登場人物/自称・腕利きハンター

Last-modified: 2024-11-08 (金) 21:28:52

MHPに登場するNPCの一人。作中での正式名は不明。

概要

  • ココット村のギルド出張所である集会所にいる男ハンター
    クエストボードの前で、腕組みしながらこちらを向き、その様相は極めて威圧的。
    ハンター装備のフードをあまり見かけない赤に染めているあたりからも威厳を漂わせている。
    聞けば、かつてで腕を鳴らした大のベテランハンターのようで、
    ものすごく上から目線のアドバイスをしてくる偉大かつ畏怖すべきと思われる先輩ハンター。
    なぜわざわざ街から田舎の村に来たのかって?初心者ハンターを高みの見物ってところだろう…多分。
    • シリーズ的には、いわゆるボードハンターの系譜を辿る人物。
      作中ではフラグは特に出ないので、話しかけなければそれまでだが、
      やはり配置ポジションが絶妙で、Gクラスの受付のドリスに話しかけようとしたり、
      ボードでクエストに参加しようと思ったら、間違って話しかけてしまうことが多い。
      それでいて得意気に助言をしてくるので…。今日も彼の自慢話は読み飛ばされる。
  • ハンターナイフを手にした右も左も分からない初心者が集会所に早速入ってくると、彼から助言が。
    オレが街で依頼を受けていた経験からいうと」と軽くマウントを取りつつ、
    仲間がいないなら、より簡単な村長の依頼を受けるべきだと言ってくる。
    そして居丈高に「特にアンタのようなハンター初心者の場合は、ね。」とトドメを刺される…。
    当時のぼっち初心者プレイヤーはさぞ出鼻をくじかれたことだろう…。
    • 最初から解放されているハード級に挑んでしまわないようにするためということに加え、
      メタ的には、最初から集会所をある程度進めてしまうと、セリフのストックが飛ばされて更新されてしまい、
      彼が後ほど何を言っているのか、文脈をつかめなくなってしまうという点も含んでいると思われる。
      彼の顛末を知るためにも、ハンター初心者らは誘導のまま村クエを進めていくことに。
  • 一通りチュートリアルを終えてから、再び話しかけると、
    仲間がいるのであればそろそろ下級の集会所クエをやってもいいんじゃないかと、
    クエストボードの使い方を上からアドバイス。その話、ギルドマネージャーから既に聞きました。
    仲間がいない人はどうすれば…と彼に相談するも、
    「街で腕利きのハンターとしてならしたオレが、アンタみたいな初心者と組むなんてまっぴらごめんだぜ。」
    などと言って一蹴される。ハンター発祥のこの地に、相当な腕っ節の同士を求めてきたのかもしれない。
    手ぬるく養殖してしまうことを好まぬベテランハンターの鑑かもしれないが…。
    • 実際、もう少し村クエを進めると、
      街で腕利きハンターとしてならしたこのオレがアドバイスしてやろう」と
      毎度の前置きマウントを語りつつ、ノーマル級(★1~3)のクエストは
      かつて街でこなしていたクエストよりも簡単に思えると述べている。
      ということは、少なくとも彼はハード級の上位ハンターということのようだ。
      特にハンター初心者に向けて、自分の力量を知ることが重要であると助言している。
      • しかし、こればかりは本当のことで、ハード級にとんでもない壁があるため、
        自分の力量をしっかり確認してから挑まなければならないこと必至である。
        この先輩ハンターはこれすら易々とクリアしたというのか…。ココット村、魔境すぎる…。
  • 主人公も村クエでリオレウスを狩猟できるようになる頃には、ハンター初心者を脱却。
    村長から伝説的な剣を託され、いよいよハンター生活も佳境へ。
    先輩ハンターにもひとつ挨拶をしにいくと、剣が抜けたことについて意気揚々と
    「これもオレのアドバイスのおかげだな」…………!?
    どうやら火竜というものは、ボードの使い方とクエスト階級の仕組みを知るだけで倒せるらしい…。
    先輩ハンター…狩猟のセンスありすぎだろ……。
    • ついでに、そろそろ仲間にしてやっても良いと思ったのか、
      クエスト参加では料金が不要だということを語りだす。これもギルドマネージャーから既に聞きました。
      また、かつてミナガルデで見たあの人のことを揶揄しているのか、
      契約金がいらないクエストもあることにはあるが、甘えたような依頼しかないとのこと。
    • その後も「街ではハンターランクを上げるのにポイントを貯める必要があった」などと
      街マウントをかましつつ、それが必要ないこの出張所に少々歯痒さを覚えているそうな。
      一方で、最近では代わりとなるギルドポイントが貯まっていくことが快感のようで、
      既にいくつかの称号を揃えているらしい。もしや街ではHRPをカンストさせて飽きてしまったのだろうか…?
  • 主人公がモノブロスを倒すと、村長もギルドマネージャーも一人前のハンターだの英雄だのと賛辞で持ち上げ、
    自称ライバルのアイツでさも負けを認めるようになる。
    しかし、かの先輩ハンターは、まさに大活躍、破竹の勢いだと褒めつつも、
    「よし、街で腕利きハンターとしてならしたこのオレがアドバイスしてやろう」とその威厳は保たれたまま。
    まだまだ彼の実力には追いつけないらしい…。
    • しかもアドバイスの内容はギルドカード勲章について。
      自分がこれまでに貰ったであろう勲章の入手方法をあれやこれやと衒学的に述べ、
      色々と試してみろと檄を飛ばしてくる。マウントを取らずにはいられないタチのようだ…。
    だが、これが我々が背中で学んできた豪傑な先輩ハンターの最後の姿になろうとは……。


  • ミナガルデでもかつて大きな脅威となったラオシャンロンを撃退すると、
    やけに感心した様子で出迎えてくれる。過去の巨龍との対決に浸っているのかと思えば、唐突に

    「実は街で腕利きハンターとしてならした、っていうのはウソなんだ。」

    !?!?!?
    というのも、街では下位クエストをチマチマやっていただけらしく、
    今までのアドバイスは噂で聞いたことを言っていただけ…。しかも英雄の村だから…と
    訪れていたわけではなく、街とは違って辺鄙な田舎の村ならやっていけると思っていたとのこと。
    自称どころか詐称の腕利きハンターというのが真実のようだ。
    最も、肝心のアドバイスも普通の村人たちの方がよっぽどタメになることを言っているのだが…。
    • MH(G)の街では上位に上がるための緊急クエストの相手がラオシャンロンのため、
      流石にバレ始めると思い、自白したのであろう。
      巨龍の討伐は夢のまた夢と語り「オレにはハンターは向いてないのかなぁ…」と憔悴しきっているのだった…。
      まあ、当時のミナガルデのモブハンターたちも巨龍には尻込みしていたので、あまり気にすることはないのだが
      と心の中でマウントを取るMHGで腕をならしたプレイヤーもいたとかいなかったとか…。
      街で《モンスタハンターG》としてならしたこのオレがアドバイス「自分の力量を知ることも重要だからな。」
  • その後さらなる破竹の勢いでGクラスに昇格すると、
    アンタ…いや、キミはすごいな。オレの負けだ…。」となぜか今更になって負けを認めている。
    ここまで粘る彼のプライドたるや…。
    Gクラスも夢のまた夢と語りつつも「このオレからせめて先輩として最後のアドバイスだ」として
    とても小さなマウントを取り、噂ベースのGクラスの困難さを釈迦に説法だと思いつつ語っていたのだった…。
    ここまでくると、ギルドマネージャーから既に聞き及んでいるとは、口が裂けても言えないかもしれない。
  • 最後の最後、伝説の黒龍を討伐した後は、彼も流石に言葉もないらしく、ただただ主人公を讃えている。
    そして、ハンターを辞めるわけではないが、故郷へ帰ることとしたらしい。
    というのは、出身地の自警団の団長を新たな職として打診されていたようで、
    故郷の者たちに、下位クエストしかこなせないと正直に言ったが、それでも構わないとして任命されたとのこと。
    「何もないトコロだけど、オレのこの手で守れる限り、守ってやろう…」
    という妙にカッコよさげな名言を残しつつ、主人公の背中から得られた、素直な気持ちを吐露している。

その後

  • その後の作品では、彼はNPCとしては登場しておらず、明確な行方は不明。
    しかしながら、自警団の団長の職に就いた者からのクエスト依頼はいくつか存在する*1
  • MH3(G)ではドスジャギィの狩猟を「村の自警団隊長*2が依頼してくる。
    孤島において、村につながる唯一の道で村人がドスジャギィに襲われたらしく、
    村の孤立化を防ぐためにハンター依頼している。
    しかし、文面としては、彼の人となりを感じさせるワードは少なく、彼との関連は薄いであろう。
    • 地味に、孤島にはモガの村以外にも村落が存在していることが分かるクエストである。
  • MHXXでは「自警団のリーダー」と名乗る人物が、氷海獰猛化したガムートの狩猟依頼をしてくる。
    自らの手で守れないのは悔しいが村に被害が出てからでは遅すぎるからな。」と述べ、守れる限りを守ったのであろう。
    単なる憶測に過ぎないがスタッフが彼がいたことを忘れていなければ、この依頼主こそが、あの先輩ハンターかもしれない。
    奇しくもクエスト名は「巨獣の進攻」で、彼が当時打ちひしがれた「巨大龍の侵攻」のオマージュであり、
    彼が夢にまで見た最上位のG級クエストである。ただの偶然だろうか…?
    …が、体力オバケの獰猛化ガムートを前に、腕をならしたハンターたちも「まっぴらごめんだぜ」と匙を投げたとか…。
  • いずれにしろ、今となっては彼を面白がっていた当時のプレイヤーたちも腕利きのベテランハンターに。
    日頃、彼のような態度になっていないか、反面教師として今もプレイヤーたちの心に息づいていることだろう!!
    >ゆうたが集会所に入室しました。「街で腕利きのハンターとしてならしたオレが、アンタみたいなふんたーと…」

関連項目

世界観/ココット村
登場人物/汎用NPC
登場人物/ライバルハンター - ココット村のもう一人のライバル
登場人物/酒場のボード前ハンター - ミナガルデのボード前ハンター
登場人物/ツンデレハンター - ポッケ村のボード前ハンター
登場人物/ハッハッハッハー!の人 - ユクモ村のボード前ハンター


*1 MHP2(G), MHX(X)では「丘陵地帯の自警団長」がイャンクックの狩猟依頼を出しているが、この人物は無印から登場している同クエストの「屈強な自警団長」に同じため、件のハンターではない。
*2 MHP3では同名のクエストで「孤島の村の自警団隊長