防具/ジンオウシリーズ

Last-modified: 2023-10-21 (土) 11:50:42

MHP3のパッケージモンスターであるジンオウガの素材をベースとした防具シリーズ。
本項では亜種防具、金雷公ジンオウガの二つ名防具、及びオトモ装備についても解説する。

目次

概要

  • ノーマルとSはMHP3から、XとZはMH3Gから登場。4にてUが追加された。
  • MH3Gではジンオウガが上位以降からしか登場しないこともあり、
    ノーマルがMHP3でいうSと同じ扱いになる(ただし、スキル構成はMHP3のノーマルのものと近い)。
    Zはジンオウガ亜種の素材が必要。
    ただし、胴装備に通常種のレア素材である雷狼竜の天玉が必要になる他、
    頭部分の素材に、入手難易度の比較的高い「古龍の血」も要求されるため、
    作製はかなり大変である。
  • シリーズによっては下記の通り「挑発」が発動するが、
    腕に覚えがある場合、打ち消さないでそのままにしておくことが多い。
  • 全シリーズで、「雷属性攻撃強化+1」がつく装備は雷耐性が高い。
    しかし、スキル「雷属性攻撃強化+1」が有効=雷に弱いモンスターが雷攻撃をしてくることはないため、
    雷耐性か「雷属性攻撃強化+1」が死にステータスになりやすい。

デザイン

  • 力強さと風格を携えたジンオウガの元イメージを表現してか*1、男女共に武士の鎧のような形状が特徴。
  • まず男性用はメインモンスターの装備の名に恥じず独特かつ秀逸なデザインで、
    剣士用は一般的な武士の鎧に、モンハンならではの野性味や雷神の趣、
    そして素材や赤い紐等を使ったジンオウガの意匠が加わり、歴代屈指の人気を浴びる事になった。
    特に頭部は雷状や稲妻状の角を象った脇立や鬼の如し面具、
    眉庇が西洋風兜の金属顔当てで、全体的に力強い印象になっている。
    • ガンナー用、特に頭部は白髪の鬼を象った後頭部が何処かクールな雰囲気を漂わせており、
      剣士のそれとはまた異なる趣向のデザインとなっている。
      尚他の防具の例に違わず稲妻状のクロー型籠手や装甲の作りが反対であったり、
      胸部がジンオウガ素材の代わりに金属の装甲と剣士より比較的軽装であったりする。
  • 一方女性用はノーマル・S・X・Zいずれの剣士用,ガンナー用の装備も、
    ジンオウガの意匠を取り入れつつも露出の比較的多いセクシーなデザインとなっている。
    特に、ノーマルとSは、パンツ(?)の上に丈の短い草摺(スカート状の鎧)をそのまま装備している関係上、
    最近のシリーズでは割と貴重なパンチラ成分を持っている。
    このことから、全国のハンターたちからエロい可愛いと一躍大人気の装備となった。
    人によっては、G級装備の胴の紐状の部分にもそこはかとなくエロスを感じるらしい。
    • また、女性版ガンナーのノーマルとSは一角獣風の角がトレードマーク。
      もちろん、力の解放発動時にどっかのMSのように二つに割れるというギミックはない。
  • G級防具であるX・Z(およびMH4のS・U)の女性版剣士の頭部は、長髪のケモノ耳風になってるため、
    一部で大きな話題になった。ちなみにガンナーは銀髪のサイドテールである。
    • 少し話は逸れるが、ケモノ耳風の頭防具は、これ以前にもMHFにおいて、
      アイルーのネコミミ」というものが登場している。
      また、ナルガ装備の女性ガンナー用頭装備もネコ耳っぽいデザインになっている。
  • 一方、男性版頭部は、剣士はジンオウガの頭部をマスク風にしたようなデザイン。
    全身そろえると、まるでジンオウガを擬人化したかのような風貌になる。
    ガンナー用は豊かな白髪の鬼のようで、防具全体もより一層武士の鎧を彷彿とさせるものとなっている。
    さらに左手は発光する巨大なクローとなり、こちらもなかなか厨二的で格好良い。
  • また、G級装備の小ネタだが、X, Z共通で剣士用の腰装備に注目していただきたい。
    ベルトでいうバックルの部分である。ズームしてみるとそこには…ワンちゃん?
  • MH4Gでは、3GのX・Zシリーズのデザインが4ではS・Uシリーズに変更されたためか、
    外見が大きく変えられている。
    • 男性用は鬼のようなデザインとなった。
      剣士が一本角に蓄電殻を使った肩当、ガンナーが二本角に蓄電毛で作った羽衣と、
      国宝の風神雷神図屏風に描かれる風神雷神を意識したデザインとなっている。*2
      ジンオウガマスクとはまた違ったベクトルだが男性用はこちらもかっこいいデザインとなっている。
    • 女性用の頭は前作までのケモミミorサイドテールでなくなってしまった。
      鬼…というか雷神様のイメージが濃くなったが、露出が多めの傾向は変わらない。
      しかし頭装備とガンナー胴装備はちょっと不評。
      S・Uシリーズで人気の高かった装備だけに、剣士用頭の逆巻くベリーショートヘアーは好みの分かれるところ。
      嘆き悲しむハンターの間では「うんこ」という蔑称まで付く始末。
      だが剣士用はまだマシな方で、ガンナー用はピッチリ固めたショートヘアに後頭部から突き出す二本の角
      という、モチーフを考慮しても少々苦しいデザインとなっている。
      またスキルが優秀なガンナー胴装備には、背中に巨大な「毛を固めた輪っか」が付いている。
      ヘビィボウガンを装備してもなお主張するほどのオブジェが背中に鎮座するため、混合装備では浮きまくる。
      「あの輪っかさえ無ければ」と嘆くハンター多数。
      幸いカラー変更範囲は大きく、赤や黒系統に変えると大分マシになるのでお悩みの方は試してみてはどうだろうか。
  • 尚、男性用のジンオウSシリーズの装飾構成を良く見ると、モンスターの一部再現の部分がレウスシリーズと似ている。
  • MHXではなんとジンオウSシリーズもジンオウシリーズと外見が同じに戻ってしまった。
    ケモミミでなくなってしまったことを残念がるハンターも少なくないとか。
    …と思いきや、ユクモ村の依頼で出てくる獰猛化ジンオウガの狩猟クエストで手に入る
    EX雷狼竜チケットを素材に使うEXジンオウシリーズであのケモノ耳を拝む事が可能なので、
    ケモノ耳ファンはご安心を。
    開発陣もここまで人気になってしまったデザインを完全削除することはできなかったのだろう。
    • ただし男剣士用の頭部は、一部のフェイスタイプでは口周りのグラフィックが
      消失してしまうバグが確認されている。
      見た目にこだわりたい人、特にフルフェイス派は注意すべし。
      公式曰く「表示のみの不具合であるため、修正の予定はない」とのことであり、
      続編のMHXXでも修正されることはなかった。
  • MHFでの見た目はMHP3におけるノーマル・Sシリーズと同様のものとなっている。
    遷悠防具はG級相当段階であるG・GF・GXシリーズへ強化できるが、
    それに伴って防具の外見が変わることはなかった。残念。
    ジンオウガ亜種の獄狼シリーズはMH3GのジンオウZ(MH4のU)と同じデザインである。
    つまり女性用の頭はケモミミorサイドテールである。
  • MHXRにおけるジンオウUシリーズのデザインはジンオウガ亜種の防具なので当然黒を基調としているのだが、
    なんとMHXにおけるジンオウSシリーズの色違いとなっている。
    これは後に実装されたジンオウU・双シリーズも同じである。

性能

MHP3

ジンオウ

  • 剣士・ガンナーとも一式で「雷属性攻撃強化+1」「力の解放+1」「挑発」が発動。
    更に、剣士だと「業物」が、ガンナーだと「通常弾・連射矢UP」が発動。
  • MHP3では下位防具としてはかなりの性能であり、
    強化していけば上位でも十分通用するだけのスペックを誇っていた。

ジンオウS

  • 剣士・ガンナーとも一式で「雷属性攻撃強化+1」「力の解放+2」「回避距離UP」「挑発」が発動。
    力の解放が+2へとアップしたが、「業物」「通常弾・連射矢UP」が「回避距離UP」に変更されたため、
    攻撃面を削って防御面を強化したスキル構成と言える。
    このため、人によっては下位防具と比べて性能が下方修正されていると感じることもあるようだ。

MH3G

ジンオウ

  • 剣士・ガンナーとも一式で「雷属性攻撃強化+1」「力の解放+1」「挑発」が発動。
    更に、剣士だと「業物」が、ガンナーだと「装填速度+1」が発動。
  • 本作では上位に成らないと作れないため、MHP3時より使い勝手が悪いが、
    上位ではそれなりに使いでのある性能である。

ジンオウX

  • 剣士・ガンナーとも一式で「雷属性攻撃強化+1」「力の解放+2」「挑発」が発動。
    更に、剣士だと「業物」が、ガンナーだと「装填速度+1」が発動。
    スキル構成を見ればわかるように、ジンオウの完全な上位互換である。
  • 相変わらずスキルと耐性がマッチしていないのが難点。
    ただし、龍耐性が若干ながらプラスになったので、イビルジョーやジンオウガ亜種に対して若干戦いやすくなっている。

ジンオウZ

  • 剣士・ガンナーとも一式で
    フルチャージ」「龍属性攻撃強化+1」「回避性能+1」「体力回復量DOWN」が発動。
    更に、剣士だと「集中」が、ガンナーだと「装填数UP」が発動。
    回避性能スキルのおかげで、フルチャージを生かしやすいスキル構成である。
    マイナススキルの体力回復量DOWNはフルチャージを運用する上でネックになるので、
    装飾品かお守りで打ち消してしまうのが良いだろう。
    • 余談だが、ジンオウZは黒をベースとした防具の各所から紫洸が漏れるという配色であり、
      同じジンオウガ亜種素材から作られた武器だけでなく、
      アルバ武器を装備させても、色彩的にかなりの統一感がある。
      性能面でも、スキル・龍属性攻撃強化は龍属性武器であるアルバ武器とマッチしたものだし、
      アルバ武器に関しても、素で紫ゲージを持つという仕様上、
      わざわざ斬れ味レベル+1を発動させなくてもいいので、他に発動できるスキルに幅ができるなど、
      外観だけでなく性能面でもなかなか上手く纏まっていると言える。
      特に大剣とハンマーにマッチしている。
  • 通常種の防具と違い、龍属性を使う敵は龍属性に弱いことが多いので、スキルと耐性のバランスが良い。
    • 反対に通常種の得意分野だった雷の耐性がものすごく低くなってしまったため、
      龍が通りやすいからと言ってラギアクルス系統に対策無しで挑むと簡単にキャンプ送りになるので、
      対策はきっちりとしておこう。
  • 作成に「雷狼竜の天玉」が必要になるが、これは通常種からしか入手できないため、
    亜種ばかりを狩るだけでは完成できないことに注意。
    もちろんと言うべきか、亜種から得られる「獄狼竜の天玉」も必要になるため、作成難易度は極めて高い。

MH4

  • 本作でも続投。
    なお、上位装備は前作MH3GのG級装備とまったく同じデザインである。
    カプコンも、あそこまで人気になってしまったケモノ耳装備を完全削除はできなかった…ということか。
    また、デザインだけでなくスキル構成も前作のG級版とほぼ同じになっている。
  • 下位防具のジンオウシリーズは一式で力の解放+1と雷属性攻撃強化+1が発動する。
    スロットは剣士が6個、ガンナーは4個のみで、何故か剣士の方が多い。スキル配分もほぼ変わらない。
    剣士防具の足は雷属性攻撃のSPが3つき、かつスロット2なので、雷属性の武器を担ぐ時は出番があるかも知れない。
    それ以外では特に防御力や耐性に秀でているという事もない。
    少なくともガンナーは、電撃弾を撃つのであっても、下位なら攻撃力UPをつけていた方が良さそうである。
    • 素材はジンオウガの共生相手である雷光虫または超電雷光虫も使うが、
      頭と腰は何故か、虫は虫でも徹甲虫である。確かに緑系統の色で似ているが。
  • 上位のジンオウSになると雷属性攻撃強化+1に加え、力の解放が+2に強化される。
    さらに、剣士なら業物、ガンナーなら装填速度+1が発動し、
    匠や無傷や回避性能や装填数などの色々なスキルの余りポイントがある。
    • 胴と腰がスロット3となっており、三眼シリーズ以外でのスロット3、特に胴は貴重。
      ガンナーは回避性能の余りポイント2が胴についており、回避珠を詰め込んだ上で胴倍加をしてやれば
      比較的容易に回避性能+2以上を狙える。
      剣士は残念ながら胴は大した事が無いが、腰が斬れ味+2スロット3と優秀。
      また脚装備も匠と斬れ味のSPを+2ずつ両立しておりぼちぼち優秀だが、
      今作では真打と業物の両立が容易なので、これについては少々影が薄い。
    • 回避性能に加えて回避距離までつけたい場合は、それらのスキルポイントがあるナルガ胴の方が良い。
      特に剣士の場合匠のポイントまで一緒に倍加されるのでスキル面では比べるべくもない。
      ただし回避性能だけでいい場合、防御力も少しはないと不安な場合はこちらに分がある。
      同じレア度の中でも防御力がかなり低い上に下位防具しかないナルガと比べ、
      ジンオウSは実に1.5倍ほど防御力がある。
    • 剣士用のジンオウSヘルムが例の金髪ケモミミである。
      スロットも2個開いており、重要なスキルポイントもそうついていないので、
      ただのスロット2頭として使うつもりで見た目を重視することも十分可能。
  • なんといっても注目は亜種防具のジンオウU。
    スキル構成自体はMH3GのジンオウZと大差ないが、
    本作ではこの装備と抜群の相性を誇る武器として覇弓レラカムトルムが復活している。
    本来弓の場合は相手を選ぶ装填数UPと龍属性攻撃強化が、覇弓の場合ガッチリ噛み合ってくれる。
  • また、ジンオウUには発掘装備も存在しており、デザインの異なる防具が入手できることがある。
    デザイン違いは、通常の防具と比べて若干シャープな外見になっており、男性用も顔が露出するようになる。
    また、女性用のガンナー用頭はツインテールになっており、とても可愛らしいと話題になっている。

MH4G

  • スキル面ではXで雷属性攻撃が+2まで強化されるも、それ以外はMH3Gと変わらない。
    ただし、Xには有用なスキルポイントが散りばめられており、混合装備としても活きるようになっている。
    • 特筆すべきはガンナー用のジンオウXレジストで、なんと回避性能+4のスロット3となっている。
      一式で発動しないにもかかわらず、ナルガ装備も青ざめる超回避特化胴装備である。
      ただし、素材に雷狼竜の天玉を使用するため簡単には作らせてもらえない。
      ガンナーで回避性能入りの装備を組もうとするとこれかクシャルダオラの胴になることが多く、
      防御力を取るか、耐性とスロット数とヘソ出しルックを取るか、実に悩ましいところである。
    • ジンオウXヘルムも剣士用の混合装備のパーツとして使い道がある。
      ドクドミ装備は頭部位がフリーであり、腕に斬れ味、胴・腰・足に本気のSPが付属しているため、
      斬れ味と本気のSPを併せ持つジンオウXヘルムを合わせることで
      この2つのスキルを同時に発動まであと少しの所まで持っていける。
      そして見た目が非常に整うのが大きなポイント。
  • Zのガンナーは一式で組むよりも頭を剣士用、脚を胴系統倍加にし無傷珠【1】を付ける方がいい。
    防御を上げつつ、体力回復量DOWNを打ち消し、更に溜め短縮のスキルポイントが+2つく。
    装飾品やお守りで集中をつければ覇弓との相性は抜群である。
    • そしてなによりガンナー用頭をつけずに済むという利点がある。

MHX

ジンオウシリーズ

  • 一式では「力の解放+1」「会心撃【属性】」及び「氷耐性弱化」が発動する。
    上位Sシリーズでは「力の解放」が+2になり、「氷耐性弱化」が消える。
    この為今までと違い、雷属性の武器にこだわらずに運用できるようになった。むしろ5つ全ての属性と相性が良い。
  • スキルを見ればわかる通り、
    「力の解放」で会心率を引き上げて「会心撃」を発動させるコンボ重視の構成となっている。
    なら見切り付けろとか言わない
    その為余程のマイナス会心が付いている武器でない限り、ほぼスキルの恩恵を受けると言ってよい。
    • 但し「力の解放」発動の為には、
      累計180を超えるダメージを受けるか5分間大型モンスターと交戦しなければいけない。
      速攻重視なら交戦時間で満たすのは絶望的なので、事実上被弾し続けなければならない事になる。
      なんというマゾ装備なんだ。
      • 大ダメージ&長期戦を見込める古龍戦なら相性がいい…かも知れない。
        一応雷属性特化では無くなったため、古龍の弱点である龍属性武器を担げるようにもなっている。

EXジンオウシリーズ

  • デザインは前述の通りケモミミ(MH4シリーズのジンオウS)。
    但し作成は獰猛化ジンオウガ狩猟時に入手できるEX雷狼竜チケットが必要(要HR8)。
    その為この姿が拝めるのはオストガロア討伐後となる。
  • 一式で発動するのは「力の解放+1」と「連撃の心得」。
    何故かジンオウSと違い「本気」のSPが12止まりになってしまっている。
    幸い装飾品の枠は3つある為、全て本気珠で埋めれば「力の解放+2」まで持っていける。
    その代わり元々存在するマイナスSPと合わせて「挑発」が発動してしまう。
    とは言え挑発は戦法によってはプラスに働くため、あまり気にする必要はないだろう。
  • 「会心撃【属性】」が「連撃の心得」に変化した事により、さらに手数が多い武器向けになった。
    相変わらず「力の解放」の発動条件がなかなか厳しい為、長期戦を意識した時の選択肢とするといいだろう。
    やっぱりマゾ御用達である
    MHXのジンオウ装備は「会心率」を重視したスキル構成となっているが、この装備も例外ではなかった。
  • 難儀なのはまるでこの装備を愛する者を試すような作成条件。
    前述の通りEX雷狼竜チケットの為に獰猛化ジンオウガを狩らなければいけないのは序の口。
    その他、電撃袋・キリンの雷尾・高圧電甲・海竜の高電殻
    …そして金獅子の尖角が必要になる。しかも2本
    そこまでしてやっとこの装備にありつけるのである。
    ちなみに獰猛化ジンオウガを狩らなければならない都合上、防具のレベルアップは楽。
    倒せるかは別として

MHXX

  • MHXXではG級が追加され、久々にジンオウXシリーズが作成可能となった。
    ちなみに、相変わらず雷神様ヘッド。
  • G★4の一部のクエストを制覇した証として手に入る「希望の証XX」にて生産可能になる、
    GXジンオウシリーズも併せて登場。
    デザインは上位のEXジンオウシリーズと同じで、つまるところ女性用ヘルムはケモミミのロングである。

ジンオウXシリーズ

  • 一式発動スキルは遂に付けろ付けろと言われた「見切り+1」が付いた
    残りは「会心撃【属性】」と「力の解放+2」で変化なし。
    ますます会心方面に特化してしまった。マゾ御用達な面も変化なしである
    ちなみに見切りのSPは何故か中途半端な13ポイント。
  • 困った事にスロットは全1つずつの計5個。
    ただ幸い今回はお守りを揃えやすく「達人+7」程度ならすぐ出る為、フォローは難しくない。
  • また、R装備のようにスキルポイントがやや偏っており、
    特に力の解放のSPがない属性会心+4達人+4スロ1の腰は混成装備にも使えるだろう。
    会心系スキルを揃える時に腰装備はほとんど超会心+8のS・ソルXRになるというのは禁句
  • 力の解放+2と見切り+3の同時発動による会心率は驚異の80%。武器によっては会心率100%も夢ではない。
    が、そんな都合が良く手数あり・会心付き・属性付き・おまけにスロットもある武器があるかと言うと…
    実はある
    ベリオロスの双剣・凍刻みブリザレイドである。
    会心率25%に氷属性23、おまけにスロット2に十分な白ゲージ。ここまで相性が良い武器もあるまい
    しかしまあ、ジンオウガの防具と相性が良いのが相性最悪のベリオロスの武器とはまた…。
    ただ、雷属性を扱うモンスターの大半は氷属性に弱い為、その点では上手い組み合わせと言えるだろう。
    • ただ凍刻みブリザレイドの性能が低いため上記の構成でも多くの氷双剣に抜かれてしまう。
      そのため会心100%にロマンを感じる場合でもなければ他の武器を使う方がいいだろう。
  • ジンオウXシリーズをLV4に強化する際の必要素材が、何故か真鎧玉と「金雷公素材 (G級) 10」となっている。
    二つ名個体が存在する全てのモンスターの中で、通常種防具の強化に二つ名素材を使うのはジンオウXだけであり、
    他のどの二つ名持ちモンスターを見てもこのような例は無い。
    恐らくは設定ミスだと思われるが、有志が確認したところ仕様=修正なしとの返答があったらしい。
    マゾ装備、ここに極まれり

GXジンオウシリーズ

  • 発動スキルは剣士・ガンナー共通で力の解放+1、連撃の心得、体術+1。
    スロットは全部位1ずつの合計5。
    とにかくスタミナ消費を軽減し会心率を上げる内容となり、金雷公シリーズみたいな構成となった。
  • 本気のSPは14であり1足りない。なので力の解放+2にしたいならば1ポイント補う必要がある。
    逆に+1のままでも構わない場合、ガンナー装備で頭を剣士用に変えると、
    本気のSPが1減るだけなので全く問題なく換装できる。
  • 運用法としてはスキル構成が似ている金雷公シリーズに準じる。
    無我の境地が無いので会心率は上がりきらないが、代わりに連撃がある。
    本気を出すのに時間がかかるのは同じだが狂竜症に頼らなくて良い分はお手軽と言える。
  • ケモミミロングヘッドがG級にも登場してくれたことで、
    「ジンオウシリーズの見た目は好きだけど、雷神様ヘッドはちょっと…」な女性ハンターにも安心の防具である。
    ちなみにジンオウX一式の頭だけGXジンオウヘルムに変えた場合、
    スキルは本気+12、達人+11、属性会心+10、体術+2でスロットは変わらず。
    ガンナーだと属性会心も発動を割ってしまう。
    • もっとも、そこまで見た目が気になるならば防具合成をすればいいのだが。
      もっと言うとそのための用途なら生産が楽な上位のEXジンオウヘルムで間に合う

MHW:I

EXジンオウシリーズ

  • ジンオウガ復帰に伴いこちらも復活。EXジンオウα・βシリーズが存在する。
    マスターランクは過去作におけるG級相当であるが、EXジンオウのデザインは過去のG級デザインではなく、
    上位・下位デザインでの実装となった。
    部位αβ
    スキルスロットスキルスロット
    強化持続+2Lv1×1強化持続+1Lv4×1
    超会心+1超会心+1
    力の解放+3Lv3×1力の解放+3Lv4×1
    通常弾・通常矢強化+1
    回復速度+2Lv2×1
    Lv1×1
    回復速度+1Lv4×1
    Lv2×1
    力の解放+2力の解放+2
    強化持続+1Lv2×1強化持続+1Lv4×1
    Lv2×1
    雷属性攻撃強化+2
    雷属性攻撃強化+3Lv1×1雷属性攻撃強化+1Lv4×1
    Lv1×1
    力の解放+2力の解放+2
    一式力の解放Lv7Lv1×3
    Lv2×2
    Lv3×1
    力の解放Lv7Lv1×1
    Lv2×2
    Lv4×5
    雷属性攻撃強化Lv5雷属性攻撃強化Lv1
    強化持続Lv3強化持続Lv2
    回復速度Lv2回復速度Lv1
    超会心Lv1超会心Lv1
    通常弾・通常矢強化Lv1
    シリーズ
    スキル
    3部位以上・力の解放・極意
    シリーズスキルとして「雷狼竜の真髄」を備え、三部位以上装備して発動すると「力の解放・極意」という
    力の解放のLv上限をLv7まで拡張するスキルが発動する。それに合わせるように力の解放に特化した内容になっており、
    α・β共に胴、腕、脚の三部位装備でLv7まで発動可能になっている。
    頭のα装備はマスターランクの防具では現状唯一の強化持続+2を備え、
    昂揚珠を引けない不運な強化持続を重要視するハンターには重宝される。
    • 力の解放・極意でLv6以上になると効果の上昇と発動条件の緩和がなされるのだが、
      発動条件の緩和は発動するダメージ量の緩和だけで時間経過による発動は緩和されていない
      このため、被弾が少なくなる上級者になるほどうまみが少なくわざわざ発動させる必要は無い、
      という意見になりがち。
  • ネックとなるのは製作時期。ジンオウガがストーリークリア後、導きの地で初お目見えすることから、
    作れるようになるのもそれ以降である。
    この頃に既に自分のお気に入りの構成ができてしまっていれば採用は難しいか。
    • ジンオウガは導きの地でランダムに出現するものを狩るか、
      それを捕獲することで戦える特殊闘技場*3
      痕跡を集めて調査クエストを出すなど、安定して狩猟するのが難しいモンスターとなっている。
      部位破壊など素材を入手する機会はなるべく逃さないようにしたい。

EXゴクオウシリーズ

  • Ver.12.01アップデートによって復活したジンオウガ亜種に伴いこちらも登場。
    XやZといった記号を使わなくなった関係で、
    防具の名前はジンオウZから「ゴクオウ」という名前が与えられた。
    ちなみにMHFシリーズで追加された際は『獄狼シリーズ』(後述)という名前で登場していたが、
    そちらの名前は残念ながら(?)使われなかった。紛らわしいなぁ
    EXゴクオウもα・βシリーズが存在する。
    過去作の上位・下位デザインであったEXジンオウシリーズとは異なり、
    EXゴクオウαは過去作におけるG級の剣士防具デザイン、βはそのマイナーチェンジ版のデザインとなった。
    部位αβ
    スキルスロットスキルスロット
    力の解放+3Lv2×1力の解放+3Lv4×1
    耐震+2Lv1×1耐震+1Lv1×1
    風圧耐性+3Lv2×1風圧耐性+3Lv4×1
    ひるみ軽減+2ひるみ軽減+1
    破壊王+2Lv2×1破壊王+2Lv4×1
    龍属性攻撃強化+3Lv3×1
    力の解放+3Lv1×3力の解放+3Lv4×1
    耳栓+2耳栓+1Lv1×2
    集中+2Lv1×2集中+2Lv4×1
    龍封力強化+1Lv1×1
    一式力の解放Lv6Lv1×6
    Lv2×3
    力の解放Lv6Lv1×4
    Lv3×1
    Lv4×5
    耐震Lv2耐震Lv1
    風圧耐性Lv3風圧耐性Lv3
    ひるみ軽減Lv2ひるみ軽減Lv1
    破壊王Lv2破壊王Lv2
    龍属性攻撃強化Lv3
    耳栓Lv2耳栓Lv1
    集中Lv2集中Lv2
    龍封力強化Lv1
    シリーズ
    スキル
    3部位以上・力の解放・極意
  • シリーズスキルはEXジンオウと共通の「雷狼竜の真髄」を備えるため、EXジンオウとの混合も可能。
    ジンオウガ亜種は"雷"狼竜ではないが、
    「狼竜の真髄」のような形で共通部を切り取ると全く別のモンスターになる例もある為、
    あくまで亜種は通常種の派生ということで通常種のものと同じ名称なのだと思われる。
    なお、同様の例はアンジャナフやオドガロンの装備が存在している。
  • EXジンオウと同じく力の解放特化といったスキル構成だが、
    EXジンオウと比べると一式では力の解放が上限まで発動しない、
    超会心が無くクリティカルのダメージ底上げがない、ガンナーにとっては通常弾・通常矢強化がないなど
    火力を直接補助するスキルが減り、火力面は力の解放を重視するかどうかで評価が決まってしまう。
    一方耳栓風圧耐性耐震の防護スキル三種を備え、ひるみ軽減破壊王など痒いところに手が届くスキルもある事から、
    防護スキルを重視するハンターやパーツ単位での利用ならこちらに分がある。
    • ジンオウガ亜種の武器は龍封力【中】の龍属性武器であるので、龍封力を【大】に強化できる龍封力強化
      龍属性攻撃強化とは相性が良い。
    • 耳栓、風圧耐性、耐震はそれ単体では半端なレベルしか備えていないためパーツとして利用する側面が強いが、
      操虫棍であれば話が少し変わってくる。
      MHW:I実装に伴うアップデートでひるみ軽減に追加効果が足され、操虫棍の3色エキス強化状態時に
      ひるみ軽減と同Lvの耳栓、風圧耐性、耐震効果を発動する(それぞれ通常スキルと合算可)ようになった為、
      α一式装備での3色強化状態は耳栓Lv4、風圧耐性Lv5、耐震Lv3*4を発動しているに等しくなる為、
      汎用性が高く一式運用も視野に入ってくる*5
      まぁ、実際のところは脚の集中が操虫棍にとっては死にスキルであるので、
      完全な一式よりは脚だけ交換かシリーズスキルの発動する3部位で止めておくのが一番無駄がないが、
      ビジュアルを一式装備でまとめたいなら一考の余地はある。
      • 反対に集中を要する武器種にとってはLv4スロットが付いた恵まれたβは貴重な脚防具となっていて、
        パーツ使用も視野に入る。
    • ゴクオウアームについている破壊王は、部位破壊で龍光まといを解除できる対ジンオウガ亜種に役立つ他、
      金剛棘の迅速な破壊が難易度に直結する悉くを殲ぼすネルギガンテや、
      そこそこ需要がある素材をドロップさせるために難易度が比較的高い部位の破壊が必要なアン・イシュワルダ
      地帯Lvを早く上げるため、専用の素材を大量に入手するため、
      ぶっ飛ばしや転倒、部位破壊などあらゆる手段で落とし物をドロップさせたい導きの地のモンスターなど、
      そこそこ活きる場面が多い。
      そして、破壊王を発動する防具の中で破壊王+2重めのLv4とLv3のスロットを持つのは
      ゴクオウアームβが唯一であるので、部位破壊を積極的に行う場合の候補としては非常に頼りになる。*6
  • アップデートにより追加された防具故か防御力はかなり高い
    通常強化のMAXは166と古龍防具の一段下の性能で落ち着くのだが、カスタム強化で伸びに伸びて
    最終的には184に到達、カスタム強化を施したゾークシリーズにトップタイで並んでしまう。
    その後、ムフェト・ジーヴァが実装され防具の龍紋シリーズが登場する事でトップは譲るものの、
    それでも2位タイとレア度11の防具とは思えない高い防御力を誇る。
    レア度11のため、カスタム強化に大龍脈玉を要求されないのでカスタム強化しやすいのもメリット。
    • ただ、耐性が結構尖っており、龍属性を積極的に使ってくる相手には嬉しい龍属性+4を備えつつも、
      その反面、水属性が-4(一式で-20)、雷属性が-5(一式で-25)と惨憺たる有様になっている。
      間違ってもネロミェールに一式で挑んではいけない。
    • 怒り喰らうイビルジョーを相手にする際は、龍属性やられにならないため属性が封印されず、
      耐震の存在も有難いためかなり有利に戦える。

MHRise

  • ジンオウガ続投につきこちらも当然続投。
    部位下位(ジンオウ)上位(ジンオウS)
    スキルスキルスロット
    力の解放+1力の解放+1Lv1×1
    見切り+1弱点特効+1
    力の解放+1力の解放+1Lv1×1
    見切り+1弱点特効+1
    体術+1力の解放+1Lv2×1
    体術+1
    力の解放+1力の解放+1Lv3×1
    Lv1×1
    体術+2力の解放+1Lv1×1
    体術+2
    一式力の解放Lv3力の解放Lv5Lv3×1
    Lv2×1
    Lv1×4
    見切りLv2弱点特効Lv2
    体術Lv3体術Lv3
  • 相変わらずの力の解放を重視した構成になっている。
    同時に発動する見切りと体術も、力の解放の持つ「会心率強化」と「スタミナ消費軽減」から来たものだろう。
    今作の力の解放はやっと発動条件が見直されたのでそこそこ優秀なスキルとなっている。
    • また下位の頭と胴につくスキルは弱点特効ではなく見切りでありやや格落ちしているようにも見えるが、
      これでもLv2スロット2つ分の火力スキルであり上位装備と比べても割と優秀な部類に入る。
      防御力も上位でそこそこ上がるため、攻略時には長期間使用したプレイヤーもいるかもしれない。
  • 上位のSシリーズに至っては全部位に力の解放が付くようになり、最大レベルであるLv5が発動する。
    注目されるのは見切りが弱点特効に変化している点。
    Lv2止まりだが力の解放Lv5と合わせれば会心率+80%にもなる。
    また、弱点特効を発動できる防具の種類が少なく、
    頭・胴の装備は強力な汎用スキルを持つものが少なめなこともあり、混合用の人気も高い。
    発売当初は弱点特効Lv2をもつスカルダ・スパイオの腰(または護石)と合わせて
    弱点特効Lv3を発動するテンプレがメジャーとなっていた。
    • Ver.2.0からは痛撃珠が生産可能になったことや、
      カイザーシリーズや炎の封眼などの優秀な頭装備が登場したことからテンプレとしての活躍は下火に。
      弱点特効が貴重であることには変わりなく、一部位で会心率を25%稼げる強みは健在なので、
      自身の狙いや他のスキルと照らし合わせて採用を決めるといい。

MHR:S

ジンオウXシリーズ

  • MR実装に伴いこちらも登場。
    デザインはMH4Gのデザインとなっており、男性用はそうでもないが女性用はまたあの雷神様ヘッドになったと不評。
    ナルガXは人気なネコミミガンナーになったのに……。
  • 一式スキルは下記の通り。
    部位スキルスロット
    力の解放+1Lv3×1
    弱点特効+1
    会心撃【属性】+1
    力の解放+1Lv1×3
    弱点特効+2
    雷属性攻撃強化+2
    力の解放+1Lv2×1
    体術+2
    会心撃【属性】+1
    力の解放+1Lv3×1
    Lv1×1
    会心撃【属性】+1
    雷属性攻撃強化+3
    力の解放+1Lv1×1
    体術+3
    翔蟲使い+1
    一式力の解放Lv5Lv3×2
    Lv2×1
    Lv1×5
    弱点特効Lv3
    体術Lv5
    雷属性攻撃強化Lv5
    会心撃【属性】Lv3
    翔蟲使いLv1
  • MR星4のライゼクス狩猟後から作成可能になる。
    胴に碧玉を、腰に天玉を1つずつ要求されるが、おあつらえ向きに2頭クエが☆4にあるのでそう苦労しないだろう。
  • 弱点特効がLv3に、体術がLv5にそれぞれ強化されたほか、
    会心撃【属性】Lv3と雷属性攻撃強化Lv5が新たに追加され、Lv1だが翔蟲使いも付く。
    • Ver12.0.0時点では弱点特効Lv2を発動できる胴部位はジンオウXのみとなっている。
  • 一式で見た場合、鬼人ステップがある双剣、身躱し矢斬りがある弓とは相性がいい。
    力の解放+弱点特効で会心率100%を達成できる構成になっているが、超会心はない。
    その代わり雷属性攻撃強化及び会心撃【属性】が発動している為、雷属性武器を握ってこそ真価を発揮する
  • 欠点としては力の解放込みの会心特化である以上、安定性にやや欠け、拡張性も低い点。
    特にLv1スロットが1つしかない脚装備は、別の装備に切り替えた方がいいかもしれない。
    • 力の解放にこだわるのであれば、上位同様超会心Lv2が付く斉天ノ具足・真が候補に挙がる。
      ただ、あちらもスロットはLv1×3の為、防具だけで超会心Lv3を発動させようとすると唯一のLv2スロットが埋まる。
  • 前述した通り、MR装備のデザインは人気の低いMH4GのG級デザイン仕様なのだが、それ以上に問題な事に何故か女性用の脚装備のパンツの布面積を大きく広げられてしまった。
    同じくエロ装備として有名なアスール装備も脚の布面積が盛られてしまった件も含めて多くの紳士諸君が涙した事は言うまでもない…。

MHF

ジンオウシリーズ

  • MHF-G8でジンオウガが参戦するのに合わせ、ジンオウシリーズもMHFに導入される。
    防具カテゴリは「遷悠防具」。
    1部位装備することでスキルが1つ自動発動する効果を有している特殊防具である
    (ジンオウシリーズの自動発動スキルは雷属性攻撃強化【大】)。
  • HR5(旧HR100)で生産可能となり、最大まで強化するとジンオウG・GF・GXシリーズへと強化していける。
    なおMHFの防具にしては珍しく、強化素材は原則ジンオウガ素材のみである。
  • 剣士・ガンナー共に全部位で共通して持っているポイントは「一閃+4」。
    • 今まで、共通スキルに一閃を持つGX防具は他にもあったが、「+4」を共通値として持つ防具としては初。
  • 剣士は
    全部位装備で「一閃+2」、「業物+1」「集中+1」しか発動せず、これだけではパッとしないが、
    • 頭: 一閃+4、絶対防御態勢+6、怒+5、三界の護り+5、斬れ味+6
    • 胴: 一閃+4、痛撃+5、溜め短縮+6、怒+5、血気活性+4
    • 腕: 一閃+4、代償+4、炎寵+5、斬れ味+6、剣術+6
    • 腰: 一閃+4、溜め短縮+6、溜め威力+5、痛撃+5、闘覇+4
    • 脚: 一閃+4、絶対防御態勢+6、吸血+5、刀匠+4、斬れ味+6
    とMHF-G7時点の流行のスキルをこれでもかと詰め込まれており、スキル値自体も極めて高水準。
    そして雷属性耐性が全部位15という恐ろしい数値になっており、
    一式での雷耐性は75という次元の違う数値になっている。
    G7時点のMHFの防具基準で言えば、文句なしの超高性能防具であると言えるだろう。
  • ただし一式では上述したとおりぱっとした性能ではないため、
    他の装備と組み合わせて強力なスキルを発現させていきたいものである。
    特に氷耐性が一部位-6という致命的な弱点があるため、一式での使用はあまりオススメできない。
  • ちなみにジンオウシリーズの説明文はMHP3のものと同じなのだが、
    遷悠防具の発動スキルの説明が入っているため、一部の説明文は削られている。
    • そのため、ジンオウヘルムの説明文は遷悠防具の説明を除くと
      「我に並び立つ者、この世に無し。」だけであり、
      ジンオウフォールドは「無双の狩人と謳われる雷狼竜。」だけである。
      もはや防具としての説明を成していないとネタになった。
      ちなみにジンオウコートは元の説明文が
      「この世に比肩する者のない雷狼竜の圧倒的な力を表現した比類無き腰用装備」
      と切るポイントが難しかったのか、
      「雷狼竜の圧倒的な力を表現した比類無き腰用装備。」と無難にまとめられている。
  • ジンオウシリーズはMHFの遷悠防具でも一番古いため、
    MHF-G9以降のスキル改革に付いていけない状況が起こりつつあったが、
    MHF-Zでは対辿異種フルフル戦の防具として再注目されることになる。
    理由はその極限まで特化した雷耐性の高さにある。詳しくはフルフルの記事を参照のこと。
    また、MHF-Zで強化された血気活性と吸血を胴・脚部位に備えており、痛撃、怒スキルも見直され、
    絶対防御スキルについても、10周年アップデート以降有効性が見直されているため、
    強いていうならば、代償スキルに特化した腕を除いて組み合わせ次第では最前線の装備としても運用は可能である。

獄狼シリーズ

  • 通常種に続き、亜種もMHF-G10.1下の2016年8月3日に遷悠種として登場。
    それに伴い、亜種防具も「獄狼シリーズ」という名の遷悠防具として導入された。生産ご苦労シリーズではない。
    通常種防具に合わせて、こちらは龍属性攻撃強化【大】が自動発動スキルとなっている。
    獄狼GXシリーズ一式での発動スキルは、剛撃+3、抜納術+2、見切り+1、集中+1に加えて、
    剣士では溜め威力UP+1と消費特効、ガンナーでは穏射+2となっている。
  • 名前が改められた理由は、G級以降のMHFでは防具名にU/Zなどのアルファベットを表記して
    亜種防具を区別する、という要素をすべて廃止しているためである。
    G級以降はクックG/ククスGなどのように防具名自体の変更で統一されており、
    この獄狼シリーズもそれに則り名称が変更されたと見られている。
    • なお部位名称はジンオウシリーズと同じなので、
      獄狼GXヘルム、獄狼GXフォールドと言った漢字とカタカナが入り混じった防具名となる。
      様々な防具が存在するMHFにおいても、このような命名則はかなり珍しい。
  • ジンオウシリーズで見られた、ネタ性の強い防具説明文についてだが、
    獄狼シリーズは篭手や具足など、防具部位を指す単語が全ての部位に存在している。
    だが、獄狼GXガードと獄狼GXフォールドについては、
    句点を読点に置き換えて後の説明文を除去した結果なのか、
    前者の説明文は「獄狼竜の龍気を封じた篭手。龍をも蝕む力が。≪遷悠防具:龍属性攻撃強化【大】≫」、
    後者の説明文は「獄界の番人、黒き門番の腰鎧。慈悲無き王。≪遷悠防具:龍属性攻撃強化【大】≫」と、
    途中でブツ切りになっており大変もどかしい事になっている。

MHXR

ムジンオウシリーズ

  • MHXRに登場する特殊種ジンオウガ不死種の素材を用いた防具。
    「強襲!ジンオウガ不死種!」というクエストをクリアした際に一定確率で入手可能。
  • ジンオウXシリーズのデザインを踏襲しており、
    白銀色をベースに、青と青みがかかった翡翠色のアクセントが加わった、美しい組み合わせのカラーリングが特徴。
    装備すると緑色の電流のエフェクトを纏うようになる。

MH-R

  • 登場人物の内、森の都市フウガに所属するライダー、ツバキとシノの二人がジンオウシリーズを装備している。
    ツバキは無印ガンナーデザイン、シノはジンオウS*7をアレンジしたオリジナルデザインである。
    • ちなみにこのシノのオリジナル防具、乳揺れギミックが搭載されている
      ライダー図鑑などで3Dモデルを左右に回転させたり、3倍速モードでクエストを進め
      シノでとどめを刺した際のクリア演出などが分かりやすい。
      余談だが、ツバキは胸のサイズがシノに劣っていることを気にしているらしい。

金雷公シリーズ

  • MHXから登場している金雷公ジンオウガの素材を中心に作られた装備。
  • 基本的な外見はジンオウシリーズをある程度踏襲しているが、本来白である部分が眩い金色に変色している。
    • そして何よりも目立つのが
      形容するとぼさぼさに伸びた金髪と言える外見へと変貌している。
      と言うよりどう見ても「穏やかな心を持ちつつ激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士」である。
      この装備で激昂したラージャンに挑めば、その気分を楽しめるかも知れない。
      下記の通り途中で解放されるスキルが「力の解放」の時点で、カプコンはたぶん狙ってやってる
  • スキルは一式では「無我の境地」と「ランナー」といまいち。
    低レベルでの扱いはかなり難儀してしまう。
    Lv6まで上げると「力の解放+2」と「体術+2」の複合スキルである「金雷公の魂」が発動する。
  • スキル構成から、スタミナの消耗が激しい武器やスタイル向け。
    特に鬼人化や鬼人回避のせいで強走薬の効果が追い付かず、スタミナが尽き易い双剣との相性がいい。
    特に「力の解放」も発動した暁にはスタミナの減りが面白い位物凄く遅くなる
    他はランスやスラッシュアックス等のスタミナ依存の装備との相性も良い方。
    反面、装備的に似合いそうな太刀との相性は悪い。
    • スタミナの消耗を抑えられるため、エリアルスタイルも相性が良い。
      エア回避を頻繁に使うので体術+2で抑えるのは勿論、
      乗り状態での乗り攻防の時にランナーは地味に有効。
  • ちなみに「無我の境地」と「力の解放+2」が同時に発動すると会心率+80%と化す。
    MHXでは狂竜ウイルスを有するモンスターはマガラ種のみだが、
    狩技の狂竜身を使用する事で意図的に発動させることができる。
    つまり、狩猟にある程度以上の時間がかかる強敵相手に、
    狩技の「狂竜身」と併用して会心率を根こそぎ引き上げて攻め立てる防具と言える。
    この狩技は初回の発動に時間がかかり、更に克服という過程を経て無我の境地の真価が発揮し、
    その間に力の解放+2の発動条件を満たすことも不可能ではないため相性は悪く無い組み合わせといえる。
    • ただ、本領発揮に手間がかかると言う欠点はやはり解決しづらい難点でもある。
      その為、特に短期決戦を是とするハンターからの人気は高くない。
      どちらかと言えば趣味で運用する防具と言ったところか。

MHXX

  • G級素材をつぎ込む事により、新たに「真・金雷公の魂」が発動可能となった。
    追加で発動するのは「集中」。ますます超サ○ヤ人である
  • ただ、今まで比較的相性が良かった双剣とはあまり相性がよろしくないスキルである。
    というか双剣使うなら大人しく属性会心のつくジンオウX使いなさい
    むしろ射撃回数が増える事で、その会心強化を活かせる気弾弓向けに変わったと言える。
  • 弓用装備としてみると集中で溜め速度が上がり、ランナーで溜め中のスタミナ消費を抑え、
    体術で剛(連)射のスタミナを抑え、力の解放が発動すれば更にスタミナ消費が軽減される……
    と、スタミナを一切気にせず快適にプレイできる。
    お守りの各矢強化の上限ポイント増加により各矢強化が発動しやすくなったのも追い風であり、
    二つ名装備で弓を使うならこの装備がおすすめである。強走薬を飲めば全て解決するが…

ジンオウネコシリーズ

  • MHP3から登場している、ジンオウガの端材から作られたオトモ装備。
    「王ネコ剣ゴロゴロ」「ジンオウネコヘルム」「ジンオウネコメイル」の三点から成る。
  • 一式揃えると、王双刃ハタタカミを片方だけ持った男性ジンオウ一式装備といった感じ。
    ただし武器の装飾が違っていたり、ヘルムから顔が見えていたりと相違点も目立つ。
    あらゆる獲物を委縮させるほどの圧倒的な威圧感を誇るとされており、
    鬼人の如き精神と獲物を決して逃がさない獰猛さを秘めているという。
    まさに「無双の狩人」に相応しい装備である。
  • もちろん防具の着彩設定も可能。
    頭や腰の回りに使われている帯電毛の他、胴防具は甲殻や紐のカラーも変化する。

金雷公ネコシリーズ

  • こちらはMHXより登場した金雷公ジンオウガの素材を用いたオトモ装備。
    「金狼ネコ剣ゴロゴロ」「金雷公ネコヘルム」「金雷公ネコメイル」の三点から成る。
  • 武器はどのランクでも共通して近接特化型で、属性値が低めのやや物理寄りの性能となっている。
    今作のオトモは属性とブーメラン性能が重視されるのでやや立場は悪いか。
  • 防具は男性版金雷公シリーズをネコ用にしましたという感じの見た目。
    二つ名防具だけあり物理防御がかなり高く、雷と龍の耐性が優秀。反面火・水・氷には滅法弱い。
    下位の時点から雷耐性は一式で+16になるので、属性やられ【小】を無効化、【大】を軽減できる。
    もちろんネコ飯と合わせれば【大】も無効化可能。
    • G級最終の「金雷公XX」シリーズは非常に高い防御力と変わらず優秀な属性耐性を誇り、
      雷対策の防具としては最高性能と言って良いだろう。
      • 防御力そのものはミラルーツ系のほうが高いのだが、
        あちらは雷耐性が合計+12にしかならず、防御の差も一式で8しかない。
        と言っても、雷属性やられは気絶無効スキルで属性やられに関係ない気絶も含めて無効化できるため、
        耐性15を超えるアドバンテージが他の属性と比べるとやや薄いか。
        もちろん、スキルを付けなくて良いという利点はあるため、好みで選んで良いレベルの差だろう。

ジンオウガルシリーズ

  • MHRiseより初登場のオトモガルクの装備で、アイルーと同様に雷狼竜の端材から生産できる。
    やはりというべきか、防具のデザインはジンオウガにそっくり。
    ただ前脚や尻尾周りは装甲が少なく、全体的なシルエットはジンオウガのそれと比べるとスマートに仕上がっている。
    武器は『王ガル剣バリバリ』。ジンオウガの黄色い甲殻を刃にした双刃刀のような見た目の武器である。
    雷狼竜の上端材を用いれば『王牙ガル剣【迅雷】』が生産可能。
    近接特化で扱いやすい雷属性武器である。
    性能だけなら後半に登場するラージャンやナルハタタヒメの装備に劣ってしまうが、
    切断属性なのは王牙ガル剣のみである。
    雷が弱点のリオレウスやマガイマガドを狩る際、尻尾切断の助けになってくれるかもしれない。

関連項目

モンスター/ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ亜種
モンスター/金雷公ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ/派生作品
武器/ジンオウ武器
スキル/本気 - ジンオウシリーズと因縁深いスキル。MHW:Iではシリーズスキルで力の解放・極意が発動可能。


*1 MHXメインモンスターのディノバルドは「剣士と騎士のイメージを織り交ぜている」と語られており、此方の由来も同様の可能性が高いと見られる。
*2 剣士が風神、ガンナーが雷神
*3 ただしこの狩猟クエストをクリアすると再出現は不定期になる
*4 耐震+2とひるみ軽減+2で+4だが、Lv3でMAXなのでこの部分はやや無駄が出ている
*5 βの一式装備では耳栓Lv2、風圧耐性Lv4、耐震Lv2相当に落ちるので、特に耳栓は装飾品などで足してやらないとやや不満が残るか
*6 破壊王+1ならばグリードヘルムβが同じスロット構成ではある。
*7 信頼度会話より。防具のデザインからおそらくMH4のSシリーズであると思われる。