防具/レザーシリーズ

Last-modified: 2023-05-14 (日) 00:09:28

MHP2G以前のレザーライトシリーズに代わり、MH3から登場した革製防具。
レザーライトシリーズと同じく、採取用に使用されることが多い。
下位では剣士とガンナーの区別が無い共用防具である。

目次

概要

  • 主にケルビなどから入手できる暖かい毛皮や、ファンゴの毛皮を主な素材として作成する最序盤の装備。
    一式装備することで、主に採取クエストで活躍するスキルが多数発動する。
  • MH3からMHXXまでは、初期装備と言うには少々イロモノなデザインをしており、
    スコープ付きの額当てと、緑がかった革製のボディスーツのような外見であった。
    MHWorld以降はデザインが大きく変わり、全体的に茶色っぽい配色に。
    綿を詰めた黒地の布鎧の上に革製のベスト、手足には革のロングブーツと長手袋という、
    いかにも序盤の軽装装備といった趣向の装備となった。

性能

MH3

  • 下位レザーは剣士とガンナーの共用装備。
    シリーズを通して、一式で採取+1高速収集精霊の気まぐれが発動する、
    まさに採取装備の定番と言うべき防具。
    炭鉱夫達に愛用されている装備である。
    • スロットは、5個→3個→2個と、シリーズを経るに従って減っている。
      やはり、下位どころか序盤の装備でスロット5個は多すぎると判断されたのだろうか。
  • MH3の上位装備のレザーGは剣士・ガンナーとも、
    一式で採取+2高速収集神の気まぐれが発動する。
    完全に下位レザーの上位性能版で、こちらも炭鉱夫御用達である。
    • ただし、MH3には上位の火山採取ツアーが存在しなかったことから、
      採掘したら爆弾で3乙して帰還する手段が多く取られていた
      (ウロコトル討伐クエストを利用するという方法もあったが)。
      その場合、下位のレザーシリーズ未強化の方が都合がよく、そちらを愛用する炭鉱夫も多かった。
    • スロットも9個と多く、お守りと合わせて多彩な採取用スキルを追加可能。

MHP3

  • MHP3の上位装備のレザーSは剣士・ガンナーとも、一式でMH3のレザーGの発動スキルに加えて、
    腹減り無効が発動する。
    スタミナ上限が減らないと言うことは食べ物を持っていなくても良い=その分掘った物を持てる
    と言う事なので、やはり炭鉱夫御用達。
    • 更に本作では耐暑のSP+10のお守りが掘れるため、運良くゲットできれば、
      火山なんて怖くないレザーS炭鉱夫が誕生する。ゲットできれば、だが
  • スロットが4個とMH3のレザーGと比べて大幅に減っているが、
    スロ1以上の武器と併用すれば5スロスキルも発動可能なため、採取用装備としては十分。

MH3G

  • 下位のレザー無印は、初期装備としての登場。
    例によって採取向きのスキルが充実しているが、お世辞にも戦闘向きとは言い難い性能のため、
    一通り素材集めが終わったらすぐにハンターシリーズやジャギィシリーズなどに乗り換えることとなるだろう。
  • 上位ではレザーSが登場するが、剣士・ガンナーとも、
    一式で下位レザーと同じスキルしか発動しない、と大幅に弱体化した。
    下位レザーとの違いは、防御力とスロット数が倍化した程度。
    どうしてこうなった
    • しかも、剣士・ガンナーとも、3種のスキルのSPが全て+10ちょうどなので、
      手頃なお守りが無いと採取+2や神の気まぐれを発動するために3スロットずつ必要になる。
    • この点は防御力の低下に目をつぶり、剣士装備にガンナー頭のレザーSキャップを組み合わせることで
      SPが全て+11になり、4つのスロットを活用することで採取+2+神の気まぐれ+高速収集が発動する。
      アシラXへの切り替えは、護石王対応の装飾品、お守りを確保した後でよい。
    このため、本作ではレザー系では無くアシラXがG級以上での新たな炭鉱夫御用達作業着に成っている。
  • ちなみに、G級版の「レザーX」といった名前の防具は登場しない。

MH4(G)

  • この作品では下位のレザーシリーズに関しても、スキル構成的には大きく劣化してしまった。
    高速収集のSPが完全に消滅し、発動スキルが採取+1と精霊の気まぐれだけになってしまったのだ。
    本作では序盤に高速収集を付ける手段が存在せず、旅団★4以降に入手できるアイアンベルトを待たねばならない。
    「一番最初から超高性能の採取用装備が手に入るのは易しすぎる」という判断がされてしまったのだろうか。
  • 上位のレザーSシリーズでは、スロット数が4つに増えたものの、
    今度は一式では採取+1(13pt)と高速収集だけになり、気まぐれのSPが消滅してしまっている。
    高速収集はアイアンベルト1つで付けられるので、採取装備としては使い勝手がさらに悪くなるという、
    かなり残念な事態に陥っている。
    さらに幸運のSPが何故か-7。採取装備なのでほとんど影響はないが、それでも気味が悪い。
  • 一応、腰から下の装備を同系統倍化を備えたものに変え、なおかつ出来る限りきまぐれのSPが高い護石を付け、
    さらに祝福珠や採取珠などで補強すると、精霊の気まぐれ、採取マスター、高速収集を全て両立させることは可能。
  • やはり、G級版の装備は実装されていない。

MHX(X)

  • ここまで弱体化続きのレザーシリーズだったが、今回の発動スキルはというと…
    下位一式でなんと精霊の気まぐれしか発動しない
    一応採取のSPは+5ついており、序盤に採取+10ptのお守りを貰えるので採取+2までは持っていけるのだが、
    最初に採取用に一式揃えようとしてその発動スキルに目を疑ったシリーズ経験者も多いだろう。
    なお高速収集に関しては、今回は連続で採取や剥ぎ取りをする際にモーションの一部がカットされる関係からか、
    スキルそのものが登場していない。
  • 上位版のレザーSは剣士、ガンナーどちらとも一式でSPが採取+10、気まぐれ+12。
    さらにスロットも5つ空いているので5スロスキルをつけることも可能。
    ちなみに、剣士とガンナーではSPの配分が違っており、剣士で頭をキャップに変更すると
    防御が少し減る代わりに採取のSPが+1されるので採取+2にするのに必要な採取珠の数が一つ節約できる。
  • 誰もが「いつもの装備」とスルーしていくが、一つ謎の強化を受けた点がある。
    上位ガンナー版に限り、最終強化すると防御力が謎の急上昇を遂げていくのだ。
    具体的には12→16→20→30→36→42→5474
    最終強化一歩手前で他の防具に並び、最終強化によって全ガンナー防具中1位となる。
    白き神黒き太陽を越える皮防具とは一体…
    • 剣士防具は皮相応の防御力しかない。
      通常、最終強化での防御力は剣士防具はガンナー防具のおよそ倍程度の防御力を有するものだが、
      これに限ってはたったの12しか差が無い(74と86)。
    • この特徴はチェーンシリーズにも該当する。
    • もっとも、チェーンシリーズともどもスキル面は前線に立てるような代物ではなく、
      本当に防御力が高いだけの装備となる。
      また、その合計防御力も「頭を剣士用に替える」と言う手が使える装備一式の場合は
      普通にスキルで優れているレア7防具で同等以上を実現できてしまうので、
      この謎防御力については話のネタ程度に考えておこう。
  • G級版のレザーXになり、剣士とガンナーどちらとも一式で採取+10、気まぐれ+15となり神の気まぐれが発動。
    スロットは8まで増えた。
    スロット3武器と護石王+7以上s3のお守りがあれば、腰装備とお守りに護石珠【3】を詰めて
    お守りハンター・採取+2・神の気まぐれに加えて5スロ確保出来る
    …大体のハンターは前作で採掘用に着倒した装備があるので、
    敢えてこれを作ることも少なく影が薄い。
    その上MHXXでは現場主任とのガチバトルが主流になってしまったので、
    採取装備そのものの需要が激減してしまった。何だか勿体ない話である。
    • ちなみに上位ガンナー版は防御力の謎の急成長を見せていたが、G級版はそういったこともなく、
      ポジション相応の防御力に落ち着いてしまう。
      最終強化を比べると、上位版よりG級版の方が防御力が低いというこれまた謎の現象が起こっている。

MHW(:I)

  • 本作でも初期装備として登場。他にもチェーン、オリジン(特典のみ)からの選択制となっている。
    とはいえ選択の意味は冒頭のイベントにおける見た目の違いのみであり、
    どれもイベント終了後にボックスに入っている(オリジンのみルームサービスからの受け取り必要)。
    スキルは頭に腹減り耐性Lv1があるのみ。他2種も頭にスキルがあるので、
    頭だけスキルで変えてあとは好みで問題ない(防御力のみオリジンが少し高い)。
  • 上位版のレザーα、レザーβも登場する。
    αは頭の腹減り耐性がLv2になる他、
    胴から下にも順に火耐性、回復速度、スタミナ急速回復、クライマーのLv1が追加。
    βは下位版とスキルは変わらないがLv1のスロットが全部位に1つ付く。
    実用性が無いわけでもない上に作りやすいのはありがたいが、
    正直わざわざ作るくらいなら下位装備のまま何か上位のモンスターを狩って、
    その素材で装備を作った方が明らかに優秀である。
  • 本作ではハンターが非番時にこれかチェーン装備を着ている描写が多い。
    一般的な軽装として調査団のハンター全般に普及しているようである。
  • MHW:Iのマスターランク相当のレザー装備は登場しなかった。
    しかしVer.11.01からは導きの地の固有素材を使用して重ね着装備が生産可能に。
    性能に縛られず自由に使用できる。
    • また導きの地の氷雪地帯追加に伴い、オトモ用のEXレザーネコシリーズも登場。
      作成時期が遅い分意外と性能も悪くなく、強敵との戦いでも十分着て行けるものになっている。
  • 一方でMHW:I配信以降は無料で強力な装備としてガーディアン装備が配布。
    ゲーム開始直後から上位相当の装備を使える破格の待遇となっているため、
    じっくり装備を強くしながらストーリーを楽しみたいのでもなければ
    下位装備も上位装備も出番は皆無だろう。

MHR(:S)

  • 本作では初期装備をカムラノ装シリーズに譲っている。
    そのカムラノ装シリーズは序盤の立ち回りを支えるスキル構成となっており、
    レザーシリーズは地質学がメインとなるスキル構成となった。
    ただし下位時点では一式装備でも地質学はLv2までしか届かないため、護石による補強が必要。
  • 上位版のレザーSシリーズももちろん登場。
    こちらは一式装備で腹減り耐性と地質学が各Lv3と大きく強化されており、
    また植生学、体力回復量UPに加えて特殊射撃強化がそれぞれLv1で発動する。
    そしてLv1スロットが5つ、Lv2スロットが2つあり、そこに装飾品を詰め込めば植生学Lv4も狙える。
    採取用装備としては上々の出来栄えとなった。
  • のちに同じく採取特化型のギルドクロスシリーズが配布されたことで、
    下位、上位とも採取用として新規で作る意味はあまりなくなった。
    これから作るのであればコレクションか重ね着の見た目用となるだろう。
  • MHR:SではレザーXが久しぶりに登場。
    極上の毛皮やファンゴの厚毛皮といったMR素材を使うことで作成できる。
    スキルはレザーSを順当に強化したものとなっており、
    なんと腹減り耐性・地質学に加え、植生学と体力回復量UPも最大Lvまで発動する。
    更に特殊射撃強化Lv1に加えて剥ぎ取り鉄人まで付くという徹底ぶり。
    空きスロットもLv4が4つ、Lv2が1つ、Lv1が4つとMR最序盤にしてはそこそこあるため、
    翔蟲使い壁面移動などを発動させるのもいいかもしれない。

関連項目

防具/レザーライトシリーズ - MHP2G以前の作品で使用されている革製防具
モンハン用語/炭鉱夫