防具/夜叉・修羅シリーズ

Last-modified: 2024-03-18 (月) 01:01:01

ヤマツカミの素材で作られた防具一式。剣士用が夜叉、ガンナー用が修羅。

目次

概要

  • 東方の武神を模しているらしい防具。
    修羅・真の説明文を繋げると、
    永き刻をかけてヤマツカミに生えた神木を素材に、神々が彫ったと伝われている。
    祭祀に用いられるが、本来は神々が戦いに使う物だという。
    手を軽くかざすだけで、作者たる神の息吹が感じられる。
  • 通称大仏
    理由は言わずもがな。男性用夜叉一式を装備するとまんま木彫りの大仏になるからである。
    ヤマツカミの素材と言ってもその表皮などよりもそこに生えている植物を主に使用している所為であろうか。
    金剛夜叉明王のデザインなので、フル夜叉でも問題ないはずなのに、なぜか大仏が浸透している。
    また女性用は女人像といったデザインで、
    大仏というには違和感があるが、やはりまとめて大仏呼ばわりされている。
  • パーツの呼び名が独特で、【御面】【羽衣】【御手】【腰巻】【御足】となっている。
  • いかにも良く燃えそうだが、実際は火耐性は高め。雷にも高い耐性を持つ。
    龍と氷が弱点だがそこまで致命的でもなく、古龍防具だけあって基礎防御力が優秀なので幅広く使える。

MH2

  • 初登場のMH2では夜叉で達人、修羅で装填数が発動するものの、
    それ以外が武器を選ぶランナーと、戦闘では全く役に立たない精霊の気まぐれ
    マイナススキルが悪霊の加護、強化してもスロットなしと、あまり使えるとは言い難い性能だった。

MHP2(G)

  • MHP2(G)では下位の夜叉無印は、
    頭に使う火竜の逆鱗さえなんとかなれば古龍の血とポッケチケット、
    後はトレニャーで入手できる素材で全てまかなえる。
    そしてその割には剣士で心眼、ガンナーで装填数UP、共通で全耐性+5と加護6ポイント、
    マイナススキルの心配性が発動する。
    スロットは全身で6個あり、心配性を打ち消して精霊の加護を発動させるとちょうど使い切れる。
    この時点では心眼、装填数UPともに貴重なスキルであり、
    さらに全耐性UPと精霊の加護により生存率も高いなど幅広く使える優秀な装備である。
    素材を合わせて龍弓【輪】と修羅を組み合わせると、
    下位武器ながら貫通4が撃てるようになるので強いかもしれない。
  • 上位をすっとばしてG級では真シリーズを作ることができる。
    こちらの製作にはMHP2Gで復活したヤマツカミをきちんと討伐しなくてはならない。
    まるで年月を経たように黒く染まっているのが特徴。
    • 共通スキルは早食い。マイナススキルで腹減り倍加【小】
      地形ごとあらゆるものを食らうヤマツカミらしいスキルである。
      腹減り倍加はそこまで危険ではないので、無視しても構わないレベル。
      スロットは全てのパーツで2個ずつとそこそこ。
    • 夜叉・真は心眼と麻痺半減が発動する。高い雷耐性を活かしてキリン対策にはもってこいである。
      一方修羅・真は装填数UPと麻痺ビン追加という組み合わせ。
      両方のスキルを活かせる弓は限られるので一見微妙に見える…
      が、例の覇弓だとか黒龍弓だとかの
      超火力特化の弓で麻痺ビンが使えるようになるのは地味にうれしい。

MH4(G)

  • MH3以降しばらくの間姿を消していたが、MH4で久々に登場。
    今回は、竜人問屋の素材交換で入手できるヤマツカミの素材を使って作成する。
    ヤマツカミの素材はHR40で解禁される強化ダレン・モーランのクエストをクリアすることで入荷される。
    ランクとしては上位装備。
    なお、続くMH4GではG級版の夜叉・真、修羅・真も登場している。
    こちらはG★3クエストの「高難度:霞か雲か古きぞ出ずる」をクリアすることによって
    G級ヤマツカミの素材を交換可能になる。
    • 夜叉・修羅ともに共通して、属性やられ無効と精霊の加護、マイナススキルとして心配性が発動する。
      剣士用の夜叉シリーズはそれに加えて心眼、ガンナー用の修羅は装填数UPも発動する。
      全体的に、MHP2(G)の下位の装備と似たスキル構成であると言える。
      スロット数は頭と脚が2つでそれ以外は1つと、可もなく不可もなくといったところ。
      • 夜叉は心眼が発動することから、引き続きキリンをはじめとする肉質が硬いモンスターに有効。
        属性やられ無効の効果も手伝い、グラビモスの火属性やられやキリンの雷属性やられも気にならない。
        ただし氷と龍の耐性はやや低めなため、キリン亜種やジンオウガ亜種といった相手には注意したいところ。
      • 修羅は装填数UPが発動することから幅広い種類のボウガンで使っていける。
        一方で、弓に関しては装填数UPが裏目に出ることも多いため、気を付けて運用したい。
        防御力が低いガンナーにとって、属性やられ無効のおかげでネコのド根性などでせっかくダメージを耐えたのに
        火属性やられになってしまって結局一乙…といった事態を回避できるのは地味にありがたい。
        一方で心配性が発動することから、火事場力を使って一気に勝負をつけるといった運用には向かない。

MHXX

  • ヤマツカミが相変わらず未登場の本作であるが何故か防具は生産可能。
  • レア度は9、心眼or装填数、連撃の心得属物強化(属性攻撃強化+アイテム使用強化)が発動し、
    さらにスロットも空いている。今作でも底力がマイナスなので、一式で心配性が発動。
    スキル的にはレンキン片手剣辺りと組み合わせるといい感じか。
    残念ながら防具のみであり、ヤマツカミ武器は用意されていない。
    似た境遇のヘリオス/セレネには用意されているのに…
  • G級クエスト「感動の生まれる瞬間」という依頼クエストをクリアすることで生産可能になる。
    生産には「太古の注連縄」という素材を用いるのだが、この特別素材を入手可能なクエストが
    ラージャン&イビルジョーを闘技場で同時に相手にするという鬼畜クエスト。

MHF

  • MHFではかつてフル夜叉が地雷御用達装備として、違う意味で恐れられていた。
    デフォルトで運気15ポイントもあるので、簡単に激運を発動できるためである。
    防御力も高く、戦闘もある程度こなせる防具なのだが、自分だけ報酬増加スキルをつけて野良パーティに
    混ざろうとする厚顔無恥は、ネトゲにおいて嫌われやすいものである。
  • しかし、有用な装備が多く追加されたシーズン2以降では絶滅危惧種と化してしまった。
    剛種防具も存在しないためかなりの空気となっていることは否めない。

余談

  • この防具は本来はヤマツカミの素材を使った防具なのだが、
    実はヤマツカミが登場していない作品での登場回数の方が多い
    トレニャーを使って素材を手に入れるMHP2や、素材交換で手に入れるMH4(G)、
    そもそも龍木や龍苔などのヤマツカミ由来の素材すら使わずに作るMHXX。
    以上のように4作品でヤマツカミ不在のまま登場している。
    • ヤマツカミとこの防具が両方登場しているのはMH2、MHP2G、MHFの3作品のみである。
      そもそもヤマツカミ自体の登場が少ないのも原因のひとつだろう。

関連項目

モンスター/ヤマツカミ
アイテム/太古の注連縄 - MHXXでのキー素材
防具/アンガルダシリーズ - 夜叉・修羅と同じく仏教をモチーフにした防具