ア行
アーレ・ハイネセン
- 自由惑星同盟建国の父
帝国の奴隷階級に生まれ、辺境の流刑地の一つであるアルタイル第七惑星で強制労働をしていたが、帝国歴164年、当時27歳の時にドライアイスの宇宙船イオン・ファゼカス号を作って40万人の人々と共に帝国領から逃走
後に「長征1万光年(ロンゲストマーチ)」と呼ばれる長い旅路に出るも、新天地を見る前に死去した - 長征1万光年の旅は実に50年に及び、遂に発見した居住可能な新惑星には「ハイネセン」と名付けられることになった
- 志半ばで死去したが同盟では建国の父として非常に慕われており、首都ハイネセンには彼を象った巨大な象が作られている(ノイサガの同盟陣営における士気回復を促進する施設、ハイネセン像のモデルはこれ)
石黒版
- 1988年から2000年にかけてOVA化された銀河英雄伝説のアニメの俗称。
- 由来は監督である石黒 昇(いしぐろ のぼる)から
- 劇場公開アニメ3作、OVA本伝110話、外伝52話という凄まじい規模と、登場人物のほとんどが声優の兼役をしていない1人1役という豪華さが特徴(通称「銀河声優伝説」)。
- 原作に存在しないオリジナルの設定が非常に多く、戦艦の艦級・名前・色・各種設定、イゼルローンの流体金属装甲等、挙げだすとキリが無い。アニメの人気によってこのオリジナル設定が普及し過ぎたせいか、原作もそうだと勘違いする読者もいるほど
イゼルローン要塞
- 銀河英雄伝説に登場する軍事基地
イゼルローン回廊内に建設された巨大要塞で、500万人の人員と2万隻の宇宙艦艇を収容でき、多数の強力な兵器を内蔵しているため抜群の防御能力誇る - 特に要塞主砲「雷神の鎚(トゥールハンマー)」は劇中屈指の威力を持った兵器であり、下手な艦隊なら丸ごと消し飛ばす事も出来る
- 内部には娯楽施設等も充実しており多数の民間人が居住している
また各種インフラや軍事工事、農業プラント等も内蔵しているため単体で自給自足出来る巨大軍事都市とでもいうべき存在 - 元々は帝国が数十年かけて建設した要塞であり、第一次~第六次攻略作戦まで同盟軍のイゼルローン要塞攻略は全て失敗に終わった
ノイサガ冒頭におけるヤン・ウェンリーの攻略作戦が第七次にあたる - アニメ等ではお馴染みの流体金属装甲だが、実はこれはアニメオリジナル設定で、原作では耐ビーム用鏡面処理を施した超硬度鋼と結晶繊維とスーパーセラミックの複合装甲を四重にしたものである
カ行
かばう/ガード
- 特定の種類の攻撃について、自身の戦隊が攻撃対象となった戦隊のかわりに攻撃を受ける状態。
- 範囲攻撃が対象のものを「範囲かばう」や「マルチガード」、単体攻撃が対象のものを「単体かばう」や「ソロガード」ともいう。
旗艦
- 司令官やその幕僚が座乗し、指令・命令を発する艦を指す海軍用語。
元々は指揮官が乗っている事を示すための旗を掲げていた事からそう呼ぶ
艦隊を指揮するメンバーが乗る為の空間や設備が必要という関係上、普通は戦艦等ある程度以上の大型艦が務める。 - 銀河英雄伝説においてはブリュンヒルトやヒューベリオン等が代表的な旗艦として知られる
他のも新型艦だったり専用艦だったり旧型や量産型の改造だったりと旗艦により由来は様々なのだが実はこの辺はほとんどアニメオリジナル設定……どころか作品によって違ったりする - ノイサガに置いては装備品のような扱いで指揮官につき1隻付けることが出来る
本来1隻しか存在しないような艦も複数存在するうえに制限も特に無いので原作ファンがビックリするような組み合わせも可能である
旗艦ロンダリング
- ○隻の旗艦を◎レベルにしようというAchievement(ミッション)にある報酬を先取りする事によって旗艦経験値を大量に獲得する方法
膨大な素材を必要とする旗艦のレベル上げを数週間近く早めるテクニック - 詳細はリンク先
旗艦ロンダリング
銀河帝国
- 銀河英雄伝説に登場する国家。通称「帝国」
ラインハルト達が所属するのはこちら。 - 国家体制としては皇帝をトップとして、門閥貴族が各星系等地方を統治する専制政治
- 前身である銀河連邦(USG)という民主主義国家の軍人であったルドルフ・フォン・ゴールデンバウム(ゴールデンバウム王朝)により宇宙暦310年(帝国暦1年)、宇宙暦1年成立の銀河連邦(USG)を簒奪して建国、ヴァルハラ星系惑星オーディンを首都として成立した。
- 物語スタート時点で建国500年近く経っているが、権力を握る皇帝や貴族達がみんな有能だというわけではないため、現在では無能や自身の家の繁栄のみを追求するような貴族が蔓延り『図体がデカイだけで統制を失っている』とでも言うような状態である
- モデルはドイツ。そのため登場人物の姿は全員アーリア系で言語もドイツ語(風)である
軍勢チャット
- 所属している軍勢内で自由にチャット(会話)出来る機能
デフォルメキャラを使ったスタンプも送信できる - 自分が送信したレスなら削除可能だが、訂正は出来ない
- 当たり前だが利用に際しては規約や常識を守って他人を不快にさせるような使い方は厳に慎むこと
原作
- 1982年から刊行された小説「銀河英雄伝説」の事。
架空の未来の銀河を舞台に皇帝に奪われた姉を取り戻す為に軍に入った銀河帝国の若き英雄ラインハルトと歴史研究家になりたかったのに望まず軍人となった自由惑星同盟のヤン・ウェンリーの2人を主人公にしたスペース・オペラである
累計部数は1500万部
- ノイサガの場合はそのアニメ化である「銀河英雄伝説 Die Neue These」の事を意味する場合も有る
高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処する
要するに、行き当たりばったりということではないのかな?
サ行
魚
- エドウィン・フィッシャーのこと。英字綴りが「Fisher」であることから。
フェスで実装されたバージョンのみを指す場合「フェス魚」とも。
自由惑星同盟
- 銀河英雄伝説に登場する国家。通称「同盟」。英語ではフリープラネッツ。
ヤン・ウェンリー達が所属するのはこちら - 国家体制としては民主主義で、最高評議会は評議会議長をトップとした各分野の委員長合わせて11人で運営される(また各惑星等の地方議会も有る)
- 宇宙暦527年(帝国暦218年)にアーレ・ハイネセンを指導者として帝国から逃亡した共和主義者たちによって建国。その経緯から帝国(と専制主義)への忌避感が強い
- 当初は民主主義の精神を守ろうと清新だった国であったのだが、ストーリー開始時点では膠着した戦いの末に腐敗が進んだことによって『当初の理念を見失い、反帝国に硬直した国』とでも言うような状態である
- 特定のモデルは無いが、帝国と比べて多文化、多国籍である事を強調するためか、使われる用語や人種等が世界各国様々な所から取られている。言語は英語
新タマ
- 0.5周年記念ピックアップガチャ、[討伐軍の戦闘技術顧問]ウォルフガング・ミッターマイヤーのこと。ちょうど小売店に新玉ネギが並び出した時期に実装されたためこの愛称が定着した。私服ミッタマとも
スナイプ
- 特定の部隊を狙い撃つ攻撃のこと。特に防御の弱い後衛のアタッカーをスナイプする事例が多い
対策はソロガードを持っている司令官を入れることだが、星4アッテンボローの攻撃スキルだけは防ぐことが出来ない。スナイプ用の部隊をスナイプする…こともあるそうだ⁉︎
タ行
大〇〇
- 同名のキャラクターの中で、星4バージョンを意味する俗語
例としてケンプというキャラクターは星3の[花崗岩の風格]カール・グスタフ・ケンプと星4の
[イゼルローン派遣艦隊総司令官]カール・グスタフ・ケンプの2つが有るが、このうちの後者を通称大ケンプ(前者は小ケンプ)と呼んで区別している
盾割り
- ノイサガでは、賊軍拠点の耐久を削り、揚陸出来るまでの下準備をすることを指す。ソシャゲ一般におけるシールドを割る作業のことを指す場合もある
星域5以降、指数関数的に強くなる賊軍拠点への腕試しや修業の場として盾割りに参加している提督が多い。無言で割って頂ける提督には感謝しかない
先日チャット用のスタンプに追加された悪役令嬢バルバラ・フォン・シュルーダーのセリフ「くぅ~覚えてなさい!」を聞きたくて割っているという説もあったり無かったり
ナ行
ハ行
パエキュン
- パエッタとキュンメルのこと。サポーターでありながら範囲攻撃を持ち、かつ機動力の高さで行動順の先手を取れることから初期において無類の強さを誇った
特にPay to Winの傾向が強い当ゲームで彼らは無課金組に福音を与えた。原作者・田中芳樹が知ったら卒倒する事だろう
爆散
- 主に星域において、演習や賊軍部隊相手に出撃させた部隊が全滅すること。
属性の見間違いによる誤出撃や、新しい星域に入った直後の編成試験などで起こる。
頻繁に起こしていると艦艇が足りなくなるので、出撃の際は十分に注意しよう。
パパ
- 本来お父さんの意味だが、ノイサガプレイヤーの間では「フレデリカ・グリーンヒルの父」という事で[自由惑星同盟軍総参謀長]ドワイト・グリーンヒルの事を意味する場合がほとんど
他のお父さんキャラはまず言及されない
ファイエル
- 銀河帝国語で「撃て!」を意味する言葉。同盟(と英語)では「ファイヤー」と言う
- 銀河帝国は様々な面でドイツをモデルにしているが、ドイツ語で対応する言葉の「Feuer」をカタカナ表記にすると本来「フォイアー(現代ドイツ語)」もしくは「フォイエル(舞台ドイツ語)」となる。
「銀河帝国公用語」だからセーフ、となるまでがファンの御約束
フェザーン
- 原作における帝国・同盟につぐ第三勢力。軍事力はほとんど持たないものの経済力は高く、その経済力をもって両者の間の外交窓口兼バランサーとして活動している。
- ノイサガにおいてはゲーム運営陣のことを指す場合も。
フェス〇〇
- 毎月末に開催される開催期間の短い限定ガチャ「ノイサガフェス」で実装された指揮官を指す俗称。
通常実装の指揮官より入手機会が少なく、唯一無二の性能を持つ指揮官も多い。
ポテト
トリューニヒトが「同盟万歳」してるスタンプの事
聴衆が騒いでいる事を示しているのだろう黄色い効果線が、某ハンバーガーチェーン等でもお馴染みのポテトに見える事からそう呼ばれるように
同盟の軍勢チャット上で会戦やガチャ等の勝利報告をするとお祝いとしてたくさん貼られる
マ行
マルチ
- 戦闘スキル・マルチガード○○の略称。最も砲戦/空戦防御の高い味方部隊に範囲攻撃を吸収してもらえる。分かりやすさから「範囲かばう」とも呼称される。
注目されたのはパエキュンの範囲攻撃対策から。某美少女ゲームの家庭用ロボットの事ではない
使用例:グリパパはアクティブマルチなんでパエキュン相手だと範囲かばうが間に合わないかも知れないです
メルカッツ
- 銀英伝の登場人物の一人であり本作にも実装されているウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツのこと・・・でもあるが、彼の経歴からシーズン切り替え時に帝国→同盟へ移籍することを「メルカッツ」と呼ぶ場合がある。
移籍全般をメルカッツと総称することもあるが、同盟→帝国の移籍を「逆メルカッツ」、出していた陣営希望に反して移籍させられることを「強制メルカッツ」ということもある。
ヤ行
ラ行
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム
- ゴールデンバウム朝銀河帝国初代皇帝。ルドルフ大帝とも呼ばれる。
- 銀河帝国の前身である銀河連邦時代に生まれ、士官学校を首席で卒業後に軍属になり、数々の功績をあげた。
銀河連邦軍内部の腐敗や不正の糾弾にも乗り出し、退廃に呑まれ閉塞しきった銀河連邦において、健全で活力に満ちたルドルフは正に清風の英雄であり、民衆から歓呼の声で迎え入れられた - 27歳で少将だったが、軍を退役、政界入りして数々の改革を強引なまでに断行
その強権的なやり方には反発も多かったがそれ以上に民衆には支持をされ、首相と国家元首を兼任することで独裁政権を確立、ここに民衆が望んだ独裁者が誕生した - 建国後は貴族制度や秘密警察として社会秩序維持局を設立し、今日に至るまでの帝国の基盤を整えた
- 銀河英雄伝説という作品における基礎的な設定はほぼ全てルドルフの業績であり、また専制主義や民主主義の光と闇を表したキャラクターでもある
作中においては400年以上前に死んだキャラクターではあるが影響は非常に大きく、様々な人物がそれぞれの言葉でルドルフや彼を支持した民衆の事を語っている - 帝都オーディンやイゼルローン要塞内等にはルドルフの銅像が建っている(ノイサガの帝国陣営における士気回復を促進する施設、ルドルフ像のモデルはこれ)