MHFに存在する、「鬼」をモチーフにした防具。
頭防具の角や虎柄の腰布など、防具名の通り一式で装備したその姿は、
文字通り、日本の妖怪である「鬼」を髣髴とさせるデザインとなっている。
目次
概要 
- 剣士・ガンナー共に一式装備するだけで有用なスキルが発動するためか、人気が高い装備となっている。
防具の見た目も非課金装備の中では比較的カッコいい部類なので、
見た目重視で装備を組むハンターにも愛されている。
そのためか、アスールシリーズに続いて同デザインの高性能G級防具、及びリデザイン版が実装された。
- ただし生産・強化は凄腕以降のハンターでないとできないようになっている。
キー素材の鬼憑鉄が手に入る「鬼に金棒」や「凄腕防具!鉄と骨の極意」の受注制限や、
生産強化に必要な素材が入手できるのがHR5以上だからである。
- MHF-Gにて、鬼嗤鉄を使用してHR4の段階から生産が可能となった。
小説版とのコラボレーションであるイベントクエストで入手できる。
ただしこちらは鬼神/童子の名前は持つものの凄腕版とは異なる防具である。
防御力は低いが、胴以下のスキルポイントは変わらないので実用性は十分。
Lv7にした上で鬼憑鉄と轟竜の爪を用いれば本来の凄腕版へと強化することも可能。
直接生産する場合と比べると必要な素材は多いが、変種素材は不要となっている。- なお鬼嗤鉄を獲得できるクエストは、峡谷でのラージャンとティガレックスの同時狩猟である。
一見すると高難度だが若個体なのでクリアはそれほど難しくない。
生産は手軽なのでロビー装備として活用するのもおすすめである。
- なお鬼嗤鉄を獲得できるクエストは、峡谷でのラージャンとティガレックスの同時狩猟である。
性能 
- 生産時点でも胴以下を装備するだけで、剣士は斬れ味レベル+1、
ガンナーは高級耳栓や貫通弾強化が発動する等、スキル面ではやや優秀。
反面防御力やスロットに恵まれず、達人、底力のマイナスポイントがつくため、
第一線で使用するには少々心許ない防具だった。
- しかしフォワード.1にて鬼神(童子)魁シリーズに強化可能となり、
防御力上昇、マイナススキル消滅、一部スキルポイント増加、スロット増と大幅強化を受け、
一気に実用レベルとなる。
さらにフォワード.4アップデートにて他防具のFYシリーズに相当する鬼神(童子)極、
HC防具に相当する鬼神(童子)天に強化が可能となり、更なる強化を受けた。
極への強化にて剣士は回避性能やガード性能、ガンナーは装填や反動のスキルポイントが追加され、
更にスキルを充実させることが出来るようになった。
また、剣士は回復速度スキルが全耐性スキルに置き換わっている。
天への強化にて各スキルポイントが更に上乗せされ、
HC防具と同様一定条件下で体力の自動回復が発動するようになる。
但し強化に新素材の「鬼哭鉄」が必要となる。
入手するにはアナザーターゲットのティガレックス2頭狩猟を達成する必要がある。
- ちなみに、頭防具のみ他部位とスキルが全く違うものがついている。
これはMHFではイベント防具やパッケージ・キット防具に多い特徴で、
頭のみを超絶のピアスを初めとした優秀な防具にする事で、
一式装備時より優れたスキルを付ける事がが可能となっている。
- 古い時代の防具ということもあり、強化難度が非常に高い防具として知られていたが、
2016年3月に実施されたリファインにより大幅緩和されている。
鬼神・童子Gシリーズ 
- 2015年2月末に開催された、「双頭襲撃戦~特別編~」において入手できる
「鬼嘆鉄」を用いて作成できるG級防具。
上記の鬼神・童子シリーズのG級リファイン版と言える防具であり、外見こそ同じだがスキルは全く異なる。
また、通常の鬼神・童子シリーズからの派生は不可能。
- 最大の特徴は全部位に付与されている「絶対防御」スキル。
課金防具と烈種防具ディオレGFシリーズを除けば、
初めて全部位に絶対防御スキルのポイントが存在する防具となった。
ポイントはGXシリーズで6Pなので、4部位あれば絶対防御態勢スキルを発動可能。
- 絶対防御態勢以外のスキルでは、全部位に怒+4、痛撃+5が存在している。
絶対防御自体がレアなスキルということもあり、怒と痛撃という強力なG級スキルと複合しているのは、
シリーズ一式で備えているもので言えば鬼神・童子Gシリーズが2015年3月現在唯一の装備である。
- それ以外のスキルも優秀なものが揃っており、
特に一閃+4と達人+5を有する腰部位が強力と言われていたが、
スキル環境の変化でどの部位も需要がある。
- また、クエスト難易度自体が高いこともあって、
強化にG級のレア素材とHC素材を用いないという点も特筆できる。
これは双頭襲撃戦で先に実装されたアスールGXシリーズと同特性である。
- ちなみにG級防具は装飾品に精錬することができる機能を有するが、
この装備は精錬することはできない。
鬼伝・童伝シリーズ 
- MHF-G10で登場する、鬼神・童子シリーズのリデザイン防具。
男性用は二本角が強調され細部がよりスマートになっており、
女性用はツーサイドアップの髪型が印象的。
防具カテゴリはG級防具で、鬼神・童子G同様、Gシリーズから生産しGXシリーズまで強化可能。
装飾品精錬を行うことはできない。
- 生産素材は「鬼昴鉄」。
「無双襲撃戦~??????編~」にて、恐るべき戦闘力を持つ変幻万化の竜を討伐することで入手することができる。
- スキルは鬼神・童子Gをより昨今の人気構成に準拠させた感じになっており、
全部位に一閃+4、絶対防御+6、怒+5、纏雷+4が付与されている。
また、脚部位には剛撃+4があり、昨今の人気構成「剛撃+5&一閃+3」を構築する際の手助けになるだろう。
痛撃を持つ部位はないため、纏雷を代替とするか、他の防具・装飾品で補うかは要検討。
一式でも割と整ったスキルにはなるが、例によって一式ではスキルポイントが過剰である。
- なお剣士頭には回避性能+10があり、これ単独で回避性能スキルが発動する。
鬼凛・童凛シリーズ 
- MHF-G10.1で登場した、鬼伝・童伝シリーズの色違い。
白を基調としたものとなっており、鬼伝・童伝シリーズとは一見の印象はかなり異なる。
- 生産素材は「鬼眷鉄」。
「無双襲撃戦~龍帝再臨編~」にて、再臨した真の帝征龍を退けることで入手することができる。
ちなみにここにきて初めて、ラージャンとティガレックスの要素が一切ないモンスターが相手となる。
- スキルは全ての部位に剛撃、一閃、怒というG級のメジャーなスキルに加え、
G9で実装されて以後高い人気を誇る「巧撃」を備える攻守共にバランスのとれたものとなっている。
剛撃と一閃のスキルポイントは剛撃+5、一閃+3
また剣士胴にはG10.1の新スキルである「雌伏」が備わる。
例によって一式では無駄が多く、どのように部位を配分するかがポイントとなるだろう。
ちなみに剛撃&一閃という組合せの防具は現在ではかなり豊富になってきたが、
全部位剛撃5Pと一閃3Pの組合せはこの防具が初となる。*1
- ガンナー頭には反動軽減+10があり、これ単独で反動軽減+1が発動する。
- 極み統べる帝征龍のクエストは無双襲撃戦の中ではかなり取り組みやすくなっており、
その関係もあってかなり高い人気を誇る防具シリーズとなっている。
色合いは異なるが、鬼伝・童伝と組み合わせても違和感は少なく、
実際に組み合わせて運用している人も多い。
鬼穿・童穿シリーズ 
- MHF-Z1.1にて登場した、鬼伝・童伝シリーズの色違い。
こちらは青を基調としたカラーリングになっている。
- 生産素材は「鬼涙鉄」。
無双襲撃戦「瞬迅覚醒編」にて、極み駆けるナルガクルガを討伐することで得ることができる。
なお2017年3月12日より当素材を入手できるようになっているが、
この時点では先行配信ということで、超高難度のクエストしか配信されていない。
(低難度版は3月15日より正式配信)
- スキルは剣士・ガンナー共に剛撃スキルを主体とし、
MHF-Z以降のトレンドに概ねマッチしたスキル構成がなされている。
ガンナーの腰部位には、MHF-G5以来G級系防具に付与されなくなった
「精密射撃」のスキルポイントがあるのもユニーク。
- そしてこの防具群最大の特徴は、GXLv7で装飾品に精錬できる事が挙げられる。
これは、無双襲撃戦の防具では初となる特徴である。
MHF-Zからは辿異防具が登場し、それを中心に構成するプレイヤーが増えてきた事を受けての対応と思われる。
装飾品の性能としては、剣士脚部位を除き剛撃+3を標準で備え、
従来あまり見られなかったスキル構成になっており、いずれも強力なものとなっている。
ちなみにガンナー腰部位にあった精密射撃のポイントは精錬でも残り、+4Pと高い値になっている。
余談 
- ガンナー防具の名前になっている「童子」だが、
これは酒呑童子や茨木童子といった鬼の妖怪によく付けられる名前で、
別に童子=鬼の別名という訳ではない。
- 女性用はかなり露出が多く、少しキリン装備と似た外見をしている。
その為人気が高く、ネ実2にはかつて鬼神娘を愛でる専用スレッドが存在したほどである。
特に脚防具にはカルト的な人気があり、ショーツは上述した全シリーズを通じて
「ティガレックス柄」となっている(ベースが白である鬼凛・童凛シリーズも、ここは変わっていない)
もぅ!もぅ!むぅ!
- カプコンオンラインゲームスの新作オンラインゲーム「イクシオンサーガ」
のアニメ版である
「イクシオンサーガDT」のPVに、この防具を纏った人物がシルエットで登場する。
本編では1話アパン等でネトゲプレイヤーの主人公が、フル鬼神でルコディオラに挑む場面がある。
イクシオンサーガDTはMHFともコラボしており、それの広告塔としての抜擢だったのだろう。
(そもそもイクシオンサーガはMHFに携わる小野氏、及び杉浦氏が開発を勤めているため、
別にコラボしても全くおかしくはない)
しかしステップを多用するルコに対し、溜め攻撃主体に戦ってしまったため惨敗してしまう。
前述の【絆】といい、扱いが良いのか悪いのか少し判断しにくい立場である。
- 鬼神シリーズの方はグークの服としても実装されている。
- 鬼神・童子シリーズは、MHFと同じく杉浦一徳氏により運営されているMHXRでも実装された。
こちらでは「ニャン検隊」という、オトモアイルーを宝探しに派遣させる機能にて入手可能。
アルゲン武器と同様にレアな当たり装備な上、派遣開始から帰還まで基本的に24時間かかるため、
集めるのには相当な時間を要するが、強力な装備なので、気長に狙っていこう。
- 鬼神童子ZENKI
のコラボ防具ではない。念のため。
関連項目 
防具/アスールシリーズ - MHFユーザーからの人気が高い、高性能防具向けにリデザインを受けた点が共通する
クエスト/双頭襲撃戦 - 鬼神・童子Gシリーズの入手に関わる<<鬼神降臨編>>の記述あり
クエスト/無双襲撃戦 - 鬼伝・童伝、鬼凛・童凛、鬼穿・童穿シリーズの入手に関わるイベント