MHFに登場する防具シリーズの1つで、長期イベントで生産可能。
ページ名は生産段階の名称である「ハーヴェスト」に則る。
外装である「ハーヴェストD」シリーズも当記事で記す。
概要
- 長期イベントを達成することで作成できる白色の防具。
その外見や最終強化の性能から、どの方面からも人気が高い。
- 長期イベントの項目にも書かれているが、多くの採取・採掘アイテムを必要とするので、
実戦向きに強化するにはかなりの苦労を要する。
- MHF-G2アップデートで狩護防具、そしてG級防具への強化先が実装された。
他の狩護防具はG級狩護防具へと派生するのが一般的だが、
こちらは例外的(以後ストレガなどこのタイプの防具は増えたが)に
普通のG級防具となるため、G級防具の特殊効果が発動する。
- MHF-Zより外装防具の「ハーヴェストD」シリーズも追加された。
こちらは長期イベントではなく、歌姫狩衛戦・真説で入手できる。
性能
- 生産時の名称はハーヴェストシリーズ。
生産時にベリル鉱石など採取系アイテムも必要。
LV7でフレイヤシリーズに強化できる。派生時には飛竜種と甲殻種の汎用素材が必要。
フレイヤシリーズの強化先はフレイシリーズ、こちらも汎用素材が派生時に必要である。
そしてHC防具のクロノスシリーズ、狩護防具のレアーシリーズ、G級防具のハーデス・コルヌーシリーズを経て
最後の強化段階がGX防具のコピアイシリーズである。
- 2016年3月のHR帯装備必要素材大幅緩和に伴い、レアーシリーズまでの強化素材は各種鎧玉になっている。
ハーデスシリーズ以降の強化素材は変更はない。
剣士
- ハーヴェストからフレイまでSPの組み合わせは同じ。
頭には風圧・研ぎ師・スタミナ・回復。
胴以下は匠・気絶・気まぐれ・高速収集が共通で、胴と腰に聴覚保護、腕と脚にガード性能。
強化するごとに防御力とスロットが増えていき、一部の匠のSPも上昇する。
しかし見た目は後述の通り優秀だが、実用的な装備を組む時はやや足を引っ張る。
- しかしクロノスシリーズに強化すると状況が一変。
防御力が各部位でかなりの上位に位置するほど高くなる。
さらにSPの構成もかなり強化され、胴以下の部位はどれも匠・気絶・斬れ味のSPを持ち、
加えて胴と腰は聴覚保護と回避性能、腕と脚はガード性能と風圧を有する。
全体から見てもかなり高性能な防具になり、一部ではランスの秘伝防具とまで言われるほど。
ただし頭だけは高速収集のSPが追加された程度なので残念。
- ハーデスシリーズになると気絶が剛撃に入れ替わり、より攻撃的となる。
また頭に備わる回復が上位互換スキルである生命力に入れ替わる。
G級防具になってスキル枠にも余裕ができるので攻防ともにかなり自由度のあるスキル構成が可能となる。
- G3ではハーデスGF・GXに相当するコルヌー・コピアイシリーズが追加された。
コピアイの防御力は一式Lv7で1955と他のGX防具に全くひけをとらないものとなっている。
コルヌーの段階で聴覚保護と風圧が三界の護りに、コピアイで回避性能が鼓舞になるため
混合防具で検討している場合はスキルの変化に気をつけたい。
一式では業物+2、剛撃+2、豪放+2、ガード性能+1、斬れ味レベル+1、激励+1、砥石使用高速化が発動し
15スロ余るというかなり強烈な性能である。装飾品で見切りや一閃、豪放・砥石高速化の残りを補えば
ランス用としては極めて優秀な性能となりうる。
ただ、流石に実装から3年以上が経過した現在では型落ち感が否めないものになっている。
ガンナー
- 基本的にスキル値の組み合わせ以外は剣士と同じ。
頭は回復速度・貫通弾追加・弾調合・回復で、
胴以下は匠と気絶が装填数と麻痺に、聴覚保護が反動、ガード性能が装填になった。
ガンナーの場合は必要なスキル数が多いので、剣士以上に装備を組みにくい。
- クロノスに強化するとこちらもとても優秀。
胴以下は装填数・麻痺・精密射撃のSPが共通で付き、
胴と腰は反動と聴覚保護、腕と脚は装填と達人のSPを持っている。
全体的にどのSPも水準より高い値を示し、
剣士ではルコFXシリーズの採用率から邪魔になりやすい麻痺も気にならず、
総じて無駄の少ないスキル構成。
- ハーデスシリーズになると麻痺が剛撃に入れ替わり、より攻撃的となる。
また頭に備わる弾調合が上位互換スキルである調合師に入れ替わる。
剣士の項でも述べたが、G級防具の効果でスキル枠が拡張するのも非常に大きい。
- コルヌー・コピアイでは装着や射手などのSPが付与される。
こちらもかなりスキル構成が変わるので、混合の際は気をつけたい。
ちなみにコピアイ一式Lv7で防御1686と、下手な剣士より高くなる。
ハーヴェストDシリーズ
- 歌姫狩衛戦・真説の「猟団迎撃戦」において、
優秀な戦績を残した猟団所属のハンターが入手できる外装。
外装や歌姫狩衛戦については当該記事を参照されたし。
- ハーヴェストDシリーズは「ハーヴェストD生産券」というアイテム1個で1部位の外装解放が可能。
ハーヴェストD生産券は、猟団迎撃戦で40マス以上を奪還した猟団のみが次週の
「歌迎の章」にて入室を許可される特別猟団部屋にて、「歌迎の調べ」1個につき生産券1個と交換が可能。
- 歌迎の調べは1アカウントにつき最大でも5個しか入手できないため、
1回の開催で入手できるハーヴェストD生産券は、最大でも5個となっている。
余談
- G3で追加されたコルヌーとコピアイを含めると7段階にも及ぶ非常に長い派生を持つことになる。
逆に言えば、HRからG級最前線まで非常に長い期間使っていける防具ともいえる。
ただしかなり古い防具なので、性能面で実用に足るかといわれると微妙な部分も。
外装のハーヴェストDシリーズは一応HRからでも入手でき、採取の過程は一切必要ないため、
見た目が気に入ったプレイヤーはそちらで運用するのも手か。
- 派生防具に付く名前はいずれも「豊穣」を象徴している。
フレイとフレイヤの兄妹は北欧神話の、クロノスとレアーの夫婦はギリシャ神話の豊穣神。
クロノスとレアーの息子であるハーデスは冥界の神として知られるが豊穣神としての側面も持つ。
コルヌー・コピアイは食べ物と豊かさの象徴で、豊穣の角や収穫の円錐とも呼ばれている。
ちなみにハーデス・コルヌー・コピアイは2017年時点で、
唯一「○○G」という体裁を持たないG級系統防具である。
- アスールシリーズの色違いなので、紳士用装備として人気を誇る。
- G9では後継者とも言える「シウスGシリーズ」が登場。
新たに登場した採取の長期イベントクエストで作成できる。