコラボ装備蒼星ノ侍シリーズ一式。
    またはそれを取り込んだ混合装備となっている。
    おそらく見切り弱点特効も組み込むため、物理方面もある程度保証されていると考えれば結構優秀。
    上述の通り侮れない戦力となるため、やはりこちらの方が性に合っているだろう。
    • 百竜強化込みで水属性Lv5を積むと属性値は驚愕の68百竜強化抜きでも61となる。
      180~188という必要ラインの物理を持った上で驚異的な属性値を持つに至るわけで、
      属性特化武器としては上位の時点ですでに完成されているといっていい。
  • 闘技大会06では太刀を選ぶと強化途中のD=トゥIIを担ぐことになる。防具はダマスク一式
    咆哮は勿論、ラングロトラやバゼルギウスが起こす振動を無効化できるのは嬉しい。
    しかし、バサルモスが過去作よりも水属性が効きづらくなった関係で
    水属性が有効な対象がラングロトラしかいないのが難点。
    当然、納刀術も発動していないため、依存症に陥っているとSランクは難しいかもしれない。
    MHR:Sに伴うVer.10.0.2のアップデートで太刀の攻撃がほぼ全体的に弱体化を受け、
    闘技大会06を太刀でSランクを取るのは非常に難しくなった。

MHR:S

  • 強敵と名高いオロミドロのマスターランク素材で強化が可能。
    最終強化はD=ギィドゥ。果たしてその性能はというと……
    • やや低めの攻撃力310
    • 頭のネジがぶっ飛んだ水属性値72
    • 会心率とスロットは変わらず
    • 斬れ味は素で白70、匠Lv3から紫で最大30
    • 百竜装飾品スロットは3
    なんといってもその強烈すぎる属性値が魅力。
    これを太刀の手数で振るえるのだからその破壊力は推して知るべし。
    桜花鉄蟲気刃斬などヒット数の多い攻撃をすると大変に気持ち良くなれるだろう。
    チャージマスター&抜刀術【技】&会心撃【属性】を乗せた気刃解放斬りもよしと、
    新時代の高水属性値武器としての地位を確立した。
    一方で、弱点も非常にわかりやすく、攻撃力が心許ない事と斬れ味紫運用がちょっと面倒な点だろう。
    今作では弱点特効や超会心を発動させやすいため、白ゲージ運用だと攻撃力の低さは割と如実に出る。
    かといってせっかくの長い白ゲージを捨て去るのも勿体ないのが悩みどころ。
    快適さを取るか最大火力を取るか、カスタムし甲斐のある性能とも言えるか。
  • 水属性のライバルはジュラトドスのヴァルトス・ガラ改か。
    あちらも長めの白で、スロットは2-1に百竜が3と同等。
    しかしながら基礎攻撃力340に会心率-10%、属性値は29と方向性が物理寄りになっている。
    物理と属性どちらが通りやすいかで優劣が入れ替わるため、相手に応じて使い分けるといいだろう。
    • 特に有効な相手としては、今作で登場した前作メインモンスターの特殊個体などだろうか。
      マガイマガドは鬼火をまとっていない時は水弱点、鬼火をまとっている時は雷弱点という特性を持っていたが、
      特殊個体は鬼火纏い時の腕刃と尻尾以外は全て水が第一弱点であり、腕刃と尻尾も差が5しかないので、
      安定してダメージが出せる水属性が有効であり、斬属性も通りやすいのでとても役に立つだろう。

Y=セン

溶翁竜の素材を用いた太刀。
内部に流れる高温の泥によって
灼熱の一刀を放つ。
(Y=セン)

曲線美が磨かれたY=セン。
で彩られた灼熱の刃
一太刀で全てを灰燼に帰する
(キャバル=Y)

MHR:S

  • 新登場の亜種素材を用いた武器も登場。
    上記のD=バイダーからの派生の他、一発生産も可能。
    D=バイダーでレア素材の黄玉を消費してしまうので、一発生産を推奨する。
  • 最終強化はキャバル=Y
    読み方は騎士団、騎兵を意味する『キャバルリー』(Cavalr+y)。
    オロミドロの亜種武器ということでやはり属性値が気になるところだが、その性能は……
    • 通常種武器と同じ低めの攻撃力310
    • やはりどうかしすぎた火属性値75
    • 会心率0%
    • D=ギィドゥよりちょっとだけ短い白60、紫分は同じ
    • Lv3スロットが一つ
    • 百竜装飾品スロットLv3
    イカれた属性値が魅力の新進気鋭の特化型太刀ここに爆誕
    攻撃はやや低めで、白ゲージも全くのノーケアだと青に落ちてしまうため何かしらのフォローは欲しいが、
    ある意味ではそれすら投げ捨てて属性に振り切れたスキル構成が大正解の武器であるため、
    やや物足りない点を気にするかどうかは使い手の個性に委ねられる。
  • 使い方自体は通常種武器と殆ど同じだがこちらは活躍の機会がより多いのが嬉しいところで、
    火属性に弱いゴシャハギやルナガロン、そしてオオナズチに凄まじい破壊力を発揮するのがウリ。
  • 勿論、こちらも競合相手はかなりの業物揃い。
    • 特に、真飛竜刀【緋】は攻撃力320に火属性55、そして素で紫ゲージを持ち、
      それを匠で更に延長可能という極めてハイバランスな逸品。
      作製難易度もそう大した違いは無い上に見た目が良いのであちらを愛用するハンターも多い。
      物理攻撃力にも一歩秀でているため、気刃解放斬りを火力の主軸に据えるなら真飛竜刀の方が有利か。
    • また、D=ギィドゥ同様に物理型のライバルに目を向けると、こちらも錚々たるメンバーが揃っている。
      中でも突出した攻撃力340とまぁまぁの火30を保持した蛮炎刀ロギンソブレ改は強豪中の強豪。
      物理重視のモーションで他の火属性太刀の追随を許さず、新技・気刃解放斬りの威力に於いてはひっくり返るほど強力。
    しかし、これら3振りは隣合っていると言った方がよいほどジャンル分けされている。
    特に、ロギンソブレ改とは使い分けて差別化すべき相方でもある。
    脅かされることは考えず、モンハンの基本に立ち返りそれぞれにあった装備を組んで振り回したいところ。
    勿論、属性をできるだけ活かせる戦い方も考えた方がいいだろう。

余談

  • D=バイダーの54という水属性値に既視感を覚えた太刀使いもいるのではないだろうか?
    そう、あのタチウオノタチの最終強化と同じ値なのである。
    つまり、この太刀の正体は魚ソードの後継者だったのだ。
    MHX時代の鮮刀ハクナギに比べると攻撃力も斬れ味もスロットも上回っており、
    とてもネタ武器とは言わせない性能である。名前に関してはネタ具合が加速しているが
    • MRではさらに属性値が伸び、ついに魚ソードを完膚なきまでに激流に飲み込んだ。
  • ところで、D=ギィドゥの72という水属性値にまたまた既視感を覚えた太刀使いもいるのではないだろうか。
    そう、あのダレン・モーランの太刀、豪斬刀【大穴牟遅】と全く同じ値なのである。
    オロミドロはその能力も相俟って時折、古龍地味ていると揶揄されることもあるが、
    武器の方が本当に古龍級の性能を持つようになるとは誰が予想しただろうか。
    魔法のようにあちこちで泥を操るのだから、実は本当に古龍なのでは……
    まあ、今作では過去の高属性値の古龍武器に匹敵する属性値を持つ武器は特段珍しくもないのだが
  • さてさて再三ながら、キャバル=Yの75という火属性値に既視感を覚えた全国の太刀使いは震え上がっただろう。
    何故ならこちらもまた前例が、それも飛びっきりのものが存在したからである。
    火属性値75というのは、かの禁忌の古龍ミララースの太刀、ミラフォティアと同値なのだ*3
    古龍は古龍でも禁忌中の禁忌であるミララースの素材から作られる物と同じ性能を引き出せるとは、
    オロミドロ亜種の潜在能力はそれほどまでの高さを秘めているのだろうか……末恐ろしいものである。
    やっぱりコイツ古龍なんじゃ……
    もっとも、属性は異なるが傀異化素材も古龍素材も使っていない段階であるのに
    禁忌武器超えの属性値を出すカジキなどもいるわけだが

関連項目

モンスター/オロミドロ
モンスター/オロミドロ亜種
武器/オロミドロ武器
武器/タチウオノタチ - 高水属性値太刀の先輩。


*1 上述のギガントマカエラⅠは斬れ味の緑が非常に短く、アンジャナフのフラムエルソブレⅠは攻撃力が140あるが会心率は-20%で緑もギガントマカエラよりまし程度、継伝の太刀【無銘】Ⅰは攻撃力120に会心率10%となっているが、やはり斬れ味はシルムズサーブルⅠより短い。
*2 水肉質が30を超えるのがラングロトラの頭、アケノシルムの脚と尻尾先端、トビカガチの頭と後脚、泥を纏ったボルボロスの頭と胴と尻尾くらい。
*3 ゲーム内表記こそ違うが実数値は同じ