システム/モンスターライド の変更点

[[モンスターハンターワールド:アイスボーン>シリーズ/モンスターハンターワールド:アイスボーン]]から登場した新要素。
これまで多くのハンターが夢想・期待しつつもまず実現しないだろうと思われていた、
''モンスターに騎乗し、移動に利用する''システムである。

*概要 [#lf446fbb]
-MHWorldでは、[[オトモアイルー>オトモ/オトモアイルー]]が小型モンスターの言葉を覚え、
手懐けて仲間に加える[[オトモダチモンスター>オトモ/オトモダチ]]が実装されていた。
その延長として、MHW:Iへの大型アップデートにおいて追加された''仲間に加えたモンスターにハンターが騎乗する''
という機能が、''モンスターライド''である。
つまり、騎乗できるモンスターは、オトモダチシステムの対象となる小型モンスター達。
流石にワイバーン種に代表される大型モンスターに飛び乗り大空を翔ける…という
ハンター諸兄の夢とロマンまでは叶わなかったが、
移動の便を向上し、うまく扱えば戦闘以外の面で狩りの流れを大きく変える新要素である。
-モンスターに騎乗する方法は、オトモアイルーがオトモダチから教わった技術、という形でハンターに伝えられる。
このため、各フィールドでライドを解禁するには原住民の[[山猫族>モンスター/テトルー]]や[[獣纏族>モンスター/ボワボワ]]らと友好関係を結び、
そのフィールドに生息する小型牙竜種や草食種を手懐ける言葉を教わっていなければならない。
晴れてモンスターライドの技術を伝授されるとアイテム欄に「ライドコールの指笛」が追加され、ショートカットにも登録可能。
*操作・挙動 [#d89c3ee7]
-オトモダチモンスターが進入可能な場所で「ライドコールの指笛」を使うと
ハンターが指笛を吹き鳴らし、各フィールドに対応した小型モンスターが颯爽と駆けつける。
この状態で近づいて○ボタンを押す事でライド開始となる。
地形や状況にもよるが、基本的にモンスターはハンターの後方からやや前方へ回り込むように現れるので、
歩きながら指笛を吹いてもスムーズに飛び乗れる。
--ミニマップの枠が赤くなった戦闘状態では''呼び出せない''。
呼び出した後に戦闘状態に突入した場合も、オトモから
「今は危険な状態」と警告され、乗ることができなくなる。
--そのクエストで最初に跨がった時のみ、ライドモンスターは唸り声をあげたり棹立ちになるモーションを取る。
これらのモーションはL3でキャンセル可能。また、指笛で呼んでから一定時間騎乗しなかったり
一定距離離れたりすると何処かに去っていく。
-降りる場合は×ボタン。
また、△ボタンを押す事でモンスターの背中から跳躍し、そのままジャンプ攻撃に繋ぐ事ができる。
モンスターからの跳躍は普通のジャンプと同じ扱いなので、ジャンプからの溜め攻撃も可能なほか、
ジャンプR2攻撃のある武器なら、飛び上がった直後にR2を入力すればそちらの攻撃も出せる。
[[戦闘システムの方の「乗り」>システム/乗り状態]]の値が溜まっていれば
''ライドモンスターから狩猟ターゲットへ瞬時に乗り換え''なんて事も可能。
-野生動物であるモンスターを完璧に意のままにする事はできないので、
''騎乗中の移動操作はできず、オートで目標に向かう''。
移動先となる目標物は、マップ画面からR3スティックの押し込みで指定と解除が可能。
モンスターが進入可能な場所であれば、マップに個別表示される物体を何でも目標に指定できる。
''基本的な挙動は導蟲のガイドとほぼ同じ''なので、
導蟲を追う際の移動操作がオート化されるものと覚えておけば良い。
--狩猟クエストではターゲットとなる大型モンスターがデフォルトの目標に設定されているため、
モンスターが発見済みでマップ上に表示されていれば、ライドと同時に追跡を始める。
モンスターを見つけていない場合は手近な痕跡へと向かい、
位置を特定できる量が集まるまで次々に痕跡を追う。
モンスターと痕跡の位置によっては、近くにいる未発見モンスターより遠くの痕跡に向かってしまう場合もあるので注意。
モンスター発見後もライドで別のものを追跡したい場合は、マップ画面から行き先指定を解除・変更すれば良い。
大型モンスターのみ、地図上から以外にも、マップ左下のモンスター名表示をR3押し込みで行き先に指定できる。
---導きの地ではターゲットカメラでモンスターを指定しても直接追跡してくれない。
生体マップからモンスターアイコンや左下のモンスターのインジケーターをR3で指定しよう。
---目標がライド状態で進入できない場所へ移動した場合、
オトモから「見失った」「そこへは行けない」とメッセージが出て、ライドモンスターは周囲を見回すだけになる。
--大型を目標から外した場合や採取クエストなどでは、自動で手近な痕跡や採集ポイントに近づき、
採取されるとまた次のポイントへ移動を繰り返す。
--当然だが、オート移動だけではモンスターは楔虫による移動を使用することができないため、
陸珊瑚の台地の頂上など、楔虫を使ったショートカットが有効な場所では却って遠回りになることもある。
-騎乗状態のモンスターは''ハンターのダッシュをやや上回る速度で走り続ける事が可能''なほか、
ツタ登りが必要な高い段差もジャンプで一跳びにしたり、爪を立てて素早くよじ登っていく。
ハンターのようなスタミナゲージ管理も不要なので、長距離移動や多くの段差を越える場所などでは
徒歩とは比べ物にならない機動力を得られ、キャンプから遠いエリアに向かいたい時などに重宝するだろう。
L3で「歩き」の指示、照準ボタンでスリンガー待機する事もでき、
この状態だとモンスターは非常にゆっくりと進みながら付近の採取ポイントや痕跡に立ち寄るようになる。
-小型モンスターなら発見・敵対されても置き去りにして駆け抜けられるが
真正面から接触した場合は飛び退いて急激に速度を落とし、
大型モンスターに接近した場合も、オトモから「オトモダチが警戒している」とメッセージが出て減速する。
広いエリアならゆっくり素通りすることもできるが、
狭い通路で大型モンスターと鉢合わせになったり、アプトノスの群れなどにぶつかった場合、
ライドモンスターは飛びのいては低速移動するモーションを繰り返してしまうので、
降りて徒歩で迂回するほうが早い事もある。
&color(Silver){ランゴスタ相手には怯まないでほしい};
--そのまま戦闘になった場合、吹っ飛びレベルの攻撃を食らうと振り落とされるが、
軽い攻撃に対しては何度か攻撃されてもしがみついて騎乗し続ける。
かと言って、そうなるとほぼ確実に警戒状態で減速するので、乗り続ける意味は殆ど無い。
固執せず降りて逃走するかジャンプ攻撃に移ろう。
-''騎乗状態でも多くのアイテムはそのまま使用でき、採取やスリンガーの発射も行える''。
モンスターを追いかける移動中に武器を研ぐなどが可能でありとても便利。
--モンスター追跡中の移動ルートは導蟲の飛行経路に近いラインを自動でなぞるだけなので、
アイテムや採取ポイントを惜しい距離で素通りしてしまうことも多いが
騎乗採取は全て手を伸ばして掴むアクションだけなので、骨塚や大型痕跡など、
ハンターがしゃがみ込んで手探りするタイプのものも一瞬で回収できるのが便利。
-騎乗モンスターには疲労のステータスが設定されていて、オトモ装備メニューから閲覧可能。
同じフィールドでライドコールを使い続けると「休憩中」となり、指笛に応答できない状態になる。
これはライドコールを使わず、あるいはそのモンスターが呼び出されない別フィールドでクエストを行うと回復していく。
-[[ケルビ>モンスター/ケルビ]]、アプトノス、ポポといった比較的おとなしい野生モンスターにも
接近し○ボタンで乗ることが可能になった。
もちろん行き先指定して移動させることはできないし、振り落とされることもあるが、
たまにアイテムを掘り出してくれるほか、飛び降りからジャンプ攻撃に繋ぐことができる。
--ちなみに主にモスに乗っていると匍匐前進で進む事になる通路へ行く事があるが、
その場合どうするのかと言うと''ハンターが限界まで身を伏せ、一気に通り抜ける''。
&color(Silver){%%匍匐前進する必要はなかったのでは…%%};
-無視できない挙動して、クエスト開始後最初にライドした際、
''ライドしたオトモダチをハンターが撫でる''、''目的地を確認するためかオトモダチが立ち止まって周囲を見渡す''、という''二種類の硬直が立て続けに''発生する。
直ぐに移動したいがためにライドを利用するにも関わらず、連続で硬直が発生するのはテンポを阻害するイライラ要素であるとして批判の声が多い。
これを嫌うが故にライドを使わなくなるプレイヤーも続出している。
*狩り場での運用 [#maf88cad]
-基本的には狩猟ターゲットの大型モンスターと接触する前にライドして現場に急行するか、
戦闘状態を解除してエリア移動したモンスターの追跡に使う事になる。
-騎乗中にアイテムを使うことが可能なのが特に便利。
歩きながらショートカット指笛で流れるようにライドを開始し、
騎乗モンスターの背に揺られながら武器の手入れと体力やスタミナの回復を済ませ、
大型モンスターに接近したら突撃しながら装衣を纏い、
跳び降りジャンプ斬りで先制攻撃を仕掛ける…といった動きを実に滑らかに行う事ができる。
--ちなみに騎乗中の研ぎ回数は地上と変わらないが、''研ぎ終わると即納刀する''。
&color(Silver){普段は戦闘中ですらじっくり研ぎ上がりを確かめているのに。};
-オートで移動、○ボタンで採取という性質上、発見→戦闘状態にならない温厚な大型モンスターの周りであれば、
わざと大型モンスターを目標指定から外して痕跡と採集ポイントを巡る状態にし、
''○ボタン連打で痕跡を拾い続ける''事ができる。
中でもキリンは歴戦個体なら危険度3、そして他の大型モンスターが殆ど出現しないため、この○連打痕跡集めがやりやすい。
-マルチプレイでは他のハンターを行き先に指定する事もできるので、[[探索>システム/探索]]・[[導きの地>フィールド/導きの地]]でホストと連れ立って行動し続ける際に役立つだろう。
--行き先指定時にはオトモがメッセージを出すが、これは他のプレイヤーにも見えているので、
救難信号で合流した場合など「今そちらに向かっている」という意思表示にもなる。
&color(Silver){呼び出せないのに指笛を使用した場合も「呼べなかった」メッセージが出てしまうので微妙に気まずいが。};
*余談 [#k67c49c8]
-古今東西の神話伝承や創作物で「竜や魔獣に騎乗する」という話は決して珍しいものではないが、
モンスターに騎乗できる世界観ならば、戦いの主題が「モンスターの力を操る人間」となるのは必定であり、
「人間の狩人VS野生のモンスター」を強く推し出していたモンハンでは、
「モンスターを御する」という概念が表立って触れられる事は無かった。
-それでも荷役や人員輸送に[[アプトノス>モンスター/アプトノス]]や[[ポポ>モンスター/ポポ]]が利用されている様子は最初期の作品から描かれていたし、
ゲーム中には[[竜騎槍>武器/竜騎槍ゲイボルグ]]の名を冠する武器と、
その関連情報で「竜に騎乗する失われた技術があるらしい」というフレーバーテキストは存在していた。
そうした情報を元にした冗談や空想のレベルで
「あのモンスターに乗れたらさぞ面白いだろう&そして世界観的には無理だろう」
という話題は、無印時代からある鉄板のネタでもあった。
--時が経ち、[[MH4>シリーズ/モンスターハンター4]]で攻防アクションとしてモンスターに飛び付く[[乗り状態>システム/乗り状態]]が実装された際も、
「ついにモンスターに乗れた」と冗談混じりに歓喜するプレイヤーの姿が見られた。
-世界観が大きく異なる外伝ではあるが、[[MHST>シリーズ/モンスターハンターストーリーズ]]では
ついに「モンスターに騎乗する人々」が主人公となり、「ライドオン!」のキャッチコピーと共に
モンスター騎乗がメイン要素としてクローズアップされた。
しかし、こちらはボス級の大型モンスターが''乗るのに丁度良いサイズに小型化''していたり
''時には古龍にさえ跨ってしまう''など、およそ本編にダイレクトに持ち込む事は不可能なものであった。
それでも発表時系列で言えばMHW以前の作品であり、モンスターライドの実装に大きな影響を与えたと考えるプレイヤーは少なくない。
*関連項目 [#v9271c28]
[[世界観/鉄騎]]・[[世界観/竜操術]] - 竜騎槍ゲイボルグ関連で、シリーズ初期から「竜に騎乗する術」の存在を匂わせていた情報群。
[[シリーズ/モンスターハンターストーリーズ]] - 「モンスターに騎乗する」という要素をメインとした外伝作品。
[[世界観/ウマ]] - ''詳細な実態は不明''なのだが、モンハン世界にも乗馬文化は存在する。
[[アイテム/地図]]