知られたからには、狩るしかねぇ!
MHXXに登場する、『名探偵コナン』とのコラボ装備。
同作に登場する犯人を模した防具である。
目次
概要
- 『名探偵コナン』作中にて、正体が判明する前の犯人は男女問わず
一様に「痩せ型で鋭い目をした全身真っ黒の人間」という姿で表現されている。*1
本防具は、そのビジュアルを表情までそのまま再現した物。
その見た目から、「黒ずくめ」「黒タイツ」などと呼ばれたりもする。
- 生産に必要な素材はコラボクエストで入手できる犯行の証拠。
このほかにコラボクエストの相手である連続切り裂き魔セルレギオスの素材や
喰い逃げ犯イビルジョーの厚黒鱗や厚黒皮が必要。
さらに泥棒ゲリョスのゴム皮も大量に使う。ラバースーツなのだろうか
名探偵コナン・砂漠の逮捕劇!
作品 | レベル | クエスト種別 | 目的地 | サブターゲット | 報酬金 | 契約金 | 条件 | 配信日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MHXX | 集会所G★4 | 捕獲クエスト | 旧砂漠 | 乗りダウン 2回成功 | 35700z | 3600z | 受注・参加: HR9以上 | 2017年 4月19日 |
- 恰幅の良い警部
- 巷をにぎわせておった連続切裂き
事件の犯人と思しきモンスターが
砂漠へ逃げ込んだらしい。犯人に
よる激しい抵抗が予想されるが、
犯行の証拠を手に入れるために、
また、罪を償わせるためにも、
必ず生きたまま逮捕してほしい!
- 今回のコラボクエストはクエスト名の通り、
砂漠で激しく抵抗する(獰猛化)セルレギオス1頭を逮捕、もとい捕獲するもの。
討伐してしまえば殺人罪クエスト失敗なので注意。- しかし「証拠を集めるために逮捕してくれ」との事だが、
逮捕は証拠が固まってからやるものではなかろうか?
緊急逮捕ということだろうか。別件逮捕かもしれないが - そうしてセルレギオスが
別件逮捕されると犯行の証拠が手に入るわけだが、
それは特にセルレギオスに罪を償わせるためには使われず、ハンターの防具の素材にされる。
しかもそれで作られた防具が、犯人に扮する全身タイツである。
アイテム説明文より「証拠を推理して犯人の風貌を再現する」とのことだが、
それだと警察が犯人を増やしていることに繋がりそうだが…。
犯人を増やし名探偵が追求、その結果犯罪撲滅…という策かもしれない
つまり「獰猛化モンスターの捕獲がメインターゲット」という内容は
このクエストが初の事例である。
また、MHXXのイベントクエストで唯一の捕獲クエストになっている。 - しかし「証拠を集めるために逮捕してくれ」との事だが、
- このクエストのセルレギオスは、通常の獰猛化個体よりも体力がかなり低い。
獰猛化唯一の捕獲クエストなので、通常と同じ感覚だとうっかり討伐してしまいがちなので注意。
一方、回転効率は良くなるため獰猛化素材集めに利用することもできる。
- 依頼主の「恰幅の良い警部」は、紛れもなく同作のレギュラーキャラである目暮十三警部の事だろう。
- また、この犯人とは本来は十三だけにHR13以上でしか闘えない*3。
それだけの強敵なので、解放前のハンターは心して挑もう。
- また、この犯人とは本来は十三だけにHR13以上でしか闘えない*3。
性能
- 腰パーツが存在せず、頭・胴・腕・脚の4種類で構成される。
一式揃えた時のスキルは剣士・ガンナー共通で、隠密とキープランの2つ。
さらにスタミナも6ポイント付いている。
腰防具が空いているとはいえ、スロットはなく拡張性は乏しい方だろう。
キープランがある関係上、スタミナのポイントを補ってランナーを発動させるとしても
攻撃にスタミナを消費する武器以外では死にスキルとなるので注意。
犯行実用面ではどう考えても殺害狩猟クエストではなく
卵盗難(もとい誘拐)運搬クエスト特化という、走って逃げる気満々のスキル構成。
ただ、コナン作中にて犯人は策略とトリックを駆使してアリバイや密室を演出し警察を欺くが、
犯行を暴かれて追い詰められた場合は観念して大人しく捕まる事が殆どであり、
走って逃げる犯人という構図は実はあまり無かったりする。
たまにあったとしても、コナンのキック力増強シューズの餌食か、
犯人以外は皆知ってる空手の達人である毛利蘭に返り討ちになることがほとんど。
- はっきり言ってしまえば見た目重視の完全なネタ装備なのだが
意外にも防御力(剣士)は最大強化すれば1部位あたり158と、しっかりG級防具水準の数値を持つ。
腰部位が無いので、犯人一式のみだと防御力は低いが、
お好みの防具に三眼の腰飾りあたりを合成して腰部位を補おう。
属性耐性はゴム皮が良く燃えるためか、火属性がマイナス。それ以外は各属性+1ずつ(一式で+4)とささやか。
全身ゴム皮だが、ゲリョスシリーズとは違って(プラスではあるが)特に雷に強いというわけでもない。
- 見た目全振りといった性能だけに、防具合成の見た目装備として活躍できる。
コラボ装備のためクエスト配信時点では合成不可能だったが、
Nintendo Switch版の発売に合わせて合成対象に選べるようになっており、
界隈ではこれをどう着こなすか悩むハンターも増えているとかいないとか。
- ちなみに別の全身タイツと違って着色は一切できない。
全身虹色に光り輝く犯人は実現しなかった。
まあ、元ネタを考えれば黒以外だと不自然というレベルではないため、仕方ないことだが。
余談
- コラボ配信直前になって紹介動画が公開されている。
動画の始まりと終わりがアニメ版のアイキャッチ風*4になっていたり、
「古代林の毒怪鳥殺人事件(MHXX篇)」というタイトルが表示されるなど、なかなか凝った演出。
殺「人」ではないし、この毒怪鳥は8割方殺されてない気がするが
- なおこのクエストと同じコナンコラボのDLコンテンツで称号「黒ずくめ」が手に入るが、
コナン原作では黒ずくめと言えばコナン(工藤新一)に子供化の薬を投与した組織の人物を指す言葉であり、
犯人が黒ずくめの描写をされている事とは基本的に無関係。
ただし組み合わせてネタに走るハンターが現れるであろう事は言うまでも無い
- 原作においては主人公のコナン本人が黒タイツと化して登場したこともある。
町中を逃げ回る毛利小五郎を狙う謎の人物として登場したが、狙っていたのはお年玉であった。- 他の話でも情報を得るために警官を物陰に連れて行く際などに主要キャラが黒ずくめで表現されていた。
- ちなみにこの「犯人」、その立場上一切の素性が不明の名もなき人物であるにもかかわらず、
ネタとして見た目のインパクトが優れているためか、アクションフィギュア化も果たしており、
カプセルトイではシークレットアイテムに抜擢されるなど、コアな人気を獲得している。
- そして、この黒ずくめの「犯人」が主人公になった『名探偵コナン』のスピンオフ漫画
『犯人の犯沢さん』の連載が始まり、2022年にはアニメ化も果たした。- 殺人のために米花町を訪れた「犯沢さん」という人物(本名:犯沢真人)にスポットを当てた作品なのだが、
犯沢さん自身は時折凄い悪人面で笑ったり犯行の計画を立てている以外は至って常識人であり、
そんな彼に『名探偵コナン』の長期連載化等にもとづく
「現実的にツッコミたい点」をツッコませるというシュールギャグ作品となっている。
- 殺人のために米花町を訪れた「犯沢さん」という人物(本名:犯沢真人)にスポットを当てた作品なのだが、
関連項目
オトモ/探偵ネコシリーズ - 同コラボのオトモ装備。探偵さ。
モンスター/セルレギオス - コラボクエストで戦う羽目になる連続切り裂き魔
武器/工房謹製・オオナグリ - 宣伝動画で使われた犯人の凶器
防具/ニセたまシリーズ - 同じく全身タイツになるコラボ装備。MHXXで共演を果たすが配信終了済