SandBox/モンスターハンターワイルズ

Last-modified: 2024-07-21 (日) 11:10:01

SandBox: お砂場(練習ページ)です。

注意事項(記事編集前に必ずご一読ください)
当記事に限らず、発売前の作品に関して情報を記載する場合、
公式・書籍等で確定した情報のみを記載してください。
妄想・予想の類の記述は編集ルール違反となり、悪質な場合規制対象になります
 
 

シリーズ/モンスターハンターワイルズ

 

荒々しく獰猛な自然が、襲い来る。

 

2023年12月8日に発表されたハンティングアクションゲーム新規作品。
タイトルロゴは「MONSTER HUNTER WILDS」で、公式推奨の略称は『モンハンワイルズ』『MHWs』『MHWilds』。
発売は2025年を予定している。
公式サイトはこちら

ソフト対応機種

概要

  • 2023年12月8日に行われた「The Game Awards 2023」にて発表された、
    モンスターハンターライズ:サンブレイクの次作に相当するメインシリーズ作品である。
    プロデューサーはモンハンシリーズIPを統括するプロデューサーでお馴染みの辻本良三氏だが、
    ディレクターは徳田優也氏、アートディレクター/エグゼクティブディレクターは藤岡要氏と、
    MHWorldの時と同じ開発体制になっている。
    • 本作が発表されたTGA2023では現行のアプリゲーム作品であるMHNowがBest Mobile Game賞にノミネートされた他、
      第1弾大型アップデートを配信した翌日の出来事であった。
      また、モンハンシリーズ20周年を記念した企画も進行中であったためモンハン自体への注目度も高くなっており、
      そのような中で据え置き型の新作が発表されたため非常に大きな反響となった。
  • MHR:S同様、ゲーム機器とPCの両方で発売予定である他、
    モンハンシリーズでは初めて、次世代機であるPlayStation5とXbox SeriesX/S向けに開発されている。
    PlayStation公式が行ったインタビューでは「PS5の高い性能を活かした作品にする」、
    最新世代のハードの性能をフルに引き出す」とシリーズIPのプロデューサーである辻本氏が発言していたことから、
    スペック不足によってPlayStation4、Xbox Oneの2機種*1
    そして、MHWorldをギリギリで動かせる程度のスペックしか持たないPCは切り捨てられる可能性が高い作品となっている。
    MHRise系列と同様、開発にはカプコン自社製の最新ゲームエンジン「RE ENGINE」が用いられている。 
    • 更に今作はシリーズ初の全てのプラットフォームでクロスプレイが可能な作品となっている。
      機種間でフレンドになることも可能なほか、ON/OFFを切り替えることもできる。
      ただし、クロスセーブには未対応である。

PS5

  • オンラインプレイを利用するには、PlayStation Plusに加入している必要がある。

Xbox Series X/S

  • オンラインプレイを利用するにはGame Pass CoreまたはUltimateに加入している必要がある。

Steam(PC)

  • PS5、Xbox版と異なり、オンラインプレイをする際に別途必要な要件はない。

PV・公式動画

アナウンストレーラー
プロモーション映像:第1弾/第2弾
デベロッパーメッセージ

世界観

  • 今作の舞台となるのは「禁足地」。
    MH4で登場したフィールドではなく、今までギルドの調査が入らなかった地域のようで、
    ギルドによって禁足地調査隊に任命されたハンターがそこの調査に赴くというのが今作のストーリーになる。
  • ギルドの指示に従って未開の地を調査するという設定、
    後述するスリンガーの復活、受付嬢も兼ねる編纂者の存在など、
    ゲーム内容はMHWorld系列を彷彿とさせるモノになっている。
    一方で禁足地というワードや、MH4と繋がりがあるように見えるキャラクターなども登場していた事から、
    ユーザーの間では上記2つの作品と関連付けた考察が大いに盛り上がっていた。
    • ただし、開発陣によればMH4やMHWorldをプレイしていなければ楽しめないということは無く、
      他のシリーズの続編ないし関連作品という立ち位置でもないということが明言されている。
      あくまで今までのシリーズのように独立した世界観とストーリーになっているため、
      新作として楽しんでほしいということであるようだ。

新要素・変更点

フィールド

  • 新フィールドとして「隔ての砂原」が登場。
  • 今作では拠点、複数のフィールドの多くがシームレスに繋がっている
    これにより、拠点とフィールドの行き来などはロードを挟むことなく移動できる様子。
    しかしいわゆるオープンワールドという訳ではないようで、
    「最初からどこにでも行けて、どういう風に進めてもいい」というゲーム設計ではないとの事。
    フィールドに関しても最初から解放されているわけではなく、
    ストーリー進行によって赴けるフィールドが増えていくシステムになっている他、
    遠すぎるためにシームレスになっていないフィールドもあるという。
    • また、フィールド自体の大きさも従来作品の2倍ほどになっているようだ。
      MHWorldの時点で従来作品よりも広大なマップになっていたが、
      それをさらに超えるという途轍もない広さになっている事が窺える。
  • フィールドの様相が大きく変化する要素が導入されており、
    最も自然豊かで植物や生物が活発に活動する「豊穣期」、
    逆に草が砂に埋まり生物の数も減少する「荒廃期」、
    そして自然が荒れ、生物にとって最も厳しい環境となる「異常気象」が存在する。
    モンスターもこれらの変化に対応した行動を取る。
    また、特定の天候でのみ出現するモンスターも存在する。
  • シームレスにフィールドが繋がっているためか、
    環境や各モンスター、ハンターなどがフィールドに与えた影響が持続するようだ。
    • 例を挙げると肉食モンスターが草食モンスターを狩ると草食モンスターが別のエリアに逃げるが、
      肉食モンスターも獲物が少なくなったエリアから移動するという。
    • また、群れる大型モンスターをハンターが狩って数を減らした場合、
      拠点に戻って再出発してもモンスターの数は減ったままになっている様子。
      ただし、狩りつくしてフィールドからモンスターが居なくなり、
      ストーリーが進行不能になるといった詰み状態にはならないようにしてあるとの事。
    • 同じくフィールドギミックに関しても一度使用すると再使用するためには時間がかかるが、
      これも拠点に戻ったとしてもリセットはされないのだという。
  • 今作ではフィールドの特定地点でポータブルキャンプを設置できる。
    MHWorld、MHRiseのキャンプと似た仕様のようだが、全ての候補地に置ける訳ではなく限りがある。
    加えて、キャンプはある例外を除いて基本的にモンスターの不可侵領域であったが
    なんとこのポータブルキャンプは場所によってはモンスターの襲撃で破壊されることもある
    一応、利便性は低いが安全な候補地なども用意されており、各々のプレイヤーに選択させる要素となっている。
    • また、食事はキャンプ限定ではなくフィールドのどこでも可能となった。
  • マップは角度や向きを変えて立体的に見られるようになっている。
    これにより高低差が把握しやすくなった他、MHWorldなどで起こっていた
    「フィールドが立体的なせいでマップを見ても行く場所が分からない」という問題が幾分か緩和されるだろう。
    また、上述のポータブルキャンプを設置可能な場所もマップ上に示してくれるようだ。

アクション

  • 全武器に共通する新アクションとして「集中モード」が登場。
    特定のボタンを押すとハンターの構えが変わり、画面に照準が表示され、
    その照準に向かって攻撃やガードを行うことができる。
    モンスターとの距離感を掴みやすくなったり、角度調整が可能になったりして攻撃を当てやすくなる。
    • 通常の攻撃とは別に「弱点集中攻撃」というこのモード専用の攻撃を行うことができ、
      これがモンスターの弱点や、後述の傷を加えた部位に命中すると特殊な派生になって、
      より大きなダメージを稼ぐことができる。
      また、構え中はモンスターの弱点や傷を導蟲が赤く光らせて知らせてくれる。
    • 武器種によっては、集中モードからの攻撃でモンスターの攻撃を弾き返して追撃を行ったり、
      一部のモンスターの攻撃をガードすると鍔迫り合いのような状態に持ち込んだりできる。
    • 大剣は地衝斬の斬り上げ、ヘビィボウガンはスーパーノヴァなど、
      MHX系列の狩技を彷彿とさせるモーションが見受けられる。
  • モンスターの特定の部位に攻撃を重ね続けることで、一時的に弱点部位となる「傷」システムが存在する。
    MHW:Iのクラッチクローの傷つけと似たようなシステムに見えるが、
    MHW:Iのアップデート前のMHWorldでは、攻撃を重ねると見た目だけ傷がつくシステムが存在したので、
    そちらに弱点部位となる仕様を合わせたようなものか。
    • なお、この傷はモンスター同士の争いやフィールドギミックなどによっても付加される。
  • MHR(:S)で一旦オミットされていたスリンガーが復活。
    今作では遠距離から採取物を入手できるフックスリンガー機能が追加された。
    また、フックスリンガーでフィールドギミックの起動も可能。
  • 特定のアイテムを用いて隠れ身の装衣のようにステルス状態になることもできるが、
    この状態で未発覚のモンスターに攻撃を加えると大ダメージを与える事が出来る。
    特殊演出が入り、モンスターに大ダメージを与えていることが視覚的にもわかりやすくなっている。
    アサシンの装衣のような、いわゆるバックスタブに近いシステムのようだ。
  • MHRiseから小タル爆弾を投げられるようになったが、
    本作では大タル爆弾を設置後に移動させることも可能になった。

装備

  • シリーズでおなじみの全14武器種*2が続投。
    そして今作にて初登場するセクレトの助けを借りれば、戦闘中に2つ目の武器種の装備へと即座に変更することも可能となった(詳細は後述)。

キャラクター

ハンター
前述のように、今作の主人公はギルドから禁足地調査隊に任命されたメンバーの一人となっている。
主人公ハンターはMHRiseから戦闘中によく喋るようになったが、
今作でも引き続き探索中・戦闘中などに喋るほか、なんとムービーシーン中に喋ることもある。
  • 開発者インタビューによれば、ハンターが喋るようになったのは
    今までのシリーズでムービーシーン中などでも一切無言を貫いていた姿が
    没入感を高めるうえでは不自然に映っていたためであるようだ。
    このため、あくまで不自然にならない程度に喋るという程度に落ち着いているらしく、
    濃いキャラ付けがなされたり、ハンターを中心に会話が進むということはない様子。
アルマ
禁足地調査隊の一員で、モンスターの狩猟の要請や許可、クエストの管理や受付を行う編纂者
フィールド上でもセクレトに乗りながらハンターに随行し、狩猟に役立つ情報提供から、
クエストや支給品の管理に至るまでサポートを施してくれる。
今作における受付嬢枠。編纂者という職業のキャラクターが登場するのはMHW(:I)以来となる。
鼈甲柄の眼鏡と厚手の赤いコート、首から提げた冊子が特徴的。
なお、MHST2には彼女と同名のキャラが竜人族の青年として登場している。
ジェマ
禁足地調査隊に同行する加工屋。武器防具の生産や加工の他、ベースキャンプ作りなども担当しているようだ。
長い金髪を青いヘアバンドで留め、赤いジャケットを羽織ったヘソ出しルックの快活な女性。
首元にはゴーグル、腰には加工道具の入った鞄とイャンクックのぬいぐるみを提げている。
ナタ
禁足地調査隊に同行する謎の少年。金色の目と右頬にある傷が特徴的で、
青い服に身を包み、白いマフラーと白い数珠のような装身具を身につけている。
ハンターが禁足地調査隊に任命された場で紹介されており、何かしら秘密がある様子。
禁足地で何かを探しているようだが…?

オトモ

  • 新たなパートナーとして鳥のような乗用生物「セクレト」が登場。
    ガルクのように騎乗して自由に移動できるほか、
    モンスターライドのように場所を指定すれば連れて行ってくれるというハイブリッド仕様。
    さらにこちらは2つ目の武器を収納できる武器鞄」を備えており、狩猟中に武器の切り替えができる
    • 武器鞄にセットできる武器は1つだけだが武器種の制限はなく、
      現在装備しているものと同じ武器種でもセット可能。
      当たり前ではあるが、セクレト騎乗中でなければ武器の変更はできない。
    • ガルクと違って戦闘時には引っ込むが、抜刀中でも口笛を吹いて呼び出せる。
      事前に呼び出していれば、モンスターの攻撃を受けて吹っ飛ばされても拾い上げてくれる。
    • 騎乗中でもハンターは武器を使った攻撃が可能。飛び降りながらの攻撃にも移行できる。
      ただし騎乗中に行えるアクションには制限があり、ガンナーだと一部の弾しか使えない。
      あくまでサポート的な役割であり、騎乗攻撃だけで狩猟が完遂できるようにはなっていないとの事。
  • オトモアイルーが続投。
    今までのメインシリーズ作品ではボイスでは「ニャー」としか言わず、ムービーにおいても喋ることは無かったが
    今作では声付きで流暢に人語を話すようになった。
    • この変更については、MHRiseでハンターがよく喋るようになった時と同じように賛否が見られたが、
      やはりこちらもオプションで従来通りにするか選択可能である。
    • 今作では狩猟中に活用できるフィールドギミックが数多くあるが、
      オトモアイルーはそれを喋って伝えてくれるとの事。
      こうしたフィールドの変化は1人では気づきにくいため、
      プレイ中の気づきを促す機能として人語を話すようになったようだ。
      なお、むろん狩りの相棒感を出すためでもあるようで、
      開発陣も聞いているうちに愛着が湧いてきたという。

拠点

  • なんと、今作ではフィールド上に村が存在する
    隔ての砂原には「クナファ村」が存在し、住人達は時間経過に応じて行動を変えるほか、
    住人たちとアイテムをトレードしたり、草食モンスターを家畜化してアイテムを入手できる
    • また、フィールドと拠点はシームレスに繋がっており、今までのようなロードを挟まずフィールドに出発できる。

クエスト

  • フィールド上で特定の条件を満たすモンスターに攻撃すると
    その瞬間にクエストが発生するというシステムが追加。
    クエストクリア後も拠点に戻らずに探索を続けられる。
    今まで通りクエストカウンターや受付嬢などからクエストを受けて出発することもできる。
  • 救難信号も続投しており、これまで通り他プレイヤーとのマルチプレイが可能なほか、
    MHR:Sの盟勇のようにNPCを呼んで一人でも疑似的なマルチプレイが楽しめる。
    盟勇は2人までしか同行してくれず、実質的に3人での狩猟となっていたが、
    今作では3人同行してくれるため4人フルパーティで狩猟が可能となった。

モンスター関連

登場するモンスターについて

  • 本作では「生きた世界」がキーワードとなっており、
    刻一刻とダイナミックにその姿を変貌させるフィールドと、
    変貌する自然環境に順応し、生態系を形作るモンスターという側面が強調されている。
    実際にフィールドは目まぐるしくいくつもの気候に移り変わり、
    棲息するモンスター達もそれに合わせて行動を変えるという生態系になっており、
    特に飢えた肉食モンスターが群れて争う過酷な環境と、
    豊かな生命が溢れ、様々な生物が生態系を形づくる環境という二面性が強調されている。
  • 本作におけるモンスターたちの最も特徴的な新要素として、
    小型モンスターのみならず、大型モンスターが群れを形成する事が挙げられる。
    これはフィールド上でも実際に再現され、今までに制限されていた
    「1つの汎用フィールドに同時に存在できるモンスターは3頭まで」という原則を打ち破り
    5, 6頭もの大型モンスターが同時にフィールド上に存在できるようになったと考えられる。
    • また、小型モンスターの群れも何十頭も登場できるようになっており、
      小型・大型ふくめて従来の何倍もの数のモンスターがフィールド上に存在しているようだ。
  • モンスター同士の争いにも力が入っており、縄張り争いでは一対多の戦いが描かれるようになった他、
    小型モンスターが戦闘中でも積極的に大型モンスターに襲い掛かる姿が見られるようになっている。
  • モンスターの死体にオブジェクトとしての判定が付くようになり、
    これまでは死体になるとハンターが通っても触れる事は出来ず、すり抜けるようになっていたが
    今作では死体となってもそこに触れたりよじ登ったりする事が出来るようになっている。

モンスター一覧

太字は今作からの新モンスター。斜体はMHW:I以前からの復活モンスター。

草食種
ケラトノス
ダルトドン
牙獣種
闢獣ドシャグマ
飛竜種
火竜リオレウス
海竜種
沙海竜バーラハーラ
両生種
纏蛙チャタカブラ

余談

  • 2023年12月8日に発表された本作だが、発売が予定されているのが2025年とかなり遠かった。
    更に初報から次の情報が出たのは2024年5月31日と、実に半年近く情報公開時期が空いており、
    最新作を熱望するハンターたちは、遠い情報公開と遠い発売に生殺しのような感覚で苦しめられていた。
    かと思えばPV2はPV1から僅か1週間後に公開されるという短さであり、
    その後は2か月空いて新情報の公開が予定されている、
    とこれまでの情報不足を巻き返すような情報公開が行われている。
    • 2024年6月未明、公式関係者を対象にMHWildsプレイ映像お披露目会が行われ、
      視聴は一回・撮影録音不可・その場で得た情報を口頭で説明することだけを条件に、
      同年6月13日よりネット上への情報発信が許可された。
      このプレイ映像は開発途中であるためか一般公開予定は無いが、
      招待されたメディア記者・YouTuber等のインフルエンサーが当時の状況を熱弁している。
  • 開発者インタビューによれば、本作の開発が始まったのはMHW:Iの前との事。
    具体的にどの時期なのかは不明だが、少なくとも2019年前後と考えると、
    2025年の発売までには約5~6年が経過している計算になる。
    企画当初から最新世代の機種のスペックで開発していくことを決め、
    生態系の表現やフィールド・ストーリーのシームレス化、
    大型モンスターの群れなどのアイデアを実現できるように進めていったのだという。
    • 最短で考えた場合、本作の開発は2019年中に始まった計算になるが、
      その場合、最新世代のゲーム機の詳細スペックは一般公開されておらず、
      「途中で大幅なスペック変更による仕様変更等が入ってしまうのでは?」などの理由で、
      ゲーム開発が難しくなるのでは?と思う人もいるだろう。
      しかし、ゲーム業界内では最新世代のゲーム機のスペックは発売から数年前に定まり、
      その情報が開発者にのみ事前に通達されるというケースは珍しいものではない。
      そのため、開発開始直後から最新世代ゲーム機のスペックを見据えた開発は行えたと考えられる。
  • 『モンスターハンターワイルズ』というタイトルは、
    生態系を緻密に描いたからこそ出てきた荒々しさや、
    過酷な自然に飛び込んでいく勇気、ワクワク感のようなものをイメージして付けた名前であるようだ。

関連項目

メインシリーズ
前作今作次作
モンスターハンターライズ:サンブレイク
(2022)
モンスターハンターワイルズ
(2025)
未定
 

シリーズ/モンスターハンター:ワールド - スリンガー、導蟲、編纂者などの要素が復活している。







モンスター/ドシャグマ

種族
牙獣種
別名
闢獣(びゃくじゅう)
英語表記
Doshaguma
登場作品
MHWilds
狩猟地
隔ての砂原

概要

  • MHWildsで新たに登場した牙獣種の大型モンスター。
    同作の存在が明らかになったアナウンストレーラーからその姿を見せ、
    プロモーション映像第1弾のサムネや初期のキービジュアルにも抜擢されている、
    モンスターハンターワイルズを代表するようなモンスターの1体。
    別名は開闢(かいびゃく)の獣と書いて闢獣(びゃくじゅう)と呼ばれている。
    • メインモンスターの発表以前からPVにも頻繁に顔を出し、
      ハンターと戦う姿や作品の新要素を紹介・象徴するような登場の仕方では、
      MHWorldにおけるアンジャナフと同じ立ち位置のようなモンスターであるとも言える。
      アンジャナフはその強さで多くのハンターを蹴散らしたが、
      ドシャグマも開発陣から脅威的なモンスターであるとコメントされており、
      そういった意味でも今後の活躍に期待が持てよう。
  • 砂に紛れる薄茶色の体毛獰猛な顔つきが特徴的な熊型骨格の牙獣種
    MHRiseにて登場した熊型牙獣最大種のゴシャハギとは姿がよく似ており、
    大きさも匹敵、個体によってはそれを凌駕するほどの巨躯を持っているように見える。
    • 短い体毛が生えた身体と首には雄々しい獅子のような立派な鬣を持ち、やはり獅子のような尻尾がある他、
      5つの爪が生えた短い四肢には肉球のようなものも見られ、このあたりの外見は熊に近い。
      頭部は赤くたるんで皴となった皮膚に覆われ、黒い鼻先や尖った下顎の犬歯、額に黒い角のような瘤が生えている。
      一見すると目が無いように見えるが、顔の横に少し離れて小さな瞼と瞳があるのが確認できるため、全盲ではない様子。
      通常時には四足歩行で歩き回るが、二足で立ち上がることもできるようだ。
      正面から見ると異形の鬼やクリーチャーのような相貌とも捉えられ、
      口を開けた姿はブルドッグのような闘犬に、
      全身を見れば熊にも獅子にも似た獣という二転三転する印象を持つモンスターと言えよう。
    • 外見に対する印象はハンターの間でも分かれているようで、恐ろしい顔つきのモンスターと反応する人もいれば、
      皺くちゃの顔つきをかわいらしく思い、顔がしわしわな犬種やキャラと結びつける人もいる様子。
      犬ではチベタンマスティフやチャウチャウが話題に上りやすいようだ。
  • 縄張り争いやシームレス化したフィールドなど生態系の表現を描いたMHWorldから、
    今作MHWildsでは更に進化したリアルな生態系が克明に再現されており、
    ダイナミックに変化する気候と環境という過酷な自然の中で、
    モンスターたちは厳しい環境に対し適応する姿を見せ、皆それぞれが思考を持ったかのように行動する
    ドシャグマもその例に漏れず大きく変化する隔ての砂原に順応しており、
    環境が変動すると行動を変えていくのだが、その最たる特徴が群れを作ることである。
    しかし、今までのシリーズに登場したような小型モンスターを率いるリーダー的な存在である、という訳ではない。
    明確に大型であるドシャグマ同士で徒党を組んだ「大型モンスターの群れ」を形成するのだ。
    もう一度言おう、大型モンスターであるドシャグマが5、6頭にもなる群れで襲いかかってくるのである。
    • 今までのシリーズでは、たとえ設定上群れを作る大型モンスターはいてもゲーム内では描写されず、
      精々連続狩猟クエストで再現される程度だった。
      また古龍に脅かされて暴走する群れのような現象を起こすような場合はあったものの、
      生態に根差した大型モンスターの群れがゲーム上で再現されるのは本種がモンハン史上初となる。
      アナウンストレーラーからドシャグマが群れる様子は描写されていたが、
      多くの視聴者がまさか大型モンスターとは思わず、流石に中型モンスターの群れか何かだろうと高を括っており、
      いざ大型モンスターの群れであることが明かされると驚愕の声が相次ぐこととなった。
      禁足地においては小型モンスターのみならず大型モンスターの群れにも遭遇することがあるとされており、
      開発からも今までにない特徴としてフィーチャーされている一大要素となっている。
    • そもそも今までのシリーズでは、フィールド上に同時に存在できる大型モンスターは基本的に3頭までで、
      例外である百竜夜行でも専用フィールドのみで発生し、ほとんどは撃退するのみと限定された条件下でのことだった。
      そのため、同時に汎用フィールド上に4頭以上出現しているドシャグマの姿は前代未聞の事態である。
      今作にはドシャグマ以外にも沙海竜バーラハーラなど群れる大型モンスターが登場しているため、
      今作からはフィールド上に4頭以上現れるようになるというシステム上の進化であると考えられる。
    いずれにせよ、大型モンスターが群れを成して襲い掛かってくるという状況は極めて危険極まりない。
    以前までのシリーズにおいても複数のモンスターが1エリアに集まる場面は忌避され、
    夫婦やパートナー関係で共闘してくる敵も厄介な相手として認識されていた。
    それがいきなり5、6頭が集まり“群れとしての意思”を持って襲い掛かって来るのだから、
    開発陣が「脅威的」とも「危険」とも評す恐ろしさが窺い知れるだろう。
    • 対策としては、プロモーション映像等で描写されている通り群れから引き離す事が考えられるだろう。
      映像ではスリンガーによる落石等を駆使して1頭を引き離す様子や、
      前後関係は不明だがドシャグマ達が流砂に呑まれていく様子が写っていることから、
      環境を最大限に利用して群れとは戦わないようにするのが吉かもしれない。
      ただし、映像では普通に3~4頭と対峙しているシーンもあるのである程度は対複数戦も覚悟しておこう。
  • その荒々しい立ち姿からも想像できるように、性格は非常に凶暴的
    高い縄張り意識と行動範囲の広さを併せ持ち、ハンターや他のモンスターに対しても攻撃的に振る舞う。
    時には人の村にまで降りてきて群れで襲撃する事もあるという。
    砂嵐を物ともせず隔ての砂原を我が物顔で闊歩し、縄張りを広げる姿はまさに開闢の牙獣であろう。
    同地に生息する草食種であるケラトノスを引き摺る様子から、おそらく肉食性と推測される。
    • 複数個体で集まる習性をもつドシャグマだが、群れの中に1頭より大柄で鬣が赤い個体が見られる。
      リーダーにあたる個体なのか、他のドシャグマ同士の争いを荒々しく止めたり、
      群れの先頭に立ち率先して外敵に襲い掛かる性質を持っているようだ。

余談

  • 名前の由来は不明だが、そのまま読むなら「土砂熊」になるのだろうか。
    英名でもそのまま“Doshaguma”と呼ばれており、日本語が由来である可能性は高い。
    ドシャグマという名前の響きはなんとなくゴシャハギにも似ている気もするが、
    姿が似ていることと言い、もしかすると近縁種なのだろうか?
    お陰で武器の名前が「ドシャズバァ」とかになるのでは無いかと密かに心配されている
    • 別名の《闢獣(びゃくじゅう)》は難しい漢字だが、荒地などを切り拓く事を意味する「開闢(かいびゃく)」の(びゃく)という字が使用されている。
      間違えやすいが、《闘獣(とうじゅう)》ではないので注意しよう。それだとゴウガルフになる

関連項目

モンスター/牙獣種
世界観/群れ








モンスター/チャタカブラ

種族
両生種
別名
纏蛙(まといがえる)
英語表記
Chatacabra
登場作品
MHWilds
狩猟地
隔ての砂原

概要

  • MHWildsで初登場となった両生種の新規モンスター。
    両生種は長らく鬼蛙化け鮫(とその派生種)しか登場しておらず、
    MHRiseでようやく3種目となる河童蛙が登場したくらい数の少ない種族だったが、
    ここにきてやっと4種目となる本種が登場する事となった。
    まあ同期の鋏角種とか蛇竜種に比べたらまだ多い方だが。
    • チャタカブラという名前から、テツカブラ近縁種ではないかと考えられる。
      赤色後脚が発達し特徴的なを持つあちらに対し、
      こちらは緑色前脚が発達し特徴的ながあると、見事に対照的である。
      なお、PV1の段階で公開されたモンスターはどれも既存種との近縁関係を疑われている*3という不思議な繋がりがある。
  • 今までの両生種とは異なる骨格の持ち主であり、
    猿型牙獣種のように上体を起こして拳を地面につける四足歩行(ナックルウォーク)を行う
    なお、この骨格が牙獣種以外に使用されるのは初めてとなる。
    大型モンスターとしては小柄ながらもがっしりとした身体付きをしており、
    背中側はアマガエルのようなと黒の縞模様、腹側は砂色の縁取りがあるトゲトゲした鱗に覆われている。
    全身の皮膚はみずみずしいほどにツルツル、それでいてプニプニとした質感が伝わってくるようであり、
    今までに登場したどのモンスターよりもカエルっぽい。
    なお、本種ははじめて明確に尻尾のない両生種となる*4ようやく蛙の面目躍如か
    下顎はまるでイビルジョーのように棘だらけ舌はプケプケよりも太くヌメヌメしており、
    両腕はガランゴルムの如く太く、フキノトウや松笠のような形状になっている…と、
    他のモンスターを思わせる要素が多いモンスターでもある。
  • 本種の最大の特徴として、大きなと粘着性の高い唾液が挙げられる。
    この大きな舌は自身の腕の長さに匹敵するほど長く、この舌を用いて唾液を腕あるいは周囲の地面に塗りたくる。
    そして唾液まみれになった腕と地面を擦り合わせ、鉱石を付着させて自身を強化するという性質を持っているのである。
    この性質から、ハンターズギルドから《纏蛙(まといがえる)》という別名で呼び称されている。
    地面や腕にはしっかりと唾液が付着しているのが見て取れる。少々汚らしい
    • 攻撃方法は主に長い舌を利用したり、鉱石を付着した前脚による殴打などが考えられるが、
      他にもドドガマルのように顎を地面に付けて砕きながら突進する、というモーションも披露されている。
  • 小柄な体格ゆえドシャグマなどよりは生態的地位も高くないからか、
    鳥竜種のような小型モンスターに集団で噛みつかれている様子も見られる。
    過去作で言えば罠にかかった大型モンスターに組み付くウルグを想起させる光景だが、
    こちらは噛みつかれているチャタカブラも普通に動いているという違いがあり、
    どのような仕様になっているのかは現状のところ不明。

余談

  • 特徴の多くが過去作モンスターを彷彿とさせるものとなっているためか、それ関係でのネタが多い。
    テツカブラはもちろんのこと、ガランゴルムやプケプケ、イビルジョーやクイツキガマなどが筆頭に挙げられやすい様子。
    特に直前の作品に登場したガランゴルムやよく似た環境生物がいたプケプケと絡めるのがホットな話題となっていたようだ。
  • デベロッパーメッセージにおいて徳田ディレクターが「久しぶりの両生種」と発言しており、
    MHRise初登場のヨツミワドウが忘れられているのではないか、という意見もまれに見かけられたが、
    これは徳田DがMHR(:S)ではディレクターとして作品に関わっておらず、
    自身が担当していたMH4(G)から考えると久しぶりであったためだと考えられる。

関連項目

モンスター/両生種
モンスター/テツカブラ








モンスター/バーラハーラ

種族
海竜種
別名
沙海竜(さかいりゅう)
英語表記
Balahara
登場作品
MHWilds
狩猟地
隔ての砂原

概要

  • MHWildsで初登場した、海竜種の大型モンスター。
    砂漠地帯に生息しており、群れで砂の海を自由自在に泳ぎ回ることから《沙海竜(さかいりゅう)》という別名で呼ばれる。
    • 実はプロモーション映像第1弾でその姿がチラ見せされていたが、
      紹介はされず詳しい姿も名前も分からない状態であった。
      その1週間後に公開された第2弾でようやくその全貌が明かされ、
      PVのメインといって良いほどの尺を貰って活躍し、サムネにも抜擢される事となった。
  • 砂漠の中でも砂砂漠(すなさばく)に適応しており、砂地をまるで海のように泳ぐ海竜種。
    砂の中を泳ぐ海竜種はMHP3の潜口竜ハプルボッカ以来であるが、
    砂上をゆらゆらと泳いでいたハプルボッカとは違い、ダレン・モーランアグナコトルが如くドリルのように回転しながら、
    海中から海上に飛び出すように砂中から砂上へ飛び出すダイナミックな泳ぎ方を行う。
    また、砂の上を四肢で歩行することもできるが、オロミドロのように上半身のみを砂上に出して行動することも多い…と、
    先輩海竜種や砂漠を泳ぐモンスターの特徴を多く継承し、砂の海に完全に適応する海竜種として登場している。
    • 骨格は海竜種骨格であるが、短めの四肢と
      腹を地面にべったり付ける姿勢を持つラギア骨格のモンスターであると考えられる。
      完全なラギア型の骨格を持つ海竜種は実にMHP3以来、年数にして14年ぶりの登場となる。
      それ以降では発達した四肢を持ち、腹と腰を浮かせて機動力を増したタマミツネの骨格が多く採用されており、
      直前の作品であるMHR(:S)においてもラギア骨格の大型モンスターは
      ロアルドロス1種しか参戦していない寂しい状況となっていた。
      • これには大本であるラギアクルスの骨格と、起伏の激しいフィールドの相性の問題が関係してくる。
        詳細は該当項目に譲るが、ラギアクルスのように長大な体を持つ骨格は地形との設置面積が増大し、
        特に胴体を地面につけた骨格では地形との接触における処理に膨大な負荷がかかってしまうのである。
        この問題はラギア骨格のモンスターの参戦に対する極めて厳しい足枷となっており、
        以降に登場するのはミツネ骨格の海竜種か、ラギア骨格でも小さくて設置面積が少ないもの
        或いは平坦な地形に登場させる浮遊させるといった工夫が為されたものに限られ、
        それらの工夫が出来ない過去作のラギア骨格モンスターは登場できない時期が続いていた。
        故にラギア骨格の海竜種である本種の登場は、
        ラギア骨格モンスターの登場を左右する一筋の光明とも言えるのである。
    • しかし、バーラハーラもただ単純にラギア骨格であるという訳ではなく、
      砂の中を泳いだり、半身を地面に埋めて行動するなど、設置面積の問題をなるべく回避しようと工夫されているのが分かる。
      本作では次世代機向けに開発され、MHWorldからゲームスペックが向上していることが窺えるが、
      だからといって上記の問題が解決したか、
      もっと言えばラギアクルス達が登場できるかはまだ不明であると言わざるを得ない。
  • “禁足地では小型モンスターのみならず大型モンスターの群れにも遭遇することがある”とされているが、
    本種もその例に漏れず、闢獣ドシャグマに並び大規模な群れを形成する大型モンスターである。
    砂地では6~7頭はいようかというバーラハーラが群れを成して泳いでいる光景がよく見られ、
    侵入したハンターやモンスターなどの外敵にも数の暴力で襲い掛かってくる。
    群れを作る大型モンスターという点ではドシャグマと同じだが、
    砂地を自由自在に泳げる機動力の高さを持つバーラハーラはさらに厄介であり、
    水を得た魚が如く地の利を得ている沙海竜の群れの対処は一筋縄ではいかないだろう。
    • 撃龍船が航行できるような砂地を大規模な群れで泳ぐ姿はデルクスを思い起こさせるが、
      小型モンスターであったあちらとは違い、
      これがすべて大型モンスターとなって襲い掛かってくるのはまさに圧巻の一言。
      実写版映画ではディアブロス亜種が群れを成して大砂漠を泳ぐ様子が描写されていたが、
      あれがゲーム内で実現したようなものと考えると実に末恐ろしい。
  • 外見は砂漠に完全に適応した独特な姿をしており、
    流線形の体躯に長い首と尻尾、短い四肢を持つのは海竜種らしい特徴だが、
    それ以外はどこを見ても一風変わっており、歴代のモンスターの中でも一際異彩を放つ特徴を持つ。
    • まず大きな特徴として、バーラハーラは全身が左右線対称になっていない
      多くの生物は「左右相称動物」と呼ばれ、外見が左右線対称になっているのだが、
      バーラハーラは全身の大きな鱗が渦を巻いたように生えており、線対称になっていないのである。
      他のモンスターで左右非対称な形質を持つものは左右で鋏の大きさが違う甲殻種や、
      片側の角や牙が異常発達してしまった個体*5が多いのだが、
      バーラハーラは脊椎動物でありながら種族単位でこのような外見をしており、
      なかなか特異な形質を示していると言えよう。
    • 背中側は黒灰色の鱗と甲殻に、腹側は褪せた橙色の鱗に覆われているが、
      鱗は上記のように渦を巻いて生えている事に加え、セルレギオスのように逆立っている
      セルレギオスのそれとは違い鋭くない鈍角的な鱗であるが、
      この鱗のために全身はまさしく掘削装置のような螺旋状の刃がついたドリルの形状となっており、
      これを活用することで易々と砂中に潜り、自由自在に砂地を泳ぐことが出来るのであろう。
    • 脚は前脚・後脚ともに短く、丸っこい5つの指がついている。
      地中を移動する際には使用しない部位であるため、そこまで発達していない…と思いきや
      なんとバーラハーラはこの脚を利用して高所にある岩柱に巻き付くという高い運動能力を持ち合わせている。
      指はよく見るとカエルのような形状となっているため、吸盤のような役割を果たしているのだろう。
    • そしておそらく最も恐ろしいのが頭部のビジュアルであろう。
      頭部には眼がなく口が3つに大きく開き歯のように刺々しい唇のような部分が大きく露出しているという、
      ホラー映画やモンスターパニック映画のクリーチャーかのようなショッキングな見た目となっている。
      口の奥からは淡く澄んだ青色の光を放っており、直前作でラスボスを務めたモンスターを彷彿とさせる。
      頭部が上顎と左右に分かれる下顎の3つに分かれるという特徴はここ最近の作品でも頻出していたが、
      まさかこんなに種類が増えるとは夢にも思わなかったであろう。
      • 更なる悍ましい特徴として、眼の存在が挙げられる。
        先ほど言及したように一見すると眼のような器官は見当たらないのだが、実はそれと思しきものはある。
        青色に黒い瞳孔のある眼のようなものが、とげとげしい唇の部分に2列で数十個並んで
        これがもし眼なのであれば、眼が数十個もあり、しかも唇に相当する部分に並んでいるという、
        クリーチャー然とした極めて恐ろしい異形の特徴だが、実は自然界にも似たような眼をもつ生物は存在する。
        それがホタテガイに代表される一部の無脊椎動物が持つ「眼点」と呼ばれる器官である。
        眼点は皮膚が発達した視細胞が集まったもので、
        むろん物を見るといった高度なことは出来ず、周囲の明暗を把握するくらいだが、
        高度な眼を持たない軟体生物はこの器官を利用して周囲を把握する。
        特にホタテは貝殻の端、外套膜の部分に80個もの眼点を持っており、バーラハーラのものとよく似ている。
      • 地中で生活する生物の中には視力が退化しているものも多いため、
        バーラハーラもおそらく高度な眼は持っておらず、この眼点で明暗を把握している程度であると考えられる。
        では本種がどのようにして周囲の情報を得ているかというと、優れた嗅覚を用いていると考えられる。
        モグラなどの地中生物も視覚の代わりに嗅覚が発達しているが、
        バーラハーラも例外ではないようで、匂いを嗅ぎつけた獲物を地下まで追い回すこともあるようだ。
    • 上記のように今までのモンスターとは一線を画す、ある種グロテスクなビジュアルを持つモンスターであり、
      外見を見たハンターは多くがその凄まじい見た目に驚くこととなった。
      今までのシリーズで言えば(高所を這いまわる生態も併せて)フルフルギギネブラのような
      クリーチャー」的な性質のモンスターであると言えるだろう。
      砂漠を主な棲息地としていることから、
      おそらくSF作品などによく登場するサンドワームがモチーフの一つになっていると考えられる。
  • 禁足地においては砂漠地帯である「隔ての砂原」で棲息が確認されており、
    四肢を身体に張り付けるように畳み込んで、身体を捻りながら軽快に群れで泳ぐ。
    時には砂上から跳び出しながら、時には地下に潜りながらと砂地ならば自在に移動できる他、
    泳ぐ以外ではその場に留まり、上半身だけを地上に露出させることもある様子。
    地上で活動する場合は四肢を展開して腹這いに近い体勢をとるが、
    決して機動力に劣るわけではなく、高い瞬発力を活かして大ジャンプを繰り出したり、
    柔軟な身体を用いて他種のモンスターや砂原に聳える岩柱に巻き付くなど、運動能力は相当に高いものと思われる。
    • バーラハーラの持つ特徴的な生態として、砂地に流砂を作って罠を張るという行動を取る。
      この流砂はハンターやセクレトはおろか、大型モンスターであるドシャグマをも呑み込む大規模なものであり、
      これを用いて群れで獲物を待ち構えているという仕組みになっている。
      先ほどまで何もなかった砂地に突然流砂を発生させるという芸当も可能で、砂の扱いに非常に長けているようだ。
      • 隔ての砂原では流砂に落ちると洞窟のような地下空間に落とされ、追ってきたバーラハーラと対峙することとなる。
        MHWorldにおける大蟻塚の荒地ディアブロスを彷彿とさせるフィールドギミックだが、
        あちらとは違って完全に穴が開くことはなく、地下空間は光の差さない暗所となっており、
        地上部も勢いが激しくない時はセクレトで横断することも可能な様子。
        この地下空間では天井から飛び出し地下へ潜っていくという、アグナコトルにも似た挙動を見せる事も。
        なお、流砂に落ちたモンスターは別エリアに流されるようだが、
        脅威の粘りで這い上がって来るようなモンスターもいる様子。
    • バーラハーラの体内からはドス黒い粘液が分泌されており、この粘液を口から発射して攻撃に用いる。
      上半身を出した状態で吐きつけることもあれば、高所から撃ってくることもあるようで、
      砂中からの飛び出しなどの肉弾攻撃に次ぐ、油断ならない攻撃になっているようだ。
    生態系における地位はそこそこのようで、単体ではドシャグマに襲い掛かっても敵わず、
    巻き付くも振り解かれぶん投げられてしまうようだ。
    しかし、群れとなったときの脅威は凄まじいもので、体躯で自分に勝るドシャグマに対しても
    複数のバーラハーラが果敢に襲い掛かり、隙をついて2頭が絡みついて動きを封じるという戦い方を見せている。
    おそらく大型モンスター同士の縄張り争いであると考えられるが、
    1対1ではない複数のモンスターが関わる縄張り争いのようにも見える。
    もしそうなのであれば、大型モンスターの群れに続くゲームスペックをフル活用した見事な生態表現であると言えよう。

余談

  • 別名は沙海竜だが、海竜ラギアクルスの亜種とかではないので注意。
    土砂竜砂竜氷砕竜砕竜のような別名の文字かぶり例がまた増える事となった。
    MH3関係のモンスターが多いのは気のせいか…?
    バーラハーラは海竜は海竜でもを泳ぐであるため、
    砂海と海竜を合わせた《沙海竜》というネーミングは実に理にかなった秀逸な別名であると言えるだろう。
    • なお「沙」という漢字は単純に砂を意味する他、水中の砂や水中で選り分ける事を表す時にも用いられる。
      「砂」ではなく「沙」を選んだのは、泳ぐ習性があるため水に関係する漢字にしたかったのだろうか。
      モンハン世界ではガレオス武器の名前などにも用いられているので、こちらで馴染み深い古参ハンターもいるかもしれない。
      他には「音沙汰ない」或いは「ご無沙汰」などの単語に用いられる漢字であるが、
      本Wikiで「沙」を検索すると大体リストラ復活の文脈で使われている記事が引っ掛かる
  • 実に個性的なモンスターだが、それゆえにモチーフ元の考察も広く行われている。
    • まず砂漠に生息するワーム型の生物という事で、SF作品などに登場するUMA或いはクリーチャーの
      サンドワームないしモンゴリアン・デスワームが外見のモデルになっていると考えられる。
      涎を垂らして大きく口を開く姿もよく似ている。
    • 全身にある渦を巻いた鱗のためにドリルのような形状になっている他、
      隆条があり列をなすように生える大きな鱗は筋状突起(キール)と呼ばれ、
      一部のヘビやトカゲなどに見られる特徴である。
    • 顕著な特性を示す頭部だが、3つに分かれる口は一部の蛇に見られる他、
      トライコーンビット、トリコンビットなどと呼ばれる掘削機器にも似ている。
      これらは3つのドリルが寄り集まったような形状をしており、
      高い掘削能力によりガス・石油・鉱石の発掘や、発破作業・地下探査の為など様々な場面で使用される。
    • その他、上述した通り眼の部分はホタテガイなどの眼点に、
      トゲトゲしていて広がった唇の部分は、モグラ類にあるアイマー器官に似ているようにも見える。
      アイマー器官はモグラ類の鼻先にあるピンク色で放射状となっている部分で、
      空気や地面の振動を感知したり、触れたものを感知する感覚受容器となっている。
      モグラ類は視力の代わりに嗅覚とこのアイマー器官を用いているため、
      バーラハーラも嗅覚眼点、そしての部分で周囲を感知しているのかもしれない。

関連項目

モンスター/海竜種
世界観/群れ
フィールド/流砂
モンスター/ハプルボッカ - 砂の中を泳ぐ海竜種の先輩。







モンスター/ケラトノス

種族
草食種
英語表記
Ceratonoth
登場作品
MHWilds
狩猟地
隔ての砂原

概要

  • 恐竜の1種である剣竜類か哺乳類のセンザンコウに似たような四足歩行型の草食モンスターで、
    セルレギオスを思わせる金色で菱形の鱗に覆われた流線形の身体に、
    長く細長い頭部と嘴、そしてトビカガチメルクーのように大きく幅広の尾を持つ。
    オスとメスで姿が違い、オスの方がより大柄な体躯を持つ他、
    背中の鱗が大きく発達し、剣山状の棘のように聳える背角」を持つ。
    • 背中には環境生物と思われる嘴の長い鳥が数羽ほど留まっている事がある様子。
      現実におけるウシツツキと大型草食獣のように、自身に留まらせる代わりに身体の寄生虫やダニなどを食べさせたり、
      大型の草食獣と共にいる事で天敵を避け、逆に草食獣の外敵を見つけて
      警告するなどの共生関係を営んでいる可能性が考えられるだろう。
      まあ現実だと粘液や体液、血に至るまで飲んでたりするけど
  • 禁足地にある隔ての砂原で棲息が確認されており、
    生態系を支える一次消費者で、砂原に生える植物を食べ、飢えた肉食モンスターに捕食される。
    群れの仲間が襲われたり、砂嵐などの異常気象が発生した場合には恐慌に陥り群れで逃げ出すものの、
    走行速度は極めて遅い鈍足であるため捕食者に追いつかれてしまうこともしばしば。
    一応身を守るために鎧のような鱗に覆われているが、強大な捕食者の前にはあまり意味を為していない様子。
    隔ての砂原で暴れん坊のように振る舞うドシャグマなどには捕食され、
    争いに巻き込まれ、挙句死体すらぶん投げられ攻撃に利用されるという
    実に模範的な草食種らしい踏んだり蹴ったりな扱いを受けている。
    • 禁足地におけるケラトノスはオスを中心とした大規模な群れを形成する。
      群れは大多数がメスであり、オスは数頭が混じる程度と性比には差があるようだ。
      今までのゲーム中で描写されてきた「モンスターの群れ」は、
      多くても5~6頭、生態表現が豊かなMHW(:I)においても10頭程度が関の山であった。
      しかし、このケラトノスの群れに関しては文字通り桁が違う
      なんと1つのエリアに数十頭ものケラトノスが集まっているのである。
      確認できる限りでは30~40頭レベルの群れが集まっているようで、
      見渡す限りの光景にケラトノスが点在、それも背景ではなくモンスターとしてゲーム中に存在している
      というとんでもない光景である。
      更に当然ながらケラトノス以外の小型モンスターも十数頭、
      環境生物に至ってはもはや数え切れるかわからないほどの数が登場しており、
      まさしく生命溢れる世界が丹念に表現されているのである。
      過去作のオープニングムービーなどではアプトノスが数十頭規模で群れるのを見ていながら、
      ゲーム中ではスペックの問題で泣く泣く実現に至らなかった。
      本作はPS4やXBox Oneを切り捨て、より高性能な最新世代のPS5やXBox SeriesX/Sでのみ展開される見込みだが、
      それも納得の生態表現へ向ける本気具合が窺える光景が広がっていると言えよう。
    • 禁足地に生きるモンスターは、移り変わり変化する気候と自然環境に適応し、独自の生態を築いている。
      隔ての砂原も顕著な特性を示しており、豊穣期、荒廃期に加え、砂嵐が吹き荒れ雷が多発する異常気象が発生する。
      当然ながら多くの生物にとって命の危険もある雷だが、ケラトノスはなんとこの雷にも対処する性質を獲得している。
      どうしているのかというと、オスが持つ巨大な背角が避雷針の役割を果たし
      オス自身が雷を受ける事によって身を挺して周囲のメスを守っているのである。
      なお、オスも受けた雷は地面に逃がしているため、雷を受けても無事で済むようだ。
      実際にフィールド上でオスに雷が直撃すると、背角にエネルギーが走ったような色に光る様子が見られる。
    • 砂嵐の中においては、メスは地面に伏せて風に飛ばされないような姿勢を取り、
      オスは避雷針の役割のために立っているという様子が見受けられ、
      メスを守るために文字通り身を張っているようだ。

余談

  • 名前の由来はおそらくラテン語で角を表す“Cerato(ケラト)”とアプトノスが属するトノス科の“tonoth(トノス)”だろう。
    “Cerato”は恐竜のケラトサウルスケラトプスなどにも使われており、
    立派な背角を持つケラトノスにもよく馴染む秀逸なネーミングである。
    また、オスが背角で雷を受けることから転じて、
    古代ギリシア語で雷を表す“κεραυνός(ケラウノス)”も掛かっているのではないかという考察もされている。
  • 剣竜類がモデルと思われるケラトノスが登場したことで、
    モンハン世界にカモノハシ竜鎧竜角竜カミナリ竜堅頭竜、そして剣竜と、
    中世代における代表的な草食恐竜が揃い踏みする事となった。
    なお、他にも獣脚類水生爬虫類翼竜類など、恐竜と同時代に生きた古代の爬虫類たちもしっかり揃っている。
    • 上述した通り大規模な群れを作るケラトノスだが、
      剣竜類も複数で寄り集まった化石が発見されていたことから、
      群れで生活していたという説が有力となっている。

関連項目

モンスター/草食種
世界観/群れ
世界観/雌雄
フィールド/雷
モンスター/アプトノス








モンスター/ダルトドン

種族
草食種
英語表記
Dalthydon
登場作品
MHWilds
狩猟地
隔ての砂原

概要

  • MHWildsで初登場した、草食種小型モンスター
    その特徴的な名前や容姿から、ケストドンガストドンに続く第三のケストドン科のモンスターであると思われる。
    小型モンスターのみならずモンスター全般で見ても、
    (亜種や希少種、特殊な個体などではない)近縁種が3種も登場している例はかなり珍しい*6
  • ケストドン達によく似た姿をしており、獣竜種骨格に頭殻や角がある外見をしている。
    ケストドンとは違い雌雄差は見受けられないが、代わりに幼体が登場している。
    • 全体的にバイソンやヤギのような意匠が取り入れられており、
      尾は甲殻に、下半身は皮膚に覆われているが、首元から背中にかけては長い体毛に覆われている。
      後脚は一応の3つの爪が生え、恐竜のようだったケストドン達とは違い、
      2つの短い爪しか生えておらず、さながら偶蹄類のような脚付きになっている。
    • ケストドン達の最大の特徴である頭部だが、頭殻+角の両方が生えているという豪華仕様。
      頭殻は額から扇形に生えており、流木のように年季の入った質感となっている。
      角は頭殻の傍から一体化するように生え、下側に緩やかなカーブを描いている。
      見事な角輪(溝)があり、この個体が過ごしてきた年月が窺えるかのようだ。
      目は瞳孔が横に配置され、口も堅頭竜のような嘴ではなく幅広で、やはり偶蹄類らしい形状となっている。
    • 幼体は更に顕著であり、角も頭殻も未発達で耳がよく見えるため二本足のウシの子供そのものといった風体。
      かなり生々しい質感で幼体としての説得力が凄まじく、
      人によっては少し苦手なビジュアルに仕上がっているかもしれない。
  • 禁足地では隔ての砂原に生息しており、幼体も交えた10頭以下の小規模な群れを形成する。
    ケラトノスの大規模な群れの近くなどで見かける事も多く、
    変化する気候により絶えず姿を変動させる隔ての砂原を、時期によって移動し続けることで適応している。
    他の小型モンスター同様、生態系における地位は決して高くないようで、
    小型のワニのような肉食モンスターに襲われて逃げ惑う様子も見られる。
    この際、経験の少ない幼体は成体たちと別の方向に逃げてしまい、
    より危険な状況に身を置く事になってしまう場合もあるようだ。
    • しかし、彼らとてただ襲われているばかりではない。
      群れや子供に危害が加えられそうな事を察知すれば、
      その発達した頭殻や角を振り翳し、群れ全体で防御態勢を取って反撃に出ることもある。
      群れで円陣を組んでの防御態勢はMHWorldにおけるアプケロスなども行っていたが、
      防御一辺倒だったあちらに対し、こちらはより強気に反撃を試みるようだ。

余談

  • 草食種であるダルトドンだが、PV1が公開され各ゲームメディアで紹介された際、
    何故か鳥竜種のモンスターであるという誤情報が掲載されていた。
    現在では殆どの記事が修正されており、公式からも草食種として紹介されているが、
    なぜ鳥竜種であるとされていたのかは不明である。
    単なる誤植だったのか、それとも勘違いによるものだったのだろうか。
    過去作モンスターによく似ているのに種族が違った…と思ったら実は誤植だった、という流れはガライーバを思い起こさせる。
  • ダルトドンという名前の由来については判然としていないが、
    土や汚れなどを意味する“Dirt(ダート)”ではないかという説が考えられているようだ。
    名前の「ダル」の部分から、ダルいという言葉にかけてネタにされる場面も良く見受けられる。
    一部のハンターはホーミング生肉の系譜である事を恐れ、ダルそうという意味で使っていることも。

関連項目

モンスター/草食種
世界観/幼体
モンスター/ケストドン
モンスター/ガストドン







オトモ/セクレト

MHWildsで初登場した、新たなるハンターのパートナー。
英名は“Seikret”。

概要

  • 鳥竜種によく似た姿をした動物で、狩猟をサポートしてくれる新たなオトモ。
    MHR(:S)のオトモガルクとバトンタッチする形で登場したオトモであるが、
    騎乗用に加えて戦闘にも積極的に参加していたあちらとは異なり、こちらは完全に乗用動物として扱われており、
    ハンターやオトモアイルーを背中に乗せて広大なフィールド上を駆け回るのが主な役目となる。
  • MHW:IのモンスターライドやMHR(:S)のオトモガルクから騎乗用オトモとして更に進化しており、
    細かい制御の利く自由自在の移動が可能で、騎乗中も一部のアイテムの使用や採取などが行える他、
    マップなどから目的地の指定を行う事で、対象の匂いを嗅いで追跡し、
    自動で連れて行ってくれるという両者のいいとこどりな仕様になっている。
    上記の様に戦闘のためのオトモではないため、戦闘中などは戦いが及ばないところで待機しているが、
    口笛を吹けばいつでも呼び出すことが出来る。
    • セクレトのみが行える新仕様としては、更なる機動力の向上として滑空が行えること、
      吹っ飛び時に(事前に呼び出していれば)そのまま拾い上げて騎乗状態に出来ること、
      そして二つ目の武器を武器鞄に格納し、狩猟中にも武器の切り替えが出来ること、などが挙げられる。
      詳しい仕様については下記を参照されたし。
    • また、あくまでも戦闘に関わらない純粋なサポート要員であるためか、
      モンスターからの攻撃でダメージを負うことがない
      たとえ激しい戦闘中であってもセクレトが無事かどうかに気を配らなくてよいのは大きな長所であろう。
      • 今までのオトモでは、アイルーオトモダチにはHPがあり、
        MHFのホルクもダメージを受けすぎると撤退してしまう仕様であった。
        ガルクもHPが無くなると復帰まで時間がかかるものの搭乗の為に呼び出す事は出来ると進歩はあったが、
        一部状態異常の影響を受けると呼び出せなくなったり、戦況に左右されたりと不安定なところも垣間見えた。
        そんな中、戦闘状況に全く左右されずこちらのサポートに専念してくれるというオトモの登場は
        戦闘的にもプレイヤーの心情的にもかなりありがたい措置だと言えるだろう。
  • 骨格は二足歩行する獣竜種型であり、外見も羽毛の生えた鳥竜種によく似ている。
    大きさは少なくとも小型の鳥竜種は優に超えた体躯で、中型ドス鳥竜を一回り小さくさせたかのようなサイズ感となっており、
    ハンターに加えてオトモや武器鞄、各種道具などを載せながら走り回れる体格は有しているようだ。
    均整の取れた美しい身体つきでありながら、足腰は力強くがっしりとしており、乗用動物としての適性は疑う余地もない。
    二足歩行を主とする鳥竜種らしい骨格だが、首はまっすぐ前方に伸ばすのではなく、
    首を曲げて頭をもたげるような姿勢を基本とする。
    • 肉食恐竜らしい全身はきめ細かい鱗が生えており、背中側は緑色の、腹側は砂色の鱗に覆われ、
      頭部から首、前脚、後脚のかかと、そして尾には緑色から紫色のグラデーションがかかった羽毛が生えている。
      口先には黒い嘴があり、額から後頭部に向かって一対の黒い角が生え、
      首元から胸元にかけては砂色で柔らかい雰囲気の羽毛が見られる。
    • 禁足地調査団ではセクレトを乗用動物としているため、
      馬具のようにセクレトを制御し人類が騎乗するための様々な道具を身に付けさせている。
      頭部には制御のための頭絡(とうらく)が取り付けられており、馬銜(はみ)と思われる道具が骨素材の額当てで固定され、
      角に引っ掛けられている角輪から延びる革紐と銜環(はみかん)に繋がり、そこから手綱が伸びている。
      背中には大きめのが取り付けられ、ハンターの脚を入れるフック型の(あぶみ)がある他、
      二つ目の武器を入れる武器鞄を右側に提げ、左側にはピッケルなどの標準装備が入っていると思しき鞄、
      鞍の後ろにはキャンプ用品と考えられる毛布のようなものが丸めて固定されている。
      総じて荷物だけでもかなりの重量となるはずだが、これにハンター+武器防具+アイルーが騎乗しても全く平気
      あまつさえそれらを背に乗せたまま全速力で走ったりするのだから驚きの身体能力である。
      なお、ハンターや編纂者は鞍に乗るが、アイルーは尻尾の付け根の部分に座る。
    • 騎乗中の意思疎通は上記の通り手綱を用いて行うと考えられるが、
      セクレトを降りているときは口笛などによって呼び出したりなどの命令が行えるようだ。
    PV映像や公式サイトなどで見られるセクレトは上記のような特徴を持つが、
    アイルーやガルクなどの様にキャラクタークリエイトのようなカスタマイズ機能も存在する。
    毛の色などが自由に変えられるようなので、自分好みのセクレトを是非とも作ってみよう。
    これはマルチプレイなどでも自分のセクレトの見分けがつくようにという意図で追加された機能のようだ。
    その他、ボイスの選択は可能なのか、セクレト専用の防具等は付けられるのか、といった要素は現状のところ不明。
    見た目から人気も高く、防具を装備させたいという要望も多いようだが、果たして…。
  • 基本的な移動は鳥竜種のように二足歩行で走り回るものだが、
    なんと全力疾走の際は四つ足を地面に付き、ガルクのように四足で駆け回る
    獣竜種骨格のモンスターながら四足歩行を可能とする、前代未聞にして柔軟な姿勢を持つようだ。
    • しかし、セクレトの身体能力はこれだけには留まらない
      なんと両前脚に生える羽毛を翼の様に用いて、滑空することが可能なのである。
      当然ながらハンターを乗せながら滑空できる優れもので、
      フィールド上の探索・移動を文字通り新たな次元から行える画期的な仕様であり、
      モンハンというゲームにおける移動能力という点においては、まさしくガルクに続く革命的なオトモと言えよう。
  • 現状のところ禁足地に野生のセクレトの棲息は確認できていない。
    多くのハンターが連れるアイルーや、新大陸古龍調査団が飼育・使役するメルノスなどは
    野生でもモンスターとして棲息しており狩猟する事も出来る他、
    設定上はガルクも野生の個体が存在することが明かされている。
    セクレトにもおそらくは野生個体や原種がいると思われるが、そのあたりはどうなっているのだろうか。

MHWilds

  • 本作では隔ての砂原の中にあるクナファ村で繁殖・育成されているようで、
    村の中にはセクレトのヒナの姿も見られる。かわいい
  • ギルドから派遣された禁足地調査隊は乗用動物としてセクレトを活用しており、
    プレイヤーハンターはもちろん、編纂者もセクレトに騎乗してフィールドを移動する。

騎乗

  • モンスターライドやオトモガルクと同じく、背中に騎乗する事が出来る。
    二本足での走行の他、四足歩行によるダッシュ、翼による滑空も可能。
    また、ガルクのようにドリフトダッシュも出来るようだ。
    マップなどから目的地を指定すれば、自動で連れて行ってくれる事も。
    • MHWildsは従来作品の2倍の面積を持つフィールドが多数登場するため、
      移動能力に長けるセクレトの活用は今まで以上に大事になるだろう。
  • 移動中も一部のアイテムやスリンガーが使用できる。
    今までの様に体力や斬れ味の回復、採取といった狩りの準備をすることが可能なほか、
    フックスリンガーを利用することによって離れた場所からもアイテムの採取が出来る。
  • 従来作品同様、セクレトから降りるときに攻撃を行うとジャンプ攻撃となる。
    また、セクレトに騎乗しながら武器で攻撃を行う事も出来る。
    近距離武器はもちろん遠距離武器でも可能であるが、流石にアクションには制限があるようで、
    狩猟笛の演奏や操虫棍のエキス回収などは不可能である他、ボウガン系に関しては一部の弾丸が使用できない。
    騎乗しているだけで狩りを終わらせられる訳ではなく、本格的な狩猟はセクレトを降りて行う事になるようだ。
  • セクレト騎乗中は、モンスターの攻撃を自動で回避してくれることもある。
  • 騎乗するためには口笛などで指示を出すとセクレトが自動でやって来てくれる。
    これはハンターがモンスターの攻撃で吹っ飛ばされていても同様であるため、
    ハンターがダウンして動けない時なども安全にセクレトに騎乗した状態に移ることが出来る。
    吹っ飛びからの復帰という意味では、MHR(:S)における翔蟲受け身と似た仕様とも言える。

武器鞄

  • 任意で選択可能な二つ目の武器を格納する「武器鞄」を備えており、
    狩猟中にも武器の切り替えができるようになる。
    武器の切り替えはセクレト騎乗時にのみ行える。
    もちろん従来通りにベースキャンプで武器の切り替えを行う事も可能。
  • 武器はもちろん何でも良いため、近接武器と遠距離武器の組み合わせはもちろん、
    複数の大型モンスター相手を想定して属性が違う武器にしたり、
    気絶と尻尾の切断を同時に狙って切断武器と打撃武器を選んだり、
    火力武器と状態異常武器を混ぜ込んで戦略的に使っても良いと、
    狩猟の幅が大きく広がる画期的なシステムとなっている。
  • 太刀、双剣、剣斧、盾斧などのゲージが関わる武器種に関しては、
    武器鞄で交換したとしてもゲージがすぐに無くなってしまうわけではない
    ただし、今までの様に時間経過で少しずつ減衰する仕様はあるし、
    ベースキャンプで切り替えた際には0になってしまう。

余談

  • セクレトの名前の由来は現状のところ公表されておらず、不明である。
    しかし英語では“Seikret”、中国語では“鷺鷹龍”と呼ばれている事から、
    英語で“Secretary Bird”、中国語で“鷺鷹”と呼ばれる鳥「ヘビクイワシ」がモチーフなのではないかと推測される。
    • ヘビクイワシはサバンナに生息する猛禽で、その名の通りヘビを蹴り殺して捕食する獰猛さで知られるが、
      一方でしなやかな雰囲気を持つ美しい鳥であり、冠羽が羽ペンのように見える事から“書記(Secretary)(Bird)”という名前が付けられている他、
      アラビア語では“Saqret-tair”(狩人の鳥)とも呼ばれており、ハンターとの繋がりを想起させる。
      • セクレトは主人であるハンターに付き従い、移動や武器の運搬、
        攻撃からの救助といった様々なサポートをしてくれるが、
        このあたりの点を秘書に見立てて命名したのだろうか。
      • なおセクレトと縁の深いクナファ村は、「クナーファ」と呼ばれる中東の菓子(及びその材料となる小麦粉で出来た細麺状の生地)が名前の由来となっている可能性がある。
    • ちなみに、ヘビクイワシはセルレギオスのモチーフ元にもなっている。

関連項目

システム/モンスターライド - MHW:Iに登場した、小型モンスターに乗って移動するシステム。
オトモ/オトモガルク - MHR(:S)に登場した、搭乗可能なオトモ。
システム/ライドオン - MHSTシリーズに登場した、オトモンに乗る機能。









*1 どちらも上位機種も含む
*2 大剣・太刀・片手剣・双剣・ハンマー・狩猟笛・ランス・ガンランス・スラッシュアックス・チャージアックス・操虫棍・ライトボウガン・ヘビィボウガン・弓
*3 ドシャグマはゴシャハギ、ケラトノスはアプトノス、ダルトドンはケストドン
*4 ヨツミワドウの尾は蓑に覆われて分かりづらいが、一応ある
*5 ナバルデウス岩穿金雷公鏖魔等の二つ名持ちモンスターなど
*6 「科」レベルで近縁なものではジャグラス科くらいしかいない