MHF-Gの象徴、天翔龍シャンティエンの素材を用いた防具。
自然界の大いなる力と、天を翔ける龍シャンティエンの神秘の力が宿っており、
一意に道を邁進する者、防具を身に纏った者にのみその力はもたらされ、宿ると言う。
G級防具であり、剣士は「ショウロウGシリーズ」、ガンナーは「ミタマGシリーズ」となっている。
目次
概要
- 銀色の鱗、甲殻、翡翠色の結晶、淡く輝く霊毛をふんだんに用いたデザインで、
特に男性のは「モンスター素材の防具だ」というのを感じさせるものになっている。*1
他モンスターG級防具と違い、G段階がGR4で、それ相応の防御力を持つが、
強化を進め、GFに派生すると打って変わってGR7になり、GR7のGF防具相応の防御力と、
いわゆる低GR防具をGX防具に派生、強化したのと同じぐらいの防御力上昇をGF段階で得ることが出来る。- MHF-G2のG級革新で変わっているもののシャンティエン自身は、
当初GR7より上の難易度に登場する予定のモンスターであった。
防具で見た場合、G⇒GFでGRが変わり、防御力が大きく伸びるのはその名残であると思われる。 - また、この関係かGX段階で使うG級HC素材がG段階のランク、G★4モンスターのものではなく、
1つ上のG★5モンスターのものとなっている。
- MHF-G2のG級革新で変わっているもののシャンティエン自身は、
- 防具スキルは固有G級スキル「恩寵」を主体とし、剣士は剣術、ガンナーは射手、
それに加えて恩寵が持つ9スキルの一部のスキルポイントが各部位に付与されている。
恩寵はスキル発動数が一定以下の際に「攻撃力UP【絶大】、一閃+3、高級耳栓、風圧【大】無効、耐震+1、
回避性能+1、ガード性能+1、女神の赦し、武器捌き」を発動させるスキルであり、
各部位によって異なるスキルはGF以降の段階、かつ頭、胴、腕、腰、脚の順に、
剣士は「聴覚保護+8、耐震+10、ガード性能+8、風圧+8、回避性能+8」、
ガンナーは「聴覚保護+8、耐震+10、審判+8、風圧+8、回避性能+8」となっている。
GXに派生すると、
更に「反射+6(剣士)or弾丸節約術+5(ガンナー)、痛撃+8、一匹狼+7、回避距離+8、移動速度+6」が付与される。
防具のスロットはGLV6で確定し、頭2、腕1、脚2の5スロットのみである。
つまり、この防具は「恩寵の9スキルを主体とした防具」であると言える。
- しかし、恩寵の9スキルを主体としていること、
及び同スキルの条件「スキル発動数が一定以下」が原因で扱いづらい防具となってしまっている。
恩寵スキルについての詳細は個別記事に譲るが、
GF段階でなる恩寵+3ではスキルの余裕は実質1枠しかない。
つまり、スキルの追加が1つしか出来ないということである。
オマケに空きスロットは最大まで強化しても頭2、腕1、脚2の5つしか無く、
基本的にどのシリーズでも全部位3スロット開放されるG級の防具にしては異例の少なさ。
そのため、斬れ味レベル+1が発動できなかったり、逆鱗orブチギレ、腕利きの搭載も困難、
一閃スキルの強化として機能する達人スキルも高ランクのものを発動させるのが難しいなど、
スキル構成に大きな支障を来たしてしまっているのである。
そのため、この防具を運用している人は全くいないといってもいいほど少ない。
装飾品精錬
- 装飾品の名前は防具名のショウロウ、ミタマではなく、
シャンティエンを省略したシャンテの名称が用いられている。
ショウロウ、ミタマシリーズのスキルはG段階から各部位のスキルがバラバラであるため、
G段階から精錬した部位によって装飾品の性能が異なるものとなっている。
それ以外の特徴(G⇒GFでスキルポイントが強化される、GXでスキルが追加で1つ付く)は、
他のG級防具精錬装飾品と同じである。
- 恩寵スキルについては個別記事や、上記で述べたとおりであるためこれを目的にするのは使いづらい。
一方で、恩寵、剣術、通常スキルは+3、射手、GXで付与されるG級スキルは+2で抜き出すことができるため、
これらスキルの補助としては使いやすい、と言えるだろう。
外装
- 2017年11月アップデートより、ショウロウ・ミタマシリーズの外装解放が可能となった。
ロウタマ解放券Dというアイテムで解放することができる。
このアイテムはハンターナビ「極限征伐」の追加された課題で入手できるが、
そのお題は「シャンティエンLv.9999の1頭討伐」である。
- 極限征伐戦は同アップデートでシステムが一新され、Lv.1~Lv.9999まで連戦し続けて到達するのではなく、
最初から存在するLv.9999のシャンティエン討伐クエストを1回だけクリアすれば良い仕様である。
Lv.9999は極限征伐クエストとしては最も難度が高く、
特に昨今のMHFモンスターと異なり、防御力が幾らあっても一撃死が免れない仕様であると思われていたが、
同アップデートにて防御減算の計算式が変わったようで、
実際の攻撃力はMHF-ZZのアンリミテッドモードモンスター級(高威力だが全て即死技ではない)となっている。
耐久力もアンリミテッドモードと同等かやや上回る程度で、真根性スキルを貫通する技も1つしかない。
制限時間も50分あり、G級秘伝書の極征専用効果や極征専用アイテムも有効になるため、
★4辿異種や極み個体、至天クエストほどの難度は有していないと言える。
ショウロウとミタマはMHF-G開幕当初はデザイン面にも大いに注目が集まった防具であるため、
装備が整ったら挑戦してみるとよいだろう。
ちなみに、ロウタマD解放券は一度に10個入手できるため、1度の討伐で全部位の解放が可能である。