デーモンスレイヤー

Last-modified: 2018-06-12 (火) 22:53:07

関連項目

スキル - デーモンスレイヤー
クロニクル装備 - デーモンスレイヤー?

キャラクター解説

デーモンスレイヤーは魔人を操る剣士として、ほかの職業との大きな違いは‘魔剣‘を使用して気を制圧することである。
この魔剣は「プノム」と呼ばれ、長さが元の剣身より10倍以上に伸び、まるで生きている生命体のように自由自在に動く。
魔剣プノムには隠された秘密があり、それは魔人の集合体であるということだ。

 

魔剣を操る力を貸す「剣魔ダイムス」の力、剣そのものを成して剣を動かす「魔剣プノム」の支配力、そして鋭い刃を担う小型魔人「剣人ケルクス」結束力が合わさって一つの剣が形成されている。

 

剣魔ダイムスは肉体を失いエネルギーで構成された魔人としてもともとは非常に強い剣士だったと伝えられている。
デーモンスレイヤーたちは剣魔ダイムスと契約し魔剣プノムを操る力を借りることができるのである。
魔剣プノムはプロンクス南部で最初に発見された「蛇」の姿をした魔人でどう見ても剣には見えなかった。

 

ところが、下級魔人である「剣人ケルクス」を惑わし操ることのできるプノムは自身の体に剣人ケルクスをまとい
剣身を自由自在に伸縮できる一つの剣として生まれ変わったのだ。

 

そのためデーモンスレイヤーにはこの3種類魔人たちを操る強靭な精神力が必要である。
さもなければデーモンスレイヤーは徐々に魔に溺れダイムスに肉体を奪われたり、
プノムに精神を支配されたりすることとなるだろう。

 
 

【重甲】 物理系(物理固定メイン)
デーモンスレイヤーは専用スキル「破天勢」を使って武器を蛇腹剣(鞭剣)に変化させて戦う剣士。
専用スキルのほとんどが蛇腹剣を使用後に使用可能で、近接戦よりも中遠距離がメインになる。
また防具も重甲のため落ちにくいため、比較的タフな方である。

覚醒ストーリー

【1次覚醒 - 剣魔】

「お前が剣魔...? こんな砂漠の真ん中にダイムスという剣魔が住んでいるなんて...デマではなかったようだな。」

誰ひとり探しに入ったことのないこの不毛な大地を響かせる太い声が私を緊張させる。
私は捕まえた野鼠を手入れすることを止め、素早く声のする方へ振り返った。

「あぁ! 生きた目をした奴に出会ったのはどれぐらい振りだろう。なかなか楽しめるかもしれん!」

運命というものは何の前ぶりもなく訪れる。突然現れたこの非凡な男に強く惹かれる自分を感じる。

肌を突き刺すような鋭気。
全身を勲章のように刻まれている剣傷。
大切に管理された血の香りを放つ二本の宝剣。
鬼と言っても納得できそうな奇怪な外見の剣士。

まさに猛者の中の猛者。血で剣を濡らす者...征服者カシヤスが目の前に立っている。
どれだけ嬉しいことだろう? 最強の剣士が私のような名のない剣士の下品な名声を聞き、剣を交えようとこの遠い道を尋ねてきたということが。

「ちょうど新しい剣術が完成したところなのだ。それを自慢する相手を探さなくもよくなったとはどれだけ嬉しいことか。」

虚勢を張る私の言葉に若干の震えを感じる。心臓が破裂しそうに鼓動している。そのせいで体中の血が逆流しているようだ。
「この感じ、嫌いではない...。夢の中でも待ち望んでいた強者との出会いによる高鳴りによるものであろう...」
そうやって自分自身を慰めて「魔剣プノム」を取り上げた。
プノムは微妙に震えていた。ケルクス達も動揺していることが感じられた。

「ほぉ~。それが君の剣なのか? 面白いな...生きている魔剣とはな。動きの予測が難しそうだ。」

カシヤスは腰に付けた2本の剣を引き上げた。
圧倒されてしまいそうだ。
両手に剣を握っただけなのに大気が歪むような威圧感が感じれる。
今日私はこの場で命を落とすのだろう。
カシヤスの顔から悪戯な笑みが消える。真剣な眼差しで剣を握り直し私との距離を徐々に縮めてくる。
私も彼に対抗するためプノムを地面に突き下ろす。
この技をマスターするためにどれだけの歳月をこの砂漠で費やしたのだろう。カシヤスにすべて見せてやる...。
今日この一度の立ち会いで私の剣術は完成するだろう。

【2次覚醒 - ディーサイド】

魂と肉体は繋がっているもの。
整然にいくら優れていたといっても、肉体を失った魂は変質してしまう。
ダイムスはカシヤスに敗れた後、長い間彷徨い続けた。
そして魂は、プノムに集約された魔人のように醜くなっていった。
生前は勝敗を超えてカシヤスとの戦いを栄光に思うような誇り高き魂であったが、
今は敗北の苦い記憶だけが残った復讐を求める貪欲の魂になり下がっていた。
魔人に汚染されたというのもあるが、とにかく生前にきわめて重要視していた価値を
自ら捨てる姿を見て、私は「人生無常」という四文字を思い浮かべていた。
そんなヤツが何の気まぐれか、唐突に提案してきたのだ。
 
―今後もこのまま自らを血で染める道を歩むというのなら…私の力をさらに開放しよう…―
 
「…どういう意味だ?」
 
―プノムに加わる魂がさらに増えると思ったのだろう…。だがその予想は外れだ…。
私の力を更に与えることでより面白いものが見られるのなら、貴様を更に強くしようではないか…―
 
低く響くその声は、「より力を与えれば、まわりを恐怖に陥れられる」と考えたのだろう。
だが、私はかすかな笑みも浮かばなかった。
 
「いや、私がどういう意味かを尋ねたのは、お前はこれまで全力ではなかったのかということについてだ。
貴様ごときが私を試したのか?ただの魂ごときに怠ける余裕があったとはな。」
 
剣に宿る魔人がダイムスに同調して威圧する声が聞こえる。
死んでもうるさいヤツらだ。弱い者ほどうるさいとはよく言ったものだ。
 
「その力がどれ程のものなのかは知らんが全力を出せ、ダイムス。私は意外と他人に厳しい。
お前が怠けていたということが分かった以上、今日からはたっぷり酷使してやる。」
 
―笑わせるな…人間の分際で…―
 
「昔から『人間の分際で…』と言い出すヤツは、いつの時代も身を滅ぼすものだ。黙って私の話を聞きな。
私が死を前にしても使わなかったという貴様の力、それはどの位強力なんだ?」
 
魔人たちの声がさらに騒々しくなった。一発やれば静まるか。剣を抜こうかと考えていた矢先、
黙っていたダイムスが答えた。
 
―優れた者が振りかざすなら、神に近付くこともできるだろう…―
 
「おいおい、その程度か。神に近付くレベル?少なくとも『神を倒すレベル』
とでも言うべきではないのか?」
 
ダイムスは答えなかった。だがこいつが「思い上がる私」に腹が立っているのと同時に、
満足な応えを引き出そうと葛藤していることも分かった。
ヤツは怒って殺そうとするか、もしくは納得して生かすのかをまだ決めかねているようだった。
 
いつものやり取りであれば迷う程時間を要さないが、すぐに理解できるレベルの
対話に慣れた私には、ヤツの迷いが手にとるように分かる。
身の程知らずなヤツめ。ヤツまでも私を生かすか殺すかで悩んでいるだと?
リスが冬眠のためにドングリを隠すように、主人に強力な武器を隠す情けないヤツを
どこまで見て見ぬフリをするべきか。沸き起こる腹立たしさを懸命に押し殺す。
いずれにしろ、もうすぐその優れた「隠された力」の実態が明らかになるだろう。
それからヤツを評価しても遅くは無い。
 
「亡者のお喋りはここまでだ。神を倒す位の覚悟が無いのならもういい。
口数だけが多い同行者は不要だし、頭のおかしいヤツは好かん。私について来られないのであれば
消えな。」
 
―馬鹿で高飛車だとしか言えないな…。いいだろう、貴様がどこまでできるのか様子を見ようではないか…。
全身全霊をかけたこの力を与えたにも関わらず神を殺せないのなら、その前に貴様を殺してやる…―
 
遠くから砂埃が舞い上がったのが見えた。かなりの数が集まっているようだ。
その場に立ち上がり剣を持つ。数えきれない程の敵を切ってきたこの剣には、
彼らの怨念が纏っているだろう。いつかこの怨念が私を殺すだろうが、今はその時ではない。
これ位の緊張感がなければ、人生は退屈だろう。
 
「いいだろう。では誰が口先だけのヤツなのか確かめるために、神を殺しに行こうじゃないか。
神が本当にいるのかはわからないが、ある聡明な者の言う通り『過程さえも』楽しんでみようではないか。
私を失望させたらすぐに教会に送りつけて成仏させてやるから、全力を出してみろ。ダイムス。」

アップデート情報

利点

欠点

推奨装備アイテム

バフ強化システム推奨アイテム

自力で入手可能なもの
トレードによって入手可能なもの

推奨アバターオプション

スキル振り例

よくある質問と回答

Q.
A.

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