小型モンスターの骨を中心に作られた防具。
目次
概要・性能
- 最初期から生産可能な、いわゆる初心者用防具シリーズの一つ。
加工を施してあるとは言え、骨がベースなので金属鎧などと比べると軽くて扱いやすいらしい。
男女ともに露出が多く、ほぼインナーの上に骨の軽装防具と装身具をつけただけで、
非常に野性的な雰囲気を醸し出している。
使用者の五感を研ぎ澄まし、空気の流れを掴めるようになると云われているが、
強度については防具としては力不足であることは否めない。- それもそのはずで、「風化しすぎていて加工しての使用には耐えない」とされるなぞの骨や
なぞの頭骨といったアイテムを素材として作成される場合が多いからである。
強度に関してはお察しなのだろう。
- それもそのはずで、「風化しすぎていて加工しての使用には耐えない」とされるなぞの骨や
- 他の防具で言う兜やヘルメットの代わりになぞの頭骨を被っている。
形状から見ると男女ともに草食動物の骨を使用しているようだが、男性版は力強い角の生えた頭骨を
ヘルメット状に被っているのに対し、女性用は同じく草食動物の骨を帽子のように被っているだけである。- MH3以降では女性剣士用シリーズに羽飾りのような装飾が追加され、ウサギのように見えるようになった。
オトモ用の防具も同じくウサギ耳のような装飾が取り付けられている。
- MH3以降では女性剣士用シリーズに羽飾りのような装飾が追加され、ウサギのように見えるようになった。
- 無印時代の説明によれば、Sシリーズの頭部以外は、大型モンスターの骨をベースに使用しており、
一方、頭部装備は達人のドクロを素材としている。
- ボーン装備のハンターに代表されるように、ボーン装備+ボーンホルンという姿が狩猟笛の
武器紹介などで度々使われているため、ボーン装備+狩猟笛はステレオタイプな狩猟笛使い像としても知られる。- MH2のOPなどでもボーン装備のハンターが狩猟笛を持っているにもかかわらず、MH2の時点では
特に狩猟笛に関連するスキルが存在しなかった。というか、そもそもMH2に笛吹き名人が存在しない。
当初のスキルは盗み無効、腹減り、調合成功率である。
- MH2のOPなどでもボーン装備のハンターが狩猟笛を持っているにもかかわらず、MH2の時点では
- 近年のシリーズでは、剣士用の装備を一式揃えると笛吹き名人のスキルが発動する場合が多い。
わざわざ防御力が低めなこの装備を選ぶのは狩猟笛使いにほぼ限られるという事情から、
一式でKO術もおまけでついてくるという作品も多い。- そのため、新天地に降り立った狩猟笛使いがまず袖を通す事が多いものの、
前述の通り防御力が低いことやそれ以外の有用なスキルはないことが多い(シリーズによりまちまち)ため、
ボーン装備である程度防具が有力なモンスターを狩り、新しい防具を作ったら
使い捨て感覚でさっさと乗り換えてしまう場合が多い。
- そのため、新天地に降り立った狩猟笛使いがまず袖を通す事が多いものの、
- ガンナー用はわざわざ選ぶ必要性が薄いため、影が薄い…というか、採用率はほぼ0と言ってしまってもいいレベルである。
- MH2の時点では剣士用とスキルが同じだったが、その後狩猟笛用装備としての道を歩み始めた後も
これといったスキルが定まっていない。作品によってはそもそもめんどくさかったのか剣士版とスキルが同じで、
ガンナーであまり効果があるとは言えない笛吹き名人+KO術という場合すらある。
- MH2の時点では剣士用とスキルが同じだったが、その後狩猟笛用装備としての道を歩み始めた後も
- 素材としてとがった牙を要求されるのだが、実はこのアイテム、序盤に限って言えば非常に入手し難い。
砂原のデルクスや孤島のサメから剥ぎ取れるのだが、出現数が限られているクエストばかりなので、
狩り尽したら改めて出直すしかない。
必要な数がそろった時にはペッコ一式を着ていたり、鼓笛珠を持ってたり…
- MH3以降では、太古に生きた龍の骨や大型モンスターの素材をふんだんに使って作られた
ドーベルシリーズという装備が登場する。
ドーベルシリーズのデザインはボーンシリーズによく似ているが、性能ははるか上を行くものとなっている。
- MH4でもドーベルシリーズと共に続投。
相変わらず性能は各ランク内での最下位装備でスキルは完全に狩猟笛向けであり、
下位では笛吹き名人とKO術、上位のSシリーズではさらに観察眼まで追加されると
ランク内の最下位装備としてはスキル的にかなり至れり尽くせりなのだが、
その代償か下位では4つあったスロットが、上位のSシリーズでは全て没収されてしまう。
こういった上位のS装備でスロットが全て没収される装備として、
やはりランク内の最下位装備としてはスキルが至れり尽くせりなアロイシリーズが
同様の憂き目に遭っている。- スキル構成にほとんど悩まずに済むと言う利点はあるが、やはり拡張性が0に近いというのはきつい。
上位の序盤用にだけ割り切って作って使え、という事なのだろうか?
- スキル構成にほとんど悩まずに済むと言う利点はあるが、やはり拡張性が0に近いというのはきつい。
- MHXでも続投。
下位は笛吹き名人とKO術で合計スロット5、上位はスロットが合計6になり剣士は新たに鈍器使いがついてくる。
今作ではスロットの少ない防具が多いため6スロはありがたい。
鈍器使いも上位あがりたてのタイミングでは有効活用できるし、狩猟笛の心眼効果との相性も良い。
一方ガンナーの方は鈍器使いが特定射撃強化となっているが、ポイントが1足りない。
とはいえ発動させてもKO術と併用できるのは連爆榴弾などの特殊弾か曲射くらい。
例によって笛吹き名人は無いも同然なので魅力的とは言い難い。- MHXXではボーンXシリーズが登場。
スキルの方は上位までのもの(特定射撃強化も発動)に加え捕獲達人が追加。
スロットは空いていなかった脚に1つ空いたのみとなっている。
これを作る時期は上位終盤の防具でも然程苦労せず進められるので、
わざわざ手を出す必要性は薄いだろう。
- MHXXではボーンXシリーズが登場。
- MHWにも当然のごとく続投。
スキルシステムが大幅に変更された事もあり、本装備もスキルが大幅に変更された他、見た目も変更されている。
以前までは男女とも顔を出すような形で頭骨を被っていたが、本作では頭骨がすっぽりと頭を覆っており
口元しか見えなくなった(頭装備非表示があるためと思われる)。また、デザインは男女とも革製の下地の上に
細かい骨を並べて補強材としたような見た目になっている。
スキルは頭部が体力増強Lv1、胴が攻撃Lv1、腕がKO術Lv1、腰が笛吹き名人Lv1、脚が昆虫標本の達人Lv1。
なお、上述の通り本作ではスキルシステムが変更された事で笛吹名人はLv1しか存在しないスキルとなり、
腰パーツさえあれば狩猟笛の運用上支障を来さないようになった。とはいえ、序盤に骨塚から採取できる
素材だけで作れる装備としては他部位のスキルも非常に優秀なうえ、今までネックとなっていた防御力の難も
強化を繰り返していく事である程度カバー可能である。
ボーンα、ボーンβも同じスキルセットだが、何故かボーンαのみ腰に釣り名人Lv1もついてくる。
ボーンネコシリーズ
- MHP3より登場した装備の一つで、モンスターの骨を大胆に加工したオトモ用装備。
身に着ければ野性の心に目覚めるとか。
- 手軽に集められる骨を用いた「ボーン(S)ネコハンマー」、
モンスターの頭骨の形状を活かして加工した「ボーン(S)ネコヘルム」、
様々なモンスターの骨を使った「ボーン(S)ネコメイル」で構成される。
その見た目は、同ランクの「アロイネコシリーズ」とは対照的に非常にユニーク。
- 性能は初期装備以上、小型モンスターの装備以下といった所。
採集ツアーだけで作れるのでお手軽ではあるのだが、
その微妙なポジション故、繋ぎとして作るかは少し迷う。
- 防具の着彩設定にも対応。
ウサギのような頭の羽根飾りと、腰に提げたカバンのカバーの色を変えられる。