モンハン用語/5スロスキル

Last-modified: 2024-04-15 (月) 21:20:53

スロット5つ分の装飾品で発動できるスキルの総称。
MHXX以前のメインシリーズでよくハンターたちの間で使われていたモンハン用語の1つ。

目次

概要

  • MHXX以前の多くの作品において、最も効率の良い装飾品は「1スロットでスキルポイント+2」である。
    つまりスキルポイントが0の状態から5スロットで発動できるスキルということでこの通称が付いた。
    • 狭義で言えば、気絶耐性などの
      「1スロ2Pの装飾品があり、それ5つで何らかの効果が発動するが、
      要求されるさらに上のレベルを発動させるには足りない」というものは含まない。
      ブレ抑制など、上はあるが10ポイントで必要分に達するスキルの場合は5スロスキルと言ってしまう場合が多い。
  • スロットの負担が最も少ないだけに、採取用や戦闘に強く関わらないものが多く、
    基本的には「あれば便利」程度の性能しか無い。
    しかし、全ての剣士にとって極めて有用な砥石使用高速化、
    (武器内蔵弾対応シリーズにて)ボウガンの火力を革命的に向上させる変則射撃、
    特定の武器種にとっては必須スキルである砲術や笛吹き名人など、5スロで発動とは到底思えないものもある。
    また、状況次第で大いに戦闘へ貢献するスキルも存在する。
    • MHP3の◯耐性(属性やられ無効化)
    • 対G級ギギネブラ向けに燃鱗
    • 対G級ディアブロス亜種向けに耐震
    • 捕獲クエストに捕獲の見極め
    • 秘薬や強走薬の代替品を大量に持ち込めるキノコ大好き
  • 5スロスキルを発動させる装飾品には、基本的にマイナスのSPが付いてこないところも地味ながら嬉しい。
    そのため他のスキルとの両立にもあまり困らず、気軽に組み込むことができる。
  • そのお手軽さから、お守りではなく装飾品での付与が望ましいとされる。
    お守りは真打覚醒のように、装飾品が無い、若しくは装飾品での発動が非効率な
    スキルのポイントが付与されているものを優先させたい為である。
    • ただ、5スロスキルを保持するお守りは、最大値が10、つまり単独で発動させられる場合も多い。
      例えば、耐暑・耐寒をお守り単独で発動させられるなら、
      マップに応じてそれを付け替えるだけで済むように装備を組めば、
      いちいち装飾品を全とっかえしたりする手間や、装備のセットを別個で登録したりする必要もなくなるので、
      結局はケースバイケースであると言えるだろう。
      ちなみに、スキルの性質上、そういったものは城塞の護石(の第2スキル)に多い。
      単独スロなしでも良いなら、闘士の護石からでも単独発動するものもある。
      この利便性が、「英雄の護石が城塞にすら負ける」と言われるゆえんである。
      • ちなみにMH3では、女王の護石によく5スロスキルが付いてきていた。
        これだけ聞くとMH3時代を知らない炭鉱夫は「流石は緑一色」と微妙に思うかもしれないが、
        当作の女王の護石は付属するスキルポイントが高めで単品でスキルが付くことも多かった。
        MH3はスキルを積むのがかなり厳しいバランスだったため、
        5スロスキルであってもお守りの力を借りたくなる場面が多々あったのである。
        加えて女王の護石にはスロットも最低1つ、たまに2つ付くこともあり、
        当時は決して残念な護石扱いは受けていなかった。
        なのになぜMHP3以降ではあんな改悪されてしまったのか……。

5スロスキル一覧

番外編:◯スロスキル

  • 5スロスキルほど浸透した呼ばれ方ではないが、一部ではスキルの重さを説明する際に
    5スロスキルと同様に「装飾品だけでスキルを発動するのに必要なスロット数」を用いた言い方をされることがある。
    • 5スロスキルに次いで使われるのは「1スロット+1、2スロット+3」の7スロスキルと、
      「1スロット+1、3スロット+4」の8スロスキル
      5スロスキルと併せたこの3種類にほぼ全てのスキルが該当するようになっている。
      作品にもよるが、一般的に「やや重い」と認識されるのは大体8スロスキル辺りからであり、
      それ以上の負担を強いられるスキルはかなり重いという印象を持たれている。
  • これらのパターンに当てはまらないスキルもあるにはあるのだが、
    如何せん数が少ない為か上記3つ以外の◯スロスキルと言う呼び方は浸透していない。

余談

  • MHXXのネセト一式ではスキル加点+2の影響で4スロスキルと化す。
    さらに護石系統倍化もあるため護石に装飾品を埋める仮定なら2スロスキルになる。
    • ネセト装備は12のスロットを持つため武器を2、護石を3スロットと仮定すれば17スロットとなる。
      この時、護石系統倍化で2スロで発動できるスキルが1つ、あまりの1スロと武器防具の2スロの3スロでもう1つ。
      残った12スロットで4スロ負担になった5スロスキルが3つ発動できる。
      よってネセトシリーズを最大限活用すれば5スロスキルが5つもつけられる。
      護石のスキルも考えれば、実質的なスキル数は最大7つにまで増加。
      上記二つのスキルも含めれば、スキル発動数は9つという規模に拡大する。
      • おまけの部類の話だが、○○の心系スキルを使用すれば実質的なスキル数をさらに増やせる。
        全ての5スロスキルを心系にすれば、表示数自体は変わらないが内包スキルが1つずつ増え効果の数は12となる。
        実用性自体はほぼ皆無であるが。
  • MHWorld以降は、スキルや装飾品、スロットの仕様変更に伴い、5スロスキルという概念はなくなった。
    砥石使用高速化や体力増強、属性耐性や状態異常耐性といった汎用性が高いスキルは
    スロットレベルが1かつLv3で効果が最大まで発動するので、
    今回からは1レベ3スロスキルと言えるかもしれない。*1
    不屈死中に活、満足感、笛吹き名人などに至っては
    レベル1の1スロットで最大効果が発動するお手軽さとなっている。
    • MHW:Iからはレベル4スロット1つで一気に最大レベルまで発動するようになったスキルも散見される。
    • MHRiseでは攻撃や達人などの装飾品がLv2サイズに格上げになったので、
      余ったLv1スロットにはめる有用なスキルとして相対的に価値が向上している。
      WorldでLv1だった早食いや不屈、キノコ大好きなどもサイズ格上げの目にあってしまったが、
      サイズの変わらない砥石使用高速化や満足感、ひるみ軽減や状態異常耐性などが有用なスキルとされている。
      ちなみにサンブレイクではアイスボーンの時と同様の処置が施されたスキルが見られる。
  • MHFにおいては、そもそも5スロスキルという概念自体が存在しない
    これは装飾品の諸々の事情がサービス開始当初からメインシリーズと全く異なるためである。
    詳細はこちらを参照されたし。

関連項目

システム/装飾品


*1 ただしスロットレベルを無視すれば、MHWのLv3上限のスキルには集中や弱点特効など、従来の5スロスキルのような「あれば便利」程度で済まないスキルも含まれている。