MHRiseで初登場した防具の一種。
ウツシ・ヒノエ・ミノトそれぞれの装備を模した防具。
彼らのポジション的に、過去作のクロオビシリーズや受付嬢防具に相当すると言える。
目次
概要 
- 男性(タイプ01)用は「ウツシ表」「ウツシ裏」、女性(タイプ02)用が「依巫」「神凪」と4種類の名前があるが、
前者はその名の通りウツシ教官の、後者は依巫がヒノエで神凪がミノトの衣装を模している。
性能としては、ウツシ表=依巫/ウツシ裏=神凪で、スタイル両タイプともに2種類ずつ用意されている形。
性能 
MHRise 
- 里クエスト★5緊急「悪逆無道」をクリアすると発生する
里長フゲンからの依頼サイドクエスト「里のおたすけ請負人」のクリア報酬として製作可能になる。- 里の住人からの依頼を8個クリアする事がクリア条件だが内訳は不問なので、
キャンプ設営や納品等の簡単なものでも問題なくクリアできる。
サイドクエストをきちんと埋めながら進める人であれば、
依頼を受けた瞬間に既にクリア条件を満たしている場合もあるだろう。
- 里の住人からの依頼を8個クリアする事がクリア条件だが内訳は不問なので、
- 生産には下位・上位共にカムラチケットが各部位2つ、計10枚が必要。
このチケットは入手可能になった段階で数枚貰えるが、
以降は里クエストまたは里・集会所不問の百竜夜行を一定回数クリアしなければ貰えないため、
集会所クエストに通いつめていると不足しがち。
ウツシ表/依巫 
- タイプ01用は普段集会所にいる際のウツシ教官の衣装で、口元を隠した頭部が印象的。
タイプ02用はヒノエの衣装。神凪と比較すると片方しかない髪飾りと、袖・腰当ての一部がないのが特徴。
- 食事関連のスキルに後方支援という内容から、おそらくヒノエをイメージしたスキル構成だろう。
ウツシ教官の方もよくうさ団子を食べていたりするためイメージは損なっていない。
早食いと広域化の存在からサポート役の適性のある構成ではあるものの、
下位ではスロットがなく、護石以外では攻撃面を一切フォローできないのが悩みどころ。
- 上位になると幸運Lv3が発動し、満足感もLv3に上がるので、
まだ下位クエストを攻略中の後輩ハンターをマルチプレイで広域化を活かして手伝いつつ、
ついでに自身の報酬を増やしたりするのにちょうどいい装備と言えるかもしれない。
そう考えると、ウツシ教官の立ち位置を再現しているようにも思えるか。
ウツシ裏/神凪 
- タイプ01用はウツシ教官の「裏の顔」で、頭装備がジンオウガをかたどった面になっている。
ウツシ教官は集会所にいるときは面を腰の後ろに括っているが、
里で集会所の屋根に立っているときはこの仮面を付けていることから、
裏の顔、つまり哨戒任務中などはこのお面を着けているということなのだろう。
ときどき外で面を上げて団子を食べている姿も見るのであまり裏な感じはしないが…。
ちなみに、集会所に入った直後に教官をよく見ると、このジンオウガ面を外す仕草をしていることがある。
- タイプ02用はミノトの衣装。
ヒノエとミノトは非常に似た装備を身に着けているが、髪飾りが両サイドにある点が異なるほか、
前腕が袖で隠れている、腰当が前面にもついているなど、依巫と比べて若干布面積が多い。
- 極めて実用的なラインナップであり、下位装備としては珍しく業物のスキルポイントがLv2まで付いている。
下位で業物が付いている装備としては他にもオロミドシリーズなどがあり、
こちらの頭・胴とオロミドの胴・足の3パーツを組み込めば下位のうちに業物Lv3を達成可能である。
- 上位版ではスキルの追加はないものの、各スキルが順当にレベルアップする形となる。
相変わらず業物は頭と胴に付いており、更にLv1ではあるがオマケで回避性能、挑戦者、翔蟲使いが付いてくるため
業物+αの装備構築をする上では役に立つ。- ウツシ表・依巫装備も含めて属性耐性のバランスもよく、全パーツ火が+3で他は0。
これといった弱点属性が無いのは嬉しい所。
- ウツシ表・依巫装備も含めて属性耐性のバランスもよく、全パーツ火が+3で他は0。
- 依巫と異なり、こちらはウツシ教官をイメージしたスキル構成だろう。
ウツシ教官愛用の双剣「疾風」「迅雷」は
軽量化が図られているため鋭い切れ味の代償に強度が低くすぐ切れ味が落ちるとのことだが、
そんなピーキーな二振りをどのように使いこなしているかの回答がこの装備と思われる。
翔蟲使いも、百竜夜行の彼の活躍を見れば納得のチョイスだろう。
また、ミノトは普段から自身が苦手なことや難しいと感じるものに敢えて挑戦するよう心掛けているため、
挑戦者が付く点はミノトをイメージしているとも考えられる。
MHR:S 
- MR版も無事登場。
MR★4で発生するアルロー教官からの依頼サイドクエスト「ほり深い新作のお面」達成が生産の解放条件のため、
入手できるのはストーリー後半に入ってからとなる。
一方で拠点がエルガドに移ったためか、生産に要するのはカムラチケットからエルガドチケットに変更されている。
エルガドチケットはMRクエストを進めていれば自然と入手できるので、上位までと比べれば生産はしやすい。
ウツシ表・真/依巫・燿 
部位 スキル スロット 頭 早食い+2 Lv2×1 満足感+1 幸運+1 胴 広域化+1 Lv2×1
Lv1×1幸運+1 体力回復量UP+1 腕 広域化+2 Lv4×1 体力回復量UP+1 腰 早食い+1 Lv4×1 満足感+1 体力回復量UP+1 脚 広域化+2 Lv2×1 満足感+1 幸運+1 一式 広域化Lv5 Lv4×2
Lv2×3
Lv1×1早食いLv3 満足感Lv3 幸運Lv3 体力回復量UPLv3
- 上位の頃と比較すると、広域化が3→5、早食いが2→3に上がり、更に体力回復量UPLv3が追加。
マルチプレイ用の回復支援装備としてより磨きがかかったと言えるだろう。 - ただしスキルポイントが全体的にまばらに振り分けられているため、パーツ単位での運用が少々難しい。
支援向けのパーツとして見ると1部位で早食いLv3が発動する王国軽装騎士の頭、
広域化Lv3に加え集中Lv3まで付いてくる王国拠点司令の頭等が競合となる。- 広域化Lv2と体力回復量UPLv1がついておりLv4スロットが空いている腕は、単体での運用も視野に入る。
ウツシ裏・真/神凪・洸 
部位 スキル スロット 頭 業物+2 Lv1×1 弾丸節約+2 攻撃+2 翔蟲使い+1 胴 業物+1 Lv1×1 弾丸節約+1 回避性能+3 挑戦者+1 腕 回避性能+1 Lv2×1 翔蟲使い+1 攻撃+2 腰 挑戦者+2 Lv2×1 翔蟲使い+1 攻撃+1 脚 回避性能+1 Lv1×3 挑戦者+1 攻撃+2 一式 攻撃Lv7 Lv2×2
Lv1×5回避性能Lv5 挑戦者Lv4 業物Lv3 弾丸節約Lv3 翔蟲使いLv3 - 上位からのスキル構成に加えて、なんと攻撃が最大レベルで追加。
更に回避性能もLv5まで伸び、極めて完成度の高い攻撃的な装備となった。
ガードを使わない剣士向け装備としてはほぼ理想型と言える。
ただLv4スロットを1つも持ってないため、強力な装飾品が装備出来ないのが難点か。
また全体的にスロットが少ない点もやや気になる。- スキル構成上、素で紫ゲージが出るルナガロン武器、メル・ゼナ武器、
ラスボス討伐後を含めればラスボス武器やカムラノ武器最終強化との相性が抜群。
生産にレア素材も特に要求されない為、混成装備が完成するまでは一式で運用し続けても問題ないだろう。 - ガンナーの場合身躱し矢切りを多用する弓であればまだ使えなくもないが、
前述したようにスロットの少なさから体術や各種弾強化の追加が難しい。
- スキル構成上、素で紫ゲージが出るルナガロン武器、メル・ゼナ武器、
- 傀異錬成のベースと考えた場合、弾丸節約/業物を不要スキルとして性能の底上げを狙いやすい頭と胴、
Lv1スロット×3のおかげでスロット増加の恩恵が大きい脚部位が比較的優秀。
余談 
- 上記の通り、ウツシ裏&神凪装備はなりきり枠としては異例と言っていいほどの高性能ぶり。
しかし制作に必要なカムラチケットがなかなか手に入らず、足止めを食らいやすいのがネック。
- ver2.0では重ね着も実装。もちろんカムラチケットが必要。
同アプデでは村最終に相当するクエストも追加されたため里クエを埋める利点も増えたが、
それでもチケットが足りないとフゲンに詰め寄るハンターが後を絶たないとか。- 依巫・神凪シリーズはヒノエとミノトの衣装なので(若干ではあるが)差異のあるデザインなのだが、
ウツシ表・裏は面の着脱しか差異がないので頭から下は同じデザインである。
重ね着装備を両方作ると無駄な量のカムラチケットを使うので、コンプリートを目指すのでなければ注意。
ウツシの裏表ではなくフゲンなど別の人の衣装とのセットの方がよかったのでは…
- ウツシ表にはジンオウガの面がどこにも付いていないが、
闘技場の受付をしている時のウツシ教官はジンオウガの面を腰に回しているため、
よく見る姿の完全な再現は不可能というコスプレ装備としては致命的な特徴がある。
一方ウツシ裏についてはジンオウガの面はあるものの口元を覆う覆面がないため、
こちらもジンオウガの面をつけているウツシの再現は不可能という痛し痒し。
またヒノエとミノトはプレイヤーと違って竜人族のため、
手の指の数や足の関節配置を再現できず、こちらも完全な再現は不可能である。- ウツシについては、MHR:Sの有料DLCにて、きちんとジンオウガ面を腰につけているどころか
スタイルや顔立ちごと、文字通り完全になりきることができる重ね着装備が登場した。
のちにヒノエとミノトもそれぞれなりきり重ね着シリーズの販売が開始されている。
- ウツシについては、MHR:Sの有料DLCにて、きちんとジンオウガ面を腰につけているどころか
- 依巫・神凪シリーズはヒノエとミノトの衣装なので(若干ではあるが)差異のあるデザインなのだが、
- 依巫は「よりまし」、神凪は「かんなぎ」と読む。
どちらも神をその身に宿した人である、いわゆる依り代を意味する言葉。
作中でもヒノエとミノトの2人は「神」を別名に冠する古龍と共鳴し、
彼らの思念を代弁すると言うイベントが発生したため、相応しい防具名と言えるだろう。
尤も、最速で作れる下位の段階ではこのイベントはまだ発生していないため、若干ネタバレな気もするが。
- ウツシ装備にはジンオウガの力が得られるような説明があるが、当のジンオウガの素材は一切使わない。
また、雷耐性ではなく火耐性がプラスになっているが、これはヒノエとミノトがよく言う、
「焔(ほむら)の加護」に由来するものだろう。
- MHST2では予約・早期購入・初回盤特典としてエナの衣装にヒノエと同じ衣装「カムラの受付嬢」が付いてくる。
ミニスカートのワンピースばかりのエナの服装において、唯一スカートタイプではない衣装となっている。
また、エナも竜人族なので人間用の依巫シリーズと違って衣装は完全再現になっている。