フィールド/大型探査船 の変更点

MHF-Gにおいて起こった技術革新の産物である、規格外の大きさを誇る飛行船。
同名のフィールドでもあり、大型探査船の甲板上が狩猟の舞台となる。
[[天翔龍シャンティエン>モンスター/シャンティエン]]、及び[[金塵龍ガルバダオラ>モンスター/ガルバダオラ]]の狩猟地となる。
#shadowheader(1,目次)
#contents

*概要 [#h267b7c4]
-MHF-Gのストーリーに深く関わっている。
--[[パローネ=キャラバン>世界観/パローネ=キャラバン]]の持つ高度な飛行船建造技術と、
彼らが根を下ろした[[メゼポルタ>世界観/メゼポルタ]]の[[ギルド>世界観/ハンターズギルド]]が行ってきた[[古龍観測>世界観/古龍観測隊]]でのノウハウ。
これら二つが融合し、大きな技術革新が起きたことで生まれたのが「大型飛行船」である。
--従来の気球(古龍観測号)や飛行船では不可能であった超高空飛行や長距離飛行が実現し、
新たな狩猟地や未知のモンスターの発見が相次ぐこととなった。
しかし、裏を返せばキャラバンの民やギルドにとっても未知の領域であるため、
モンスターの縄張りに侵入してしまう事態にも繋がっているようだ。
事実、大型探査船は幾度もシャンティエンの襲撃を受けている。
--この様な不測の事態に対応するため、大型探査船の甲板には多数の迎撃装置が搭載されており、
その威容も相まって物々しい印象を受ける。
-
硬式飛行船であり、浮力を得るために複数の気嚢を使用している。
露天甲板が気嚢上にある特徴的な構造で、ハンターたちはここで戦うことになる。
--大型探査船下部に吊り下がった小さな船室はベースキャンプになっており、
甲板とは梯子で繋がっている様子がPVなどで確認できる。
現大陸の地図が貼り付けてある貴重な場所でもある。
また、大型探査船の状況に合わせて窓から見える景色が移り変わっていく。

-PVなどでその姿を確認でき、さらに天翔龍シャンティエンが姿を見せていた。
天翔龍は新天地を求め旅する大型探査船を幾度となく襲っており、
これに困窮したギルドがプレイヤーに対し、G級解禁と引き換えに彼の龍の撃退を依頼した。

-シャンティエンの撃退後、大型探査船は海と氷山から成る「[[極海>フィールド/極海]]」へとたどり着く。
シャンティエンを撃退したハンター達はこの極海を初めとした新たな狩猟地の探索と、
縄張りに侵入したことなどがきっかけで各地に出現するようになった新たなモンスター達の狩猟を行うことになる。

-しかしその後もシャンティエンは幾度と無く大型探査船を襲撃するため、
ギルドではG級のハンターを対象に「シャンティエンの討伐」を依頼することになる。
G級ハンター達は再びシャンティエンと相見えるべく大型探査船に乗り込むのだが…

-その後、シャンティエンの生息域の調査がある程度進んだためか、
シャンティエンが襲来する危険のあるルートを避けた飛行が可能となった。
ところがその空域は金塵龍ガルバダオラの生息域であり、
新たに着任した[[ギルドマスター>登場人物/ギルドマスター]]が金色に輝く何かを発見、ハンターに調査を命じることとなる。
**フィールドの特徴 [#q484705f]
-フィールドはずばり大型探査船そのものであり、[[大砂漠>フィールド/大砂漠]]の[[撃龍船>フィールド/撃龍船]]に近い要素を持つ。
//大銅鑼ギミックを語る上でリンクは必要かと。
シャンティエン戦では形態に合わせてエリアが移り変わる。
船室のBC、甲板上のエリア1、
探査船自体ではないがシステム上火口付近のエリア2の計三つのエリアで構成されている。

-フィールド自体が空中であるため、ある意味でハンターとモンスターによる空中戦が実現している。
演出以外で大型探査船が傾く描写がないため、あまり実感は出来ないかもしれない。
--ガルバダオラ討伐時だと判別しやすいが、大型探査船は甲板が上下を繰り返している。
浮遊感を出す演出の一環だろう。

-ギミックが多数存在するフィールドだが、ゲーム中で解説する資料はほぼ無い。
昨今のメインシリーズではゲーム内でフィールドギミックの解説が入るケースが多く、
そちらから流れてきた新規ユーザーがG級直前の「空を翔ける伝説」で詰まる場面が散見される。
--「ギミックが解らずシャンティエン第3形態に打つ手なし」という事例は以前から存在するが、
G級への道程が大きく簡略化されたMHF-G10以降はより顕著に表れている。
ガルバダオラのような「倒すために知識が必要な相手」がキークエストには少ないため、
MHFで重要な知識や工夫が身に付かないまま到達するユーザーが増えたためである。

***エリア1 [#ffb8aa24]
-エリア1は甲板上ということもあり、フィールドとしてはかなり狭い部類である。
第3形態では頻繁にシャンティエンが甲板外へと移動するため、迎撃装置を効果的に利用する必要がある。

-迎撃装置として、バリスタが3方に向けて2基ずつの計6基が、
それらに挟まれるように設置された拘束用バリスタが3方に1基ずつの計3基がある。
最も特徴的なのは後部に取り付けられた[[大銅鑼>フィールド/大銅鑼]]。
特定タイミングで鳴らすとモンスターの怯みを誘発し、場合によっては甲板に落下してくる。
大銅鑼と拘束用バリスタは、共にMH3より前の作品ベースでは初登場となる。
これら迎撃装置の数は過去最大のスケールであるといえよう。
--バリスタは弾消費なしで連射可能、拘束用バリスタは「拘束用捕獲弾」を使用する。
拘束用捕獲弾はフィールド内で回収できる上に、採取の上限数は現状確認されておらず、
拘束用バリスタ自体も使用不可時間がないため連続使用可能なことなど、
甲板の外に飛び出したモンスターへの手数が多い特徴がある。
射界が狭いため、残念ながら甲板上にいるモンスターを狙うことはできない。

-探査船後部には船内に繋がる階段がある。
その左右には、大銅鑼の起動ボタンや拘束用捕獲弾が採取できる箱が存在している。

-シャンティエンはこの船上での戦闘時にのみ、翔気を放つことで
エリア全域に影響がある通常よりも拘束時間が長い超震動を使用してくる。
これについては当初どのような原理であるのか議論となったが、エリア2では一切使用しないことから
「翔気を放つことで大型探査船そのものを揺らしている」というのが現在の一般的な見識である。

-ガルバダオラとの戦いはこのエリア1でのみ行われることになる。
他の決戦場型フィールドに比べてやや狭いため、
ガルバダオラの各種広範囲攻撃に対して距離を取って回避、がやり辛いためフレーム回避が基本となる。
なおガルバダオラは船外には移動しないため、各種迎撃ギミックは一切使用不可能である
(正確にはバリスタのみ使用可能だが、甲板上は狙えないので意味がない)。

***エリア2 [#wb3eb451]
-上述した「シャンティエンの討伐」戦においてシャンティエンにダメージを与え続けると、
激昂したシャンティエンの攻撃で大型探査船は破壊され、火山地帯、それも火口付近へと不時着してしまう。
//上記、及び「火山に触発された」のソースはインタビューより。
%%[[カプコン>ゲーム用語/カプコン]]のお家芸、「''航空機は落ちる物''」を地で行った結果である%%。
なお、モドリ玉さえ使えばBCに帰還できるため、
大型探査船自体は航行不能になっただけで大破した訳ではないらしい。

-エリア1の3倍以上の広さがあるため、狭さで困ることはあまりない。
しかしながら、火山に触発されたシャンティエンはより強力な攻撃を用いてくる。
--フィールドの見た目、特徴の面でも[[決戦場>フィールド/決戦場]]と似ているといえる。
火口近くということで、当然ながらクーラードリンク等での対策は必須である。
溶岩はエリアを囲うように流れており、決戦場のように「中央の溶岩で移動に支障が出る」ことはない。
ただし、シャンティエン自身はむしろ溶岩を利用するような行動も見せる
(溶岩を噴出させて視界を塞いだ後、突進してくるなど)。

-この場所では迎撃装置は当然ながら使用不可。
真の力を解放したシャンティエンと実力で戦わなければならない。

-クエスト進行の性質上、エリア移動は強制に行われるが、
第4形態に突入する直前に攻撃を受けて真根性が発動した状態(=残りHP1)になってしまうと、
シャンティエンが大型探査船を破壊するムービーの直後、
&color(Red){''エリア2から再開した瞬間にクーラードリンクを使う暇もないまま力尽きる''};、
まさに「出落ち」な展開となってしまうので注意が必要である。
--ボタン連打で間に合ったというケースもあるようだが、
そもそも武器をしまっており、同時にクーラードリンクを即座に使える状態でなければならない。
基本的には出落ちを覚悟したほうがいいだろう。
*余談 [#z25b7715]
-その後、大型探査船は[[最果ての地>フィールド/最果ての地]]にたどり着き、そこで[[ある生物>モンスター/ディスフィロア]]の存在を確認する。
シャンティエンを討伐したあと、G級受付嬢の台詞が変化することを考慮し、
かつシャンティエンの討伐を成し得たことで、空の驚異が無くなったと仮定すると、
G1では、シャンティエンの討伐後に本格的な長距離航空を行い、その末に最果ての地に辿り付き、
「生物が一切住めない死の地域」と言われていたその地に棲む生物の存在が確認され、
真のラスボスと対峙する…という流れの予定だったものと思われる。
この辺りのストーリーはMHF-G2におけるG級のシステム改新によってやや分かりにくくなった感があるが、
最果ての地のクエスト内容などでそれを確認できる。

-シャンティエンの討伐時にはほぼ必ず大型探査船が墜落する。((極征征伐戦低レベルなら麻痺やスタンなどで拘束すればエリア2に移行する前に討伐可能である。))
一回の[[極限征伐戦>システム/極限征伐戦]]で何隻の大型探査船が建造され破壊されているのだろうか…
ちなみにストーリークエストではガルバダオラの襲撃で大型探査船が''何度も''墜落している
(こちらはメタ的なものではなく、実際にストーリー内でそう言及されている)。
&color(Silver){やはりカプコンの航空機は落ちるもの、なのだろうか。};
*関連項目 [#l4c88656]
[[モンスター/シャンティエン]] - 大型探査船の超高度航空によって発見、目撃情報が増えた生物。
[[モンスター/ディスフィロア]] - 大型探査船が長距離航空を行った末に発見された生物。
[[モンスター/ガルバダオラ]] - シャンティエンの生息域とは異なる空域にて発見された古龍。
[[クエスト/空を翔る伝説]]
[[システム/極限征伐戦]]
[[世界観/飛行船]]