ドラコ

かつて、雑草やペストを取り除くために使用されていた農業用の火炎除草機。
稀なケースだが、本質は時間が経っても変化しない。

形状

しっかり隠そうとすると置き場所に困る程度にはでかい。
ゴブリンとどことなく似たような形状だが、こっちは近接耐性のみで透過はない。
火炎は武器の中心ではなく端っこ寄りの噴出口から出ているため、同じ場所に置いても武器の設置角度次第で若干攻撃範囲が変わってくる。

概要

スペック

基本情報

パワースコア	必要電力	耐久値	重量	リチャージ方式	弾薬数
1600	4	360	270kg	クールダウン	120

アップデート0.10.60以前

アップデート0.10.60以前

パワースコア	必要電力	耐久値	重量	リチャージ方式	弾薬数
1600	4	310	270kg	クールダウン	120

攻撃力

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
炎熱	0.0	20.70	1/50回	1035.00	0.13秒		6.0秒

2022/04/21:アップデート0.13.60以前

2022/04/21:アップデート0.13.60以前

攻撃属性	爆破半径	ダメージ (単発)	連射回数	ダメージ (1連射)	連射間隔	BDPS	リチャージ	DPS
炎熱	0.0	23.15	1/50回	1157.50	0.13秒		6.0秒

射撃特性

射程距離		弾速	落下値	衝撃力	反動	砲弾サイズ	ロケット 旋回半径
適正	最大
25		50	0

動作特性

砲旋回速度	左右角	上下角	砲旋回 照準拡散値	照準拡散範囲
				静止時	移動時
35	10/10	10/10	0.0	25.0/25.0

ゲーム内グラフ

ダメージ	射撃速度	射程距離	オーバーヒート耐久時間
8.2	7.5	1	8.6

耐性

近接	銃撃	爆破	炎熱	電撃	透過
90%

オプション

テキスト
攻撃されたパーツの熱を上げる。 熱の温度に応じて受けるダメージが100%まで増加する。
効果
ダメージを与えたパーツの熱量を0.75%増加。 最大値に達するには134回の攻撃を加える必要がある。

　

製造

解説

レジェンダリークラスの火炎放射器。
近接武器に負けず劣らず高火力、具体的には連射中であればオプションを発揮しているハーベスターの2倍強程度の攻撃力を持っており、そこに加熱も加わるため、攻撃範囲が狭いものの攻撃力自体はハーベスターを完全に上回る。ビバファイヤー。
更にこちらは他の近接武器と違い潜在的な耐久性にとても優れている、射撃武器であるため近接武器と違って露出させる必要がなく、キャビンなどの高耐久パーツで武器を隠し持つ事ができる上、「機体の一部が引っかかって攻撃判定が届かない」というような事が起きづらく、敵を正面に捉えてさえいれば装備しているドラコ全てが完全に攻撃力を発揮できる。更に敵の爆発物を壊しても巻き添えダメージを受けづらい。
極めつけに、炎熱属性なので耐性パーツの減衰力が若干弱めで、近接武器では壊しづらいクローラーや大型除雪バンパーなどを比較的簡単に焼き壊す事が可能。
ハーベスターに比肩するほどの攻撃力を持っているものの、攻撃の性質は『射程を短くしたゴブリン』のような塩梅。

火炎エフェクトはパーツを貫通して表示されるが、攻撃判定は貫通しておらず表面から一つ一つ焼き壊していくため、近接武器のように複数パーツを同時に攻撃してダメージ倍増といったボーナス要素は発生しない。
上記の仕様によって加熱効果はパーツが壊れる度にリセットされるため、加熱による増ダメージは案外少ない。
また、派手な見た目に反して加熱速度は緩やかで、ドラコ1門であれば完全に加熱するまで18秒ほど必要。その上100%まで加熱する過程で与えるダメージはなんと2700を超えるため、完全加熱するまで耐えられるパーツは殆ど存在しない。
これらを総合すると、加熱効果は殆ど全てのパーツに対してろくに効果を発揮せず、キャビンやクローラーなどの高耐久パーツを攻撃する場合には+10～20%程度のダメージ増が見込めるといったところ。

つまるところドラコはオプション効果によって攻撃力を高める性質の武器ではなく「安定的に高い攻撃力を発揮する近接武器の亜種」というのが適切な捉え方だろう。
ただし、連射中の火力はハーベスターにも見劣りしないほど高いのだが、冷却時間まで勘定に入れるとかなり落ちるので、ドラコを使うのであれば最初の1連射で素早く敵を仕留めきる事を意識したい。

欠点として、ほぼ正面にしか撃てない＆弾速が遅いという性質を持つ。
静止したまま同じ方向に撃ち続けている時はあまり気にならないが、ハンドルを切りながら撃つ場合は明らかに炎が逆方向に流れるし、前進しながらの射撃では射程が半分程度にまで縮んでしまうため、相手に回り込むように動かれたり逆方向に逃げられたりすると非常に攻撃しづらい。
また、精度が異常に悪いため射程ギリギリに近付くほどミスショットが増え攻撃力を発揮できなくなるので、自機と同等以上の素早さを持つ相手に逃げられると追いすがって攻撃し続ける事は困難。
それらの要素から、ドラコは鈍足車両や動きの止まった車両を高火力で一気に焼き尽くす事は得意だが、機動力の高い敵を殴るのは苦手な武器と言える。

総評すると、高機動な敵を追いかけるよりも鈍足な大型機を焼き払うことに向いた武器と言える。
鈍足機と短射程武器の相性はあまり良くないが、そこそこ武器耐久が高くキャビン下に隠しやすいため、高耐久ビルドでのタンク役にも適正がありはする。

ドラコの装備数が増えるほど早く加熱するため、結果的にダメージの増加につながる。
複数のドラコを装備した場合の1機当たりのダメージとダメージ増加率と1ヒットあたりの加熱率を求めるとこうなる。

ドラコの仕様なのか±１～２ヒットほどの原因不明の測定ばらつきが発生する。
およそ相関が取れており、ドラコの１ヒットあたりの加熱率は0.35%と分かる。
ドラコを4機積めば理論上は1ヒットにつき1.4%加熱されることになる（測定誤差の影響か1.35%になったが）。
この加熱率の増加＝ダメージ増加が0.13秒ごとにダメージを与えながら繰り返される。
レメディよりも単発ダメージと加熱性能が増加していることが分かる。
レメディのダメージと加熱率で十分にやばかったのに、それより高ダメージと高加熱率を備えたドラコがやばくないはずがないのは言うまでもないだろう。

ビジュアルから分かるように、ゴブリン（グレムリン）とドラコは銃身が金属のオブジェで囲われているが、この影響は近接耐性を持つだけに留まらない。
ゲームシステムとして、ほぼすべての武器には敵などの接触によって銃口が塞がれてしまうと射撃できなくなる仕様があるが、銃身がオブジェで囲われているゴブリン（グレムリン）とドラコは金属のオブジェによって銃口が塞がれない。
銃口を塞がれて射撃できないという事態が起こらないため、むしろ積極的に敵にぶつけて密着しながら射撃できる仕様となっている。
武器のレイアウトに関わってくるため、知っておいて損は無いだろう。

装備相性

炎熱のダメージボーナスがあることからレッドビームのように他装備と組み合わせて性能を発揮する装備と誤解されがちだが、ドラコの実態はオプション効果はあまり関係なく素の攻撃力が高いだけという極めて独立性の高い武器なので、他装備との相乗効果のようなものはあまり期待できない。
強いて言うなら冷却装置を共有できる武器同士なら無駄が少なく済むのでなるべく冷却系の装備と合わせたい。
敵に自由に動かれると長所を発揮しづらくなる武器なので、スキンナーやテスラキャノンなど敵の動きを阻害する装備を1つ積んでおくことが望ましい。
　
近接ダメージで壊しにくいバンパーやクローラーを除去する装備としてはそれなりに有用なので近接武器の欠点を埋める用途で使われる事もあるようだが、ハーベスターをオプションと加熱のダブル強化、などといった組み合わせは非現実的なのでやめておこう。
　

ブライト

火炎放射器を使うなら第一候補になる強力なキャビン。

テスラキャノン

ドラコは非常に射角が狭く、いかに敵を正面に捉え続けるかが大事になるため、敵の移動を阻害できるテスラキャノンは好相性。

 

アップデート

関連項目

• 火炎武器

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