モンスターハンター大辞典 Wiki*
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モンスター/パオウルムー をテンプレートにして作成
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:種族|[[飛竜種>モンスター/飛竜種]](竜盤目 竜脚亜目 膨頸竜...
:[[別名>システム/別名]]|浮空竜(ふくうりゅう)
:英語表記|Paolumu
//
//:[[危険度>システム/危険度]]|
:登場作品|MHWorld, MHW:I
:狩猟地|[[陸珊瑚の台地>フィールド/陸珊瑚の台地]], [[導き...
#shadowheader(1,目次)
#contents
*生態・特徴 [#vabfe36d]
:|「陸珊瑚の台地」に棲息する飛竜種の大型モンスター。
強い風が吹き抜け、風を捉えるのが得意な生物が集う台地の環...
''空気を吸って空に浮き上がる姿''が見られることから、《&co...
:|飛竜種としてはやや小柄で、身体の大部分が白色を基調とし...
首や背中、翼などは白く短い体毛によって覆われ、ふかふかモ...
一方、腰から尻尾にかけての部位、腹部、脚部などは甲殻が露...
特に尻尾はパオウルムーの部位の中でも頑丈であり、外敵を排...
長い首に反して小さな頭部には大きく尖った耳があり、外見上...
また表情も豊かであり、口をすぼめた穏やかな表情を取ること...
外敵を前にして敵意をむき出しにし、口を大きく開いた狂暴そ...
口の中には尖った牙が並んでいるが、特に正面の前歯はネズミ...
パオウルムー最大の特徴は''長い首''であり、外気を度々吸う...
''&color(Red){首を大きく膨らませる};ことで気球のようにフ...
この生態を下支えする吸気・呼気もまたパオウルムーの大きな...
圧縮した空気を放出することで外敵の動きを鈍らせたり、自ら...
:|台地に形成される陸珊瑚が産む卵を主食としており、陸珊瑚...
風に乗って散布される陸珊瑚の卵を得意の吸引で吸い寄せ、器...
陸珊瑚の産卵が始まると飛来し、同じく卵を求めて現れる翼竜...
外敵に襲われた際には空気を思い切り吸い込んで首を胴体以上...
口から圧縮空気を吹きかけて相手を翻弄し、その隙に硬い尻尾...
ただし、閃光や体に纏わりつかれるなど思いがけない行動を相...
驚いて首に溜まった空気を吐き出してしまうことがある。
また、台地の生態系の頂点に立つレイギエナと縄張り争いを行...
得意の空気弾もレイギエナの空中制動には通用せず、圧倒され...
:|パオウルムーの毛皮や翼は非常に優秀な柔軟性と軽さ、そし...
これを加工した装備は使用者の体型を問わずフィットする。
また、その見た目の可愛らしさや優美さから女性ハンターを中...
特に上質な毛皮をふんだんに用いた武器は、攻撃をはじめとし...
一方、甲殻を形成する鱗や尻尾を覆うゴム質の甲殻は見た目は...
そのような性質の違いから用途や需要が大きく異なる。
空気を蓄える性質に目をつけ、気球の素材としてパオウルムー...
*概要 [#x71f4f8c]
-[[MHW>シリーズ/モンスターハンター:ワールド]]から登場す...
空気を大量に吸い込んで&color(Blue){''首を風船のように膨ら...
亜種については下記の記事を参照されたし。
--''[[モンスター/パオウルムー亜種]]''(&color(Blue){''浮眠...
-[[TGS2017頃に公開されたMHW PV第3弾にて初めてその姿を見せ...
白いもこもことした体毛に覆われ、首を膨らませた姿はどこか'...
滞空している時も羽ばたくことはあまりせず、&color(pink){''...
「地上の海」とも評される陸珊瑚の台地で浮く姿は、どこか夢...
しかし、この滞空の仕方は狩猟時には厄介であり、対処できな...
--狩猟開始前から首を膨らませている訳ではなく、遭遇時は首...
その状態では武骨な尻尾や背中のブツブツとした部分が目立ち...
空中浮遊に移行する際には尻尾が蠕動するような動きを見せる...
尻尾がポンプのような役割を担っているのだろうか?
--飛竜種らしく翼も有するため、首に空気を蓄えなくとも飛行...
翼の構造は[[鳥竜種のプケプケ>モンスター/プケプケ]]とよく...
大きな翼と膨らんで見える首、小さな頭に対して大きな耳とい...
ゲーム誌でも言及される通りコウモリに近く、哺乳類モチーフ...
-また「&color(pink){''表情の差が激しい''};」という特徴が...
外敵と遭遇した際には口を大きく開き、目を細めた''悪魔の如...
平静時や空気を素早く吸う際には口をすぼめ、目も開いた少し...
ネムリガスガエルなどで眠らせた際の表情も実に穏やかである...
-パオウルムーの主食は陸珊瑚の卵であり、産卵が始まるとその...
同じく卵を求めて現れる[[ラフィノス>モンスター/ラフィノス]...
--捕食行動は''飛びながら吸引を行い、周りの空気ごと卵を吸...
その様子は[[MHFに登場していたフォロクルルの空中吸蜜行動>...
それを何度も繰り返すことで小さな卵でも無理矢理腹を満たし...
--なお、パオウルムーもラフィノスも開発側から「草食」と呼...
これはあくまで便宜上の呼称とみられるが、設置肉などに反応...
-もちろん他モンスターと[[縄張り争い>アクション/縄張り争い...
''可哀想なくらい一方的に攻撃を加えられる''場面が目立つ不...
--台地の主である[[風漂竜レイギエナ>モンスター/レイギエナ]...
圧縮空気弾を連射するパオウルムーに対し、レイギエナはその...
そのまま勝負を決めようと突っ込む。
パオウルムーは猛烈な息吹きを''急降下してくるレイギエナと...
最終的には膨らんだ首を掴まれ叩き落とされてしまう。
身軽なレイギエナ相手とは言え、大型モンスターの体を一時的...
パオウルムーの凄まじい肺活量を見せ付けると同時に
フワフワに膨らんだ首を掴まれ''餅のようにびろーんと伸びな...
%%なんだか可愛い%%姿を見せている。
--余所者である[[惨爪竜オドガロン>モンスター/オドガロン]]...
その高い身体能力で圧縮空気弾を簡単に回避され、
ダイナミックな跳躍から[[''パオウルムーの首に噛み付いて地...
首を噛んだままブンブンと猛々しく振るってポイ捨てする…と、...
レイギエナとともに''エリアの主級モンスター''という実力者...
パオウルムーからすれば''&color(Red){相手が悪かった};''と...
%%[[ゴーヤ>モンスター/イビルジョー]]に叩き落とされたり鈍...
--そして時は流れ、MHW:Iの第一弾大型アップデートにて事件は...
あろう事か、あのイビルジョーと肩を並べる''金獅子ラージャ...
先手を取って顔への蹴りで軽く怯ませる事は出来たものの、幻...
''尻尾を掴まれて豪快に地面に叩き付けられてしまう。''
何か譲れない事情があったのか、
それとも相手の個体数の少なさ故に見た事が殆どなく力量を計...
定かではないが、今日もどこかで背負い投げされてしまってい...
*戦闘能力 [#icec82c1]
-パオウルムー戦では「''いかに滞空継続を阻止するか''」が大...
地上におけるパオウルムーはシンプルな行動が多く、そこまで...
しかし、空気を蓄えて空中浮遊を始めると攻撃技やハンターへ...
フワフワと浮く独特のモーションもあって戦い辛くなる難敵と...
--パオウルムー自身も本領を発揮するため頻繁に空気を吸い、...
空中浮遊自体を食い止めることは難しいため、空気を吐き出さ...
[[乗り発生時にはその瞬間に空気が放出される>システム/乗り...
[[ツィツィヤック>モンスター/ツィツィヤック]]の閃光攻撃を...
また、他の飛竜種では狙い辛くあまり注目されないヒカリゴケ...
--また、縄張り争いで強制的に地面へと落とされる事態も発生...
レイギエナとの縄張り争いを引き起こさせて落ちたところを追...
-地上戦では突進、尻尾回転といった飛竜種の基本行動が目立つ...
その場で跳んで足元に蹴りを浴びせる行動を2連続で行う技を頻...
「スゥー…」というSEを響かせながら空気を吸いつつバックステ...
これは空中浮遊の準備行動であり、ある程度空気を吸ってから...
通常サイズのモンスターには珍しく、空気を吸い込む動作でも
風圧【小】が起こるので、ペースを乱されないようにしたい。
-十分に空気を蓄えると、思いっきり息を吸って首を膨らませつ...
空中での肉弾技は硬い尻尾を用いた大振りな行動が目立ち、判...
隙もそこそこ長いため、上手く対処できれば攻撃チャンス自体...
ただし基本的には滞空し続けるため、リーチの短い武器ではや...
逆に飛び道具の場合、膨らんだ首をバシバシ狙撃して部位破壊...
--滞空状態で特に留意すべきなのが「''風圧でハンターを煽っ...
空中のパオウルムーは圧縮空気を吹き付けながら空中を移動す...
この圧縮空気を受けると対策なしではリアクションを取ってし...
先述した予備動作の大きい肉弾技についても、この性質によっ...
動けない所に強烈な一撃を浴びせられてしまう懸念がある。
--大技はハンターの上空に回りこんでのヒップドロップ。
威力の高さはもちろん、2連続で受けるとまず気絶するほど気絶...
予備動作の長さが一定せず、見てから十分退避できる場合もあ...
逃げる間も無く繰り出してくる場合もある。
滞空中は常にすぐさま繰り出されるパターンを警戒するくらい...
-瀕死に追い込んだとしても、討伐狙いなら注意が必要。
というのも、パオウルムーは巣にいる時限定で[[ワールドツア...
壁の外に出てぐるぐると飛び回ったのち、ラージャンの%%飛鳥...
周りが壁だらけで相手の様子が見づらく、避けるタイミングが...
万一の事態を想定するなら、寝ているところを捕獲する方が手...
-破壊可能部位は喉袋・両翼・背中・尻尾の計5か所。
MHWのワイバーン骨格の共通事項だが、翼は両方とも破壊しない...
--頭部ではなく"喉袋"である事にも留意。
首が膨らんでいる時でないと破壊できないが、各種ダウンの際...
滞空状態の厄介な攻撃を凌ぎつつ攻撃を加えていく必要がある。
//経験則では膨らんでいるときのみ破壊可能なように思いまし...
//正確な情報をお持ちの方がいましたら、加筆修正してくださ...
--背中については、妙に部位の判定が小さく他の部位に吸われ...
今作は乗り中にモンスターが暴れ行動で各部位を地形にぶつけ...
ひたすらそのダメージを利用しても破壊が困難……というより、...
破壊報酬に大したものは設定されていないため、
そこまで躍起になって破壊する必要はないと言えばないのだが…。
*MHW:I [#be28f056]
-マスターランクでは[[亜種>モンスター/パオウルムー亜種]]が...
発売前の予告通り、亜種は睡眠属性を中心とした滞空型のモン...
通常種は持ち前のゴム質の身体を存分に生かす調整がなされ、
軽めのヒップドロップをしながら&color(Red){''ゴム鞠のよう...
最大4連続で跳ね回る上、ホーミング性もかなり高く、初見で驚...
執拗な連続ホーミング攻撃でハンターを追い詰める様は、
かつての[[ラージャン>モンスター/ラージャン]]の%%飛鳥文化...
唐突に繰り出してくる上、攻撃時間が長い割に後隙は長いとは...
更に単発ヒップドロップほどではないにせよ威力も高めで、
当然一度被弾すると起き攻め(からの気絶)になりやすい、
とかなり厄介な技になっている。
//その代わり、最後の着地後は弱点の頭を晒す隙ができ、チャ...
また、その場で一瞬飛び上がり軽く尻尾で薙ぎ払う技も追加さ...
-滞空戦法が厄介なモンスターであり、
また諸事情から全部位の破壊が難しめなモンスターでもあった...
クラッチクローの導入により、これらに対してまとめて対策で...
空中に浮かんでいる時のクラッチクローによるぶっとばし撃墜...
あらかじめ全身に傷をいれる事が出来れば喉袋を含め全身を一...
膨らんでいる喉袋に直接しがみついて攻撃できるようになった...
しかも背中が破壊できるモンスター全般に言える事だが、パオ...
背中にもダメージが入るらしく、この方法で破壊する事も可能...
また、上述のヒップドロップで地面に尻をつけている間は地面...
この状態でぶっとばすと''喉袋を膨らませたままぶっとばせる...
喉袋を膨らませたままダウンするので喉袋破壊を狙うチャンス...
--ちなみに亜種共々クラッチの位置が特殊なモンスターで、
他のワイバーン骨格モンスターであれば翼へのしがみつきは根...
パオウルムーの場合は翼の外側にしがみつく仕様になっている。
突進を食らわなかったり、翼に直接武器攻撃ができたりと他に...
''画面酔いしやすい''のである意味しがみつくタイミングには...
-一方でマスターランク特有の閃光耐性もしっかり備えており、
特にぶっ飛ばしの効かない怒り状態では空中浮遊を阻止できな...
乗りや閃光弾などの利用は計画的に行ったほうが良いかもしれ...
*余談 [#j91aa94d]
-TGS2017頃に初公開され、当初から「可愛い」と評判のモンス...
[[MHWのぬいぐるみでは他のモンスター共々デフォルメされてお...
元のフワフワとした造形も相まって''天使''ないし''ゆるキャ...
%%狂暴な顔までは再現されなかったようだ。%%
-見ての通りコウモリがモチーフの一つであるモンスターだが、...
''「ココウモリ」''と呼ばれる、コウモリの中でも小型の種に...
''「オオコウモリ」''を除いた、国内外でも普遍的に見られる...
ココウモリは豚を彷彿とさせる潰れた鼻と、大きな耳が特徴的...
オオコウモリはサイズもさることながらそもそも顔つきが異な...
イヌやキツネのような容貌から海外では「空飛ぶキツネ」とも...
-
--なおコウモリはほぼ全種が夜行性で飛行を行うと言う点で共...
ココウモリは超音波、オオコウモリは視力に頼る点で生態も形...
上記のような顔つきの違いも、その辺りの事情に左右された部...
-現実だと白いコウモリは極めて珍しく、世界でもほとんど存在...
日本には、哺乳類の最多種であるネズミを凌ぐほど多様なコウ...
その全てが黒か茶系、僅かに灰色の毛皮を持つものがいるくら...
これは海外でも同じであり、闇に紛れやすい色に進化したため...
-
--実在の白いコウモリは、熱帯雨林に住む超小型の''「シロヘ...
この種は丸めた葉っぱの巣で、白い毛玉のように丸まって過ご...
体色のみならず丸くなるパオウルムーを彷彿とさせる、隠れた...
前述した本種のそこはかとない可愛さも、シロヘラコウモリ由...
---と思われがちだが、実際は''「アルブシロサシオコウモリ」...
顔つきや色合いなどがパオウルムーにそっくりである。
シロヘラコウモリほど丸くはならないが、こちらもかなりふか...
-名前の由来は中国語で「包」の読みである「パオ」と羊毛を意...
フランス語で「柔らかい」という意味の「ムー」から由来する。
-没案の中には、バクやゾウのような長い鼻をしたものもある。
どうやら空気の出し入れを意識した結果長い鼻になったようで...
最終的には風船のように膨らむ首が頬袋のように首元が膨らむ...
げっ歯類の顔が合うとされて今の顔に落ち着いたようである。
-尻尾を主な攻撃手段として使うのは、喉袋に空気を貯めて滞空...
牙で攻撃するよりも尻尾で攻撃する方が合理的だからとされる。
デザイン面から少々メタな話をすると、
肉を柔らかくするための鈍器である肉叩きが、尻尾のモチーフ...
--本種の大技であるヒップドロップ(およびマスターランクで追...
よく観察すると接地面になっているのは尻尾であることがわか...
ある意味リオレイアやナルガクルガ以上に尻尾を武器として特...
-MHW発売前後に流されたPlayStationのCMでは山田孝之氏が「モ...
ハンターではなくモンスターを全力で演じ話題となったが、
サーキュレーター(送風機)を使って口を膨らませ、風を全身に...
-歴戦の個体は独特な艶があるが、
歴戦の個体のパオウルムーは水に濡れると異様にギラギラと輝...
歴戦王クシャルダオラもかくやというメタリックさを発揮し、...
元々体毛が白く光をよく反射するところに歴戦の艶と水濡れの...
この状態で空気を吸って空を飛ぶと''テッカテカなのにフワフ...
戦闘エリアに川が流れている導きの地の陸珊瑚地帯で見ること...
*素材[#material]
「浮空竜の~」から始まる素材は白、ゴム質の甲殻系は桃色で表...
:[[滋養エキス>アイテム/アルビノエキス#m945a22b]]|
:浮空竜の毛皮|
主に報酬で入手でき、幅広い用途に使われる。
上位では「''浮空竜の上毛皮''」、マスター級では「''浮空竜...
:浮空竜の鱗|
主に剥ぎ取りで入手でき、防具によく使われる。
上位では「''浮空竜の上鱗''」、マスター級では「''浮空竜の...
:浮空竜の翼膜|
両翼の破壊で入手しやすい。
上位では「''浮空竜の翼''」、マスター級では「''浮空竜の剛...
:ゴム質の甲殻|
主に尻尾の部位破壊によって入手しやすい、用途の幅広い、応...
上位では「''ゴム質の堅殻''」、マスター級では「''ゴム質の...
ゴム質の重殻は亜種からも入手できる。
過去作からのハンターはその名前で[[こいつ>モンスター/ゲリ...
*関連項目 [#kfb66426]
[[モンスター/パオウルムー亜種]]
[[武器/ウルムー武器]]
[[防具/ウルムーシリーズ]]
//武器防具類は先に記載
[[フィールド/陸珊瑚の台地]] - パオウルムーの主食は陸珊瑚...
[[シリーズ/モンスターハンター:ワールド]]
[[モンスター/ゼナセリス]] - 同じくコウモリをモチーフにし...
終了行:
:種族|[[飛竜種>モンスター/飛竜種]](竜盤目 竜脚亜目 膨頸竜...
:[[別名>システム/別名]]|浮空竜(ふくうりゅう)
:英語表記|Paolumu
//
//:[[危険度>システム/危険度]]|
:登場作品|MHWorld, MHW:I
:狩猟地|[[陸珊瑚の台地>フィールド/陸珊瑚の台地]], [[導き...
#shadowheader(1,目次)
#contents
*生態・特徴 [#vabfe36d]
:|「陸珊瑚の台地」に棲息する飛竜種の大型モンスター。
強い風が吹き抜け、風を捉えるのが得意な生物が集う台地の環...
''空気を吸って空に浮き上がる姿''が見られることから、《&co...
:|飛竜種としてはやや小柄で、身体の大部分が白色を基調とし...
首や背中、翼などは白く短い体毛によって覆われ、ふかふかモ...
一方、腰から尻尾にかけての部位、腹部、脚部などは甲殻が露...
特に尻尾はパオウルムーの部位の中でも頑丈であり、外敵を排...
長い首に反して小さな頭部には大きく尖った耳があり、外見上...
また表情も豊かであり、口をすぼめた穏やかな表情を取ること...
外敵を前にして敵意をむき出しにし、口を大きく開いた狂暴そ...
口の中には尖った牙が並んでいるが、特に正面の前歯はネズミ...
パオウルムー最大の特徴は''長い首''であり、外気を度々吸う...
''&color(Red){首を大きく膨らませる};ことで気球のようにフ...
この生態を下支えする吸気・呼気もまたパオウルムーの大きな...
圧縮した空気を放出することで外敵の動きを鈍らせたり、自ら...
:|台地に形成される陸珊瑚が産む卵を主食としており、陸珊瑚...
風に乗って散布される陸珊瑚の卵を得意の吸引で吸い寄せ、器...
陸珊瑚の産卵が始まると飛来し、同じく卵を求めて現れる翼竜...
外敵に襲われた際には空気を思い切り吸い込んで首を胴体以上...
口から圧縮空気を吹きかけて相手を翻弄し、その隙に硬い尻尾...
ただし、閃光や体に纏わりつかれるなど思いがけない行動を相...
驚いて首に溜まった空気を吐き出してしまうことがある。
また、台地の生態系の頂点に立つレイギエナと縄張り争いを行...
得意の空気弾もレイギエナの空中制動には通用せず、圧倒され...
:|パオウルムーの毛皮や翼は非常に優秀な柔軟性と軽さ、そし...
これを加工した装備は使用者の体型を問わずフィットする。
また、その見た目の可愛らしさや優美さから女性ハンターを中...
特に上質な毛皮をふんだんに用いた武器は、攻撃をはじめとし...
一方、甲殻を形成する鱗や尻尾を覆うゴム質の甲殻は見た目は...
そのような性質の違いから用途や需要が大きく異なる。
空気を蓄える性質に目をつけ、気球の素材としてパオウルムー...
*概要 [#x71f4f8c]
-[[MHW>シリーズ/モンスターハンター:ワールド]]から登場す...
空気を大量に吸い込んで&color(Blue){''首を風船のように膨ら...
亜種については下記の記事を参照されたし。
--''[[モンスター/パオウルムー亜種]]''(&color(Blue){''浮眠...
-[[TGS2017頃に公開されたMHW PV第3弾にて初めてその姿を見せ...
白いもこもことした体毛に覆われ、首を膨らませた姿はどこか'...
滞空している時も羽ばたくことはあまりせず、&color(pink){''...
「地上の海」とも評される陸珊瑚の台地で浮く姿は、どこか夢...
しかし、この滞空の仕方は狩猟時には厄介であり、対処できな...
--狩猟開始前から首を膨らませている訳ではなく、遭遇時は首...
その状態では武骨な尻尾や背中のブツブツとした部分が目立ち...
空中浮遊に移行する際には尻尾が蠕動するような動きを見せる...
尻尾がポンプのような役割を担っているのだろうか?
--飛竜種らしく翼も有するため、首に空気を蓄えなくとも飛行...
翼の構造は[[鳥竜種のプケプケ>モンスター/プケプケ]]とよく...
大きな翼と膨らんで見える首、小さな頭に対して大きな耳とい...
ゲーム誌でも言及される通りコウモリに近く、哺乳類モチーフ...
-また「&color(pink){''表情の差が激しい''};」という特徴が...
外敵と遭遇した際には口を大きく開き、目を細めた''悪魔の如...
平静時や空気を素早く吸う際には口をすぼめ、目も開いた少し...
ネムリガスガエルなどで眠らせた際の表情も実に穏やかである...
-パオウルムーの主食は陸珊瑚の卵であり、産卵が始まるとその...
同じく卵を求めて現れる[[ラフィノス>モンスター/ラフィノス]...
--捕食行動は''飛びながら吸引を行い、周りの空気ごと卵を吸...
その様子は[[MHFに登場していたフォロクルルの空中吸蜜行動>...
それを何度も繰り返すことで小さな卵でも無理矢理腹を満たし...
--なお、パオウルムーもラフィノスも開発側から「草食」と呼...
これはあくまで便宜上の呼称とみられるが、設置肉などに反応...
-もちろん他モンスターと[[縄張り争い>アクション/縄張り争い...
''可哀想なくらい一方的に攻撃を加えられる''場面が目立つ不...
--台地の主である[[風漂竜レイギエナ>モンスター/レイギエナ]...
圧縮空気弾を連射するパオウルムーに対し、レイギエナはその...
そのまま勝負を決めようと突っ込む。
パオウルムーは猛烈な息吹きを''急降下してくるレイギエナと...
最終的には膨らんだ首を掴まれ叩き落とされてしまう。
身軽なレイギエナ相手とは言え、大型モンスターの体を一時的...
パオウルムーの凄まじい肺活量を見せ付けると同時に
フワフワに膨らんだ首を掴まれ''餅のようにびろーんと伸びな...
%%なんだか可愛い%%姿を見せている。
--余所者である[[惨爪竜オドガロン>モンスター/オドガロン]]...
その高い身体能力で圧縮空気弾を簡単に回避され、
ダイナミックな跳躍から[[''パオウルムーの首に噛み付いて地...
首を噛んだままブンブンと猛々しく振るってポイ捨てする…と、...
レイギエナとともに''エリアの主級モンスター''という実力者...
パオウルムーからすれば''&color(Red){相手が悪かった};''と...
%%[[ゴーヤ>モンスター/イビルジョー]]に叩き落とされたり鈍...
--そして時は流れ、MHW:Iの第一弾大型アップデートにて事件は...
あろう事か、あのイビルジョーと肩を並べる''金獅子ラージャ...
先手を取って顔への蹴りで軽く怯ませる事は出来たものの、幻...
''尻尾を掴まれて豪快に地面に叩き付けられてしまう。''
何か譲れない事情があったのか、
それとも相手の個体数の少なさ故に見た事が殆どなく力量を計...
定かではないが、今日もどこかで背負い投げされてしまってい...
*戦闘能力 [#icec82c1]
-パオウルムー戦では「''いかに滞空継続を阻止するか''」が大...
地上におけるパオウルムーはシンプルな行動が多く、そこまで...
しかし、空気を蓄えて空中浮遊を始めると攻撃技やハンターへ...
フワフワと浮く独特のモーションもあって戦い辛くなる難敵と...
--パオウルムー自身も本領を発揮するため頻繁に空気を吸い、...
空中浮遊自体を食い止めることは難しいため、空気を吐き出さ...
[[乗り発生時にはその瞬間に空気が放出される>システム/乗り...
[[ツィツィヤック>モンスター/ツィツィヤック]]の閃光攻撃を...
また、他の飛竜種では狙い辛くあまり注目されないヒカリゴケ...
--また、縄張り争いで強制的に地面へと落とされる事態も発生...
レイギエナとの縄張り争いを引き起こさせて落ちたところを追...
-地上戦では突進、尻尾回転といった飛竜種の基本行動が目立つ...
その場で跳んで足元に蹴りを浴びせる行動を2連続で行う技を頻...
「スゥー…」というSEを響かせながら空気を吸いつつバックステ...
これは空中浮遊の準備行動であり、ある程度空気を吸ってから...
通常サイズのモンスターには珍しく、空気を吸い込む動作でも
風圧【小】が起こるので、ペースを乱されないようにしたい。
-十分に空気を蓄えると、思いっきり息を吸って首を膨らませつ...
空中での肉弾技は硬い尻尾を用いた大振りな行動が目立ち、判...
隙もそこそこ長いため、上手く対処できれば攻撃チャンス自体...
ただし基本的には滞空し続けるため、リーチの短い武器ではや...
逆に飛び道具の場合、膨らんだ首をバシバシ狙撃して部位破壊...
--滞空状態で特に留意すべきなのが「''風圧でハンターを煽っ...
空中のパオウルムーは圧縮空気を吹き付けながら空中を移動す...
この圧縮空気を受けると対策なしではリアクションを取ってし...
先述した予備動作の大きい肉弾技についても、この性質によっ...
動けない所に強烈な一撃を浴びせられてしまう懸念がある。
--大技はハンターの上空に回りこんでのヒップドロップ。
威力の高さはもちろん、2連続で受けるとまず気絶するほど気絶...
予備動作の長さが一定せず、見てから十分退避できる場合もあ...
逃げる間も無く繰り出してくる場合もある。
滞空中は常にすぐさま繰り出されるパターンを警戒するくらい...
-瀕死に追い込んだとしても、討伐狙いなら注意が必要。
というのも、パオウルムーは巣にいる時限定で[[ワールドツア...
壁の外に出てぐるぐると飛び回ったのち、ラージャンの%%飛鳥...
周りが壁だらけで相手の様子が見づらく、避けるタイミングが...
万一の事態を想定するなら、寝ているところを捕獲する方が手...
-破壊可能部位は喉袋・両翼・背中・尻尾の計5か所。
MHWのワイバーン骨格の共通事項だが、翼は両方とも破壊しない...
--頭部ではなく"喉袋"である事にも留意。
首が膨らんでいる時でないと破壊できないが、各種ダウンの際...
滞空状態の厄介な攻撃を凌ぎつつ攻撃を加えていく必要がある。
//経験則では膨らんでいるときのみ破壊可能なように思いまし...
//正確な情報をお持ちの方がいましたら、加筆修正してくださ...
--背中については、妙に部位の判定が小さく他の部位に吸われ...
今作は乗り中にモンスターが暴れ行動で各部位を地形にぶつけ...
ひたすらそのダメージを利用しても破壊が困難……というより、...
破壊報酬に大したものは設定されていないため、
そこまで躍起になって破壊する必要はないと言えばないのだが…。
*MHW:I [#be28f056]
-マスターランクでは[[亜種>モンスター/パオウルムー亜種]]が...
発売前の予告通り、亜種は睡眠属性を中心とした滞空型のモン...
通常種は持ち前のゴム質の身体を存分に生かす調整がなされ、
軽めのヒップドロップをしながら&color(Red){''ゴム鞠のよう...
最大4連続で跳ね回る上、ホーミング性もかなり高く、初見で驚...
執拗な連続ホーミング攻撃でハンターを追い詰める様は、
かつての[[ラージャン>モンスター/ラージャン]]の%%飛鳥文化...
唐突に繰り出してくる上、攻撃時間が長い割に後隙は長いとは...
更に単発ヒップドロップほどではないにせよ威力も高めで、
当然一度被弾すると起き攻め(からの気絶)になりやすい、
とかなり厄介な技になっている。
//その代わり、最後の着地後は弱点の頭を晒す隙ができ、チャ...
また、その場で一瞬飛び上がり軽く尻尾で薙ぎ払う技も追加さ...
-滞空戦法が厄介なモンスターであり、
また諸事情から全部位の破壊が難しめなモンスターでもあった...
クラッチクローの導入により、これらに対してまとめて対策で...
空中に浮かんでいる時のクラッチクローによるぶっとばし撃墜...
あらかじめ全身に傷をいれる事が出来れば喉袋を含め全身を一...
膨らんでいる喉袋に直接しがみついて攻撃できるようになった...
しかも背中が破壊できるモンスター全般に言える事だが、パオ...
背中にもダメージが入るらしく、この方法で破壊する事も可能...
また、上述のヒップドロップで地面に尻をつけている間は地面...
この状態でぶっとばすと''喉袋を膨らませたままぶっとばせる...
喉袋を膨らませたままダウンするので喉袋破壊を狙うチャンス...
--ちなみに亜種共々クラッチの位置が特殊なモンスターで、
他のワイバーン骨格モンスターであれば翼へのしがみつきは根...
パオウルムーの場合は翼の外側にしがみつく仕様になっている。
突進を食らわなかったり、翼に直接武器攻撃ができたりと他に...
''画面酔いしやすい''のである意味しがみつくタイミングには...
-一方でマスターランク特有の閃光耐性もしっかり備えており、
特にぶっ飛ばしの効かない怒り状態では空中浮遊を阻止できな...
乗りや閃光弾などの利用は計画的に行ったほうが良いかもしれ...
*余談 [#j91aa94d]
-TGS2017頃に初公開され、当初から「可愛い」と評判のモンス...
[[MHWのぬいぐるみでは他のモンスター共々デフォルメされてお...
元のフワフワとした造形も相まって''天使''ないし''ゆるキャ...
%%狂暴な顔までは再現されなかったようだ。%%
-見ての通りコウモリがモチーフの一つであるモンスターだが、...
''「ココウモリ」''と呼ばれる、コウモリの中でも小型の種に...
''「オオコウモリ」''を除いた、国内外でも普遍的に見られる...
ココウモリは豚を彷彿とさせる潰れた鼻と、大きな耳が特徴的...
オオコウモリはサイズもさることながらそもそも顔つきが異な...
イヌやキツネのような容貌から海外では「空飛ぶキツネ」とも...
-
--なおコウモリはほぼ全種が夜行性で飛行を行うと言う点で共...
ココウモリは超音波、オオコウモリは視力に頼る点で生態も形...
上記のような顔つきの違いも、その辺りの事情に左右された部...
-現実だと白いコウモリは極めて珍しく、世界でもほとんど存在...
日本には、哺乳類の最多種であるネズミを凌ぐほど多様なコウ...
その全てが黒か茶系、僅かに灰色の毛皮を持つものがいるくら...
これは海外でも同じであり、闇に紛れやすい色に進化したため...
-
--実在の白いコウモリは、熱帯雨林に住む超小型の''「シロヘ...
この種は丸めた葉っぱの巣で、白い毛玉のように丸まって過ご...
体色のみならず丸くなるパオウルムーを彷彿とさせる、隠れた...
前述した本種のそこはかとない可愛さも、シロヘラコウモリ由...
---と思われがちだが、実際は''「アルブシロサシオコウモリ」...
顔つきや色合いなどがパオウルムーにそっくりである。
シロヘラコウモリほど丸くはならないが、こちらもかなりふか...
-名前の由来は中国語で「包」の読みである「パオ」と羊毛を意...
フランス語で「柔らかい」という意味の「ムー」から由来する。
-没案の中には、バクやゾウのような長い鼻をしたものもある。
どうやら空気の出し入れを意識した結果長い鼻になったようで...
最終的には風船のように膨らむ首が頬袋のように首元が膨らむ...
げっ歯類の顔が合うとされて今の顔に落ち着いたようである。
-尻尾を主な攻撃手段として使うのは、喉袋に空気を貯めて滞空...
牙で攻撃するよりも尻尾で攻撃する方が合理的だからとされる。
デザイン面から少々メタな話をすると、
肉を柔らかくするための鈍器である肉叩きが、尻尾のモチーフ...
--本種の大技であるヒップドロップ(およびマスターランクで追...
よく観察すると接地面になっているのは尻尾であることがわか...
ある意味リオレイアやナルガクルガ以上に尻尾を武器として特...
-MHW発売前後に流されたPlayStationのCMでは山田孝之氏が「モ...
ハンターではなくモンスターを全力で演じ話題となったが、
サーキュレーター(送風機)を使って口を膨らませ、風を全身に...
-歴戦の個体は独特な艶があるが、
歴戦の個体のパオウルムーは水に濡れると異様にギラギラと輝...
歴戦王クシャルダオラもかくやというメタリックさを発揮し、...
元々体毛が白く光をよく反射するところに歴戦の艶と水濡れの...
この状態で空気を吸って空を飛ぶと''テッカテカなのにフワフ...
戦闘エリアに川が流れている導きの地の陸珊瑚地帯で見ること...
*素材[#material]
「浮空竜の~」から始まる素材は白、ゴム質の甲殻系は桃色で表...
:[[滋養エキス>アイテム/アルビノエキス#m945a22b]]|
:浮空竜の毛皮|
主に報酬で入手でき、幅広い用途に使われる。
上位では「''浮空竜の上毛皮''」、マスター級では「''浮空竜...
:浮空竜の鱗|
主に剥ぎ取りで入手でき、防具によく使われる。
上位では「''浮空竜の上鱗''」、マスター級では「''浮空竜の...
:浮空竜の翼膜|
両翼の破壊で入手しやすい。
上位では「''浮空竜の翼''」、マスター級では「''浮空竜の剛...
:ゴム質の甲殻|
主に尻尾の部位破壊によって入手しやすい、用途の幅広い、応...
上位では「''ゴム質の堅殻''」、マスター級では「''ゴム質の...
ゴム質の重殻は亜種からも入手できる。
過去作からのハンターはその名前で[[こいつ>モンスター/ゲリ...
*関連項目 [#kfb66426]
[[モンスター/パオウルムー亜種]]
[[武器/ウルムー武器]]
[[防具/ウルムーシリーズ]]
//武器防具類は先に記載
[[フィールド/陸珊瑚の台地]] - パオウルムーの主食は陸珊瑚...
[[シリーズ/モンスターハンター:ワールド]]
[[モンスター/ゼナセリス]] - 同じくコウモリをモチーフにし...
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