古龍クシャルダオラの素材から作られる防具。
特殊個体や傀異克服個体の防具についても本項で紹介する。
目次
概要・性能
- 黒鉄色や銅色を基色とした渋みを感じさせる、フルプレートアーマーの様なデザインの防具。
各所に入った赤いラインがアクセントを添えている。 カラーリングは基本的には錆びたクシャルダオラの体色に近い銅色だが、
クシャナS・Xシリーズなど、一部の防具では脱皮後の銀色に輝く色合いになる。
これは、鋼の龍鱗の説明文にある「完璧に磨き上げれば白銀に輝く」という要素を反映していると思われる。
- 火耐性アップや地形ダメージ無効といった、
ナナ・テスカトリやテオ・テスカトルと戦う際に有効なスキルが付いてくる。
MHP2GやMHXXのG級装備では、さらにこれらの複合スキルである「鋼殻の護り」というスキルが発動する。
しかしクシャナシリーズ自体の火耐性は±0前後なので、スキルが付いても火耐性値はさほどでもない。
また咆哮を防ぐ耳栓や、炎纏い時に発生する龍風圧を防ぐ風圧無効(大)は発動しない。
さらに古龍装備の例に漏れず龍耐性が低く、カーブ突進などのダメージが増加するため、
実戦ではあまり活躍できないかもしれない。
ただ、集中のスキルが付くことも付くため大剣使いや弓使いが使うこともあるようだ。
上記2体に有利な代わりに、オオナズチ戦では不利になる毒倍加もついてくるのが難点。
- MH4G以降、G級装備のデザインが変更された事を受けて、
クシャナXシリーズは古に伝わる鋼鉄の騎士、
クジュラシリーズは天翔ける風の騎士を題材にした、
物語調の説明文となっている。
MH2
- クシャルダオラの初登場と共にこの防具も登場。
撃退時点での他の防具はせいぜいコンガやゲリョスのもの(一部位の防御力20位)である中、
剣士用では脅威の防御力一部位39、ガンナー用でも一部位24という、
ずば抜けた防御力に驚愕したプレイヤーも多いのではないだろうか?- しかし、「これで強化したら下位なのに上位並の防御力になるんじゃね!?」
というプレイヤーの期待を見事に裏切り、強化はたとえLv1→2であっても上位までお預けとなる。
それでも下位時点では防御力180前後あれば古龍の攻撃もかなり楽に受け流せるため、
一部位39(=一式防御力195)は十分すぎる数値である。
- しかし、「これで強化したら下位なのに上位並の防御力になるんじゃね!?」
- 問題は製作難易度。オンラインのクエストでは基本報酬でも手に入った鋼龍の爪が、
オフラインクエストでは翼破壊でわずかに8%でしか手に入らないという、
どこかの剛翼を彷彿とさせる異常事態になっているのだ。
更に現状MH2はオフラインしかプレイできないため、
この防具が欲しいならば
ギリギリまでHPを削って撃退→次戦で翼破壊して討伐、出なかったらリセット
というリセマラを余儀なくされることになる。- そして、ここまで苦労しても発動スキルはダメージ回復速度+1、地形ダメージ減少【小】のみ。
下位の時点ではスロットもないためスキル自由度はほぼ0である。
これを作れる時期になればレイア、ガレオス防具メインの混合装備で耳栓と研ぎ師を付けたり、
ガブラスーツで匠ランナーを付けたりと比較的スキルをメインとした防具の作成が視野に入る。
更に、もう少し進めばMH2オフライン最強格の高防御に見切り+1と何かと出番のある寒さ【小】無効という
当時のオフラインでは破格の良スキルを両立したカイザーシリーズも製作視野に入ってくるので、
はっきり言ってこの防具を下位時点で無理に作る必要は皆無。何なら上位でも趣味の範疇
対テオスキルを持つならばとこれをカイザーシリーズの繋ぎに利用するにも、
これを身に着けるより適当に火耐性と防御力が高い防具を組み合わせた方がよっぽど有用である。 - どうしても作るとすれば、ストーリーラストのナナ・テスカトリがままならない際、
火耐性と防御力が比較的両立出来ているこの防具で耐え凌ぐ位だろうか。
しかし、この防具が作れるほどクシャを狩れているプレイヤーが
行動が類似しているナナは狩れないというのも考えにくい事態である。- そして仮にそのような事態が起きていたとして、
翼の入手確率の低さを理解し破壊リセマラで当装備を作ることを検討するようなプレイヤーであれば、
そのプレイヤーのMH2という作品に対する情報収集力及び理解度、そして情熱は疑いようがない。
そのようなプレイヤーであれば、
たとえすぐにはナナを倒せなかったとしてもクシャナ装備抜きでの勝利は決して遠くないだろう。
つまりこの装備を作ろうと本気で検討できる知識そのものが勝利を半分約束していたようなものである。
- そして仮にそのような事態が起きていたとして、
- そして、ここまで苦労しても発動スキルはダメージ回復速度+1、地形ダメージ減少【小】のみ。
- とまあ評価としては主に制作難易度のせいで低いと言わざるを得ないが、
初登場時はドスガレオスやゲリョス、ババコンガなど比較的序盤の中型モンスターばかりであり、
そんな中で登場するクシャルダオラは攻撃のほとんどが即死級という恐るべき難敵。
その強敵を辛くも撃退に成功、手に入った僅かな素材を握り工房に向かってみたら周囲と比べ頭3つは抜けた防御力を持っていた…
ともなれば、初見時の衝撃はすさまじいものがあっただろうことは想像に難くなく、
クシャルダオラ自体が当時はパッケージを飾っていたことや現在もなお高い人気を誇る戦闘BGMもあり、
この防具に思い入れがある当時のプレイヤーも少なからずいることだろう。
いざ作るとなれば茨の道だが、環境が整っていれば当時を懐かしみ挑戦してみるというのも一興であろう。
MHP2
- この作品にも当然の如く登場。
下位の時点では1部位の防御力42、そして地形ダメージ軽減【大】にダメージ回復速度+2、毒倍加。
そしてスロットが計4つ追加され、汎用性は上がった。
上がったのだが、製作可能段階でほかの防具と比べても防御力が特別高いかというとそうでもなく、
レウスシリーズやレックスシリーズと1部位あたり2しか差がない。
その上スロット計4つというのは非常に中途半端で、5スロスキルを発動するにも武器スロが一つ必要。
毒倍加を消そうものなら下位時点での汎用性はやはり皆無に近しい。
- 確かにテオ・テスカトル対策に有用なスキルはどうにか揃ったが、火耐性がやはりそこまで高くない。
どころか、テオの中でも怖い攻撃であるノーモーションタックルなどに付加する龍属性攻撃の耐性が
古龍防具ということもあり低めなのでむしろ相性が悪いとすらいえる。- 更に言えば、ソロでも上位に上がれる環境がある以上下位のテオ・テスカトルにお世話になるのは
下位の間では殆どなく、むしろ上位に上がり、
太古武器やその他強力な火属性武器にテオ素材が必要と分かってからである場合が大半。
- 更に言えば、ソロでも上位に上がれる環境がある以上下位のテオ・テスカトルにお世話になるのは
- ならばS装備では、と蓋を開けるとそこに待ち受けるのは何ら変わりのないスキル、
そして無駄に高い防御力、若干増えたスロットのみである。
脚に念願のスロット2は付いたが、スキルポイントは一番残念なことになっている。
パーツ単位で見ると回復速度+5を持つ部位が幾つかあるので、
混合防具として使う分にはそれなりに有用なテオ対策にはなるか。
テオにある程度慣れているならば、龍耐性を考慮したとしてもアカムトやリオソウル等、
無難に耳栓や匠の付く装備で狩る方が楽で効率的なのは言うまでもない。
MHP2G
- 今作でも残念防具ぶりは健在…かと思いきや、
新スキル「集中」を引っ提げて登場。ダメージ回復速度と入れ替わる形となる。
これにより、太刀との相性が比較的良くなった。
また今作では地形ダメージ「無効」まで持って行けるようになり、
下位においては漸く古龍種の防具に恥じない性能になった。
上位においてはスキル据え置きだが、前作と比較し毒倍加が発動するようになってしまった。
頭装備のみを見れば集中SP3にスロット2とそれなりに有用ではあるが…- とはいえ上位までは他にディアソルテかミラルーツしか選択肢がないので、
G級昇格以前で集中を発動させようとなると必然的に装備することになる。
特に、クシャナSバダルはラオシェン用に貫通弓装備を組もうとすると間違いなく引っかかる。
- とはいえ上位までは他にディアソルテかミラルーツしか選択肢がないので、
- G級が追加されたということで、この防具にもXが追加。
スキルは大きく一新され、
回避性能+1に業物、そして鋼殻の護りというSまでの微妙っぷりが嘘のように強力な3スキルを獲得した。
毒倍加のみは続投してしまっているが、スロットが各部位2個ずつと非常に多いので容易に消せる。
というより、この防具を着て戦うことが想定されているテオ・テスカトルは毒を使わないので
いっそのこと発動させっぱなしにしておいて別スキルに回すのも一手である。
また、今作は素で紫ゲージを持つ武器の紫ゲージは総じて短いので、
匠不要という点とこの防具の業物は一種のシナジーを持ちうる。
回避性能+2に底上げし、5スロスキルの一つでも付けて止めに毒倍加を消せばそれなりに有用な防具になりうる。- しかし、G級クラスの防具全体で見て優秀かというと微妙なところ。
これまでが微妙な性能だっただけにやっと及第点と言ったところだろうか。
防御力もこれまで2だけ差がついていたのにもかかわらず、
気が付いたらレックスXなど通常飛竜種と同値になっている。
せめてこれらのスキルに加え、集中がS防具から引き継がれていればだいぶ評価は変わっただろうに…
- ちなみに対テオ・テスカトルに有効なスキルがあるにはあるが、テオは突進などが龍属性になっているため
実際には龍耐性が壊滅しているこの防具で挑むと結構痛い。
ついでに言うと火耐性もやっぱり言う程高くないので、
P2と同様リオソウルZなどの優秀な装備で立ち向かう方がよっぽど建設的である。
せめて火耐性が25、龍耐性も+10くらいになるのならばテオ・テスカトルは勿論、
ミラ系にもそこそこ使える防具にはなるのだが。
- しかし、G級クラスの防具全体で見て優秀かというと微妙なところ。
MH4(G)
- MH4ではクシャルダオラの復活によってこの防具も復活。
剣士・ガンナー共に一式装備で溜め短縮、暑さ無効、毒倍加が発動し、
属性解放のスキルポイントが+5付いてくる。
また、胴と腰部位に剣士なら匠の、ガンナーなら装填数のスキルポイントが計+3付く。
スロット数も、腰が3スロ、胴が1スロで、残り三部位は2スロと、非常に優秀…である。
ここまでは。
- この防具の問題は耐性値であり、
今作では使用者がめっきり減ってしまった水及び氷の耐性はかなり高い割りに、
ガンナーですら龍耐性-25、雷耐性-20に加えて、今までは弱点ですらなかった火耐性も-5と耐性面はかなり厳しい。
剣士に至っては龍-30、雷-25、火-10と、かなりお話にならないレベルである。
一応耐性に関してはこれより下がいるにはいるが
旧作の感覚で一式着込んでいくと、かつては優位に立てたテオにすらこんがり焼かれる恐れがあるので注意。
- EX版も存在し、高レベルギルドクエストの報酬で入手できる「鋼龍チケット」を使って生産する。
発動スキルは通常防具と変わらないものの、SPの割り振りに若干違いがあり、スロットも減っている。
外見は、MHP2GまでにおけるクシャナS、クシャナXと同じで、概観が美しい銀色に染まっている。
- 発掘装備も存在しており、通常とは異なった外観の防具が入手できる。
装飾の形状が通常の防具とはかなり異なっており、男女共に顔が露出するようになっている。
クシャナXシリーズ
- G級解禁に伴い、G級防具であるクシャナXシリーズが追加。
一式で発動するのは回避性能+1、集中、暑さ無効、毒倍化。
他には匠が3ポイント(ガンナーは装填数)に属性会心が7ポイント付いているが、
ぶっちゃけこれだけでは微妙なスキルしか発動しない。
- しかし、パーツ単位で見ると話は変わってくる。
特筆すべきは胴部位で、なんと匠と溜め短縮が1ポイントずつ、回避性能と耐暑はなんと4ポイントも付いている。
安定の毒-2も付いているがまあ無視していい。
また、何を思ったかスロットも2つ空いているという大サービス。
ご存知の通り、このゲームには胴系統倍加なるものが存在するので、
それをフル活用すればそれはもう素晴らしいスキル構成が出来る。- 例えば、スロットに匠珠【2】を入れて残りを胴系統倍加にすれば、
それだけで斬れ味レベル+1と回避性能+3という前作でいう5倍ナルガの様な事が可能。
加えて優秀なのは胴部位だけでなく、腰部位も匠と溜め短縮が2ポイントに回避性能が3ポイント、
トドメのスロット3と超優秀な部位である。
脚もスロット3で匠こそないものの、溜め短縮が3ポイントと回避性能2ポイントある。
また、匠や装填数を持つ胴や腰、スロット3の腰や脚に隠れて地味ではあるが、
頭と腕も属性会心のスキルポイントが多く、どの部位もパーツ単位での運用で非常に優秀である。
ちょっと良いお守りがあればヘリオス/セレネXシリーズやミヅハ真シリーズと組み合わせると
高級耳栓、斬れ味レベル+1、回避性能+3といった重いスキルの組み合わせもお手軽にできる。
少し弄れば風圧や集中もさらに発動出来たりするので使い勝手が良い。 - 例えば、スロットに匠珠【2】を入れて残りを胴系統倍加にすれば、
- 更に更に、胴部位と腰部位はレア素材を一切使用しないので作り易さという点でも高評価。
相変わらず耐性はアレだが、今作では水やら氷やらを使用するモンスターも増えたので
全くの無駄というわけでは無い。
その代わり、やはり雷と龍耐性は本当に終わっている(それぞれ-25と-30)ので、
ジンオウガやその亜種などに着ていくとえらい目に遭うので注意。- その獄狼竜の素材から作成できるジンオウZシリーズとはスキルが似通っており、
龍耐性を補強しつつ見た目も結構合うなど組み合わせの相性が良い。
ただ、ジンオウガ亜種も雷が弱点なので雷耐性に関しては全く改善されない。
- その獄狼竜の素材から作成できるジンオウZシリーズとはスキルが似通っており、
- 過去作で登場した上位デザインがEX装備に使われたためか、本作では新たなデザインが用意された。
大まかな騎士調の意匠は無印と変わらないが、武器側を意識してか、
頭は形状そのもので、それ以外の各部位ではエンブレムとして何らかの生物を象った装飾が付けられている。また、剣士ガンナーどちらでもまたマントが付いている。ただしガンナーは短め。部位 タイプ 該当する生物 頭 剣士 鳥 ガンナー 山羊 胴 剣士 獅子 ガンナー 腕 剣士 ガンナー 鋼龍 腰 剣士 黒龍(の紋章) ガンナー 脚 剣士 馬 ガンナー
クジュラシリーズ
- 今作初登場の錆びたクシャルダオラ素材を用いた防具。
意匠はクシャナXのデザインの色違いであるが、錆びた素材を用いたことでより赤茶けたカラーリングとなっている。
説明文は物語調であり、天翔ける風の騎士を題材にしているという。
- デザインを除くと防御力から発動スキル、耐性まで既存のクシャナシリーズとは全く異なっており、
派生防具というよりは一つの独立した防具シリーズと言ったほうが正しい。
基本的に特殊個体の武具は通常個体のそれと明確に区別されて扱われているが、
それは錆びたクシャルダオラの武具についても例外ではないということだろう。
- 初期防御力はラスボス防具をも上回る116/69。
耐性は水属性を除けばクシャナXシリーズを軒並み上回り、
特に氷耐性は剣士でも30とキリンU(Z)と並んでトップタイを誇るなど防御面は申し分ない。
- スキル内容は回避距離、斬れ味(ガンナーは反動)、無傷、体術。
回避距離とフルチャージの複合スキルとしては舞踏家が存在するが、
それと同様のスキルが個別に発動するというちょっと変わった仕様である。
やはりクシャナXシリーズと同様、毒はマイナスとなっている。
- また、腕は刀匠(射手)と斬れ味(反動)が3ポイントにスロット1とかなり高性能になっており、
真打・業物装備には高確率でヒットし、果てにはこのパーツを使ったテンプレ装備が考案された。- 逆に、腕は回避距離と体術のポイントが一切付いていない。
つまり、腕だけ換装しても回避距離と体術+1が問題なく発動する。
- 逆に、腕は回避距離と体術のポイントが一切付いていない。
MHX
- 今作でも登場。下位のクシャナシリーズと上位のクシャナSシリーズ及びEX装備に加え、
新たにクシャナRシリーズが登場する。
- 下位のクシャナシリーズは一式で剣士・ガンナー共に破壊王と暑さ無効が発動し、
それ以外はマイナススキルも含めて一切付加されていない。
耐性面は改善され、一番酷い龍でも-15とまだフォローが現実的な数値になった。- 今作は全体的にスロットが減少しているが、この防具も例外ではない。
スロットが空いているのは胴部位のみ、それもたったの1つ。
よってこれらのスキル以外を発動させるには完全にお守り頼りになる為、かなり扱いにくい装備になっている。
- 今作は全体的にスロットが減少しているが、この防具も例外ではない。
- 上位のクシャナSシリーズは一式で斬れ味レベル+2(連発数+1)と暑さ無効、
そこに下位には無かったマイナススキルの毒倍加が発動する。
スロットは腕・腰・脚部位に1つずつと多少増加したが、やはりスキルの追加は基本的にお守り頼りとなる。
目玉の匠も今作では発動難度が上がったので有益…かと思いきや、より早く作れるディノSシリーズが
(装飾品込みで)同じく斬れ味レベル+2と剛刃研磨と、より実践的なスキル構成になっている。
防御こそこちらに劣るものの、作成時期のアドバンテージも考えるとややこちらが不利か。
ガンナー用も、有用なのが実質連発数+1だけなのでほぼ使い道が存在しない。
尚、耐性面は下位と変わりがない。
- ナグリ村の村長の依頼である集会所★6「3頭寄れば獰猛蛙」をクリアするとクシャナRシリーズが解放される。
一式で斬れ味レベル+1(装填数UP)と南風の狩人、毒倍加が発動する。
剣士用は匠のSPが10に減ったが、共通して暑さ無効が上位互換の南風の狩人に置き換わっている。
また、毒のSPが-20というとんでもない数値になっているので打ち消すのが絶望的になった。
スロット数はクシャナSと同じく3つなので、斬れ味レベル+2まで持っていくのも
他のスキルを付けるのもやっぱりお守りがないとできない。- 防御はクシャナSより20高い690、耐性は据え置きになっている。
- ただし、パーツ単位で見れば腕と腰にそれぞれ匠+4など、他の防具と組み合わせる分には優秀。
これはスキルポイントが偏って配置されているという、R装備全体の特徴ではあるが。
- と、全体的に微妙すぎる性能に仕上がってしまっている。
何より前作に存在した回避性能や溜め短縮が軒並み削除されたのがかなり痛い。
EXクシャナシリーズ
- イベントクエスト『幻譚~怨鋼の尖兵』をクリアすることで入手可能な
EX鋼龍チケットで作成可能になる。
- 剣士一式での発動スキルは「ガード性能+1」、「飛燕」、「連撃の心得」の3つ。
スロットはクシャナS、R同様3つである。
ガード性能は12ポイントあるため、スロット3つ全て使うと簡単に+2に強化可能。
エリアルスタイルのランスと相性が良い防具と言える。
間違っても太刀、特に斬破刀を装備していかないように*1
- 一方、ガンナー一式ではガード性能+1が装填速度+1に変更されている。
それ以外のスロット数などの特徴は同じ。
装填速度は優先順位の高いスキルとは言えず、ガンナーにおける飛燕も生かしにくいスキルなので、
一式での有用性は微妙。
なお、装填速度のSPが12と過剰なのは剣士用と同じ。装填速度を+1で割り切るなら、
スロットを2つ使うが頭を剣士用にしておいたほうが防御力的に得かもしれない。
- チケットが入手できるクエストのコラボ先やジャンプを強化する飛燕、
槍系の武器を担げと言わんばかりのガード性能から推察するに、
元ネタはファイナルファンタジーのジョブの一つ、竜騎士だと思われる。
MHXX
- G級追加により、クシャナXシリーズが再び作成可能に。
さらにEXクシャナシリーズの系譜であるGXクシャナシリーズ、
Rシリーズの系譜であるクシャナXRシリーズと、一気に3種類も追加される結果となった。
今作ではクシャルダオラとは村クエストで戦える為、作成は難しい方ではない。
防具合成もあるので有用なスキルを揃えたフルクシャおにぎりも可能。
クシャナXシリーズ
- 一式で共通発動するのは懐かしの「鋼殻の護り」。
名前は同じだが、スキル内容は「南風の狩人」「火耐性【大】」「細菌研究家」の複合に変わった。
お馴染みの「暑さ無効」が「南風の狩人」になっている点が特に大きい。- テオは勿論、燼滅刃ディノバルドに紅龍といった強豪相手や、
特殊個体を含めた火山地帯でのブラキディオス戦でも役に立つ。
ただ、剣士もガンナーも一式で火耐性-5なので、
火属性やられ【大】が無効化できないという一点だけは非常に惜しい。
どうしても無効化したいという場合は猫飯で補おう。
ガンナーは他に「連発数+1」と「弾薬節約」が発動。総スロットは6つとなっている。 - テオは勿論、燼滅刃ディノバルドに紅龍といった強豪相手や、
- 剣士は納刀研磨がある以上、相性がいいのは抜刀軸大剣だろう。
頭をガンナー装備に変えれば胴はフリーになるため、集中+6スロット3の護石とネブタジェセルがあれば
昔ながらの「斬れ味+1」「抜刀術【技】」「集中」の大剣三種に「鋼殻の護り」「納刀研磨」を追加できる。
GXクシャナシリーズ
- 一式で発動するのは「ガード性能+2」(「装填速度+2」)・「飛燕」・「連撃の心得」。
単純にEXクシャナシリーズを強化したようなスキル構成となっている。
また、回避性能のSPが5付いている。何故こう強そうな装備には半端なSPがあるのか
基本はEX時代と変える必要は無いだろう。
なお、スロットは共通で総計6個なので、「回避性能+1」ならスロット補強だけで発動可能。- EXの時点で言えるが、実はガード性能が腐る以外は太刀との相性もそこそこ良かったりする。
ネタを抑えつつ、太刀でもそれなりに実用化できる構成…というのは流石に考えすぎか。
いずれにしてもオンラインで太刀、特に斬破刀は装備していかないほうが良い。
- EXの時点で言えるが、実はガード性能が腐る以外は太刀との相性もそこそこ良かったりする。
- 連撃のSPが4付いており、スロットも1つある胴部位は連撃の心得を絡めたスキル構成だと
よくお呼びがかかる優秀なパーツとなっている。
また、頭部位はガード性能のSPが5にスロット1と、こちらはガード性能を組み込む場合に使われることが多い。
- 防具の作成の際、頭部に4つ、胴に2つの剛角を要求される。
さらに防具の強化でも各パーツで1つ要求されるため、全て作ろうとすると膨大な量の剛角が必要となる。
最終強化には当然のように古龍の大宝玉も使用するため、作成・強化難易度は高い。
クシャナXRシリーズ
- 一式で発動するのは「南風の狩人」・「斬れ味レベル+2」(「装填数UP」)・「毒倍化」。
相も変わらず毒倍化を引っ提げてしまっている。
この内「炎熱適応」のSPは最早過剰とかそういうレベルではない総計19ポイント。
更に、ガンナーでは剣士の匠に合わせた為か装填数のSPが15ポイントもある。
一式ではSPが無駄になり過ぎる為、基本はやはりバラして混成装備か。
どうしても一式で着たい場合は防具合成を使うとよい。
- なお、色彩変更するとほぼ全域が変色するようになる。
しかし色を変えても色が暗めなのは変わらないので、
明るい色に上手くできず苦悩したハンター諸氏も少なからずいるのではないだろうか。
誰もが一度は、光輝く虹色にするだろう。
MHW(:I)
クシャナα・β・γシリーズ
- 今作ではクシャナα、β、γの3種類が登場する。
うち、γに関しては歴戦王クシャルダオラの討伐クエストでのみ入手可能な鋼龍チケットを要する。
その性能は以下の通り。部位 α β γ スキル スロット スキル スロット スキル スロット 頭 氷属性攻撃強化+2 無し 氷属性攻撃強化+2 Lv1×3 匠+2 Lv2×1 匠+1 胴 匠+2 無し 匠+2 Lv2×1 氷属性攻撃強化+3 Lv2×1 集中+1 回避距離UP+1 腕 回避性能+2 無し 回避性能+2 Lv3×1 集中+2 Lv1×3 匠+1 腰 氷属性攻撃強化+2 無し 氷属性攻撃強化+2 Lv1×2 匠+2 Lv1×2 回避距離UP+1 脚 回避距離UP+2 無し 回避距離UP+2 Lv3×1 回避性能+2 Lv3×1 匠+1 一式 匠Lv5 無し 匠Lv2 Lv1×5
Lv2×1
Lv3×2匠Lv4 Lv1×5
Lv2×2
Lv3×1氷属性攻撃強化Lv4 氷属性攻撃強化Lv4 氷属性攻撃強化Lv3 回避距離UPLv3 回避距離UPLv2 回避距離UP+1 回避性能Lv2 回避性能Lv2 回避性能Lv2 集中Lv1 集中Lv2 シリーズ
スキル風圧完全無効
スキルはかなり優秀で、αを一式装備すると匠LV5が発動し、
他にも回避距離と回避性能や集中、氷属性攻撃強化のスキルが付属。
βは匠や集中、回避距離などのポイントが一部削られるがスロットが増え、
特に匠のあった腕と脚にはレベル3のスロットが付いてくる。
さらに、3部位以上装備するとシリーズスキルとして「風圧完全無効」が発動する。
リオレウスやナナ・テスカトリ戦でも極めて有効に働くので作っておいて損は無いだろう。- もちろん、素材元であるクシャルダオラ相手にも有効。
ただしクシャルダオラ戦においては、竜巻が発生させる風圧も無効化できてしまうため
気をつけないと竜巻の攻撃判定に踏み込んでダメージを受けてしまうので注意が必要。
とはいえ、本体や竜巻の風圧に翻弄されるリスクとは比べるべくも無いので
対クシャルダオラでも積極的に発動させておきたいところ。
- αを一式で運用する場合、素白の延長と氷属性攻撃の強化でがっちり噛み合う
レイギエナの武器が最適。
片手剣など集中が機能しない武器であれば胴をβにするといいだろう。
ただし胴には宝玉を使用するため、どちらを先に作るかはよく考える必要がある。 - 剣士ではやはり胴の匠LV2が人気。
最大強化の匠の護石を合わせることで簡単に匠LV5が発動できる。
残りの部位にゼノラージを使って業物を同時発動などという芸当も出来る。
- 匠が主体の装備であるため、α装備はガンナーとはあまり縁がない。
氷属性強化も属性が対応する弓とライトボウガン以外はほぼ死にスキルなので微妙。
ただ、βの脚装備は回避距離Lv2とスロット2つを合わせ持つのでヘビィ使いの間ではそこそこ人気。
- もちろん、素材元であるクシャルダオラ相手にも有効。
- γ装備は歴戦王の実装と同時に実装された。先発のγ防具と同じくスキルとスロットが再配置され、
一式ではαとβの特性を兼ね備える強力な防具になっている。
しかしパーツ単位で見ると、氷属性強化や集中は面白い割り振りになっているが、
匠や回避性能、回避距離は+3にしたりスロットと両立させると簡単にぶっ壊れてしまうからか
発動部位を変える程度の調整に留まり、他のγと比べるとパーツ運用での強烈な印象は少ない。- 頭・腰パーツ共に、匠を発動させる手段としては非常に優秀な防具となっている。
匠自体が剣士にとっては最優先のスキルなので、性能自体は従来の防具と同じ程度であっても、
選択肢が増え他スキルとの兼ね合いが容易になるだけで大きなアドバンテージとなる。 - 腕パーツは集中Lv2に加えてレベル1スロットが3つと大剣・ガンランス・チャージアックスに有用。
集中Lv2の防具自体はちらほら存在し、特にダマスクコイルβはスロットの構成も同一であるが、
防具自体の防御力も大事な歴戦個体との戦いではγ防具の高い防御力がとてもありがたい。 - 胴は従来には無かった氷属性攻撃強化Lv3に回避距離Lv1とLv2スロットが付いてくる欲張りな構成。
しかし、属性値に上限がかかっているMHWの仕様が大きくのしかかり、
属性強化全体で需要が薄い状況で目を向けられることは少ない。
属性運用する場合も上限のある属性強化ではなく、
上限が無く上乗せできる会心撃【属性】が採用される事が多く、
会心撃【属性】を発動するシリーズで、会心率アップとして人気の弱点特効を持ち、
おまけにスロットも付いている、環境に完全にマッチしたレウスβメイルと部位が被っているのが痛い。
- 頭・腰パーツ共に、匠を発動させる手段としては非常に優秀な防具となっている。
- 胴に要求される宝玉に目が行きがちだが、一式揃えようとすると
本体剥ぎ取り8%、頭部部位破壊66%と厳しい入手確率の尖角を合計7本要求される事になる。
ある意味宝玉よりも分厚い壁となる可能性があるので、フルクシャを目指すハンターは挫折に注意。
ただし、調査クエストを利用すれば入手率が上がるので過去作よりは入手経路が豊かである。
EXクシャナシリーズ
- 拡張版のアイスボーンでもマスター個体が登場したことにより、EXシリーズも復帰。その性能は…
部位 α β スキル スロット スキル スロット 頭 氷属性攻撃強化+2
回避性能+2Lv2×1 氷属性攻撃強化+2
回避性能Lv1Lv4×1
Lv1×1胴 匠+3 Lv1×1 匠+2 Lv4×1
Lv2×1腕 回避性能+3 Lv1×1 回避性能+2 Lv4×1
Lv2×1腰 氷属性攻撃強化+3
回避距離+1Lv2×1 氷属性攻撃強化+3 Lv4×1
Lv1×1脚 回避距離+2
匠+2Lv1×1 回避距離+2 Lv4×1
Lv3×1一式 氷属性攻撃強化Lv6 Lv1×3
Lv2×2氷属性攻撃強化Lv5 Lv1×2
Lv2×2
Lv3×1
Lv4×5匠Lv5 回避性能Lv3 回避性能Lv5 回避距離UPLv2 回避距離UPLv3 匠Lv2 シリーズ
スキル風圧完全無効 - と、相変わらずの氷属性と匠、及び回避能力を重点的に強化する構成、
というよりかはスキルの発動部位を変えたマイナーチェンジとなっており、三部位で変わらず風圧完全無効が発動する。- 上位よりも大幅に防御力が上昇したとはいえ、肝心のクシャルダオラ本体がマスターランク相当に強化され、
特に竜巻の挙動が更に複雑になっており、率先して狩られることもなく、
長らくはせいぜい匠が付いた部位で斬れ味がイマイチな武器を補填する目的で1部位混ぜるか程度であった。 - Ver.14で登場したアルバトリオンに挑む際、
特別任務の個体は火属性から始まる都合上、氷属性が一番効果的。
そのため、氷強化の装飾品を入れる余裕があまり無い場合では頭・腰を入れる程度には需要がある。
- 上位よりも大幅に防御力が上昇したとはいえ、肝心のクシャルダオラ本体がマスターランク相当に強化され、
MHR(:S)
クシャナシリーズ
- バージョン2.0で追加。スキルとスロットは以下の通り。
部位 スキル スロット 頭 匠+2 Lv1×1 通常弾・連射矢強化+2 胴 鋼殻の恩恵+1 Lv2×1 回復速度+1 陽動+1 腕 鋼殻の恩恵+1 Lv1×1 回復速度+1 挑戦者+2 腰 鋼殻の恩恵+1 Lv1×1 回復速度+1 匠+1 貫通弾・貫通矢強化+1 脚 鋼殻の恩恵+1 Lv1×1 匠+1 貫通弾・貫通矢強化+1 一式 匠Lv4 Lv1×4
Lv2×1通常弾・連射矢強化Lv2 鋼殻の恩恵Lv4 回復速度Lv3 陽動Lv1 挑戦者Lv2 貫通矢・貫通弾強化Lv2
- 古龍スキルの名称が変化し、今作では「鋼殻の恩恵」になった。
最大まで発動させると今まで通りテオ・テスカトル向けのスキルになる。
装飾品で爆破耐性Lv3を付与したらこれだけで立派な対テオ装備の完成である。
そうでなくとも、属性攻撃強化Lv3~4相当に加えて単独スキルのない超回復力が発動するので、
Lv3だけ発動させて他で運用するといったこともしやすい。
- 今まで通り匠が発動する。
頭・腰・脚の3部位で合計Lv4まで発動するので、Lv3スロットを胴か腕に用意すれば最大まで上げられる。- アップデートで同時に追加されたダマスクシリーズも3部位に匠を持つ。
胴はこちらと被らないので匠をLv5まで上げられ、見た目にも違和感が少ないので併用するのも面白い
…のだが、胴に限って唯一のLv2スロ持ちなのでもれなくスロットが死んでしまう。
- アップデートで同時に追加されたダマスクシリーズも3部位に匠を持つ。
- 通常弾(連射矢)と貫通弾(矢)がLv2まで発動するので、もう1Lv上げるならスロット3の防具が必要。
防具だけで両方あげるならアルブーロS胴・腕を使うことになる。- また、この防具の登場で、今まで神おまが必須だった、
「貫通矢強化Lv3と強弓の羽根飾りの両立」がお守りなしで可能となった。
- また、この防具の登場で、今まで神おまが必須だった、
- テオ対策の際に肝心な火耐性は各部位-1、一式ボーナスを足せば5部位で-2となる。
火耐性Lv3を付けても18なので、火属性やられを防ぎたいなら1部位だけ+3の防具に付け替えるか、
お団子スキルで補完する必要がある。
- 防具スロット総数が少ないのが欠点だが、これは今作のドス古龍防具の共通項である。
恩恵スキルが強力な反面、パーツ単位での運用に制限があるという設計だろう。
- MHW(:I)のヴァルハザク防具と同様に、今作でも様々な継続効果を複数搭載した、
所謂「ゾンビ装備」のビルドを組む際にはとても有用。
こんがり魚(1秒に2)、活力剤(自然回復量+1)、
回復速度Lv3(0.5秒毎に自然回復)、体力回復量UP(回復量1.3倍)、
おだんご医療術【大】(回復量1.2倍)、狩猟笛や弓の体力継続回復付与
を全て重複させて組み合わせた場合、一撃で体力を半分以上削られる大技をもらっても起き上がる寸前には
赤ゲージが全て回復して、赤ゲージを超えてもなお回復し続けるほど。まさにゾンビの再来である。- ただし高難度クエストや一部のイベントクエストに関しては攻撃力倍率が極めて高く、数字だけで言えば
往年の歴戦王ネルギガンテの8.0倍をも越え、MHXXのG級終盤やMHW:Iのマスターランクにも匹敵するような
10.0倍の大台に突入しているクエストが出現している。
加えて上位止まりである今作は防御力の上限が往年と比較してもやや低めで、
ゾンビビルドを組んだからといって回復効果を過信しすぎると高威力のコンボ攻撃で
即時回復を許してもらえずにデスコンボが成立してしまうなどの事態もありえるので、油断は禁物である。 - また、今作は回復量スキルの装飾品がLv2スロットであり、胴部位にLv2スロットが1つしかない
クシャナシリーズとは相性が悪く、良質なお守り依存になりやすい、というジレンマも抱える。
- ただし高難度クエストや一部のイベントクエストに関しては攻撃力倍率が極めて高く、数字だけで言えば
クシャナXシリーズ
- マスターランクの追加でクシャナXシリーズも登場。
M★5以降で生産可能となる。
- 全体のスキルとしては陽動と貫通弾・貫通矢強化に替わって装填拡張が入り、
残ったスキルが一式で最大レベルまで発動する様になった。
鋼殻の恩恵は胴から腕に移り、三部位で最大まで発動できる。- 水・氷属性特化装備を作る上で、腕だけ採用してみるのも面白いだろう。
他のスキルとスロットに難があるが、1スロの属性強化スキルとは別で1.1倍してくれる。
氷属性強化Lv5&鋼殻の恩恵を積み、絶対零度のマグロなんて担いだ日には……
- 水・氷属性特化装備を作る上で、腕だけ採用してみるのも面白いだろう。
- パーツごとに見た場合、特筆すべきは胴部位。
回復速度が一部位で最大まで発動する上で匠や装填拡張もLv2まで発動、
そこに加えてLv2スロットが2つに増えた為、拡張性も申し分ない優秀な防具へ変貌を遂げた。
匠が目的の場合、ほぼ同時期に生産可能になるダマスクXメイルの実質的な上位互換と言える。
リバルクシャナシリーズ
- 傀異克服したクシャルダオラの鋼龍の破傀玉をキー素材とした新たなクシャナ防具。
- 通常個体防具で特徴的だった斬れ味・装填数関連のスキルは胴の業物・弾丸節約Lv2程度となり、
代わりに専用スキルとそれを補助するスキルで新たに構成されている。- 頭、腕、脚部位には新スキル「風纏」が付与されている。
腕・脚は手数を稼ぐことを想定してか連撃とセットになっているが、特筆すべきは頭。
なんと翔蟲使いLv3とセットになっており、「とにかく鉄蟲糸技を回せ!」と言わんばかりの装備になっている。 - 風纏を持たない胴と腰は鋼殻の恩恵Lv2と攻撃2、スロット1を共通して備えているため、
鋼殻珠【1】を用いれば攻撃のスキルポイントと優秀なスロットを確保しながら自動回復効果の発動も容易。 - 最大の弱点はサンブレイクの流行スキル構成である攻撃、見切り、弱特、超会心のセットを組みづらいこと。
攻撃はLv4まで積まれているとはいえ、Lv2スロットが3つしかなく、またスロットの配置も
傀異錬成でLv2スロットが増やしにくい配置となっている*2。
Lv3以上のスロットにLv2の装飾品をはめることでスキルを工面することもできるが、
勿体ないと感じるならば渾身や匠など7733とは別のアプローチで火力を盛るのもアリ。
胴は業物や弾丸節約、腰は体力回復量といったスキルを傀異錬成で切ってしまい、
スロットの拡張やスキル追加を狙い、攻撃とそれなりのスロットを持った装備として汎用性を高めるのも手の一つ。
欲しいスキルやスロットが追加されるかは別の話であるが - 混合防具のパーツとして考えるといずれも非常に優秀なものとなっており、
同時に実装されたリバルカイザーと並んで、やり込みハンターの間で大変人気な防具となっている。
あちらの固有スキルである粉塵纏もLv1から機能してくれ、リバルクシャナに足りない会心率を賄ってくれるので、
リバルクシャナ頭+リバルカイザー胴で風と粉塵を纏うのも、
ネタではなく十二分な実用性を持つ組み合わせとして人気が高い。
攻撃+2を持つ胴部位と腰部位も、錬成で餌にしやすいスキル
(胴は業物or弾丸節約、腰は体力回復量)が存在しているので上振れが狙いやすい。
Ver.14からは風纏も錬成で付与されるようになったので、胴や腰へ付与を狙うのも面白い。- 腰部位はVer.14以降、いわゆる狂化奮闘ビルドのオトモとしても注目されている。
このスタイルにおける重要スキルである鋼殻の恩恵を1部位でLv3(Lv1スロットに鋼殻珠)にでき、
体力回復量UPLv3がそれを更に引き上げてくれるからである。
この場合特化錬成でスキル段階を落とすのは微妙なのでスキル錬成のハードルは上がるが、その分見返りも大きい。
- 腰部位はVer.14以降、いわゆる狂化奮闘ビルドのオトモとしても注目されている。
- 頭、腕、脚部位には新スキル「風纏」が付与されている。
- デザインはクシャナXシリーズのアレンジとなっている。
黒色と金色のコントラストも存在した通常個体の防具と比べると、
黒紫色の色合いが多くなっており、シックな雰囲気を醸し出している。
着彩部位が非常に広く黒ずんだ部分と赤い部分以外はほぼ全て色を変えられるため、
着彩次第では大きく印象が変化するかもしれない。
MHF
- MHFにはSP防具版も存在する。
一番人気なのは黄色のセンショク草で染める黄色いクシャナSPであり、
その見た目から黄金聖闘士などとも呼ばれている。
頭のみハイメタUヘルム金で決めてもいい(所持していればだが…)。- ただし、全身SP防具はスキル的に大変美味しくない。ロビー装備かラスタ用に留めよう。
- 腰部分製作には、例の剛翼を使用するので、ご利用は計画的に。
- レジェンドラスタのエドワードが頭以外フルで装備している。参考にするのもアリである。
更に、頭以外のフル装備が貸し出されるイベントクエストも存在している。
- MHF-G10ではクシャルダオラのG級対応に伴い、G級防具の「クシャナGシリーズ」が登場。
全体的に鋭さを増したデザインとなり、剣士用の色合いは従来のクシャナシリーズそのままである。
対してガンナー用は、クシャナS・Xシリーズを意識したかのような銀色を帯びた色合いになっている。
また、クシャナシリーズでは赤色のラインが防具に走っていたが、こちらは青色になっている。
全部位に三界の護り、怒、一閃のほか、
G10より新登場した「要塞」のスキルポイントを有する。
新スキルを搭載しているということもあり優秀な防具ではあるのだが、
残念ながら頭防具がフルフェイスではない。
- 性能とは別の話だが、MHF界隈ではガード性能が発動するクシャナシリーズと
ガード出来ない太刀、特に斬破刀を装備したプレイヤーが大量に発生し、問題となっていた時期が存在した。
事実上の「MHFにおける地雷装備代表」であり、今では一周回ってネタにされるほど有名な装備となっている。
詳細はリンク先を参照。
ウィンドシリーズ
- フォワード.4にてクシャルダオラの剛種防具「ウィンドシリーズ」が実装された。
こちらはクシャナシリーズと比較して重厚なイメージに仕上がっており、
始種防具までの強化先が存在することからかなり強力な防具になっている。
が、肝心の頭防具がフルフェイスではなくなったことに不満を持つ愛好家も少なくなく、
頭だけクシャナ・残り部位をウィンドにしているハンターも。- 全部位に攻撃のスキルを持ち、達人・麻痺・聴覚保護・風圧・回避性能・氷属性攻撃の
各スキルポイントが2~3個ずつ散らばっている。
匠が付く胴が有名だが、聴覚保護と風圧の両立に加えて斬れ味まで付く頭や、
攻撃と達人を両方持ち風圧が付く腰も使用例がよく見られた。
ただし、胴と腰を両方使用した場合麻痺半減が発動する為、
スキル枠の確保の為に、装飾品等で麻痺半減を消さなければならない事もあった。
- 全部位に攻撃のスキルを持ち、達人・麻痺・聴覚保護・風圧・回避性能・氷属性攻撃の
- その後、G2でG級覇種への派生が実装され、
体術や笛吹き名人といった微妙と言われていたスキルがある程度有用スキルに置き換わったが、
既にG級装備への移行が進んでいたG2において、攻撃力アップはむしろ邪魔なスキルであり、
そのスキルポイントが残っていたウィンドGシリーズは、
防御力の問題もありほとんど使用されなかった。
- G5でのガルバダオラの実装により烈種装備への派生が可能になり、
胴・腕・腰の攻撃がついに外れ、代わりに支援のスキルポイントを得たが、
支援はG5の時点ではプレイヤーの付けるスキルとしてはあまり人気が無く*3、
ラスタなどで使用するにしても烈種装備を装備させられない為ヒプノGXシリーズの精錬装飾品で付与する事が多い。
更に、同じく支援を持つガルバGFシリーズと比較しても、
付与されているスキルがG級以降で需要のあるスキルではなく、
それらの装備を差し置いて使用される事はあまり無い。
始種防具での覚醒に期待したいところである。
- MHF-G9.1では遂にその始種防具強化が可能になった。
ウィンドGXシリーズは、凍王龍トア・テスカトラの素材を用いて強化することができる。
閃転、纏雷、氷界創生、巧撃といった強力なスキルや、
剛撃・一閃などの主要火力スキルを備える強力な防具になったが、
スキルが非常にばらけている関係で一式での運用性は残念ながら低い。
どの部位もパーツとしては非常に優秀なので、上手く組み合わせて運用したいところ。
しかし一式装備としての運用法を考える変態愛好家もいるようである。
MHNow
- 2024年6月から始まったシーズン『嵐を誘う泡沫の宴』でクシャルダオラが参戦したことにより、本種の装備も併せて復活。
部位 発動スキル 漂移スロット 部位 発動スキル 漂移スロット 頭 グレード6~
鋼龍の凍風Lv1
装填速度Lv1
グレード8~
鋼龍の凍風Lv1
装填速度Lv1
耳栓グレード8~
解放腰 グレード6~
鋼龍の凍風Lv1
弱点特効Lv1
グレード8~
鋼龍の凍風Lv1
弱点特効Lv1
風圧耐性Lv1グレード8~
解放胴 グレード6~
鋼龍の凍風Lv1
破壊王Lv1
グレード8~
鋼龍の凍風Lv1
破壊王Lv1
体力増強Lv1グレード8~
解放脚 グレード6~
鋼龍の凍風Lv1
軽巧Lv1
グレード8~
鋼龍の凍風Lv1
軽巧Lv1
ジャスト回避強化Lv1グレード8~
解放腕 グレード6~
鋼龍の凍風Lv1
集中Lv1
グレード8~
鋼龍の凍風Lv1
集中Lv1
回避距離UPLv1グレード8~
解放
- 遂に実装されてしまった、MHNow初の初期グレード6の装備。
その性能は既存の装備を大きく凌駕するもじどおり破格の性能。
- まず目に飛び込んでくるのは、装備スキル欄にスキルが3つ表示されている点。
従来のNowでは最大まで強化してもなおスキルが1つ、あるいは2つまでしか発動せず、
1つの装備で3つ以上のスキルを発動するためには漂移錬成システムが必要不可欠だった。
が、このクシャナシリーズは漂移錬成を行わなくとも、最大強化すればどの部位でも最大で3つのスキルが発動する。- 生産段階では発動スキルは2つだが、従来の装備と同様、グレード8で3つ目のスキルが解放される。
それと同時に漂移錬成スロットも解禁されるので、1つの装備に4つのスキルを発動させる贅沢編成が可能。
- 生産段階では発動スキルは2つだが、従来の装備と同様、グレード8で3つ目のスキルが解放される。
- 専用スキルとして【鋼龍の凍風】が全ての部位で発動している。
最大レベルは3で、その時の効果は「龍風圧・風圧の軽減」、そして「氷属性攻撃力25%アップ」。- 龍風圧は無効、風圧は風圧耐性Lv3との併用で無効化が可能。軽減の度合いは全てのスキルレベルで同一。
クシャルダオラの厄介な龍風圧を、一つ装備するだけで無効化できるのは非常にありがたい。
- 10%(Lv1)~25%(Lv3)の氷属性攻撃力アップは武器の属性値に乗算される。
氷属性攻撃強化との相性も良く、併用時は氷属性攻撃強化で上昇した武器の属性攻撃値に更に乗算される。
- 龍風圧は無効、風圧は風圧耐性Lv3との併用で無効化が可能。軽減の度合いは全てのスキルレベルで同一。
オトモ装備
クシャナネコシリーズ
- MH4にて登場した、オトモアイルー用の武具。
レア度はテオ・テスカトル武具と同等の4、MH4Gで登場したクシャナSネコシリーズは9。
通常版は「ワンドネコ=ダオラ」「クシャナネコアンク」「クシャナネコディール」の3点、
S版は「ワンドSネコ=ダオラ」「クシャナSネコスーラ」「クシャナSネコバダル」の3点からなる。
一式装備すると、まるで中東風の黒い神様の像のような雰囲気になる。
説明文に「豊穣と月とを司る神を模した」とあることや、その外見から、
元ネタはメソポタミア神話において同じく月や豊穣の神とされる「シン」だと思われる。- 武器の「ワンド(S)ネコ=ダオラ」は扇状の武器。ハンター用のクシャナ武器と違い、
何かしらの動物をかたどっているような部分は見られない。
性能は属性重視の強力な切断系氷属性武器という立ち位置で、
オトモをラージャン戦に連れて行くときなどは装備させると心強くなる…かもしれない。
説明文には「暴風が巻き起これば為す術もなく飛ばされるのみ」とあるが、特に挙動が変わるわけではない。
というか、オトモの扇子の攻撃でハンターがいちいち吹き飛ばされていたらたまったもんじゃない - 頭パーツの「クシャナネコアンク」「クシャナSネコスーナ」は、黒いフルフェイスで赤目になる。
人によっては近寄りがたいオーラのようなものを感じられるかもしれない。
性能は水耐性と氷耐性に特化しており、ターゲットはバランス。
何故かほかのドス古龍装備より防御力がワンランク低く、さらに耐性も終盤で何かと気になる
火や龍が軒並みマイナス、特に龍耐性は致命的に低く、そのあたりの属性を司るモンスターと
ガチでやり合うならあまりお勧めはできない。 - 胴パーツの「クシャナネコディール」「クシャナSネコバダル」は、黒地に赤と金色のラインが入った
すっきりとした装備。首に付けた足跡マークの飾りが特徴的。
性能は頭パーツと同じ傾向。
- 武器の「ワンド(S)ネコ=ダオラ」は扇状の武器。ハンター用のクシャナ武器と違い、
クシャナガルシリーズ
- MHRiseではオトモガルクが登場したためこちらにも武具が当然存在する。
武器は天秤型の斬撃武器「ミゼンガル=ダオラ」。冥界の神器を模した武器で、全ての生命を平等に刈り取るという。
攻撃力は近接・遠隔共に190で、氷属性値15。クシャナ武器の例に漏れず氷属性武器として高水準でまとまった性能。
頭装備は「クシャナガルキナア」、胴装備は「クシャナガルアーワ」という。- 一式装備するとガルクが銅像のような姿になる。
その姿、そして武器が天秤型であること、さらに武器の説明から察するに、モチーフは冥界の神・アヌビスだろう。
- 一式装備するとガルクが銅像のような姿になる。
余談
- 因みに男性用クシャナ装備の外見は剣士・ガンナーともに、
ある特撮ロボットとデザインが似ている。
モデルにでもしたのだろうか?
- 「クシャナ」の名は、1世紀から3世紀ごろにかけて栄えた王朝「クシャーナ朝」から取ったものと思われる。
また、クシャーナ朝の初代君主の名は「クジュラ・カドフィセス」である。- なぎ払えの殿下とも名前が同じだが、当然無関係である。
ただ、そちらの由来もこのクシャーナ朝であるとの説も存在する。
- なぎ払えの殿下とも名前が同じだが、当然無関係である。
- MHX(X)に於いて「南風の狩人」と対を為す「北風の狩人」が存在する。
数多の古龍種が参戦する中、クシャルダオラとテオ・テスカトルは
集会所下位から狩猟が可能で、ある意味で対を為す存在でもあり
クシャルダオラは雪山での戦闘となる印象から「北風の狩人」が発動しそうなイメージだが、
両古龍、どちらの装備でも「南風の狩人」が発動する。火耐性の関係から逆が良かったのに…
なお、G級装備だとあちらの「南風の狩人」がスキルから外されてしまっているため、
こちらが余計に浮いてしまう羽目となっている。
関連項目
モンスター/クシャルダオラ
モンスター/錆びたクシャルダオラ
モンスター/傀異克服クシャルダオラ
武器/クシャナ武器
武器/斬破刀 - 何故かよく、本種の防具と組み合わせられる太刀。