MH-Rに登場する青年ライダー。CV:斉藤壮馬
8月8日生まれの20歳。所属は水の都市エル・テ・ウーナ。
概要
- 水の都市エル・テ・ウーナ首長ガイオスの息子で、病床の父に代わり首長代理を務めている。
竜騎十傑の末裔で、代々都市を治めるウーナ家の次期当主として、
様々な教育とライダーとしての鍛錬を受けている。
名家の御曹司でありながら気さくな性格で、臣下や民からの人望も厚い。
腹心のエリオンには絶大な信頼を寄せている。
都市を襲撃した黒いライダーの正体を掴むべく、プレーヤーの任務に同行する。
キャラクター
- フルネームはハルシオン・フリュレ・ウーナ。
MHシリーズにしては珍しい、ファミリーネームどころかミドルネームまで判明しているキャラクター。
とは言え流石に長いため、自己紹介する時くらいしか聞く事はできない。
親しい人物や特派観測隊の面々からは「ハル」と略され、そこに敬称などを付けて呼ばれる事が多い
(例としてエリオンからは「ハル様」、マリィからは「ハルくん」、シノからは「ハル殿」)。
ハルシオン本人も堅苦しい雰囲気は好きではないため、呼ばれ方については特に気にしていない。
- 基本的には気さくで快活な笑みが似合う好青年。
ウーナ家の家訓である「まずは行動をもって信を得よ」を大切にしており、決断した際の行動は早い。
しかし決して勢い任せではなく、むしろ冷静かつ慎重で警戒心が強い性格。
シノが長らく特派観測隊の動向を監視していた事にも気付いていた。
真意を伏せたまま仲間に加わったシノに対しては不信感を抱いており、
一時は一触即発の雰囲気を漂わせる事さえあったが、
リーダーであるプレイヤーの判断に任せてひとまずは彼女を信用する事にしている。
それでも心の底では信用し切れない部分があり、訓練中には上手く連携が取れない時期もあったが、
あるクエストを機に多少は改善し、現在はそれなりに良好な関係が築けつつある模様。
- ストーリー上のパートナーはラギアクルス。
エル・テ・ウーナ近隣に生息するラギアクルスは人に慣れており、
一般的なラギアクルスと比較して大人しい気性をしている。
ウーナ家出身のライダーはラギアクルスをオトモンとする事を仕来りとしており、
ハルシオンもその伝統に倣ってエリオンと共にラギアクルスの巣を訪れた。
しかしそこで想定外の事態が発生し、目の前で一頭のラギアクルスが致命傷を負ってしまう。
ハルシオンは瀕死のラギアクルスから自身の守っていたタマゴを譲り受け、
そのタマゴから孵ったラギアクルスをパートナーとして迎え、
そして力尽きた親のラギアクルスから素材を得て自身の装備を強化した。
以上のような経緯からハルシオン本人としてはオトモンだけでなく装備にも強い思い入れがあり、
何もかもを守れるほどの強さを手に入れる事を心に誓っている。
- ランスを武器とし、守りを重視した戦術を得意とする。
防具はラギアシリーズに似ているが、貴族らしいマントなどの装飾が取り付けてあり少々豪奢。
- エリオンとは幼少期の頃からの付き合いであり、親友であると同時に最大の理解者でもある
(ただそのエリオンも後述のジョヴァンニとの関係には難色を示しているが)。
しかし、そのやり取りがエレノーラの邪な妄想のネタになっている事には多分気付いていない。
- 個人的にジョヴァンニ・ガルディアノと親しくしようとしているが、
当のジョヴァンニからは快く思われていない。
そもそもガルディアノ家はハルシオンの父親であるガイオスが執行した「ウーナの大粛清」によって
階級を剥奪されて没落した旧貴族の一つ。
ジョヴァンニからすればウーナ家の一員であるハルシオンは、
どうしても恨みや憎しみの感情が先立つ相手であり、「無能なお坊ちゃん」などと呼んで見下している。
しかし、一方のハルシオンはジョヴァンニの能力やプライドの高さを評価し、ある種の信頼を寄せている。
- マリィと同様、何故か主人公の見た記憶石の映像の中に彼の姿もあった。