登場人物/ミナガルデのギルドマスター

Last-modified: 2025-02-22 (土) 19:50:59

無印やMH2, MHXなど?初登場したNPC。本名は不明。
ミナガルデのギルドマスター…それは複数人の影武者集団とも、稀代の一人のトリックスターともいわれる謎めいた元商人。
「とある人物の弟であると同時に兄でもあり?甥っ子にも瓜二つ!?」と噂される彼の素性を正確に知る者は誰一人としていない…。

目次

概要

MH(G)

  • ミナガルデギルドマスターとして登場する竜人族のご老人。
    容姿はココット村の村長と瓜二つ。というのも、彼は村長のである。
    その証拠として、主人公がラオシャンロンを退けた際には、
    小さな田舎の村で暮らしているという「ワシのを見ておるようじゃ。」と語っている。
    • 一人称は「ワシ」で、語尾に「じゃ」「じゃよ」という口調も概ね村長と同じである。
      服装もほぼ同じで、ギルドマスターの方がやや明るい橙色
      ただし、ヒゲの長さは違っており、兄の村長の方が立派なヒゲが長く、弟は短い顎ヒゲを持つ。
      また、ギルドマスターの方はかなりの愛煙家としても知られる。
    • ゲームデータ容量確保のため、同じ見た目のNPCを登場させるというのはよくあることで、
      ココット村の工房の兄弟、モガの村とバルバレの女主人の姉妹など兄弟姉妹の設定もよくあることである。
      この単純な設定が、後にあまりにも複雑すぎる事情をもたらすとは、誰が予見したことか…。
  • ハンターとして身を捧げた兄とは異なり、弟はミナガルデの街を築き上げた元商人で街の元締めのような役職だったという。
    若干ややこしいが、ギルドマスターの職は、元々の商売の職からの天下り先ということである。
    商売の方は若人に任せ、自身は隠居の身を嗜む者として街全体、そしてハンターらを見守っている。
    いわゆる、第二の人生というやつか…。

MHP

  • 今作ではミナガルデまでの一本道が封鎖されているため、NPCとしては未登場。
    その代わりに、ココット村のハンターが街のクエストを受注できるようギルドの出張所ができるが、
    そこのギルドマネージャーとして赴任してきたのは、街のギルドマスターの息子と語る竜人。
    父のギルドマスターとは年が100歳離れているようで、父と叔父(村長)の両者を尊敬しているそう。
    彼に言わせれば、自分はまだ「ピチピチ」に若い竜人であるとのこと…。
    • そのため容姿としては老竜人の見た目ではあるが、父よりは若めであり、
      耳は垂れ耳ではなく上向きで、目はキリッとした目つきをしている。
      しかし、本人としては父と似ていることを気にしているらしく、紛らわしいので、
      心の内では、早く引退してほしいと思っているとのこと。
      同じような服色や口調で本人自ら寄せにいってしまっているのはどういうことなのか…。
      まあ、顔の見た目がはっきり違うので見間違える人はそうそうにいないだろう…。
    • 父と似ることを嫌う彼だが、父と同じく大の愛煙家である。
      加えて、黒龍を討伐した際には、父と全くといっていいほど同じ内容の賛辞をくれる。
      まるで生き写しのようだ…。
  • そんな彼だが、ハンターの道を歩んだ村長と、商人の道を選んだ父の関係については
    「ワシの父は村長の」と語っている……。誤植かな…と思いきや
    「叔父御はここの村長、ワシの親父殿のでな」とも述べている。
    つまり、彼の中では長男のギルドマスターと次男の村長がいるという認識らしい。疑問に思ったら負けだ!
    • ちなみに、依頼人の形ではあるが、クエスト「災厄降臨」では
      ギルドマスター」の肩書きで村長の兄である父が街から依頼をしている。
      そしてなぜか依頼の文面は、MHGの弟ギルドマスターが書いたものと一字一句同じものとなっている。

MH2

  • ギルドのご隠居」と名乗る人物が、村長とともにココット村に登場。
    遠くの街のギルドマスターをしていたという彼は「ワシはこの村の村長のじゃよ。」と語る。
    またオオナズチに挑む主人公のことを「若い頃のを見ているようじゃ。」とも述べている。
    一方で、その容姿はMHPから消息不明の弟ギルドマスターにどういうわけか全く同じである。
    弟は本当にどこに行ってしまったのか…。A級WANTEDをかけて捜索したいものだ。
    最初の弟設定こそが誤植だったのだろうか、とも思えてくる。
  • ギルドマスターの職を引退した後に、諸国を漫遊していたが、
    その旅にも飽きてしまったので、これから村でお世話になることとしたらしい。
    少々煩雑なのは「ギルドのご隠居」という既にギルドで隠居生活を送っていた者が、
    ココット村で新たに隠居暮らしを始めている点である。
    ちなみに、何故引退したのかは内緒のよう…。
  • ここで、気になるのは"遠くの街"がミナガルデなのか、ドンドルマなのかということである。
    彼が街から引退時に連れてきたという受付嬢「敏腕お手伝い」はミナガルデのベッキーそのもの。
    したがって、彼はミナガルデの元ギルドマスター、即ち、ココット村の出張所のギルドマネージャーの父で間違いないだろう。
    かつての出張所も村長の家に戻っているため、元ギルドマネージャーが父に引退を迫り、
    ミナガルデのギルドマスターとして現在働いているということのようだ。
  • ジャンボ村の村長とは旧知の仲らしく、ジャンボ村の村長がさらに若かった頃の話もしてくれる。
    若僧の時からすでに各地で村おこしをしていたようで、好奇心の強い竜人族と言えど、
    彼ほどにまで開拓精神を持った人物はいないとのこと。
    ただし、最近は長らく会えていないようで、現在何をしているのか気に掛かっている様子。

MHP2G

  • MHP2Gでも、関連の人物はNPCとしては未登場。
    ただ「ギルドのご隠居」という人物が、秘密の事情でもあるのかネコートさんを通して「黒甲冑、弐領」を依頼している。
    内容としては、自身のギルドでは旧火山に現れたグラビモス亜種2頭を狩猟できるハンターがおらず、
    情けない話だが、最近協定が結ばれたドンドルマギルドを通して協力を仰いでいるというもの。
    兄のギルドマスターこと「ギルドのご隠居」は既に引退しているというのに…
    いったい誰が「ギルドのご隠居」を語り、ミナガルデ管轄の狩猟区域から依頼を出しているというのか…。
  • また「ギルドマスター」を名乗る依頼人もいるが、らに街(戦闘街)が襲われたという内容の依頼なので、
    こちらはドンドルマのギルドマスターであろう。彼も村長ら兄弟とソックリな見た目と話し方だが…。
    彼はアカムトルムのクエスト「起源にして、頂点」を依頼していることでも有名。

MHP3

  • エンディングに繋がるスタッフロールにて、ニャン次郎から手紙を受け取る人物がミナガルデのパートに登場。
    耳が垂れていなかったり、ヒゲがないことから、ココット村出張所のギルドマネージャーによく似た人物であるとわかる。
    安直に息子と考えて良いだろうか…それとも…?

MH4G

  • 本作でもNPCとしては未登場だが、あのクエストでベッキーは登場している。
    彼女はミナガルデから来ているといっているので、MH2の時のココット村からは一旦離れた模様。
    ミナガルデはMHP3の人物をギルドマスターとして管理されているということであろうか。

MHX

  • ユクモ村の足湯に「ミナガルデのご隠居」と語る人物が登場。
    かつてミナガルデでギルドマスターをしていたらしく、現在は隠居ジジイとして湯治に訪れているだけということのようだ。
    また「ココット村の村長こそが、ワシのじゃよ。」と述べ、商人とハンターへの途の兄弟話も述べている。
    この人物こそが失踪していた弟のギルドマスターということだろうか?
  • 普通の会話としては、ミナガルデなどについて談話で色々話してくれる。
    「そういえば今日は○○(食材屋、素材屋など)の特売日だったな」と言いつつ、ハチミツモンスターの体液をくれることも。
    ただしMH(G)の頃は、モンスターの体液のような特殊アイテムが、特売日(セールの日)という理由で売っていたわけではなく、
    それぞれの店に対応する品物がゴンドラからたくさん入ってきたので店売りされているという仕組みだったのだが…。
    言い換えれば、個別の店の特売日という概念がそもそも存在しなかったということである。
    特殊アイテムを安売りするなど、ミナガルデも数年の月日が経ち、だいぶ易しく変わったのだろうか。
  • 受付嬢のベッキーについても語っており、彼が引退した時にココット村へ引き連れてきたと語っており、
    ベッキーがいたく村を気に入ってしまったため、彼女はそのまま村に住み着いているということらしい。
    ちなみに、このご隠居は諸国漫遊の旅の最中で、旅に飽きた際には兄である村長の村でお世話になる予定らしい。
    まるで兄のギルドマスターを見ているかのようである…。
  • また、彼からの依頼をこなすと、なぜか竜人族に伝わる武器として大長老の脇差が生産できるようになる。
    古龍や謎の龍を迎撃したわけでもないのに…。ドンドルマとはあまり関係のない、というかドンドルマの人々にとっては
    異国の言葉で書かれたを解読せねば辿り着けぬはずの森丘で、獰猛化したワイバーンを狩ってきただけなのだが…。
    首脳会議くらいでしか面識がないと思われる、ミナガルデのギルドマスターに大事なものを託すとは、
    大長老もいったいどうしたものか。せめて関係のありそうなドンドルマの守護兵に託すべきでは…。
    森丘に極秘の卵の運搬ルートでもあったのか…。
    • 彼はすでに引退の立場なので、この依頼自体はどこかのギルドから聞き及んだ報告を
      ちょうど噂の龍歴院のハンターに託したという設定である。
  • このように少し言動におかしなところがある彼だが、その見た目もやはりおかしかった。
    容姿は完全にココット村の元ギルドマネージャーなのである………。
    村長のと語る人物の息子と、村長のが瓜二つとは…人智を超えた世界が広がってしまっていた。
    ロックラックの宿屋も別人になっているので気にしないでおこう…とは言い難い。あっちは着替えただけかもしれないし。
    この人物がかつての弟なのか、それとも年若い四男なのか…。謎は深まるばかりである。
    あの少女には是非ともこっちのミステリーを追求してもらいたい。謎や。ミステリーや。
    ちなみに、ココット村に「ギルドのご隠居」を名乗る村長の兄は登場していない。

MHXX

  • 「ミナガルデのご隠居」に変化はないが、地底火山でのクエスト「甲冑、弐領」を
    ギルドのご隠居」と名乗る人物が依頼している。MHP2Gの「ギルドのご隠居」とは依頼文が完全に同じである。
    内容もフィールドがバルバレ・ドンドルマ管轄区域に変わり、亜種が原種になっただけである。
    兄のギルドマスター「ギルドのご隠居」も弟のギルドマスター「ミナガルデのご隠居」も既に引退しているというのに…
    再びいったい誰が「ギルドのご隠居」を語り、どこのギルドのハンターらの失敗に嘆き、依頼を出しているというのか…。

大狩猟展

  • 20周年イベントの大狩猟展での歴史を振り返るコーナーでは、
    ミナガルデのギルドマスターは村長のとして紹介されている。
    しかし、しかし…その立ち絵に使用されていたのは、MH2当時のドンドルマのギルドマスター
    どうもミナガルデのギルドマスターはドンドルマのギルドマスターである線も出てきた…。
    両者の違いは服の色のみで、ドンドルマの方がの服である。真相はさらに藪の中へ…。
    そして、これは大阪開催でも変更されることはなかった…。
    マスターの黒歴史を振り返ろうと楽しみにしてきたファンの期待の斜め上を行く、大変粋な対応ともいえる。

考察

メタ的考察

  • このように、村長のに同一人物かと疑いたくなる者が多数登場するという極めて異質な状況となっている。
    しかし、身も蓋もないことを言ってしまえば、
    「村長には、ひとりの弟と、その弟にはひとりの息子がいる」
    という設定に対し神の見えざる手、もとい開発スタッフがミスを連発してしまったということであろう。
    • 当時は会話フラグが出るわけでもなく、山菜組引換券がもらえるわけでもない。
      ハンター登録以外で話しかける必要はなく、ゲーム進行上の彼の役割は薄め。
      そんな古参の彼にという重要な設定と、既にギルドで隠居していることや
      父に似ているという設定の息子がいること、
      さらには、村長も息子もミナガルデとドンドルマのギルドマスターも
      全員一人称が「ワシ」で語尾も「じゃよ」などと、ほとんど性格的な部分は同じであるという
      やや複雑な事情が重なり、ミスを誘発しやすい存在であるとはいえよう。
    • また、村長から見て弟なのか、マスターから見て兄なのかが混乱しやすいことや、
      MH(G)とMHPとで主要スタッフの一部が入れ替わっていることにより兄弟が逆転してしまったこと、
      様々な調整に手が回らなかったMH2、納期までの時間が短かったMHP2G、
      登場人物が多すぎるMHX(X)など申し送りが正確になされにくい作品が多かったこと、
      ミナガルデのギルドマスターの立ち絵がなかったことも、ミスの要因として考えられる。
  • ただ、そのうっかりミスは尋常ならざるもので、もはや偶然とは思えないものである。
    見た目と兄弟設定のみ修正すればうまくいくかといえばそうとも限らず、
    それでも奇妙な点が出てきてしまうところが、彼を密かに伝説たらしめるところかもしれない。
    修正すべきと思われる点を一覧にして記述すれば、
    • MHPとMH2ではにすれば、話は通る。
      2作品は連動作品のため奇跡的に2回もうっかりミスが生じてしまった。
    • MH2でギルドマスターの職をすでに引退しているという設定を、
      おそらくMHP2Gではうっかり忘れてしまい、未だ現役のマスターがミナガルデのハンターらに嘆き
      ギルドの恥だとしてこっそりネコートさんに依頼をするという世界線になっている。
    • MHXではMHPのスタッフが関わっているためか、息子が父に似ているという設定に
      うっかり騙され、年若い竜人族の見た目の息子を流用してしまった。
      グラフィック的には村長のもののヒゲを消せば良いはずなのだが…。
      その上、MH2の時点で旅に飽きたはずなので、本作ではココット村に登場させれば良いはずなのだが、
      旅に飽きたら村に立ち寄る設定を作り、わざわざユクモノ足湯に登場させているのも地味に謎である。
      しかも足が短いので、せっかくの足湯には全く浸かれていない…。
      ここまでくると、MHP3でユクモ村への招待状を受け取っていた人物は、息子のギルドマネージャーではなく、
      はなから息子と同じ見た目とうっかり間違われた弟ギルドマスターを登場させていたのかもしれない…。
    • 同作では、ベッキーの話についてもうっかりしており、MH4Gの時点でミナガルデに戻っているはずの彼女を、
      MH2の時点で引退して連れてきてからずっと住み着いているかのような設定になってしまっている。
      また、ミナガルデの特売日システムについてもうっかり勘違いしてしまっており、
      あまり関係がないはずの大長老の逸品をなぜ知っているのかについても謎が多い。
    • MHXXでは、ミナガルデと縁もゆかりも無い地域のハンターらにうっかり嘆きつつ、
      以前はネコートさんを通していたはずのクエストを、恥も外聞もなく現役のマスターが依頼していることになっている。
      もはやギルドのご隠居が誰かなぞ、知ったことでは無いのかもしれない。
    • 大狩猟展ではシンプルにうっかりドンドルマのギルドマスターの立ち絵を使用してしまった、
      あるいは見た目がほぼ同じなので問題ないであろうとOKが出たというところであろうか。
    未だかつて、こんなにも間違われ続ける登場人物がいただろうか……。
    もはや初めに弟の設定にしてしまったことこそが最大のうっかりミスなのだろうか。
    ずっと登場していないので忘れられるということは、ままあるものの、
    彼のように何度も登場しているのに何度も設定が忘れられているというのは、
    これこそまさに皮肉にも最も忘れ去られた登場人物にふさわしいのかもしれない。
    そして、MH(G)の弟ギルドマスターと完全に同一だと断定できる人物が、
    未だに登場していないという点が、最も恐ろしくも奇跡的なことであろう…。
    今後とも村長の親類縁者やご隠居を名乗る人物には十分注意されたい。
  • MHWorld以降は、ココット村の村長関係者が登場することは今のところ一切無くなっている。
    舞台が現大陸に戻ったMHRiseでも引き続き未登場のままであるのを見るに、
    設定を整理するにあたって、一旦は登場を保留と言う形にして様子を見ている可能性もある。
    再登場してミナガルデについての懐古をまじめに語るとしても…もはやネタ要員としか思えないかもしれないが…。

世界観的考察

  • 一方で、あの曰く付きの双刃の如く、上述のような誤りがあったなどという、
    スタッフからの報告が一切ないというのもまた事実である。
    そこで、本当に世界観上そのような設定があるのならば、
    どのように擦り合わせれば辻褄が合うのか、考察を加えてみるのも一興であろう。

兄の存在

  • ココット村において、兄のギルドマスターは村長と会話しながら、
    自分のことを村長の兄と語っており、村長がそれを突っ込む様子は見られない。
    そのため、弟が兄と偽っていると考えるのは不自然であり、むしろ三つ子であると考える方が妥当である。
    この場合、長男の兄、次男の村長、三男の弟が三つ子として存在するということである。
    • 無印以前に商人として活躍した長男と三男のうち、先にMH(G)の間のみ三男がギルドマスターを務め、
      MHPの頃にはどこかに失踪、長男がその役職を引き継いだということになる。

「災厄降臨」の依頼文一致

  • 三つ子説においても、MHPの「災厄降臨」での三男と長男の依頼文の一致の疑問が残る。
    単純に依頼文を使いまわしたのか、兄弟なので文の書き方までソックリになったのか。
    こう考えた場合は、三男はやはり消息不明のままである。
  • 一方で、MHPでは兄弟二人で仲良くミナガルデのギルドマスターに就いていると考えることも可能である。
    この場合は、弟もいるので文がそのままになったということを素直に受け入れることができる。

ドンドルマのギルドマスターについて

  • 大狩猟展から考察するに、立ち絵が全く同じなので、三男がドンドルマのギルドマスター本人であるということに。
    MH2の時点で三男はドンドルマのギルドマスターとして天下ったということになり、
    三男もドンドルマのギルドマスターも口調は含め同じため、これでも違和感はない。
    そして、父に引退を迫っていた長男の息子がMH2では単純にミナガルデのギルドマスターとなったということになる。

「黒甲冑、弐領」の依頼人

  • MHP2Gでは「ギルドのご隠居」なる人物が依頼してくるが、名義をそのまま受け取れば、
    この時点で、長男が再びミナガルデギルドに舞い戻っていることになる。
  • 他方、息子が「ギルドのご隠居」を名乗っているだけとも考えられるが、
    息子自体は始めから世襲的にギルドマネージャーという高地位に就いていただけなので、
    職種が変わったわけではない彼をご隠居などというのは、釈然としないものがある。

「ミナガルデのご隠居」の正体

  • 素直に「ミナガルデのご隠居」は三男であると考えるのがよいであろう。
    彼はかつてドンドルマのギルドマスターを勤めていたであろうことを考慮すれば、大長老の脇差の納得がいく。
    また、ミナガルデとはだいぶ距離を置いていたので、特売日システムはうろ覚えだったのだろう。
    ちなみに、MH4G~MHXの間にミナガルデからベッキーを引き抜くこととなるが、
    彼がミナガルデに行かずとも、兄弟間で話が進んでしまったのかもしれない。
    • ひとつ問題として、三男がなぜ若く見えているかということであるが、
      実はMHP3の前の時代のMH3G頃から生命の大粉塵は若返り効果が研究され始めている。
      このため、MHP3の頃から治験に参加し、本当に若返っていると考えることができる。
      この場合、三男ことドンドルマのギルドマスターがMH4Gのドンドルマには姿を表さなかったことは、
      若返りの途中だったために人目をはばかっていたと考察することもできる。

「甲冑、弐領」の依頼人

  • MHXXでは再び「ギルドのご隠居」なる人物が依頼してくるが、ギルドがドンドルマ・バルバレギルドに移っているため、
    長男はこの頃には、ドンドルマのギルドマスターに再就職したと考えられる。
    バルバレのギルドマスターは本作でそのまま登場しているため、未登場のドンドルマの方に移籍したと思われる。
    • ちなみに本作の「起源にして、頂点」の依頼人は「ギルドからの連絡員」であり、
      MHP2Gの頃とは依頼文も変更されているため、
      当時のドンドルマのギルドマスターと思われる三男が依頼しているわけではない。
      これが依頼人「ギルドマスター」のままであったら、議論は迷宮入りとなっていたことだろう…。
      なぜかこっちだけはしっかり配慮しているカプコンスタッフである…。

結論

  • 以上より、最も単純な時系列としては以下のようになるであろう。
    これが公式設定であるならば、恐ろしく複雑なことであるが、あくまでもネタ考察なので…。
    今後の展開によっては、大どんでん返しや有力なトンデモ説がさらに浮上してくるかもしれない。
    青い服を着たギルドマネージャー風の人物「ワシは村長のじゃよ…。」


時期長男三男長男の息子
無印以前ミナガルデの商人ミナガルデの商人-
MH(G)ミナガルデのギルドマスター
MHPミナガルデのギルドマスター
「ギルドマスター」名義
ミナガルデのギルドマスター
長男と共同名義?
ココット村のギルドマネージャー
MH2ココット村で隠居生活
「ギルドのご隠居」
ドンドルマのギルドマスター?ミナガルデのギルドマスター?
MHP2G息子とミナガルデのギルドマスター
「ギルドのご隠居」名義?
MHP3若返り開始?
MHX諸国漫遊
「ミナガルデのご隠居」
MHXXドンドルマのギルドマスター
「ギルドのご隠居」名義?


関連項目

世界観/ミナガルデ
世界観/ハンターズギルド
登場人物/ギルドマスター
登場人物/ココット村の村長
登場人物/汎用NPC