防具/ドロスシリーズ

Last-modified: 2023-02-06 (月) 23:30:41

MHXで初登場した、水生獣ルドロスの素材を中心に作成された防具。

目次

概要

  • 群れのボスであるロアルドロスの素材から作られたルドロスシリーズはMH3から登場している。
    そちらの方にもルドロス素材は使われているが、
    その取り巻き(というか雌個体)であるルドロスの素材に焦点を当てて作られた防具としては、
    このドロスシリーズが初となる。
  • ややこしいが、ロアルドロスの防具は「ルドロスシリーズ」、
    ルドロスの防具は「ドロスシリーズ」である。
    「ルドロスシリーズだからルドロスの防具」ではないし、
    「ロアルドシリーズ」なんてものがありそうだが別にそんなものはない。
    こんな防具作るなら、何で併せてルドロスシリーズの名前を変更しなかったのだろうか。
  • 見た目としては、男性用は原始人のような野性的な毛皮の衣と言った風貌、
    対する女性用は原始的な要素はやや薄れ、水生モンスターらしくビキニ水着のような外見となっている。
    なお、頭と腕防具は存在しない。
    • その外見から、女性用防具は観賞用と言う使い方ができるかもしれない。
      男性用の方も、ワイルドな見た目が好きという方には見た目用としてオススメできる。
      ベルダー武器を装備すれば、より原始人らしくなれる。

性能

MHX

  • ……とまあ、名称や外見について長々と紹介してきたが、初登場作品であるMHXでの肝心の性能の方はと言うと…。
    • 水生モンスターらしく、水に強く火と雷には弱い耐性。
    • お世辞にも高いとは言えない防御力。
    • 下位の無印版は付加されたポイントは節食のみ、しかも7だけのため満足感が発動できない
    • スロットは腰に2つと脚に1つ。
    以上である。残念ながら、実戦に着て行ける性能かと聞かれると、とてもではないが首を縦には振れない。
    • 何といっても、スキルが全く発動しない点が痛すぎる。
      節食自体はあまり強力なスキルではないが、
      ゲーム序盤でなおかつモンハンシリーズに慣れていない人の場合、
      回復アイテムの消費量はかなり大きくなりがちであるため、
      もしちゃんと発動してくれていればかなりの助けになると思われたのだが。
      • 装飾品を使ったり、空いているパーツを他の防具に組み替えて発動を狙おうにも、
        残念ながらゲーム序盤では不可能である。最速でキングロブスタシリーズで可能になる程度。
        もし節食のポイントが3以上付いたお守りを早い段階で入手できていれば、
        作成する価値もなくはないが…。
      • 一応アロイシリーズと同等の防御力を持ち、かつ一切レア素材を使わず作れるので、
        より大型のモンスターを狩るために手っ取り早く防御力を得る手段としては使えなくもない。
        ぶっちゃけ金と素材の無駄遣いではあるのだが、後々まで響くほど大きな無駄でもないし。
  • 上位に上がればルドロスの上位素材とロアルドロスの下位素材を一部使うことで、S版が作れる。
    こちらは満足感がデフォルトで発動するほか、体術のポイントが6振られている。
    耐性やスロットはそのまま据え置き。
    だが、はっきり言ってこの頃になるともっといい装備は山ほどあるため、
    この装備が実戦で使われる機会はほぼないだろう。
    やはり、見た目だけのファッション装備というのが関の山と言ったところか。

MHXX

  • G級で新たにドロスXシリーズが登場した。やはりルドロスのG級素材などを使って作成が可能。
    相変わらず頭と腕の防具は無く、見た目も全く同じである。耐性も上位までと全く変わっていない。
  • 発動するスキルに目を向けると、S版と同様に満足感がデフォルトで発動するほか、
    体術のポイントが何と7に増えている。…が、それ以外は無情にも何のポイントもいない。
    やはりと言うかこの時期にはもっといい装備がごまんとあるため、微妙な立場に変わりはないだろう。
    • 一応、スロットの数を見れば胴に1つ、腰に3つ、脚に2つ空いている。
      非常に状況は限られるが、もし節食や体術スキルの発動を考えてスキルを組むことがあれば、
      3つのスロットが空いている腰パーツにお呼びがかかることもあるのかもしれない。
  • G級のルドロス素材が集めにくいという点もこの防具の空気化に一役買ってしまっている。
    ルドロスを対象にしたG級クエストは全く無いため、
    採集ツアーを利用したり他のクエストの合間にちまちまルドロスを狩るしかないのだ。
    一応G級ロアルドロス2頭の狩猟クエストではルドロスの討伐もサブターゲットになっているが、
    個体数が少ない上にロアルドロスが2頭いるせいでどうにもやりにくくなってしまっている。
    そんな訳で、本作でドロスXシリーズをあえて作る人はかなりのマニアと言ってもいい状態である。

MHR(:S)

  • 海竜種が待望の復活。ルドロスの登場に伴ってドロスシリーズも登場。
    胴・腰・脚の三部位のみなのは変わらない。
    • 下位のドロスシリーズは胴・脚に水耐性、腰に陽動がついており、
      一式なら防具自体の水耐性にシリーズ装備ボーナスも含めて+33となるので、
      群れのボスと対峙する前に作っておくのもいいだろう。
    • 上位のドロスSシリーズは水耐性が水属性攻撃強化に変化している。
      一式で最大レベルにできるが、属性攻撃強化の装飾品は余りがちなLv1スロットに嵌められるので、
      防具スキルで発動させたいかというと微妙なところ。
      • ルドロスシリーズでは下位の無印版にしか水属性装備が付いていないため、
        水属性攻撃強化を代わりに引き受けた形になっている。
    • サンブレイクで追加されたMRのドロスXシリーズでは、腰装備が陽動に加えて逆恨みをLv1備え、
      モンスターの注意を引きつつ攻撃を受けて火力をあげる構成に。
      • 地味にどの部位もLv4スロットとLv1かLv2スロットを一つずつ備えており、
        作成できる時点では装飾品での拡張性に比較的優れる方。
  • Ver.2.0からは重ね着装備として生産できるようになったため、
    そのデザインに惚れ込んだはいいが実戦では正直……という人であっても安心して着られるようになった。
    ある意味、重ね着装備でこそ真価を発揮する装備と言えるかもしれない。

余談

  • この防具を作りだした職人はかなりのこだわり派かつ芸術家肌らしく、
    剣士装備の部位ごとに「露出の高さは耐久力の証」だの、「最大の魅力はいヒモのアクセント」だの、
    アシンメトリーこそ最先端」だの、分かるような分からないような説明が書かれている。
    • ちなみに、アシンメトリーとは左右非対称のことである。
      実際、このことが書かれてある脚防具は左右でデザインが異なっている。
      「ぶっちゃけアシンメトリーの防具なんて昔からたくさんある」、とか言ってはいけない。
      「ガンナーなんてほぼ全て」とは更に言ってはいけない。
    • 性能はともかくとして、デザインはかなり良いものであるため、ギルドカード用の装備作りにはもってこい。

関連項目

モンスター/ルドロス
防具/ルドロスシリーズ - こっちはロアルドロスの防具。
防具/コトルシリーズ - 親玉持ちの小型海竜種モンスターの防具という共通点がある。露出度もほぼ同じ