MHシリーズの一部関連作品に登場するキャラクター。ゲーム中には基本的に登場しない。
目次
概要
- 元々は公式サイトのチュートリアルコラムから生まれたキャラクター。
ゲームドラマや関連書籍などにたまに(稀に?)登場する。
多くの場合「特徴的な口調とおかっぱ頭の女性」という点が共通するが、
作品によって立場やキャラクター性は異なる。
- あくまで関連作品の登場人物として作られたキャラクターであり、
上述のようにゲーム中には登場しないのだが、
彼女らしき人物からの依頼や彼女を模した装備などは存在する。
登場作品・活躍
ハンター日誌シリーズ
- 本格的なデビュー作であり、本作系列の主人公。
物語は基本的に彼女の視点で展開される。口調は関西弁に近い。
- 無印版ではハンターになったばかりの片手剣使い。
しかし、予てからハンターにあこがれを抱いていた割に
なんと「ハンターとは何か」という事さえほとんど分かっていないという問題児。
当作では仲間たちとの出会いや共闘を経て彼女が少しずつハンターとして成長していく姿が中心。
- MHG版では以前のパーティは解散になったらしく、新たな仲間と共に狩猟に挑んでいる。
またこの時、自分の祖父もかつては広く名を馳せたハンターであったことを知る。
当作でも当初は片手剣使いだったが、ある人物との出会いをきっかけに双剣使いに転向する。
- MH2版では再びパーティを解散し、師匠と共にドンドルマに拠点を移している。
しかし、師匠が制作した装備の代金を支払わずに狩猟に出たまま消息不明となってしまい、
彼女はその借金の肩代わりをする羽目に。
そんなわけで当作のパーティはモン本人と借金取り二人組の3人構成が基本というトンデモ展開である。
余談だが、借金取りの片割れであり兄貴分である「ランディ」も関西弁口調でしゃべるため、
彼からは「モンはん」と呼ばれている。
ノベル版
- 第二弾の第3巻にてMH2パーティと共にゲスト出演。相変わらずの借金生活である模様。
やはり借金返済を目当てにマンテ近郊でのシェンガオレン迎撃戦に参加する。
シェンガオレンの圧倒的な力の前に失速しかけたハンター連合軍の士気をキオと共に盛り返す活躍を見せた。
MHP2G・MH4G
- MHP2GのDLクエスト「ハンターズフェスタ!」にて関西弁口調の「おかっぱ頭の少女」が依頼人として登場。
本クエストで入手できる「特注パペット券」で作成できる武器がコレであることもあり、
名前こそ語られないものの十中八九モンであると思われる。
姿は見られないものの、一応は本編初登場といったところか
(それでもDLクエストである以上は番外編に近い扱いだろうが)。
- その後長らく出番は無かったが、MH4Gにてハンター日誌とのコラボレーションクエストが登場。
そしてその依頼主としてついに本名の「モンちゃん」名義で再登場。
彼女からの依頼を達成すると、シリーズ経験者からすれば懐かしい装備を多数作ることが可能になる。
新大陸スケッチ紀行 ~モンスターハンター:ワールド 編纂者日誌~
- MHWorldの資料書籍の一つ。
新大陸古龍調査団第5期団の一員として新大陸に渡った編纂者の一人、
という設定の本著オリジナルのキャラクターとして登場。
本著は新大陸の調査の経緯を彼女(編纂者)によって記されたとされる手記を通じて読み解いていく。
イラストによれば彼女もおかっぱ頭だが、口調は熊本弁に近い。
ハンターに負けず劣らずの強い好奇心と行動力を持ち、
テトルーを追って各地を走り回ったり、シビレガスガエルのガスの餌食になったりと、
なかなかに愉快な大変な目に遭っている。
- そのキャラクター性ゆえにこれまでに登場してきた「ハンターのモン」とは完全に別人である。
しかし、そのハンターのモンとは遠縁に当たるらしい事が記されており、
同時にハンターのモンもこの世界及び時間軸においては
それなりに高名のハンターになっているらしいことが示唆される形になった。
- 彼女の記した日誌はゾラ・マグダラオスの最期を見届けた時点で途絶えており、
その後の動向は不明であるという。
余談
- MHWorldにて、ウィッチャー3とのコラボクエストが実装された。
そのクエスト内で、ウィッチャーを操作するプレイヤーに武器の入れ替えをしてくれる
加工屋の弟子が出現しているのだが、開口一番「俺は調査団の技術者、武具加工専門のモンです」と名乗る。
まさか彼が「モン」…?!という訳ではない。そもそも「おかっぱ頭の女性」とは似ても似つかないし。
「加工屋の者です」を砕けた口調で喋ると「加工屋のもんです」となる事はよくあるため、
この場合も十中八九そのケースと考えられる。
よって上記のモン達とは全く関係ないと考えるのが筋だろう。
モンだけカタカナで表記しているのが話をややこしくさせている