MHRiseに登場する依頼人の一人。
概要
- MHRiseの里クエ『食べないで白兎獣』の依頼主として登場した人物。
獲物を狩るべく寒冷群島に出向いたものの、不幸にもウルクススに遭遇してしまい、
獲物どころではなくなってしまったためにウルクスス退治をカムラの里のハンターに依頼した。
一人称は「僕」なのでおそらくは男性と思われる。
ボクっ子かもしれない? まぁ確かにその可能性もゼロではないけれど……
- 「新米猟師」と書かれているため「まだウルクススを狩る実力がない新米ハンター」
のようにも取れるが、彼が寒冷群島を訪れたのは、自身の夕食となる獲物を求めてのこと。
しかも彼が想定していたのはごく普通のウサギであった。
そう、彼はモンスター狩猟の専門家として活動する『ハンター』ではなく、
あくまで一般的な動物を狩猟して生計を立てている『猟師』なのだ。
同じ食肉目的でもポポやガウシカに目を向けがちな我々とは土俵が違うのである。
しかし、そんな彼が遭遇したのはあろうことかウサギではなく白兎獣ウルクスス。
体格は人間どころかクマ以上で、時には動物質の獲物を求めて積極的に狩りを行う獰猛性を合わせ持つ。
このままでは最悪、彼の方がウルクススの夕食になってしまう可能性も否定しきれない。
彼自身もそんな危険性を感じ、モンスターの狩猟に長けたハンターに狩猟を依頼したというわけである。
「泣き虫」なんて呼ばれているが、そんな状況なら泣きたくもなるだろう
- これまでのシリーズにはいそうでいなかった、一般の動物を狩るタイプの「猟師」。
モンスターを狩る方のハンターも、現地調達や副業的に小動物を採ったり狩ったりはしてきたし、
やろうと思えばできるのだろうが、どうやら専業として区別もあるらしい。
獲物のサイズや特性が違いすぎて装備品の適性などもかなり変わることになるし、
その点ではこうした住み分けも合理的なものである。
キッチン食材などで登場する「ハンターが入手することが無い」肉系食材の一部などは、
彼のような「猟師」によって確保されている場合もあるのだろう。
余談
- ウルクススがモンスターとしての危険性を指摘されるケースは、何故か過去作では滅多に見られなかった。
彼のクエストは比較的真っ当な形でウルクススの危険性が示唆されており、
それを理由に狩猟依頼が提示された、一種のレアケースである。
『食べないで白兎獣』の依頼文から読み取れる限りではまだ実害は出ていなかったと思われるが、
今回は未然に防ぐ事ができたと考えるべきだろう。- MHRiseのウルクススはこの他にも「不運な行商人」を襲撃し、
投げ付けた雪玉で彼女の荷物を台無しにしてしまうなどの実害を出しており、
珍しくモンスターとしての脅威が前面に押し出されている。
これまで好き勝手に狩猟されてきた鬱憤を晴らすべく暴れているようにも見えるのは気のせいだろうか?
- MHRiseのウルクススはこの他にも「不運な行商人」を襲撃し、
- 彼は依頼分にてウルクススに対して「あんなの食べられないよ!」と嘆いている(?)。
もっともウルクススには食べられないことで有名なアイツほどの「食用にならない理由」などは特にない。
味や食感などの理由で美味しく食べることができないという可能性もないわけではないが、
おそらくは大きさ(=肉の量)の違いや狩猟の可否の問題、あるいは当人のイメージの問題によるものと考えられる。
まあウルクススからは生肉は剥ぎ取れないし。