防具/ホクシン・カイエンシリーズ

Last-modified: 2022-05-09 (月) 15:50:39

交易船の船長が依頼するクエストをクリアすることで作成可能な防具。
剣士用がホクシン、ガンナー用がカイエンとなっている。
なお、同クエストで作成できるようになる剣ニャン丸をモデルにした「納豆流ニャンバラシリーズ」についてもここで解説する。

概要

  • 外見は交易船の船長のコスプレと言うほかない。
    船長の服装に準拠してか腰装備を除いた4部位のみとなっている。
    各部位の名称は頭からそれぞれ【添髪】【上衣】【袖】【袴】である。
    また、解説文が非常に特徴的である。
    • 添髪とはざっくり言うと日本版の付け毛のことである*1
      防具としての性能がある以上当然と言えば当然だが、どうやらカツラであるようだ。
      男性用はゼヨ船長と同じ髪型だが、女性用はいかにも男勝りの女剣士といった風情のポニーテールになる。
    • 解説文は恐らく船長本人が書いたものと思われる。
      ゼヨ」だの「メイアイヘルプュー」だのと書くのは他にせいぜい剣ニャン丸ぐらいのものだろう。

性能

  • 剣士・ガンナーいずれも発動スキルは同じである。
    一式で体力+50水属性攻撃強化+1ネバネバ剣法が発動する。
    加えて、空きスロットが各部位2個、合計で8個存在する。
    水属性攻撃のスキルポイントは13であり、容易に+2に上げることが可能。
    そして肝心のネバネバ剣法だが、ランナー不屈スタミナ奪取の複合スキルである。
    ちょっと待てと思ったあなたは正しい。このスキル、太刀に全く噛み合っていない
    折角船長のコスプレ服装なのだから南蛮刀と併せて使いたいところだが、このスキル構成はあんまりである。
    ハンマーには使えなくもないので、船長の元ネタの人に合わせてリボルバー型の武器でも担いでみようか。
    …ただし、そうすると今度は水属性攻撃強化が無駄になってしまう。
    • MH4Gの発掘防具には1部位で居合が5ポイントついているものが存在する。
      こうなったらイメージ重視で居合術【力】を使って無理やり太刀でスタミナ奪取を行おうか、とすると、
      元々空いている腰はともかく、どこかもう1部位を換装しないと居合が発動しない。
      そうすると今度はネバネバ剣法が発動しなくなるというジレンマである。
      さらにお守りにおける居合の最大値も4であり、妖怪いちたりないなんとも歯がゆい現実を突きつけられる。
      ネタ装備として使おうとしてすらこんな思いをすることになるという、
      まさにプレイヤー自身に不屈を要求する装備である。
  • MHXではゼヨ船長と共に続投し、彼の依頼をこなしていくことで作成可能になる。
    ココットチケットと交易チケットの他、多種多様なモンスターの素材が必要で、相変わらず腰部位は無い。
    発動スキルはネバネバ剣法攻撃力DOWN【小】の2つのみ。
    南蛮刀も一緒に続投しているが、水属性強化が無くなった分さらに合わなくなってしまった。
    • 一応MHXのスキル環境だと、そこそこの有用スキルが3つにスロットが4つ、
      さらに腰部位まで空くとなるとスペックはなかなか悪くはない。
      攻撃力ダウンを打ち消してもさらに1つか2つスキルを追加するのは難しくないだろう。
      太刀と組み合わせるのは絶望的だが、ハンマーと併用するならそれなりに使える。
      疲労しない古龍や獰猛化相手だとスキル枠が無駄になりやすいが、
      それ以外のモンスターを狩猟する場合なら性能は十分生かせる。
      あと、剣士ならばカイエン頭に変更すれば、攻撃DOWN【小】が消える上にスロットが1つ増えるため、
      5スロスキルなら確実に発動できるようになる。
  • MHXXではG級版のGXホクシン・カイエンシリーズが登場。
    発動スキルは攻撃スキルのSPが消えたため、ネバネバ剣法のみ
    攻撃DOWN【小】が消えた上にスロットは倍加して8つも空いているので、自由枠の腰装備とお守りを入れれば
    2~3個はスキルが発動できるだろう。
    • こちらも剣士ならば頭をカイエンにすれば防御力を犠牲にスロットを1つ増やせる。
      正直素直に南蛮刀専用のスキル構成を作って防具合成した方が早いのは禁句

納豆流ニャンバラシリーズ

  • MH4Gにて作れるようになった、"剣ニャン丸"の装備を模したオトモ装備。
    武器は「北辰納豆流ニャン蛮刀」、頭装備の「納豆流ニャンバラ髪」、胴装備の「納豆流ニャンバラ袴」の3つ。
    各地を航海する交易船の船長の相方を模した装備という事で優れた水耐性を誇る。
    • 頭装備は「うまくいかなかった」髪形がそのまま踏襲される。
  • 武器の「北辰納豆流ニャン蛮刀」は高い属性値を持つ優秀な水属性武器で、
    最強クラスの古龍装備が手に入るまで使い続けることができる。
    しかしこの武器を装備したオトモは抜刀せずに鞘ぐるみで敵を殴りつけるという奇行に走る。
    それでいてれっきとした斬属性武器。つまりこの刀は鞘に見えるのが実は刀身だということになる。
    ニャン丸が持っているオリジナルも実はいつも抜き身の状態で背負っているのか、
    あるいは我らの団の加工担当が何か勘違いして作ってしまったのだろうか。
  • MHXにも続投。
    今作では、交易で手に入る「交易チケット」と獰猛化ラギアクルスの端材を使用する事で作成出来るようになる。
    獰猛化ラギアの素材を用いて作られるだけあって性能は優秀で、上位終盤並みの防御力を持っている。
  • 防具の着彩設定にも対応。
    頭の失敗した髪形、腕や腰の赤い部分が変更出来る。

余談

  • 剣士用の「ホクシン」はもちろん「北辰」のことであろう。
    ではガンナー用の「カイエン」とは何かと言えば、
    恐らく交易船の船長のモデルとなった坂本龍馬の設立した組織「海援隊」のことと思われる。

関連項目

登場人物/交易船の船長
世界観/北辰納豆流


*1 正確に言うのなら、日本髪のような膨らんだ髪を整えるために中に入れる髪のこと