MHFに存在する防具の区分。
本項では直接の派生強化(一部除く)品である狩護防具・G級狩護防具・辿異狩護防具についても述べる。
目次
HC防具
- 凄腕へと昇級し、更なる強敵との戦いが待ち受けるハンター達への新たな力として生まれた防具。
元はハンターランクの次段階として設定されていたスキルランクにおいて、
既存防具をスキルランク用の素材を用いることで強化できるようにしたものである。
従って主にハードコアクエストにて機能する特殊な固有効果を持つ。
MHF-G10現在では凄腕に昇級した時点で秘伝書を入手できるため、
凄腕ランクであるHR5の時点からこの防具群、及び強化先の狩護防具を用意できる。
- この分類の防具を1部位でも装備してハードコアクエストに出発すると、
ダメージを受けた時に赤ゲージの回復が終わった後、
更にそこから体力の自動回復が発動する。
(公式の動画解説はこちら)- 装備数が増えると回復速度も上昇する。
5部位なら1秒毎に1回復するが、それより装備部位が少ないと1.5秒毎、2秒毎、4秒毎、8秒毎と伸びていく。 - 発動にはスタミナが一定以上残っている状態を維持する必要がある。
5部位なら50以上あれば回復するが、それより装備部位が少ないと1部位当たり25必要スタミナが増加する。
- 装備数が増えると回復速度も上昇する。
- 赤ゲージ用の自然回復とは別のシステムであり、直接的に回復量が上がるわけではない。
とはいえ赤ゲージが素早く回復してくれればそれだけ自動回復の発動タイミングが早まるため、
回復速度スキルと併用することによる相性自体は良い。 - この回復効果は赤ゲージを除いた体力が50%以上になっていないと発動しないため、
火事場と同時に発動して互いに邪魔をするということはなかったが、MHF-G1の火事場スキルの仕様変更によって
火事場の発動のさせ方によっては自動回復が発動する可能性がある。
- 既存の通常FX防具(あるいは課金系のFZ)から強化派生する形となり、
派生用の特殊素材は一部クエストに設定されている秘伝共闘タイプのアナザーターゲットで入手可能。
これが面倒という場合、フロンティアクエストの通常報酬で手に入れることもできる。
狩人祭のポイント交換で入手することもできる。
- 直接的に火力が上がったりするわけではないのでゲーム全体で見ると地味な存在であるが、
今まで使っていた愛着のある装備を無理なく使いまわせるということを考えると、
防具構成を大改造する必要も無く特殊効果のおまけがついてくる、非常にリーズナブルな装備と言えた。
ただしメインコンテンツの変遷に伴い、強化に大量の素材を必要とする上に、
一部除いて将来性が無い事が問題視された。
2016年3月17日に実施されたプロジェクトR第二弾リファイン(以後、プロジェクトR第二弾と表記)以後は、
強化素材が大幅に緩和されて作る分には問題なくなり、
将来性の無さに関しても上記を含めたHRの抜本的な変革によって気にする必要性が薄くなった
(G級を見据えた防具作成より、
プレイヤーが現在属しているランク帯のクエストを攻略するための装備作成が重要となったため)。
防具自体のポテンシャルはまぁまぁ高めであり、対遷悠種攻略などに有効だろう。
- 従来の防具を強化する他に、武器魂から生産する秘伝防具の体験版のような位置づけのHC防具もある。
性能が低い上に派生強化もできないので実用性は皆無に等しいのだが、
秘伝スキルとともにHC防具の特殊効果を体験するにはちょうどいいかも知れない。
一方、パートナー用の装備としては抜群のコストパフォーマンスを誇る
(HC防具であれば一律で防御120として扱われるため)。
- G以降に追加されたイベント防具は、HC防具またはHS防具を経てG級防具へと強化できる。
ただし種類によってはG級防具として直接生産できる場合がある。
上述したようにHRが通過点に過ぎなくなった現在では、そちらを直接作成するケースも多いだろう。
- なお最近の防具ではHCの段階が飛ばされ、直接後述のHS防具になるものが大半である。
その場合、特殊効果はHS防具と同じで強化素材がHC防具と同じ、となる。
- 強化素材はプロジェクトR第二弾により鎧玉(重鎧玉)になったが、
派生時には「秘伝の導き」というアイテム(アイテム交換やポイント交換で入手可能)が必要となり、
Lv3・Lv5・Lv7では「秘伝の証」というアイテムを各1個使用する。
狩護防具(HS防具)
- HC素材を投入することにより、HC防具が更に強化された姿。
その名の通り、ハンターを「守護」することに重きを置いた、複数の特殊能力を有している。
- かつては秘伝防具や剛種防具系統と並び、対覇種・G級用の装備の一つとして位置づけられていた。
HC・覇種・G級クエストに出発した場合、1部位ごとに防御力が+20され、
さらにHR5以上のHCクエスト(G級含む)だった場合は装備している部位数に応じて
「最終的なダメージに軽減補正が入る」という、簡易版元気のみなもととも呼ぶべき効果を得る。- もちろんながら、HC防具の体力回復効果も引き続き発動する。
なお実装から長い間、HC・天嵐・覇種武器と併用しないと効果が発揮されなかったのだが、
MHF-G7でこの武器制限が完全撤廃されることになった。
- 5部位装備時の軽減率は30%となり、元気のみなもとを使用した場合はみなもとの70%と重複はせず、
みなもとの効果が優先される。
- ちなみにこの軽減効果は、1部位で10%・2部位&3部位では+7%ずつ、
4部位と5部位では+3%ずつ上昇する。
つまり部位数が多くなればなるほど追加される軽減効果は低くなる。
このため、後述する辿異狩護防具ZPシリーズを除いて、ある程度の部位数に、
より防御力の高い通常防具を混成させた方がより高い被ダメージ軽減力を発揮できる。
- もちろんながら、HC防具の体力回復効果も引き続き発動する。
- 元々対覇種用として用意された防具ではあるが、
これはどちらかといえばカジュアル層へ向けた救済的な意味合いが強く、
「生き残る」ことに特化しており火力面では少々心もとない。
ただ、2017年4月現在の「G級昇級のため避けられない覇種クエスト」に関しては、
覇種側の耐久力・攻撃力が大幅に低下する調整が行われたため、狩護防具でも問題なくクリアできるだろう。- かつてはほぼ全ての覇種が「みなもとでも即死するような一撃必殺主義」だったため、
狩護防具でも即死してしまい、「覇種相手には力不足である」ことが大々的に喧伝されていた。
現在でも、ギルド指定クエストに絡まない(=当時の強さのままである)覇種モンスターの討伐クエストでは、
力不足感が否めないものにはなっている。
- かつてはほぼ全ての覇種が「みなもとでも即死するような一撃必殺主義」だったため、
- 課金系、及び上述したHCの段階を飛ばしている狩護防具以外の(つまり古い)狩護防具は、
派生にHC素材が1個必要となる。
プロジェクトR第二弾実施以前は強化にもHC素材が必要だった(1部位計7個)。
段階数や鎧玉の種類などが違うため一概には言えないが、概ね天嵐防具と同じぐらいの強化難度となっている。
HCの段階を飛ばしている狩護防具は、要求素材がHC防具同様の「秘伝の証」でHC素材は必要ない。
段階を一つ飛ばしていることもあって、こちらはよりお手軽だといってよいだろう。
- 上述したように狩護防具は「対覇種」前提でありながら当時の覇種に対応するのが難しいと喧伝されたため、
防具種としての狩護防具は中々その長所を見出すことが難しかった。
G級の初期ランク*1においては、
モンスターの体力と攻撃力自体は覇種に比べてそこまで逸脱しているとは言えず、
初期ランクのG級モンスターに対しては、狩護防具もそれなりに機能するものとなっていたが、
MHF-G9.1頃までは非G級の防具については「G級最前線でも使える将来性を持つ強化段階があるか」
が極めて重要な要素として認識されており、
その点で強化先のない狩護防具に使い道があるとは言いがたかった。- そういった事情もあり、MHF-G2ぐらいまではHS防具の強化はむしろやり込みの象徴ですらあった。
- MHF-G10以降は、G級ではまずは防具の一新を行い、
G級を十分攻略した上で、必要なら非G級の防具を進化させていくという考えが基本になり、
非G級装備はG級での将来性ではなく、G級までの道程において有効かどうかで判断されるようになった。
狩護防具はHR5の時点で作成可能になったことや、2017年2月アップデートより、
緊急クエスト・ギルド指定クエストの覇種の攻撃力が大きく低下し、
狩護防具のダメージ減算能力が強く機能するようになったため、
「G級昇級までの装備」及び、最初のG級防具を手に入れるまでの装備としては、
狩護防具も十分有用な選択肢になったとは言えるだろう。
ただし天嵐・遷悠防具の入手も容易になっているため、使うなら上手く組み合わせて用いた方が効果的である。
- なお、いわゆる「特典防具」以外の狩護防具には上記の通りG級防具への派生を持つものが存在するが、
以下の「G級狩護防具」になるものは存在しない。
それらについてはG級防具への強化派生を行った時点で、狩護防具の効果は失われる。
G級狩護防具(GS・GP防具)
- 狩護防具をG級強化させたもので、基本的に「特典防具」限定の派生段階。
特典防具とはいわゆるアイテム課金防具やHLリワードなどのプレイ特典、
雑誌・コラボレーションなどで入手できる防具である。
全ての特典防具が派生できる訳では無いので注意。
- 狩護防具の効果はそのまま、更にG級防具としての特性を獲得しているのが特徴。
純正のG級防具同様、複数部位装備で攻撃力がUPし、スキル最大発動枠が増加する。
これはG級防具の効果とは重複しない(できない)が、G級狩護防具もG級防具として扱われるため
G級防具・G級狩護防具を混在させても(例:G級防具2部位・G級狩護1部位)各種特殊効果が発動する。
ただし全シリーズ共通で、装飾品の精錬機能は有していない。- なお、この特性はG1当初乗っていたことが不具合として修正され削除されていたが、
後述のG3において(ナンバリングの付かなかった11月のアップデートにて)復活させたという経緯が存在する。
- なお、この特性はG1当初乗っていたことが不具合として修正され削除されていたが、
- 派生段階はG級防具の○○Gシリーズに相当するGSと、GFシリーズに相当するGPの2段階。
ただしごく一部のGS防具(現在はいずれも入手不可)はGP派生を持たないものもある。
GSはGR1防具・つまり★1のGF防具クラスの防御性能しか持たない。
厳密にはダメージ軽減能力で★3ぐらいまでは実用に耐えうるが、それ以降は一式では辛くなる。
GPはGR5防具となり、補正なし状態では★4GF防具並みの防御力を持つ。
防御力上昇補正とGR適性防具レベル7を得た状態で、ダメージ軽減能力が機能する環境下*2においては、
初期のGX防具に匹敵する耐久性はある。
- 強化に関してはアイテム販売防具ということもあり、GSの段階はショートカットすることが可能。*3
素材要求としては★5モンスターの素材なども使うが、現在ではデイリークエストで簡単に集められる。
なおGP段階は後述のZP派生を持たないものはショートカットができない。
- スキルはG級防具や天廊防具同様、GS時点でG級スキルが発現し、
GP段階で各種GXシリーズに近いスキルが発現するものが多い。
多い、と書いたのは導入時期によってピンキリであるため。
後述の事情もあり、G3初期実装のGP防具に至ってはG級スキルが全く存在しないものすらある。
現在販売されている装備については、G3期以前のものも存在しており、
辿異狩護防具でスキルバランスが再調整されているものも多いので注意が必要である。
- MHF-Z現在の位置付けとしては、数あるG級系列防具の一つ、というものになっている。
防御性能についてはパーツ単位では高い恩恵をもたらすものの、
フルGPでの運用は最近(MHF-G7以降)のG級系列防具GXシリーズに比べて心もとない部分がある。
かつては全部位GPでの使用が(いわゆる課金装備ということで)否定的に見られていた時代もあったが、
現在はスキル構成次第であり、特に問題視もされていない。
ただ、様々な防具シリーズを組み合わせた方が強力になるケースも多いので、上手く構築していきたい。
- 余談だが、課金防具扱いである一部の遷悠防具については、最終強化はGXシリーズになり、
狩護防具効果は元から得られない。
また、「大討伐くじ」で入手できるデストラシリーズは生産時点からGSシリーズであるが、
こちらは本防具が有するあるスキルの存在から、強化素材や強化体系が他のG級狩護防具とは全く異なる。
変遷
- MHF-G1にて他のG級派生を得た防具に先駆けて登場したG級狩護防具であったが、
当初は狩護防具の効果がG級でも適用される という効果だけだった。
そのため非常に選択肢に上り辛い状態にあった。
- MHF-G2からMHF-GGにかけて行われたG級改新の過程でもG級狩護防具の上方修正は後回しにされていたが、
これは運営チームによると、「以前から上方修正の要望は多く上がっていたが、
非課金で出来るコンテンツ(G級防具など)を作りやすい環境を最優先した」
結果であることが明らかになっている。
MHF-G3にてGX防具の難易度が大きく緩和され、更に烈種防具が登場したことで上記環境が整ったと判断され、
GS・GP防具に「アイテム販売版のG級防具」という位置づけが与えられた。
- G3後半からはG級スキルが豊富なGP防具も登場するようになったが、
MHF-G3終盤まではG級防具側のスキル水準や防具スロットなどが不安定であったため、
中には、「GP防具(つまり課金防具)があれば他の防具は一切必要ない」という極論も各所で見られた。
その後、優秀なG級防具が続々登場し、MHF-G5でG級防具のスキル水準や防具スロットが確立したことで、
上記のような極論はあまり見られなくなったが、
それでもG級狩護防具があれば他の防具種は…という声は出ていた。
- MHF-G7にて、一般的なG級狩護防具のスキル水準をやや上回り、
ガンナーに特に強い恩恵を齎す始種防具が登場。
またGX防具並みの防御力に狩護防具のダメージ軽減能力を乗せることもできる天廊防具が実装された。
G8では一般的な課金防具のスキル水準を上回る(G級)遷悠防具が登場し、
この頃からG級狩護防具のスキル値が非課金防具の後追いになる傾向が強まったことや、
かなりクセの強いスキルが搭載される傾向が強まったことで、上記のような声は聞かれなくなった。
- なお、非課金の狩護防具に関してはイベント装備を除くとラヴィシリーズ、
ラヴィ・狂シリーズのみG級防具へと派生可能である。
直接生産も出来るのだが、防具特性上派生させた方が圧倒的にメリットが強い。
ただし派生させるメリットはG級でも一握りのハンターが追求するスキルの存在にあるため、
それを目当てにHR帯から作っておく理由はほぼ無いと言える。
辿異狩護防具
- MHF-Zアップデートで追加された、一部のG級狩護防具の強化先で段階名は「ZP」。
レア度はZXと同様の12で、GR表記から従来のレア度に回帰する。
現在実装されているものは、辿異種ヒプノックのコモン素材(辿異種★1クエストで入手可能)が強化に必要。
従って派生できるのはGR200以降となる。
- 基本的なシステムはG級狩護防具と同じだが、辿異狩護防具はそれに加え、
部位ごとに何らかの「辿異スキル」を持つ。
辿異スキルについて詳しくは上記リンクを参照のこと。
- G級防具と狩護防具の特性が合わさったG級狩護防具と同様、
辿異狩護防具についても、狩護防具とノーマルの辿異防具の特性が合わさったものとなっている。
ノーマルの辿異防具と同様、レア度防具となるため防具GRは1として扱われる事によって、
GR適正防御力補正を最大まで得られるのも、1つの特徴となっている。
素の防御力は剣士一式で1900台後半と、初期のGX防具レベルに留まっているものの、
この補正と、狩護防具1部位毎に有効である特殊効果の1つ「防御力+20」を含めた実際の防御力は、
GR200のZPシリーズ一式と、GR300のZシリーズ一式が大体同じという程である。
このG級防具適正レベルが最大になるGR400では、実防御力はZYLV7、及びZXLV4と同等の防御力となるが、
防御力が従来以上に高まり、防御力上昇による被ダメージ軽減の影響が小さくなっている中、
狩護防具のもう1つの特殊効果である、
「部位数に応じた被ダメージ追加軽減」の効果が非常に大きく作用する*4ようになり、
この結果、辿異防具ZXLV7一式を超える防御性能を獲得するまでに至っている。
その為、MHF-Z開幕の謳い文句を借りて言うなれば、
辿異狩護防具は「防御性能が極まった防具」と言う事が出来る。
- スキル性能に関してはZF、ZYシリーズと同等の水準になるものが多く、
この点は基本的にZXシリーズに劣る部分となっている。
一応「剛撃5&一閃4」のようにZXを超えてくる水準のパーツもないわけではなく、
また中には1パーツで特定のスキルが確定発動するほどのSPを持つものもある……が、
逆に言えばそれらが不要な場合使いづらいということでもある
(ZXシリーズでも類似特性を持つ防具が出現しつつある)。
しかしZXには存在しないSPの組み合わせの防具も多々存在するので
多少SPの値が少なかろうとZXのみの装備より強力なスキルを実現できるケースも少なくない。
また、一応という程度であるが、
属性耐性全てがプラスの数値であるものの、その数値が一部除き1しか無いのも、
属性やられ【特大】対策を行いたい場合に於いて、大幅なテコ入れが必要になる欠点でもある。
尤も小さいとは言え正の値ではあるので、
猟団料理や秘伝書の耐性+効果を活用すれば耐性55のラインまで持っていけないということはほぼない。
- また、先述の通り元気のみなもと効果が発動した場合、
「部位数に応じた被ダメージ追加軽減」の軽減値が元気のみなもと効果側の数値で上書きされるため、
元気のみなもと効果を使用する場合、
より防御力の高いZXシリーズの方がより高い被ダメージ軽減を実現できる点にも気をつけたい。
尤も、ZP&みなもとで即死するような攻撃はガスラバズラ☆4の連続叩きつけのような
ZX&みなもとでもほぼ即死するといっていい威力の攻撃、
もしくは高速スリップダメージやフルフルの丸呑みのように即死判定の押し付けをするような
一部の特殊な技に限られるため、これもさほど気にする要素とは考えにくい。
- 以上の通り性能面において辿異狩護防具の水準はトータルでZXと同格クラスといえるが、
性能以前の根本的な欠点も存在する。
というのも上述G級狩護防具の欄で述べている通り、
追加課金で入手できる防具であるGS、GPシリーズからの経由でZPに至るため、
極一部を除いて入手に必ず追加課金が絡むという事である。
通常の辿異防具でも防御性能は十二分にあり、スキル値でZXシリーズに劣ることもあるため
リアルマネーを払ってでも更に高い防御性能を手に入れたいか、よく考えたほうが良いだろう。
- なお、辿異狩護防具はZシリーズと同様、派生後の強化はできない。
ZFへと強化できる普通の辿異防具と違い、こちらはZP Lv1で打ち止めである。
上述した性能はZP Lv1で発現しているので、単純に強化不要になったと考えておけばよい。
- デストラシリーズとアービターシリーズは例外的にZPLv7まで強化が可能になっている。
ただしLv7まで強化することが前提の性能となっており、
LV7まで強化してようやく他のZPLv1の防御力と同じになりスロットも最大まで開かない。
更に強化にラヴィシリーズ1部位の精錬と同等の素材が必要になってくるため、
他のZP防具と比べ物にならないほどの労力がかかる防具となっている。
余談
- HC防具と狩護防具のそれぞれの読みは「えいちしーぼうぐ」「しゅごぼうぐ」である。
HCはハードコア(クエスト)の略だが、武器同様「はーどこあ」とは呼ばない。
狩護防具は先述の通り「守護」の読み替えと思われる。
- HC防具と狩護防具は、かつて掲載されていた公式サイトの「G級への道程」によると、
「G級昇級への道のりにおける汎用性重視ルート」に位置する防具となっている。
これは高い防御性能と、従来の防具をグレードアップするという手軽さから来ているものと思われる。
なおG級狩護防具もその点で言えば、「汎用性重視」の防具といえるだろう。
- 元々HC防具という名称は秘伝防具の簡易版に対して与えられていた名称であった。
各武器の技スキルポイントが入っているため秘伝スキルを体験できるという物であるが、
そのポイントは少ないため一式装備でやっと最低ランクの物が発動するというレベルである。
また対になる武器種のマイナススキルも同時に発動し、その武器種の武器を装備していると
攻撃力が落ちてしまう。
関連項目
武器/HC武器 - HC防具と対になっている武器群(実装はHC武器の方が先)
防具/G級防具 - G級防具の特殊効果について解説
防具/秘伝防具 - お試し版秘伝防具はHC防具として扱われる
システム/秘伝書 - 一応、秘伝書入手後より入手可能となる
システム/辿異スキル - 辿異狩護防具に備わる
アイテム/HC素材 - 一部シリーズの派生に必要(かつては強化にも必要だった)