目次
砂原汎用戦闘BGM 
土砂と熱風/ボルボロス 
- 使用作品
- MH3、MHP3、MH3G、MHXR
- 作曲
- 牧野忠義
- 収録
- モンスターハンター3 (tri-) オリジナル・サウンドトラック
モンスターハンター 狩猟音楽集IV
- 砂原の汎用戦闘BGMにして土砂竜ボルボロスのテーマ。
作曲は牧野忠義氏。
- この曲を聴くと、MH3の序盤の壁であったボルボロスを懐かしく感じるハンターが多い。
イントロと後半部分は荒涼たる乾燥地帯をイメージさせ、
前半部分の小気味よい盛り上がり方がスピード感を演出している。
まさに、突進で勢いよく突っ込んでくるボルボロスを体現した曲であろう。
ライナーノーツによるとアフリカの楽器であるカリンバ(金属を弾いたような音)と、
チベット仏教で使用される楽器ラグドゥン(重低音の喇叭)が用いられているという。*1
- MH3の楽曲はオーケストラで収録されたものも多いが、
そのような中でも比較的従来のMHらしさを残した戦闘BGMとして人気は高い。
また、ボルボロスの登場ムービーで流れる曲は、
この曲や砂原のベースキャンプで流れる曲「陽炎と流星の大地」と共通の楽器が使用されており、
「砂原の代表的なモンスターはボルボロスである」と認識させるのに一役買っている。- このため、凍土に生息するボルボロス亜種が登場した際には、
言いようのない違和感を覚えた人もいるようだ。
- このため、凍土に生息するボルボロス亜種が登場した際には、
- 雑誌「ニンテンドードリーム」の特典CDに先行収録されていたことがあり、
他の曲に先駆けて曲名、及びボルボロスのテーマであることが判明していた。
- MHRiseでは砂原が復活したが、こちらのBGMは不採用。
しかしやはり「ボルボロスのテーマ」ではあるようで、
その素材から作られた狩猟笛の演奏時にワンフレーズだけ登場する。
砂塵きらめく、荒漠の地 
- 使用作品
- MHRise、MHR:S
- 作曲
- 堀諭史
- 収録
- モンスターハンターライズ オリジナルサウンドトラック
- MHRiseにて復活した砂原の汎用BGM。
Wシリーズの汎用BGMと同じく、テーマとなるモンスターは記載されていない。
- 同じくRiseで復活を遂げた水没林の新汎用BGMが、
3シリーズの水没林汎用BGMである「濁流の罠」のフレーズを一部踏襲していたのに対し、
砂原はイントロ部分に僅かに面影を残すのみの、全く新しいオリジナルのBGMが使用される事となった。
それでいながらMHRiseでよくある和風の曲と言う訳でもなく、汎用戦闘曲としては異質さが光り印象に残りやすい。
- RiseでのBGMは、専用も含めた全ての曲中にコーラスが入る事が開発スタッフから言及されていたが、
本曲はモンスターハンターシリーズには珍しく若い女性のコーラスが所々に散りばめられている。- 全体的にアラビアンな雰囲気を醸し出しており、
透き通るような歌声とリズミカルな曲調は中毒性が高い。
特にトランペットを思わせるサウンドと女性コーラスが軽快な主旋律を奏でるサビ部分は
一度聴いてしまえば暫くは耳から離れなかったのでは無いだろうか。
その中毒性からか人気も非常に高く、聞く機会が多い拠点や集会所のBGMを
ver1.0の時点でこれにしていたという人も多い。
- 全体的にアラビアンな雰囲気を醸し出しており、
- 過去作の砂漠系汎用BGMは砂漠の過酷さ、そこに生きるものの力強さを表現した物が多かったのに対して
本曲は過酷さの中で独自の進化を遂げた美しさ、しなやかさを表現している事が感じられる。
- 因みに発売前ではPV4にてクライマックス部分が冒頭で使用されていた他、
公式の発売直前デジタルライブイベントでの関連情報紹介の際にBGMとしてフルで使用されていた。
関連項目 
フィールド/砂原
モンスター/ボルボロス
BGM/アン・イシュワルダ戦闘BGM - 「土砂と熱風」と同じくラグドゥンが印象的に使われているBGM