MHFに登場する、『ロックマン11 運命の歯車!!』とのコラボ防具。
同作の主人公、ロックマンを模した防具である。
当記事では、イベントクエストの「運命の歯車!!」についても触れる。
公式のコラボムービーはこちら。
- メインシリーズにおけるオトモ用のロックマン装備、及びその関連クエストについては、
「オトモ/ロックマンシリーズ」の記事を参照してもらいたい。
目次
概要・性能
- 見た目は『11』デザインのロックマンを忠実に再現している。
ただ、少年体型のロックマンがそのままハンターサイズの身長まで拡大されているため、
やけにデカい印象を受ける。他のハンターと並んでみると分かりやすい。
- ガンナー用のみが存在し、性能は全部位共通で、
防御力100、全属性耐性値0、スロット3、そして一切のスキルポイント無し。
MHFには登場しないが三眼シリーズとほぼ同じ性能傾向である。
推察に留まるがなぜこのような性能なのかと言うと、
当コラボで獲得できるのは外装防具なのだが、
ロックマンになりきって行うイベントクエストでは外装の適用ができない、
あるいはできても下地の防具が見えてしまうという問題が考えられ、
その対処として形式だけ追加された防具なのかもしれない。- ちなみに、頭部位のロックマンキャップもガンナー専用である。
頭部位は剣士・ガンナー共用である場合がほとんどなのだが、
そういった点ではかなり珍しい存在である。
なお外装としてはシステム上、武器種の区別なしに適用可能となっている。 - 腰部位のロックマンコートはグラフィックが存在しない。
非課金防具でグラフィック無しの腰防具は初なので、
普段のコーディネイトにも使えるかもしれない。
- ちなみに、頭部位のロックマンキャップもガンナー専用である。
- 説明文も設定されており、
「戦闘用に改造された○防具。平和を守るための力がみなぎってくる。」
とある(○には部位名が入る)。
外装では見ることができないので、イベントクエスト中のみ確認可能。
運命の歯車!!
- コラボを記念して配信されたイベントクエスト。
フィールドは塔で、メインターゲットは???の討伐、サブターゲットはアイルー10頭の討伐。
プーギーやホルクは同行せず、狩人応援コース効果などは全て無効、
更に一度力尽きただけでクエスト失敗となる特殊仕様となっている。- 塔のタイプは、MHF-G以降の追加クエストでは登場しなくなって久しい、
中腹あたりの開けた場所が最終エリアとなるタイプである。
- 塔のタイプは、MHF-G以降の追加クエストでは登場しなくなって久しい、
- 装備は絶雷振砲とロックマンシリーズが貸し出される。
ロックマンの代表的なアクションのひとつであるスライディングを使用可能なライトボウガン、
その中でも近未来的なデザインである絶雷振砲が抜擢されたのだろう。
まあ、それと同時にフルフルの頭というものすごく生物的なデザインでもあるのだが。
- アイテムの持ち込みは不可だが、
クエスト開始時点で自動的にクイックブーメランGとハイパーボム投げタル爆弾を所持している。
どちらも支給品専用なので持ち帰りはできない。- なお、弾丸は一切支給されないので、
オプション設定でLV1通常弾を非表示化したままだと、
ブーメランか投げタル爆弾か殴るかしか攻撃手段がなくなる。
それでもさほど問題はないが。
- なお、弾丸は一切支給されないので、
- クエストが始まるといきなり、塔の螺旋階段エリアに立っている。
ここから塔を登っていくことになるのだが、
ロックマンよろしくあちこちに罠が張り巡らされている。
過去に開催されたクエストで言えばブルックタワーと概ね同じ。
罠の数自体はブルックタワーほど苛烈ではないが、
代わりにアイルーパニックに登場したアフロ頭のアイルー達が待ち構えており、
戦闘機型タル爆弾やグークぼむでハンターを攻撃してくる。
アイルー達や障害物の対処をしつつ登っていこう。
爆弾で吹っ飛ばされると、位置取り次第では一気に下層まで叩き落とされるので要注意。
- クエストのBGMもロックマン仕様となっており、
クエスト開始前のロード画面では『GAME START』、クエスト中は『TITLE』が流れる。
- 下層ではエスピナス亜種が眠っている(正確にはHR5の凄腕クエストであるため奇種)。
コラボムービーに登場している、寝息が聞こえるなど気づく要素はあるが、
クエスト開始からすぐに登り始めると見逃してしまうかもしれない。
もっともスルーしても問題はないが、知っておけば後述する称号の獲得が少し楽になる。- このエスピナス亜種はとにかく突進ばかりを繰り出す(たまにチャージブレスを挟む)
という行動パターンとなっており、足踏み等を除けば被弾=即死、
そして上記仕様よりそのままクエスト失敗である。
原作ロックマンシリーズでは基本的にトゲに触れると即死であり、
棘茶竜の別名を持つエスピナス亜種はまさに適役と言える。 - いくらHRクエストでこちらは辿異武器とはいえ、
攻撃手段が貧弱すぎるのでまともに相手取るものではない。
- このエスピナス亜種はとにかく突進ばかりを繰り出す(たまにチャージブレスを挟む)
- 巨大キングチャチャブーである。
メインターゲットの「???」の正体はこのキングチャチャブーで、
こちらの討伐をもってクエスト達成となる。
- 戦闘BGMは『BOSS』。
『11』でのボス戦時に流れるBGMである。
- 殴られると多少痛いが、遠方から狙撃していれば簡単に倒せる。
ブーメランや投げタル爆弾でもいい。
的が大きいのである程度適当に投げても当たるだろう。
- ロックマンシリーズのボスキャラは基本的に『◯◯マン』という名前なので、
数少ない人型のモンスターであるキングチャチャブーにお呼びがかかったのだろう。
肉焼きセットを乗せて頭から火を吹くところは『11』に登場する『トーチマン』らしくも見える。
- クエストをクリアすると、報酬としてロックマン外装の解放素材である「運命の歯車」が5個、
そして称号「E缶大好き」と、ステータス画面用壁紙が手に入る。
また、失敗すると称号「ティウンティウン」が手に入る。
失敗を狙っても普通にやっていると体力を削るのに時間がかかるので、
エスピナス亜種に轢いてもらうと楽である。- 「E缶」とは、ロックマンにおける回復薬的な存在。
また、「ティウンティウン」はロックマンがやられた際の効果音の擬音である。 - ちなみにサブターゲットの報酬では投げタル爆弾が貰えるだけなので、
無視しても問題はない。
- 「E缶」とは、ロックマンにおける回復薬的な存在。
余談
- 当コラボ開催の前週に、歯車をモチーフとした防具「グリディシリーズ」が実装されている。
更に、このグリディシリーズの生産素材である「不錆の歯車」は、
アイテムボックス内で自動並び替えを行うと運命の歯車のすぐ隣に位置する。
意図したものかは定かではないが、面白い巡り合わせである。
- 原作タイトルやクエスト名、外装解放素材など至るところに使われている「運命の歯車」とは、
宿敵・ワイリー博士が開発した「ダブルギアシステム」のこと。
「パワーギア」と「スピードギア」の2つのギアで、
圧倒的なパワーと目にも留まらぬスピードを獲得できるが、
ロボットの体に大きな負担がかかるといった理由より凍結された。
しかし紆余曲折を経て再び表舞台へ姿を見せ、
更に後になってロックマンの生みの親であるライト博士より「運命の歯車」と称されるに至る。