防具/セイラーシリーズ

Last-modified: 2024-11-08 (金) 09:42:09

MH3Gで初登場した防具。
女性用装備はタンジアの港の受付嬢制服のレプリカとなっている。
本稿ではMHXXに登場するマリネロシリーズ
オトモ装備のセイラー/マリネロネコシリーズについても記述する。

目次

概要

  • 装備名から「セイラー=Sailor=船乗り」となり、船乗りや水兵のセーラー服を模したデザイン。
    水に強い素材で出来ているので、潮風に吹かれるタンジアの港での生活に適しており、
    この地の受付嬢の制服にも採用されている。
    デフォルトカラーは受付嬢キャシーが着ている制服の
    マリネロシリーズではタンジアの港の銅鑼担当エリナが着ている制服のになっている。
    • 女性デザインは腰装備がミニスカート、脚装備がニーソと縞パンになっており、
      船乗りというよりはまさに受付嬢の可憐さを表現したコーデと言えよう。
    • 男性デザインは肩が露出し動きやすい格好で、セーラー服の元ネタ通り
      ガタイの良い船乗りといった風貌になる。
      当然ミニスカートに縞々パンツなんて格好はさせられないのでご安心を。
      ガタイの良い男がそんな格好したら完全に変態である。
      なに?既にそういう防具はある?
  • セイラー装備と実際の受付嬢の着用している制服をよくよく見ると、
    セイラー装備は左右の両腕に赤と青の腕章が其々ついているが、
    受付嬢の制服は赤い腕章が右腕のみについているなど、細部に若干の違いがある。
    これは必要素材を見る限り当然だろうが、制服に似せて作製しているだけであって、
    実際に受付嬢が着用している制服をそのまま渡しているわけではないのだろう。
    もしくはハンターと受付嬢を見分けるための目印を兼ねているのかもしれない。
    • 実際にコインと制服を交換しているのであれば、元々の制服が下記の性能と言う事になる。
      それはいくらなんでもおかしいし、そもそも制服を狩猟に使用する事自体が間違っている。
      それともハンター用は上記の素材を使って制服を戦闘に耐えうるように補強しているのか?
      だったら闘技大会を攻略したら防具屋で売ってくれてもよさそうなものだが………。
      まぁギルドの受付嬢になる事自体がかなりの難関だと言う事なので、
      ハンターと言えども制服に袖を通すには相応の実力
      (つまりコインの枚数)を示さなければならないのかもしれない。
  • ギルドバード/スカラーシリーズのように対となる男性用装備は、
    メインシリーズでは長らく存在していなかった。
    男性デザインのセイラーシリーズの初出は派生作品のMHFであり、
    その際は遷悠防具としてセイラーシリーズが輸入され、往来のハンター達を驚かせる事となった。
    そしてMHFの要素が多く含まれているMHR:Sにて、メインシリーズで遂に
    男女ともにセイラーシリーズが用意されるようになった
  • MH3GとMH4(G)では、この装備を作成するには闘技大会の報酬で得られる各種コインを数十枚に加え、
    マボロシチョウピュアクリスタル真紅蓮石エルトライト鉱石
    さらに大連続狩猟クエスト等の報酬で得られる覇王の証を数十枚と、
    コイン以外はそれほどではないが、片方一式作るにしてもかなり骨が折れる素材を要求されていた。
    • MHX以降は、拠点のチケットとモンスターの素材、鉱石など入手が容易な素材のみで生産が可能になった。
      特に闘技大会の周回をする必要が無くなったことが大きな利点であろう。

性能・概説(女性用)

MH3G

  • 初登場作品。G級のものしか存在しない。
    一式で広域化+2、幸運、酸素無限挑発が発動する。
    船乗りにちなむ水中戦を想定したスキル構成が特徴で、
    耐性面も水耐性が最も高く、やや氷耐性が低くなっている。
    船乗りが水中にいたら船の安否が心配ではあるが
    • 今作は「広域化+2」が20ポイントスキルなので、「広域化+1」との差が非常に大きく、
      最初から+2まで発動しているのは嬉しい。スロット数も5つあるので簡単なスキルなら発動しやすい。
    • また地味に「幸運」も付いているので、報酬量の増加にも期待が見込める。
      マイナススキルの「挑発」で敵に狙われやすくなってしまうものの、
      大剣やハンマーなど武器種によっては攻撃チャンスが増えるので、メリットになる事も。
  • 脚は胴系統倍加が発動するスグレモノで、他の装備との組み合わせには重宝する。
    腰装備が小さいとパンツになってしまうのは健在だが、採用率の低さから当時は気にするハンターは少なかった。のだが……。
    しかし戦闘関係のスキルは一切発動せず、防御力も各属性耐性も横並びが目立ち、
    ソロでの狩猟には不向きである事は否めないので、あくまでサポート装備として割り切るべきだろう。

比較

  • 同じく受付嬢装備であるスカラーXシリーズと比べると、防御力はセイラーの方が低いが、
    スカラーXは体力+20、お守りハンター、幸運、探知挑発と中途半端なスキルが目立つ。
    スロット数も3つとセイラーシリーズより2つも少なく、戦闘関係のスキルもやはり発動しないので、
    サポート装備としての運用ならセイラーに軍配が挙がる。一応、脚部分が胴系統倍加なのは同じ。
  • ユクモ村ギルドの受付嬢装備である撫子シリーズの場合、防御力は同等でスロット数は4つ。
    一式で広域化+2、自動マーキング、捕獲の見極め、毒倍加と隙の無い構成。
    更に回避性能と属性解放に若干のスキルポイントが割り振られており、汎用性も高い。
    本格的に偵察やパーティのサポートに特化した装備だが、こちらはコインではなく
    必要素材に入手確率の低い「長い太古の破片」等があり(しかもテーブル次第では絶対に出ない)、
    別の意味で作製難易度は高い。

MH4

  • めでたく続投。水中戦がオミットされた本作ではスキル構成が変わり、
    一式装備で広域化+2幸運挑発が発動する。
    当然ながら酸素無限は削除され、戦線向きではないスキルしか発動しないのでネタ装備と思われていた。
    ……脚装備を除けば
  • 今作もセイラー脚には胴系統倍加が付いてくるのだが、
    防御力は60(最終強化113)で、これはMH4時点の脚倍加装備で最高数値であった。
    • そのため、上位装備の無いナルガシリーズの防御力を底上げしつつ
      剣士の有用スキル(回避性能+2回避距離UP斬れ味レベル+1)を発動させるために編み出されたのが、
      ナルガメイルを胴系統倍加装備で囲む以下の装備構成であった。
      部位装備名防御力
      (最終強化)
      スカルヘッド111
      クロオビヘルム110
      ナルガメイル110
      ゾディアスアーム116
      クロオビアーム110
      ゾディアスメイル116
      バンギスコイル113
      グリードフォールド113
      セイラーソックス113
      これが、複数の合わせ方をもつ回避型テンプレ装備である*1
      鈍足もついでに発動してしまうが。
    • だが、問題はその見た目にあった。
      ただでさえ露出の高い胴に加え、腰がベルトだけなので
      つまりその、要するにパンツ丸出しで戦う事になる訳である。
      ましてやナルガ胴は言わずもがなエロ装備の筆頭候補であるため、
      このテンプレを組むともはや下着姿も同然の恰好になってしまう
      しかしこのテンプレ、腕はともかく頭はガイコツ、胴はワイルドな胸当てとタイツ、腰はチャンピオンベルト、
      脚は丸出しのパンツに可愛らしいニーソという歴代のテンプレでも凄まじい見た目の組み合わせだったりする。
      • 見た目に気を配るなら、黒タイツのメイド脚を代用すればパンツ丸出しは防げる。
        また、脚はそのままに腰をクロムメタルコイルにする人もいた。
        こちらは大きな黒いドレスのようなものであり、前にちょっとだけ隙間がありここが良いという人もいるが
        ナルガ胴とデザインが噛み合わないのが難点である。
        しかし両者とも、テンプレ装備の方が防御力に長けているので採用のメリットは薄い。
    • MH4のオンライン環境は効率厨が異常なまでに幅を利かせていた時代であり、
      普通のクエストならともかく高Lvギルドクエストとなると少しの妥協も許されない状態にあった。
      それ故に、上記の様なそこまで影響のない事を知らない効率厨の中には
      「倍加ナルガを着ているのに縞パン見せない女は地雷」などと、現実で例えると
      一部の女性に下着姿になる事を強要するというとんでもない事を宣う者すら少なからず存在していた。*2
    • MH4の開幕一番、大砂漠を渡航中の船がダレン・モーランに襲われ、あえなく撃退させるのだが、
      まだハンターの肩書きを有していない身であったせいか防具が無く
      以後「豪山龍をパンツ一丁で撃退したハンター」として語り継がれてしまう。
      そしてテンプレ装備の最終形もパンツ丸出しであるため、
      MH4のハンターはとことんパンツに縁があるらしい。
    • ここまで長々とテンプレ装備について述べたが、装備に悩めるだけ幸せな方である。
      何故ならこれは女性ハンター限定のもので、男性ハンターの場合は
      そもそもセイラー脚を装備する事すらできず、
      対となる装備もセイラー脚よりも防御力で優れる装備も存在しないのである。
      そのため同じように胴系統倍加の装備で揃えようとすると、
      女性ハンターと比べて確実に防御力に差が出てしまうようになってしまっている。
      • 因みに、メイド脚の男性版となるギルドナイト脚は最終強化で防御力109。
        セイラー脚の113には及ばなかったが、最終強化できる時期になると
        防御力4の差はそこまで影響力が無いのであまり気にする必要は無い。
  • MH4Gでは、メイドシリーズと異なりG級相当のセイラーシリーズが実装されなかった。
    受付嬢仲間のスカラーシリーズも同様。

MHX

  • MHXでもこの防具は続投。
    作るには、ユクモ村にいるタンジアの受付嬢からの依頼をクリアする必要がある。
    その内容は「氷海でモンスターのキモ5つの納品」とかなり簡単なもの……と思ったあなた、甘い。
    氷海でモンスターの肝が手に入るのはスクアギルのみなのだが、
    スクアギルはキモ以外にも鮫肌の鱗、肉厚な皮、とがった牙といろんなものが手に入ってしまうため、
    例のセンサー全力で妨害してくる。
    クエスト終了後に肉厚な皮30枚とかザラである
    さらにさらに、このクエスト中、スクアギルの湧きが徐々に減っていく。
    なんと最終的には1ヶ所を除いてリポップしなくなるという鬼畜仕様。
    運が悪いとかなりの時間、氷海を徘徊する事になる。時間切れもあり得る。
    湧きが多いうちに揃わなければ、一旦リタイアして再挑戦する方が精神衛生上良いかもしれない。
    センサーをすり抜けて案外あっさり終わる事もあるし
    集会所クエストなので協力者を募る手もある。固まって行動しないと逆効果もあり得るが。
    あとオマケでが確定乱入してくるので、剥ぎ取りを邪魔されないよう対処しよう。
    • この手のクエストは剥ぎ取りスキルがあると効果的。
      やや手間はかかるが、ユアミシリーズと皮剥珠【1】を用意して剥ぎ取り名人を発動させれば
      スクアギル1体につき剥ぎ取り回数が2回に増え、入手率を大きく増やすことができる。
      猫飯のネコの解体術【大】で代用するのも手だが、1/2の確率で1回しか剥ぎ取れないため、
      剥ぎ取り名人より信頼性が落ちる点には注意。
      • MHXXではネセトシリーズの登場により剥ぎ取り名人が格段に発動させやすくなっている。
  • そんなクエストをやっとの思いでクリアして作ることができる防具だが、
    その性能は、一式で回避性能+1集中挑発が発動と、
    今までのセイラーシリーズはなんだったのかと言わんばかりの高性能
    • 敢えて欠点を挙げるなら縞パンセイラーソックスが胴倍加じゃなくなったことだけか。
      と思ったら、別のパンツが胴倍加になっていた。
    • また、このスキル構成からハンマーと相性が良い。
      ちょうど、ポルトマルクもMHXで復活しているので合わせてみてはいかがだろうか?
  • ちなみに前述したクエストは運次第で苦労するが、それを越えれば防具の作製自体は簡単。
    前作までは闘技場のコインを使っていたのだが、
    今作はユクモチケットと龍歴院チケットとガノトトス及びフルフルの素材、
    下位のブラキディオスとラギアクルスの素材だけなので、闘技場に行かなくても簡単に作れる。
  • 今作ではオトモ防具にもセイラーシリーズが登場しており、
    男性キャラを選択していてもニャンターになればこの装備を着られる。
    ただし、腰回りがサスペンダー付きのズボンになっているため、完全再現という訳ではない。
    え?セイラー装備と対になった男性用装備?さぁ、なんのことやら…。

MHXX

  • MHXXではセイラーX装備が登場。
    X一式での性能は無印と殆ど変わらず、回避性能+2、集中、挑発と相変わらずハンマー向きになっている。
    特に、エリナの銅鑼打ちハンマーことポルトマルクを得物に担ぐ場合には
    後述の本家マリネロシリーズよりもセイラーシリーズの方がスキル面で実用的となってしまう。
    • パーツとしては、溜め短縮3ポイントにスロット2の腕、
      そして破格の回避性能4ポイントにスロット2の腰が使えるか。
      これは過去作で作成難易度が高かった金色・黒子の腕の代用に出来る。
    • 脚装備なのだが、スカラーXのそれと防御力・耐性・スキル値が同じで
      スロットが一つ少ない完全下位互換となっている。
      このため性能だけで見れば脚だけはスカラーXにした方がスキル自由度が増すのだが、
      入手可能時期も近い同格の装備で明確な差が付く例は珍しい。
  • また、防具合成が実装されたため縞パnセイラーソックスを使いたかったハンターも安心。
    ……かと思いきや、色変更の範囲が変更されるという超弱体化謎の変更が入ってしまった。
    これはMHX時点で製作できる上位装備も含まれている。
    • 具体的には、今までは青の部分が変更できたのだが、今作では青は固定で白の部分が変更されるようになった。
      やってみるとわかるのだが、青の部分の主張が強すぎて極めて不自然な仕上がりになる。特に縞パンが。
      青部分と同じ色、あるいはデフォルトの色彩である白にでもしない限りまずうまくいかないと思っていい。
    これに伴い、闘技大会担当ローラやギルドストア店員の制服が再現不可能になっている。
    何故こんなことになってしまったのか、原因は恐らく下記の新装備の存在にあろう。
  • ちなみに今回もセイラー装備と対の男性用装備は現れなかった。
    MHFでは既に男性版が実装されていたのに…

マリネロシリーズ

  • 今作では何と銅鑼担当の装備まで登場した。
    銅鑼担当エリナ本人からの依頼を達成する事で作成可能になり、名前は「マリネロシリーズ」。
    セイラーシリーズの色調を白にしたようなデザイン。何がとは言わないが無地である。
  • 上位のマリネロシリーズとG級のマリネロXシリーズが存在し、
    一式で状態異常攻撃+1とマイナススキルの属性攻撃弱化に加え、
    剣士では連撃の心得、ガンナーでは連発数+1が発動する。
    • G級のマリネロXシリーズでは属性攻撃弱化の代わりに見切り+1が発動するようになり、
      状態異常攻撃が+2になる。
      • 上位ならライトの拘束サポや睡爆ボマーに適したスペック。
        特にマリネロ以外の速射スキルを持つ防具が出てくるのは上位骸龍討伐後なので、
        上位攻略中でも睡眠弾速射による睡爆戦法装備を組みやすくなったのは大きい。
        男性ガンナー涙目。
      • G級剣士用では高い会心率を得られるのでついでに特殊会心も発動させたくなるが、
        特殊会心は相当高い会心率がないとわざわざ追加するほどの効果は得られず、
        スロットが5個しかない拡張性なので、特殊会心に+αの会心率上昇を追加するのは限度がある。
        有能なスキルが揃っていたセイラーに対し、こちらはやや微妙になってしまっている。
        やはり見た目専用か
    • パーツ単位で見ると腕と脚に特殊攻撃と連撃/速射のポイントが多めに割り振られているので、
      これらのスキルを使う場合には役に立つかもしれない。
  • 本装備との違いを加える為にセイラーシリーズの色変更範囲を変えたと思われるのだが、
    マリネロの色変更範囲は今作のセイラーとまったく同じである。
    本作は防具合成があるので見た目を大事にしたいハンターが多い中、
    オシャレの自由度はかなり狭まってしまった。
    せめて上位とG級で棲み分けしてくれれば…
    • 遠目だと確かに白色であるが、よく見ると少し暗めの灰色になっている。
      本作でNPCとして登場したエリナ本人と比較すると明らかに本人の方が明るく、
      色合いに差が出てしまっているので少し残念である。
      因みに、セイラーシリーズの青はキャシー本人と色合いの差は無い。
      あくまで制服のレプリカなのでこれ以上言及するのは場違いだろう
    • 脚装備最大の見どころは何がとは言わないがセイラーと同じ縞模様の部分。
      縞の色が両方とも白であるため結果的に無地のように見えているだけで、
      色を変えると縞であることがわかる。
      彩度が高い色にするとやはりソックスは目立ってしまうものの、
      疑似的に旧セイラーのような任意の色の縞パンにすることができる。
      黒色にすると黒ニーソと白黒縞パンになってかなり見映えが良い
  • エリナといえば銅鑼を叩くためのポルトマルクだが、
    残念ながらポルトマルクは無属性ハンマーなためセットで運用しても有効ではない。
    使う場合は見た目防具として使うことになるだろう。
    • このエリナ嬢、「……強い装備が欲しいの?なら試練を受けて」と、
      意味深な言い方で作成レシピの解禁のクエストを出してくる。
      しかしこちらが男性ハンターであっても同じセリフで話すのでやや違和感がある。
      他の受付嬢装備を作らせてくれる受付嬢たちは男性が受注した時も不自然にならないよう、
      クリア報酬についてはちょっとぼかした言い方でクエストを紹介するが、
      このケースに限っては寡黙で要点しか言わない彼女の口調が災いし
      試練を達成したらこの装備を作らせてあげる。でもあなたは男性だからネコ用装備だけね」と、
      まるで男女格差を突きつけられたような感じを受ける。言うほど強くもないし

性能・概説(男女共用)

MHF

  • MHF-G10にて遷悠防具として登場。
    お馴染みの女性装備の他、まさかの男性装備がメインシリーズより先立って実装された。
  • 生産難度は、メインシリーズとは違ったベクトルで非常に高い。
    キー素材となる生産券の入手方法は、カイジコラボステップアップガチャを最後まで回した時に3枚もらえるだけ
    1部位最終強化には12枚必要なので、ステップアップガチャを4周しなければならず、
    1部位だけで約2万円かかる計算になるのである。
    金は命より重い…ってそういう事?
    • なおカイジコラボイベントは、2016年5月25日をもって殆どが終了してしまったが、
      コラボガチャだけは2017年3月まで実施予定である。
      各人の収入状況にもよるが、欲しい場合は長期的にスケジュールを組んで、
      無理の無い範囲でこつこつ強化していくといいだろう。
    • また、2016年8月10日より、漫画『彼岸島』とのコラボイベントの一環として始まった
      「彼岸島コラボガチャ」も同様のステップアップ方式となっており、
      やはり最終段階を回す事で、セイラーシリーズの生産券を貰えるようになっている。
      今後も、こうしたコラボガチャのおまけとしてセイラーシリーズの生産券が出るのだろうか?
  • 肝心の性能であるが、まずフル強化後の一式の防御力は剣士が2087、ガンナーは1805。
    耐性値はメインシリーズのものを引き継い…だどころかより極端な事になっており、
    水耐性はトータル75、逆に氷耐性は-75、それ以外の耐性は0。
剣士用防具
ガンナー用防具
  • 頭…弾丸節約術5、三界の護り5、剛撃5、纏雷4、闘覇4
  • 胴…弾丸節約術5、三界の護り5、一閃4、絶対防御6、氷界創生4
  • 腕…弾丸節約術5、三界の護り5、剛撃5、装着5、一匹狼5
  • 腰…弾丸節約術5、三界の護り5、一閃4、絶対防御6、代償4
  • 脚…弾丸節約術5、三界の護り5、剛撃5、巧撃5、炎寵5

MHR:S

  • MHW(:I)、MHRiseでは相変わらず未登場だったが、マスターランクにて高画質になって待望の復活
    それだけに留まらず、なんと前述のMHFで存在していた男性用デザインが逆輸入*3されており、
    男性ハンターに女性用と同性能の装備が用意されないという、
    過去作でみられた問題はめでたく解消された。
    • MHFの意匠が受け継がれた縁もあってか、生産するためには
      同じくMHFから逆輸入されたエスピナスの捕獲が要求される。
    なお、女性用デザインは従来のものとほぼ同じである。
    ささやかな違いとして、帽子のリボンや胸のネクタイが動きに応じて揺れるようになり、
    そして脚部位の縞パンインナーに腰回りのゴムが追加されている。
    紳士の有識者曰く「パンツっぽさが増した」らしい
  • 色彩はデフォルトカラーの青色の部分、白色の部分の2箇所をすべて変更することが可能になった
    つまり、MH3G~MHXの時とMHXXの時に変更できた色範囲を纏めて変更できるようになるという、
    オシャレハンター待望の機能が実現した。
    • もちろん、タンジアの港のギルドガールズは全員再現可能である。
      元々「防具」というより「衣服」なデザインだっただけに、色の自由度が特に輝く装備と言える。
      どこのとは言わないが、縞の色までバッチリ調整可能。
      さらに2色統一で生み出せるのは単色のパn…
    • 残念なことに、今作では銅鑼担当が使用するポルトマルクが実装されていない。
  • 気になる性能だが、かなり優秀なものに仕立て上げられている。
    内訳は以下の通り。
     
    部位スキルスロット
    供応1LV4,2,1
    回避性能4LV1,1
    翔蟲使い1
    集中3LV3
    翔蟲使い1
    剛刃研磨3LV3
    翔蟲使い1
    弾導強化3
    ランナー3LV3
    回避性能1
     
    ……何があった。
  • 回避性能と集中を有するセイラーシリーズがさらにパワーアップ。
    剛刃研磨弾導強化ランナー翔蟲使い、そして新スキル供応が発動するようになった。
    さらにMR防具の中では比較的高い防御力も付いてくる。
    • 何より目立つのは、パーツごとにスキルが極端に振り分けられていること。
      混合装備でさらに真価を発揮するスキル構成であり、
      同作で復活した受付嬢なりきり装備の中では常軌を逸した存在になった。
  • 勿論重ね着装備にも対応しているため、紳士諸君可愛らしいデザインに惹かれたハンターも安心。
    ただ、何故か装備ランクが古龍と同格のものに設定されており、装束チケットGが1部位につき3枚必要。
    更に、生産時に要求されるカテゴリ素材も千刃竜・角竜・轟竜・金獅子炎王龍と錚々たる顔ぶれであり、
    数多の強敵や傀異化モンスターを降した先でようやく手に入ることになる。
    • この装備の復活によって、前述のMH4における回避装備テンプレを再現した重ね着装備が
      MHR:Sで作れるようになってしまった。
      グリード装備がないので当時胴系統倍加装備だったガブラスーツベルト、
      またはクロムメタルコイルで代用することになるが

セイラーネコシリーズ

  • MHXでは各地の受付嬢の制服を模したオトモ用装備が登場しており、
    このセイラーネコシリーズもその一つ。
    タンジアの港の看板娘の制服をオトモサイズで再現したという。
    • さらに、MHXXでは銅鑼担当の制服を模したマリネロネコシリーズが登場。
  • ハンター用とは異なり、腰回りがサスペンダー付きのズボンになっている。
    そのためハンター用の忠実な再現とはなっていないが、可愛らしさでは負けていない。
    可愛らしさの方向性がハンター用と異なる気がするが。
    スカートのあるセイラー装備を着てみたかったニャンターもいるとか*4
  • 今作ではタンジアの受付嬢の依頼をこなすことで作成出来るようになる。
    残念ながら対応する武器は存在しないが、MH3と関わりの深いラギアクルスの武器はイカリ型であり中々似合う。
    • MHXXでは銅鑼担当の制服も登場したが、非常に残念な事にあのハンマーのオトモ武器版は登場しなかった。
  • 防具の着彩設定にも対応。
    MHXXではハンター用のカラー変更の部位が変更されるという謎の弱体化を受けていたが
    オトモ装備は過去作のハンター防具同様、青色の部分を変更できる。
    ちなみにマリネロネコシリーズはセイラーネコシリーズでいう白い部分が変えられる。
    つまりオトモ装備は過去作とMHXXそれぞれのセイラーシリーズの着彩設定を両方使えるのである。
    セイラーシリーズに限っていえば、一番優遇されているのは男性でも女性でもなく
    オトモアイルーである、と言えなくもない。
    この仕様をハンター用装備にも実装させれば万事解決だったのだが…。

余談

  • 上記でも述べたが、MH3G~MH4Gにおいては、
    闘技大会でのコインの入手確率が低いせいで、地味に作製難易度の高い装備である。
    そもそも剣士用・ガンナー用を両方作る場合は、狩猟王のコインが30枚、闘技王のコインが10枚、
    飛竜・海竜・獣竜・水竜のコインが10枚ずつと、当然ながら闘技大会を何回も回す必要がある。
    • 同じく女性専用のスカラーXシリーズの場合は、狩猟王のコインが20枚、闘技王のコインが8枚、
      飛竜・海竜・獣竜・水竜のコインが6~8枚ずつ、そして各種族のモンスター素材が必要となり、
      更にそこに共通の城塞特攻隊シリーズも含めるとなれば狩猟王のコインが30枚、
      飛竜・海竜・獣竜・水竜のコインが6~8枚ずつ、各種族のモンスター素材がやはり要求されるため、
      最終的に狩猟王のコインだけでも80枚、他のコインも20枚以上も必要になる。
    • しかし一部のコインは確定報酬ではない上に、狩猟王のコインは確定1枚ずつしか出ないので、
      装備コンプリートを目指す女性キャラクターはとにかくコインが不足しがちとなり、
      よってコインのためだけに最低でも80回、何度も何度も辛い闘技大会クエストに通う事になる。
  • それでも苦行を乗り越えて、この防具を作製しようとする猛者達にとって最大の魅力は脚部分である。
    勿論、胴系統倍加だから他の防具との組み合わせに使えて汎用性がある…というのもあるが、
    最大の理由は、デザインがニーソ+になっているという点だろう。
    さらに、防具色を変更すると、なんとそれに合わせてパンツの縞の色が変わるという
    徹底したこだわりっぷり(?)である(剣士用の腰部位の説明でも、「下着の色は制服の色とお揃い
    といったようなことが書かれている)。当然、敢えてパンツだけ違う色にするというマニアックなプレイも可能。
    縞パンの縞模様が等高線の役割を果たし、尚且つお尻への締めつけ方が独特のものとなっているため、
    他の装備と比べてお尻をむっちりと大きく見せられる。
    • 水中等でのローアングル接写や、ネコタクかち上げ拘束攻撃
      双剣のラセンザンなどといったお尻が強調されるポーズを取らせると、
      縞パンの上から撫で回したくなる様な素晴らしいむっちむちのお尻を拝む事ができる
      これにより、早くもエロ装備の仲間入りを果たしている。
    • 尚、MHR:Sで登場した男性版は見た目が違うだけで性能も、必要素材も、各部位の説明文も全て同じものである。
      そう、腰装備の説明文も全く同じなのである。いらない
  • 一式作成しようとすると面倒であることに加え、他の防具との組み合わせに組み込みやすいということや、
    上述のような特殊な見た目を目当てに脚防具だけ作るというハンターも割と多い。
    胴系統倍化が流行っていたMH4では上記の様に防御力を求めると下半身の見た目的な意味での
    防御力が激減するといった事態であるため、オンラインでは一般クエストから高Lvギルクエに至るまで
    様々な女の子達の縞パンが見放題というある意味天国の様なとんでもない状況であった。
    そして防具合成が実装されたMHXXでは、同時に追加されたマリネロシリーズの脚装備と並んで
    文字通り下着として活躍させる事も可能となった
    • それにしても、ザザミシリーズブルマといい、ヒーラーUソックスのチェックミニスカートといい、
      このセイラーシリーズの縞パンといい……
      絶対にカプコンは狙ってやっているとしか思えない。
      いいぞもっとやれ!
    • 元々は制服のレプリカというのは周知のとおりだが、この縞々という発想がどこから来ているのかは勿論不明。
      制服にパンツまで指定されているなど普通ありえないし、
      となれば工房の趣味か、はたまた当事者の誰かに直接聞いたのか…。
      食べ物で釣ってキャシー辺りから聞き出したのだろうか。
    • 逆説的にタンジアの受付嬢も同じそれを身に着けているという認識が半ば定着しているが、
      いくら女性ハンターでも下着を聞くのは流石に気まずいと思われるので真相は不明。
      男性ハンターでも気になる?エリナに吹っ飛ばされるかギルドナイト呼ばれても知らんぞ。
  • 縞パンの様な縞々模様は一般的には「マリンボーダー」と呼ばれている。
    ちなみに、他に縞パンを穿いている装備にはMHFのリアンシリーズなどがある。
  • そもそも、日本でセーラーと言うと女学生の制服といったイメージが強いかもしれないが、
    元々は水兵の着ていた軍服がモデルであり、男性用セイラーシリーズはかなり水兵の軍服に近いデザインである。
    • 現在のセーラー服が女学生を象徴するものになったのは、大正時代の京都の学校にて、
      男子の学ランのモデルが陸軍の軍服なので、女子はその対となる海軍の軍服にしよう
      といった発案があったからだそうだ。
    • 今となっては男性が着用する水兵のセーラー服はなかなか見かける機会が少ないが、
      創作作品では意外とカッコよく着こなすキャラクターがいる。
      一例で言うと、MH3Gでコラボした「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」の
      第8部「ジョジョリオン」の主人公である東方定助が、
      水兵用のセーラー服を普段着として着用しているので、それで初めて見た&知った人もいるであろう。
      それ以外だと、カートゥーンアメコミとして有名なポパイの衣装がそれである。
  • 繰り返して書くが、この防具はMHXXまでのメインシリーズにおいて対になる男性用装備は存在しなかった。
    女性キャラクターでなければ作製する事も、実物を自力で見る事もできなかったのである。
    これが災いし、4→4GとX→XXへの引き継ぎの際に一度だけやり直すキャラメイク時に
    女キャラから男キャラに変更して始めた場合、
    対になる装備が無いためか本防具が自動で売却されてしまうという弊害が起きていた*5
    • MH4G以前では、男性用装備において作成素材にコインが含まれるのはギルドバードXシリーズ
      城塞特攻隊シリーズだけなので、防具の生産に女性ほどコインを大量に要求されないのは
      寧ろメリットと考えることもできる。
    • また、セイラーシリーズそのものも性能面ではガチの狩りに向いているとは言い難く、
      自己満足のコレクション用しか用途がなかったりした場合も多い。
      よって、この装備を作れないからといって男性キャラが不利益を被ることは殆どないのだが、
      それでもデザインの秀逸さからキャラを男性にした事を激しく後悔する者も多かったとか…。

関連項目

世界観/タンジアの港 - 当シリーズはここのギルドの女性制服を模している。
武器/ポルトマルク - 同じく、タンジアギルドの備品のレプリカ。

他ギルドの制服レプリカ

防具/メイドシリーズ - ミナガルデギルドの女性制服。
防具/ヒーラーシリーズ - ジャンボ村ギルドの女性制服。
防具/撫子・桔梗シリーズ - ユクモ村ギルドの女性制服。
防具/スカラーシリーズ - ロックラックギルドの女性制服。
防具/サージュシリーズ - 龍歴院ギルドの制服。


*1 ゾディアス腕と腰は、MH4発売1ヶ月後の2013年10月に配信されたイベントクエスト報酬
*2 一般素材のみで作成できるメイド脚に対し、こちらは作成にあたって闘技大会の攻略が必須であり、ある程度の実力を保証する役割を兼ねていたのも起因している。
*3 本作では諸般の事情で「性別」という表現が避けられているため、ゲーム中で男性の表記は「タイプ1」になっている
*4 ガレオスネコ装備がワンピースタイプのセイラー…もといセーラー服である
*5 これ以前にもピンクメタルや紅凛、紅艶などが同じ措置を取られていた。また、Xのガーディアンシリーズも同じように男性→女性のキャラリメイクにより売却される。