国籍概説

Last-modified: 2019-08-01 (木) 02:11:56

2015.11.16 仮設
2016.01.13 追記・修正
2017.10.18 イタリア追記・他微修正
2017.11.16 アメリカ・イギリスの砲兵育成についての項目を修正
2019.07.29 ソビエト追記・全体的に修正+追記・7か国揃ったのでregion解除


はじめに

NAVYFIELDではサービス開始当初より「アメリカ」「イギリス」「日本」「ドイツ」の
4つの国籍と、国籍未選択状態の「無国籍」が存在した。
長い空白期間を経て、これに「フランス」が加わり、「ソビエト」が加わり、
最後に「イタリア」が加わった。
「フランス」以降の国籍を特に区別して「新国籍」と呼ぶこともある。
全てのプレイヤーは「無国籍」から始まり、クレジット・ポイントを貯め、水兵の育成を進め
やがて国籍を選択してさらなる高みを目指すことになる。

同盟関係について

史実同様、ゲーム内でも各国間の同盟関係が設定されている

  • 連合国
    アメリカイギリスソビエト
  • 枢軸国
    日本ドイツイタリア
  • 連合・枢軸の両方に属する
    フランス無国籍
 

言うまでもなく、「連合国」と「枢軸国」は敵対関係にある
フランス・無国籍は全ての国と同盟関係にある

国籍艦の武装

 

簡単にいうと、アメリカの艦にはアメリカの砲しか載らない
さらに、アメリカの砲を使うにはアメリカ国籍の水兵が必要になる
砲や魚雷発射管には使用条件としてスキル(技能)とレベルの設定がある
たとえば、「軽砲」「Lv.36」の指定がある場合は、兵器兵から砲兵に転職しLv.36になった水兵が必要

※ 水兵のクラスとスキルについては別途

 

無国籍艦だけ特別で、Lv12までの全ての国籍の国籍武装を載せる事ができる
ただし国籍武装を使用するには、それと同じ国籍の水兵が必要

なお、無国籍武装を使うには無国籍水兵が要る

無国籍水兵は、無国籍武装とLv.11までの国籍武装を扱うことができる

国籍水兵の能力発揮

 

原則として、国籍艦には同じ国籍の水兵を乗せる

 

同盟国の水兵を乗せた場合、
水兵を構成する「士官・熟練兵・新兵」のうち、「熟練兵・新兵」が機能し士官は新兵扱いになる
(新兵は欠員ペナルティを避けるために必要だが能力発揮に寄与しない)

また、水兵能力のうち「保守・修理・機関」のみが機能する
兵器兵系・特別兵系の使い回しは出来ない
士官の効果が熟練兵の比でないこともあり
「同盟国間での水兵の使い回し」は考えるべきではない。

なお、敵対国の水兵を乗せた場合の能力発揮は一切無い
(士官・熟練兵が全て新兵扱いになる)

 

ただし「看護兵」は例外
アメリカ・ドイツのみ甲板兵系から転職することができる
他国にはなく、使いたい場合は同盟関係にある方の看護兵を使うことになる
(日本艦に乗せて使いたい場合はドイツの看護兵)
その場合、「士官」が機能する
…看護兵自体が顧みられない点はさておき

 

さらに最近、複数国での使用が可能な「Hired Sailor」が実装された。
(受け取り時に連合or枢軸の選択があり、選択した陣営で士官を含めた水兵能力を発揮する)

無国籍艦の武装

無国籍武装と、Lv.12までの国籍武装が搭載可能
ただし、国籍武装の使用には国籍水兵が必要になる

ヘッジホッグ以外の武装については無国籍のものの方が載せやすく強いので、無国籍艦を使い続ける場合は専用の水兵を持っておくのも良い(後述)

無国籍水兵について

国籍取得が可能になるのはLv.12になってからなので、それまでは無国籍ということになる

無国籍艦を使い続けたい場合、専用の水兵を持っておくのも良い。5人いれば困らないはず

幽霊化推奨

 

・・・幽霊化とは、取得したての水兵の「新兵」を最低(1人)にすることで、重量を最低(1t以下)にすること。戦闘でこの1人がお亡くなりになると「0人」「0t」の文字通りの幽霊となる。水兵が能力を発揮し始めるのは早くてもLv.30後半からなので、それまでは国籍水兵でも幽霊化してしまって良い

 

Lv.12で国籍取得が可能になる一方で、Lv.26になると国籍取得ができなくなり、以後その水兵はずっと無国籍でいることになる

意図的に無国籍のまま育成を行う場合を除き注意が必要(艦長候補を育成(Lv上げ)してるときに事故りやすい)

 

国籍水兵と異なり一切の転職が無いため、無国籍水兵を育成して能力発揮させる…のは難しい
高能力の国籍水兵を使用する
という手もあるが、ほぼすべての無国籍艦は積載量が小さく、重い水兵を乗せにくい…という問題もある

 

「ほぼすべて」と述べた通り、例外はあり、その場合「艦長役」「兵器兵役」の有人無国籍兵を作る余地がある
能力を得るために転職が必須となる他の職種の水兵は、国籍兵であることが必須であるが、「無国籍」は全ての国籍と「同盟」関係にあり、国籍兵でも「熟練兵」は機能するので、あえて「士官」を0人のままにして高レベルまで育成した機関兵や修理兵を使用する…といったことが考えられる。その場合は適切な「国籍の能力値ボーナス」や「兵長クラス」のある国籍を選ぶべきだろう
「Hired Sailor」を所持していれば、先の問題はクリアされる…が、中国語版クライアントでは国籍表示が未実装(2019.07)で、次の入手機会があるか分からない状況である

 

なお、潜水艦を探知する能力を持つ「水測兵」は、必ずしも必要ない
(駆逐艦以下の艦級であれば、幽霊水測兵と同等の探知範囲を水測兵無しで持つため)

アメリカ

連合国
全体としてバランス良く扱いやすい艦が揃う
水兵の育成については兵器兵系は転職時に注意が必要
多数の戦艦を擁し、武装の選択肢も多い
扱いやすい対空砲もあり、初心者が選択する国籍としてもおすすめ
また、水兵の廃強化が前提となるが、戦闘機が7ヶ国中で最も強い

 

系譜上では「アトランタ」と、BB1~BB3が難所
前者についてはECL「オマハ」やPCL「テキサス」で乗り切れる
もちろん「アトランタ」で改装や武装の選択をいろいろ試してみるのも良い
問題は後者
はじめての場合、
「ネバダ(BB1)」→「テネシー(1941)(BB1)」→「テネシー改装(BB2)」→「ノースカロライナ(BB3)」
・・・のルートが無難

 

「アラスカ(BB1)」はまず戦艦として戦うのはかなり厳しく「グアム」に改装したいところだが、
「グアム」に改装したとして、「コロラド(BB2)」を目指す場合道のりが長めで、「ニューメキシコ(BB1)」を選んだ場合は「サウスダコタ(BB3)」まで16インチ砲が使えない(射程を犠牲にするなら別)
(「コロラド」「テネシー(1945)」が16インチ連装、「ニューメキシコ(1945)」と「ペンシルバニア(1943)が14インチ3連装。なおアラスカ砲は早めに主砲の選択肢から外すこと)

アラスカ/ネバダ ~ ダコタ/ノスカロ 間は、改装艦の存在もありルートがごっちゃりしてるので注意

 

EBBは「ニューヨーク (EBB0)」は趣味、「ミシシッピ (EBB1)」はコロラド砲が載る砲艦、「メリーランド (EBB2)」はダコタ砲が4基載る重砲撃艦
(…とはいえ他国にも似たような艦があるのでそこまでの優位は無い)
PBB「セバストポリ」は積載余裕が小さめで砲塔配置が独特だが扱いやすい
米は砲兵で扱える近接~中距離対空砲を擁しているので、Tマウント容積の小さい艦を除いて出来るだけ使っていきたい

 

Lv38~Lv48に座するCL・CAは特に高い性能を持つ
アトランタを抜けた先にある「ブルックリン」は3連装6インチ砲を5基搭載可能で、前Rのみの3連3基突撃仕様も有力
次の「クリーブランド」はCL最強との呼び声も高い

PCAペンサコーラは巨大なRマウントを持つ装甲艦(ポケット戦艦)型で、12インチ砲や14インチ砲が載る
序盤のBBが苦しいと感じるならCAでBB3あたりまでもたせる手もある

 

CV・SSは並 本領発揮はLv80近辺から
CVはECV「エンタープライズ」を入手できればかなり楽になる
SSは高Lv(SS5~)において火力投射量でやや優位になる

イギリス

連合国
7ヶ国中最高の装甲性能を持つ
加えて水兵能力、他国より1席多い補助席と相まって高い防御力・耐久性を発揮しうる国籍
水兵の育成については兵器兵系は要注意
アメリカに次いで多くの戦艦を擁する。最初から15インチ砲を使えるのは強み
対空砲は、かの有名なポムポム砲を擁するが、他に連射のきく対空砲は無い
なお、ポムポム砲を使うにはLv.45以上の対空兵が必要

 

装甲性能を発揮するには当然、装甲を装着しなくてはならない…が、ある程度割り切った場合でも数百万Crの費用がかかるため
(外した時に費用全額が戻るとはいえ)、駆け出しの頃はなかなか利用できるものではない
使う場合、電撃戦では側面(舷側)、大艦隊戦では甲板を重視する。重量増加による速度低下、
および敵弾貫通時のダメージ増大(貫通最大ダメージ = 排水量 x 0.06)といったデメリットもあるため、中途半端な厚みでは逆効果になりうる
余談になるが「バルジ」も同様なので張りすぎには注意

 

戦艦は最初から15インチ砲が無理なく使え、補助席+1と相まって扱いやすい
クセのあるBB3群「ネルソン」「フッド」「キングジョージⅤ世」の扱いが悩みどころではあるが欠点ではない
主砲の選択に悩んでCrを浪費しすぎないように

ライオン1(BB4)・ライオン2(BB5)で、後Rに砲を載せてない場合、まず装甲艦である
甲板装甲10.0インチ(=甲板100枚)以上を備え、高貫通威力を持つ一部の砲を除き、榴弾(HE)による砲撃を弾く
とはいえ実際にはやや無理のあるセッティングで、みんながみんなやっているわけではない
また、クイーンビクトリア(BB6・SD級戦艦)は装甲化できるBB6として有名である。この艦の場合、装甲化すると速度が巡航21/OH35kntになってしまうが…

最大仰角40°未満の全ての艦にとって装甲艦は注意必須の相手である。徹甲弾(AP)は必ず積もう

 

砲兵の育成方法については別途。面倒ならエリート精密(Elite Accuracy Sailor)を連射ルートで純育成

 

対空砲はLv.48対空兵で全ての砲が扱える(ポムポムはLv.45)。ポムポム以外にも、連射はやや遅くなるが有力な両用砲がいくつかあるので
マウント容積や数と相談しながらいろいろ検討してみよう

 

EBBは「ドレッドノート (EBB0)」は積載余裕が小さめだが扱いやすい。「レゾリューション (EBB1)」はLv64にして補助席が7、
「クイーンエリザベス」同様強力な主砲を十分な弾数と共に搭載できる。「バリアント (EBB2)」はネルソン砲やフッド砲を4基搭載可能でTマウントも充実している

PBB「ダンケルク」はフランスのものよりちょっと扱いにくい。席数の多さもイギリス艦との比較では若干見劣りする
フランスの方で気に入ってるなら使っても良い。あるいはLv60近辺の通常艦が合わないと感じる場合に試してみるのも…

 

CV・SSはちょっと影が薄い。補助席+1の恩恵が受けられないどころか、CVは「カレイジャス」までRマウントが無く他国より水兵が載らない
SSは異彩を放つ「M Type」を擁するが、全体的に見て平凡な性能

日本

枢軸国
威力と射程に秀でた砲と最強の魚雷を擁する、攻撃特化の国籍。防御は苦手
また、多数の空母を擁する空母大国でもある
大淀・最上(1944)・伊勢(1943)といった戦闘空母は日本にしかない。伊13や伊400といった雷撃機を扱える潜水艦まである
対空兵が必要になるが扱いやすい長射程対空砲があったり、超長射程魚雷の存在、
低Lvから空母艦載機が扱えるなど、初心者が選択する国籍としてもおすすめ
ただし順当に艦船系譜を進めていこうとすると、選択肢は無くなるという点には注意
魚雷大国でもあるが、扱うにはコツが要る他、重雷装艦は潜水艦以上の趣味艦…である
潜水艦は他国と比べて攻撃力に優れるが機動性に劣り、扱いはやや難しい

 

最大の壁は「金剛」
「金剛砲」と呼ばれるものが無く、12インチ級の浅間砲を積むことになる。それで「扶桑」にたどり着いたところで扶桑砲は14インチ級
しかも威力・射程共になんとなく控えめ(表現がアレだけど本当に…)

日本戦艦の本領発揮は加賀砲(16.1"/45 Type90 N80/L82/D84)を積んでからになる。それまでなんとか耐え忍ぼう

空母に手を付けない場合、PBB「B65 Project」は積極的な選択肢となる

 

戦闘空母・酸素魚雷・高威力の戦艦主砲…といった特色は、
言い換えればそれらを欠いた場合は平凡以下になってしまうということでもある
戦闘空母は、言うまでもないがパイロットを別途育成する必要があり、
酸素魚雷(Type93)を使うにはLv50付近の魚雷兵が必要で、
高威力の戦艦主砲はLv80以上の砲兵がいないと使えない(前述)

 

対空砲も効果的な弾幕が張れるのは「大和」以降と「B65」、対空特化の「最上」「妙高」「北上」くらいで「最上」「妙高」は
射界の問題もある。ECL「夕張」はRマウント4基、
PCA「浅間」はTマウントが片舷4基と米PCAと同じだが艦の投影面積が大きく対空艦としてはやや扱いにくい
出来ないわけではないがある程度割り切った運用が必要になる

 

難点としては他に、小さめの積載余裕とやや少な目の弾数…がある
前者については駆逐艦と、魚雷ルート(~球磨/改・北上)で顕著で、水兵は幽霊化が基本となり、
例えば「北上」は機関兵1人と(軽量化した)魚雷兵2人を有人兵とするのが精一杯である
後者は艦Lvに相応の主砲を積む場合、「大和」まで地味に続く。弾数を確保したい場合はあえて下位の砲
またはL型でなくN型やD型を選択する必要がある…が、戦艦の場合は避けたい(例外はある)

BB5「紀伊」やBB6「天城」、EBBでは弾数に困ることは少ない

 

はじめての場合は戦闘空母や空母に興味が無い場合でも、「阿賀野」「最上」を目指すと良い

 

大艦隊戦でよく「北上」によって撒かれている魚雷は
「 24" Type 93 M1 Mod-1 」(低威力超射程低速)で、発射管は
「 24" Type93 M1 x5 Launcher 」(Lv50)である。覚えておこう

次点が
「 24" Type 93 M3 Mod-1 」(中威力長射程低速)
「 24" Type 93 M1 Mod-3 」(高威力長射程超低速)
特に遅い方は危険な威力だがちょっと撒きづらい

魚雷は酸素にこだわらなければ低Lvから選択肢はあり、駆逐艦~軽巡洋艦では重要なダメージソースとなる

 

対空砲は

連装「 4.7"/45 Type 10 A 」(Lv.36)1.52s ・・・ 通称「10式」

連装「 3.9"/65 Type 98 A 」(Lv.34)1.20s

3連装「 6.1"/60 Type 3 A 」(Lv.58)3.00s

…がメインとなる

 

2つある空母(CV)ルートのうち、隼鷹~翔鶴ルートは他国と似た性質の艦が順当に並ぶ
CV1が無いが最上CV(Lv50 Mogami (1944))があるので問題ではない

もうひとつの鳳翔~加賀ルートはやや独特な趣のあるルートとなる。一応順に挙げていくと、
CV1「鳳翔」・CV2「龍譲」・CV3「飛龍」・CV3.5「赤城(1927)」・CV4「赤城(1938)」・CV4「加賀(1928)」・CV5「加賀(1935)」…となる
赤城・加賀の改装には約100万Crかかるので注意。とはいえ空母の価格を思えばそこまで高額でもないが…

そして2つのルートは「信濃」で合流。Lv100超えの系譜上の空母(Normal Ship)はこれだけである
性能はCV5とPCVの中間。なお航空機運用能力的には「翔鶴」や「加賀(1935)」と等しく、CV5扱いとなる

 

潜水艦は「伊16」(HEI Type I)までは並~攻撃面でやや有利な性能。
「伊13」(Kai-Kou Type)から雷撃機搭載可能となる…が、潜水艦としての能力は他国と比べて不利になってしまい、
特に伸びない攻撃力や艦の大型化がネックとなる。多めの補助席をどう使うか、雷撃機を使うかどうか悩みどころ

 

EBBは「三笠 (EBB0)」は趣味、「榛名 (EBB1)」は長門/加賀砲Lまたは三笠砲を4基積める技巧派、「日向 (EBB2 …EBB3.5とも)」は長門/加賀砲Lが6基載る重砲撃艦
また「信濃 (EBB4.5)」は、紀伊110砲の上位互換と言える比類なき攻撃力を持つ信濃砲(20.1"/45 A-150 (Lv103))を搭載できる

 

余談になるが、「大淀」「最上(1944)」「伊勢(1943)」に次ぐ戦闘空母・・・航空戦艦としてEBB6「愛宕」が実装されている

ドイツ

枢軸国
7ヶ国中最大射程の砲を擁する国籍
また、駆逐艦・重巡洋艦の性能は特筆に値する
磁気信管魚雷も特徴のひとつ
無難な性能かつ扱いやすい対空砲を持つ。対空兵が必要だが純育成で問題ないので初心者向き
戦艦は、主砲の射程は長いが着弾が見えないうちは難儀する。威力も控えめ
潜水艦は機動性に優れ、またその魚雷は磁気信管のおかげで艦底通過が無い

ノーマルシップにしてBB3と撃ち合えるポテンシャルを持つ
「装甲艦(PS)」を擁する国籍
(システム的には重巡洋艦(CA)と同じ扱い)

 

長めの射程も相まって「FCS線の長さ」に中盤まで悩むことになる。簡単に言うと「着弾が見えない」
プレミアムシップの場合は艦長席に機関兵を乗せることで、「機関」能力に応じてFCS線が伸びる。どうしてもつらい場合は利用してみよう

射程の優位はカイザー(BB6・SD級戦艦)まで続くが『火力』『船体の大きさ』『速度』と引き換えになっており、艦Lvが上がるにつれデメリットが目立つようになる
敵の動向にはより一層の注意が要る

 

軽巡洋艦と空母は並の性能だが11単により特異な存在感を醸し出すことも可能
空母はエウロパ限定となるが、ドイッチェ単D型の搭載が可能。もちろんネタ装備
残念ながらドグラース(SD級)ではできない

 

潜水艦は機雷潜「II型」や機関砲を搭載する「U-FlakI型」といった変わりダネを含めて良好な性能を持つ
発射管数が少ない一方で磁気信管魚雷であり、かつ装填がアメリカに次いで早い
予備魚雷の搭載可能数(武装搭載容積)は他国よりわずかに少ない程度であり、
SS5・SS5.5においては7か国中最強と言えるだろう

 

ノーマルシップやプレミアムシップがこぞって良好な性能を持つためイベントシップはイマイチ影が薄い
H44のヘイト回避にH41(EBB4)やJ39(EBB4.5)を使う手もあるがH39も結局ヘイト高めなのが悩みどころ…
ナッソー(EBB0)は積載余裕が小さめだが扱いやすい。グナイゼナウ(1943)(EBB1)はビス砲L搭載可能、
ビスマルク(1943)(EBB2)はOプロII砲L(3連装)が4基載る(ビス砲Lより射程は短くなる)

 

対空砲は

連装「 3.46"/76 SK C/32 」(Lv.30)0.80s

連装「 4.1"/65 SK C/33 A 」(Lv.55)1.20s

連装「 5"/61 KM 40 」(Lv.42)1.20s

…の3択

 

完全に余談になるが、GMやモデレーターの繰り出すトンデモBBの国籍がココらしい

フランス

連合国・枢軸国
足の速さと比較的小さい被弾面積、4連装砲が特徴。代わりに戦艦主砲の射程は短め
この国籍から砲にNLDAの区別が無くなる
全ての対空砲・両用砲を砲兵で扱うことが出来、種類も豊富
艦の選択肢は無い(欠点ではない)ものの、NF最長射程・良連射の対空砲を擁し、
初心者に特におすすめの国籍

 

万能艦「マンデル」(PCA)
および
その特徴的な風貌と突進力でNFの海に君臨する
「シャルルマーニュ」(BB6・SD級戦艦)を擁する国籍

 

重巡洋艦まではそれぞれ艦Lvなりの性能といった具合
魚雷は発射管が3連装までとなり駆逐艦・軽巡洋艦では積載余裕がないこともあって使いにくく、積載に余裕のある重巡洋艦では再装填が出来ない
また重量やマウント容積の制限で、手が届くように見える武装が実は使えない…といったことが多発する
確認は念入りに

 

超射程対空砲
「3.5"/50 cal Model 1929 A」は、58という大きめの容積がネックとなるが
「艦砲」技能で扱え重量が軽く装填も日本の「10式」並と扱いやすい

重巡のTマウント・ECLレノー・CL(APA)ベルフォートがそれぞれ示し合わせたかのようにマウント容積が70で、ココで使う場合、弾は6セット420発210射分となる
弾数や装填時間を重視するのであれば
「3.5''/50 cal Model 1926」(容積35)も候補となる
こちらの場合は19セット950発475射分
(なお、BBリシュリュー以降はTマウント容積が増加するため前者の対空砲で問題ない)

 

他、装填は遅くなるが両用砲として使える砲が多数ある

 

戦艦はドレッドノートを彷彿とさせる、12インチ級の主砲をもつ小型の艦から始まる
門数に不足はなく、BB2リヨンに至っては16門……(ただし集弾は悪い)
BB4リシュリューは艦Lvより砲Lvが高いので注意(艦Lv.89 砲Lv.91)
戦艦砲は一部の例外を除き他国と比べてなんとなく短めの射程に悩むことになる
口径もなんとなく小さめ
ただし12インチ級は他国と比べてHE威力が高い

EBBは「ダントン(EBB0)」は戦艦としてはとても小さい船体にBB3並の射程を持つ珍艦
(間違ってクールベ砲を載せないように)
「ル・アーブル(EBB1)」はリヨンの攻撃力以外の部分を強化した版、「プロヴァンス(EBB2)」はダントン砲を4基搭載可能
ジャン・バール(EBB4.5)」はリシュリューの船体に強力なアルザス砲を2基搭載できる

 

空母はLv.50から始まる。Lv順に
CV1「ディズミュド」・CV2「ベアルン」・CV4「ジョッフル」・CV5「アローマンシュ」

CV3が抜ける形となるが、CV2の性能が高いため苦にはならないはず
ECVベアルン(1944)を入手できれば楽になる…が、CV4→CV5の方がキツいはずなので、どちらかといえばECVジョッフル(1943)の入手を優先することをオススメしたい
アローマンシュはCV5としては異様に小さい船体で、なんとなくヘイトを躱しつつ全爆や全雷稼業を営むのに最適

 

潜水艦は火力投射量や機動性で他国と比べやや不利な性能
スルクフを除き船体は小さく攻撃の回避に関しては有利
SS5スルクフは8インチ連装砲を持つ。前方90°の範囲に指向でき、至近距離で敵戦艦の側面に当てれば単発1500ほどのダメージをたたき出す

 

PCAマンデル(Lv.53)はCAでありながら12インチ級の主砲(クールベ砲 Lv.52)が4基載り、
なおかつ良好な射界を持つTマウントを片舷5基、航空機容積240をも備える
ドイツやソビエトと比べて飛び抜けて良いというわけではないが、射程以外特に欠点はなく
対艦や対空、または主砲を降ろしての対空・対潜とお好みの武装で戦場を駆け回れる

 

さらに最近(2019.07.12)、「 Richelieu(1951) 」(Lv.90)が実装された

プレミアムシップであり、補助席が9席、前2基後1基となったRマウント、効率を追求したかのように様変わりしたTマウント、
Rマウントの追加分と合わせて増加した積載と控えめの甲板面積により、後Rを無しにすれば装甲化が余裕で可能な上、
その状態でも巡航24/OH40kntを維持できるという、規格外の性能を持つ

ソビエト

連合国
ややクセが強い国籍
なんとなく遅い巡航速度に悩まされる
代わりにそこそこの威力と長めの射程の砲を持ち、高Lvにおいてはドイツに比類する射程を持つようになる
大器晩成型
駆逐艦は個性的かつ魅力的なTマウントを持つ

 

低Lv帯においては魅力的なTマウントを持つ艦と、近接戦で有力かつ使いやすい魚雷の存在により戦い易い
魚雷は威力が低く射程も短いが速度が速い。4連装まで実用できるのも魅力
一方、砲の方は、比較的早く(Lv.30前半)から6インチ連装砲/3連装砲の使用を強いられ、弾の散り具合に悩むことになる

 

軽巡洋艦でルートが2つに分かれる。初めての場合はスヴェトラーナを選ぼう
もう一方、ボガトィーリは防護巡洋艦のルートで、パルラーダ、リューリクと続く。PCLのような艦容だがそれ以上の重武装または装甲化が可能

なお、仏まであったPCL(豆PCL)はこの国籍から無くなっている

ECLチャパエフは……たまには思い出してあげてください

2つのルートはキーロフで合流。キーロフはノーマルシップのCAにして10インチ連装砲が載る

10インチ連装砲は2つあり、長射程のものはキーロフ改装艦マクシム・ゴーリキーやPCAペトロパヴロフスクに載る
前者は魚雷の再装填が可能、後者は仏PCAマンデルに匹敵する砲撃能力を持つ。…が、Tマウントの射界が少し残念

 

対空砲は全て両用砲となる

「 Lv.30 3.9"/50 "Minizini" 」 …基本装填1.56s 黄金角36°

「 Lv.32 5.1"/45 SD-2 」 …基本装填2.76s 黄金角32°

この2つがメイン

6インチ砲による対空も可能だが、射程はSD-2を超えず、「長」射程にあと一歩届かないのが歯痒い

 

戦艦は……見ての通り苦難が待ち受ける
巡航速度の遅さ…他国より2~3knt遅いだけだが、それが苦しく、少しでも速度を確保しようとするとバルジが貼れない
艦によっては「前R・後R・前R・後R」という主砲配置となっており、着弾をまとめることが出来ない
以上の不利は、異様なまでの被弾面積の小ささによりある程度相殺されるが…
CAや他国の艦で、BB3「クロンシュタット」または「インペラトリーツァ・マリーヤ」が使えるようになるまで水兵育成した方がいいかもしれない
BB4「スターリングラード」あたりから他国と遜色なく戦えるようになるだろう

 

EBBもあまり恵まれているとは言えず、EBB2相当の艦が2つある一方でEBB4.5に相当する艦が無い
「プロレタリアート(EBB5.5)」はソユーズ110砲を微強化した感じの砲を振るうことが出来るが…

 

総じて蘇戦艦は、速度と積載を引き換えに、射程と威力の両立を果たしているような気がする…

 

空母はCV2から始まる。CV1の代替は無い
最初の艦は「コムソモレッツ(Lv.55)」で「キーロフ」との二者択一
「Project 71」以降、多数のRマウントによる、空母としては異例の火力を発揮できるようになる
対空・対潜に有利

 

潜水艦は残念ながら弱い
魚雷の威力が他国より1割ほど低く、装填は格段に遅い

イタリア

枢軸国
最後に追加された国籍であるせいか(日本ではサービス終了が迫る中実装されたこともあり、尚更)、ネット上に情報がほとんどない

 

こちらもなにかとクセが強い国籍
被弾面積の小さい艦が多いものの、Lv30台後半までは可能ならとばしたいくらいの苦行
加えて対空は絶望的とさえ言われる(偵察機を落とすくらいならば十分可能だが)
それでもなお高いヘイトの原因はLv.60~80台に座する戦艦が原因だろう
被弾面積の小さい船体から、低仰角・高発射レートで吐き出される砲弾は他の戦艦にとってひたすらに脅威である
ただし小さめの口径と軽めの砲弾重量、低仰角と相まって貫通ダメージは比較的得にくく、
また、装甲艦との相性は悪い
紅白のしましま模様や、特徴的なデザインの空母は魅力

駆逐艦はRマウントの数が少なく
軽巡洋艦はRマウントの容積が小さく
重巡洋艦はなんか同じような艦が並んでいる…そんな印象を持たれたのではないか?

 

最初の駆逐艦が辛いのは他国も同じだが、使える国籍砲まで無国籍で引っ張る場合、他国より長い時間がかかる

 

重巡洋艦までは単装砲に頼っていくことになる
「Lv.32 5.9"/50 K10」は26ポイントもの射程を持ちながら駆逐艦に載ってしまう
駆逐艦で扱う場合、FCS線の端の遥か彼方に着弾するので「心眼」での対応が必要になる
「Lv.44 7.5"/39 Skoda」は軽巡洋艦御用達の砲になる…が、Lv.44になるまでは5.9単で代用しよう
なお7.5単は射程は平凡だが装填が異様に速い
(なお「Lv.34 6"/40 EOC」は容積爆上げの弱体化を貰って実質使用不可に)

 

イタリアは機関の信頼度(安定性とかそんな感じ)が
DD→CL→CA→BB…と徐々に上がっていく仕様
「DD Engine I (Heavy…重機関)」に至っては「34」(通常は「60」)
これだとDPが4割ほど減ったあたりから速度低下が始まってしまう
重機関の信頼度が60になるのは「BB Engine III (Heavy)」…と結構後
実際のところはCAに差し掛かるあたりから気にならなくはなるが…

 

重巡洋艦では8インチまでの砲が使える。10単は載らない。6インチ連装&3連装は装填が遅いのでまず使うことはないだろう
PCAザラは魚雷の再装填が可能なのと「プレミアムシップであること」以外に利点はない
ECLデュカ(略)は軽巡と重巡の中間のような艦で、艦Lvと同じLvの水兵では満足に扱えない
重巡に乗るあたりであれば砲兵の強化は必要だがその真価を発揮する…かもしれない
なおPCLはソ連同様無い

 

魚雷がかなり扱いやすいのでTマウントにはできるだけ積んでおこう

 
 

戦艦はなんと10インチ砲を積んでのスタートとなる(BB1)
BB1はさらに偵察機が載らない。BB2で2隻とも12インチ砲と偵察機が解禁となるが、デザインや主砲で一長一短がありまだちょっと扱いにくい
BB3(Lv.76~77)までの道のりが辛く感じるなら、PBBアンドレア・ドリアは積極的な選択肢になる(艦Lv.65)

 

そして…BB3~BB4がイタリア戦艦の真骨頂
射程を重視するなら正規砲を載せるべきではあるのだが、全ての艦のすべてのRマウントに
「Lv.68 12"/46 Model 1909 (3連装)」が載ってしまう
カイオ・ドゥイリオ(1915)やコンテ・ディ・カブール(1915)、アンドレア・ドリアで有効なので使用を検討してみてほしい
射程と引き換えに装填が速くなり門数も多くなる

カラッチョロでは正規砲がいきなり14.5インチとなる。「Lv.82 14.5"/40 Model 1914」は普通の射程と異常に高いHE威力を持つ。装填も速め
BB4「コンテ・ディ・カブール(1940)」「カイオ・ドゥイリオ(1937)」では「Lv.91 12.6"/44 Model 1934」の連装と3連装の混載となる
口径が12.6インチとなるが、36ポイントと標準的な射程を持つ
HE威力は健在だが、同格に装甲艦が現れる頃合いなので間合い(仰角)やAPの使いどころに留意しよう
2隻とも改装艦だが艦Lvは89と、砲と異なるので注意

 

BB5「ヴィットリオ・ヴェネト」で良きイタリア戦艦の特徴が結実する。バランスが非常に良く、
小さめの船体(被弾面積)とも相まって有利に戦えるだろう
繰り返しになるが徹甲弾(AP)は忘れずに

 

戦艦のTマウントは艦ごとにじつにバラエティに富み、数や容積によって有効性が大きく異なるものの、単装砲による対空が可能
「Lv.13 3.5"/50 Model 1939 (容積22)」「Lv.24 4.7"/46 Skoda (容積33)」
「Lv.30 5.9"/45 SK L/45 (容積50)」「Lv.32 5.9"/50 K10 (容積51)」
EBBではECLの砲が載る場合もある。狙撃で狙う運用で良いなら一考の余地がある

 
 

空母はCV2から始まる。CV1の代替は無い
特徴的な見た目とRマウントの艦が並ぶ。高Lvになると数が増え対空はもとより対潜などにも有利
余談になるが、空母による対艦砲撃が最も優勢なのはイタリアである

 

潜水艦は小さい船体と短めの魚雷射程(末端爆発を狙う場合に有利と言われる)は共通するものの
他国と比べて有利かどうかは艦によって異なる

 

EBBは「レ・ウンベルト(EBB0)」は
妙に速い連射と高めの威力を持つ13.5インチ連装砲「Lv.50 13.5"/30 "R"」を搭載可能。Lv.50とイタリア戦艦としては艦Lvの低さも目立つ
「ダンテ・アリギエーリ(1914)(EBB1)」は13.5インチ連装または12インチ3連装が搭載可能
「レオナルド・ダ・ビンチ(EBB4.5…とは言われず2隻目のEBB4)」は12.6インチ3連装砲をそのまま4基搭載可能

 
 

実にさまざまなデザインの艦を乗り継いでいくことになる

 

結局どの国籍が良いの?

高Lv~カンスト帯の艦船を総合的に評価した場合において、
どの国籍が強いとか、優遇されてるとかいうのは無い。
国籍ごとに特徴を踏まえた上で、好きな国籍を選んで良い。

 

・・・と言いたいところではあるが、

 

新しくプレイを開始して、初めての国籍選択をする…という場合においては、
使いやすい・オススメの国籍…というものがどうしても出てくる。

 

先に結論を言ってしまうと、
「イギリス」「日本」「フランス」がオススメ

 

ポイントとしては
Lv.12~Lv.40ぐらいまでにおいて

  • 無国籍からの乗り継ぎがスムーズ
  • 大艦隊戦(Great Battle)において、攻撃に参加しやすい
  • 電撃戦(Blitz)において、他国の艦とまあまあorそれ以上の撃ち合いが出来る

これらに加え

  • 中~高Lv(~Lv.80くらい)までの水兵育成に便利な艦の存在

この4点を踏まえてオススメの国籍を考えてみると・・・

  • 無国籍からの乗り継ぎがスムーズ
    アメリカ・イギリス・ドイツ
    日本・フランス・ソビエトは少々難あり
    イタリアは難あり
  • 大艦隊戦(Great Battle)において、攻撃に参加しやすい
    みずから攻撃しに行くという前提なら
    "イギリス・ドイツ・日本・フランス"…が有利だが他国もそこまでの不利は無い
  • 電撃戦(Blitz)において、他国の艦とまあまあorそれ以上の撃ち合いが出来る
    アメリカ・ドイツ
    水兵のレベルが低いうちから高い攻撃力を発揮できるという点で有利
    厳しいと感じるなら無国籍艦を使い続ける選択肢もある
    Lv.40近辺では各国とも並び立つ感じになる
  • 中~高Lv(~Lv.80くらい)までの水兵育成(レベリング)に便利な艦の存在
    日本・フランス
    次点でイギリス、次いでドイツ
    アメリカ・イタリア・ソビエトは難あり
     
    水兵育成(レベリング)に便利な艦とは、
    具体的には、少ない水兵(高能力)で安定して対空や対艦攻撃を行う事ができる艦。
    (対潜は、味方が早々に撃沈してしまったり、潜水艦が最初からいない場合は出来ないので安定しない)
    ※少ない水兵・・・高能力水兵(廃兵~少なくともLv.100以上で適切に強化した水兵)を使用することが条件
  • アメリカ
    オマハ・ブルックリン・CA各艦
    長射程対空砲やCA以下で使用できる長射程砲が無い
    対空に関しては連射のきく5インチor3インチ連装砲で近接対空か、6インチ連装砲で狙撃するかの2択
    対艦はCAに優秀な8インチ3連装砲を前Rに積んでの突撃といきたいが安定するかは疑問
  • イギリス
    エメラルド・ヨーク・フューリアス・ネルソン
    一旦極めた後であれば、多くの艦で補助席+1の優遇があることと、ポムポム砲、18単の存在から育成システムの構築は容易。ネルソンは前Rに主砲を集中配置し、なおかつ偵察機が搭載出来ない…すなわち偵察機パイロットを載せる必要が無いため、高い戦闘力を維持したまま育成用の席を確保出来る
  • 日本
    夕張・大淀・最上(1944)・伊勢(1943)
    夕張では長射程対空、大淀・最上(1944)では艦載機、伊勢(1943)では艦載機および主砲を使う。軽巡や重巡で対空をしても良いように思われるかもしれないが、射界や速度の問題から最小限の水兵で…と考えるとどうしても不利になる。伊勢(1943)で砲撃戦と言うとピンと来ない人もいるかもしれないが、その機会は案外来る。主砲のセッティングはちゃんとするように(そもそも戦艦は所定の大きさ以上の砲を積まないと大艦隊戦に参加できない)。
  • ドイツ
    エムデン・バイエルン・Pプロジェクト・モルトケ
    KM40・10.5cm SkC/33 A型といった対空砲や、11単の存在、優秀なCA陣に恵まれ、攻撃機会を得やすい。エムデンは対空、バイエルンは11単を積んだ一発狙い、Pプロとモルトケはお好みで。
  • フランス
    レノー(Reynaud)・シュフラン・アルジェリー・マンデル・ダンケルク
    超長射程対空砲 3.5inch 1929 A型 頼み。重巡では好みで6or6.1inch3連装を使っても良い。ダンケルクはネルソン同様、前Rに主砲を集中配置している戦艦で、偵察機の搭載は可能だがプレミアムシップなので艦長席に機関兵が乗せられ、高い戦闘力を維持したまま育成用の席を確保出来る。
  • ソビエト
    チャパエフ・キーロフ・ペトロパヴロフスク
    Minizini・SD-2 頼み。好みで他の両用砲を使っても良い。
    軽巡洋艦の艦Lvがほんの少しだが高めで、育成に使うことを考えると他国より若干不利。
    18cm単装・18cm3連装・10inch連装といった優秀な対艦砲があるため重巡ではこれらを使っても良い。
  • イタリア
    ナヴィガトーリ・「デュカ・デグリ・アブルッチ」・「カピターニ・ロマーニ」・ザラ
    PCAザラをNCAボルツァーノに置き換えても良い
    対空は少数の単装砲で行うか、狙撃かの2択。数を落とす必要はなく、長射程対空砲があるので可もなく不可もなくといったところ
    対艦も狙えなくはないが安定するかは疑問

砲兵の転職に関して、「アメリカ」「イギリス」は注意が必要

 

アメリカは
兵器兵から対空兵・魚雷兵・連射砲兵・精密砲兵の分岐があり、
砲兵に進んだ後も、連射重砲兵・精密重砲兵、連射巨砲兵・精密巨砲兵の選択がある
連射か精密か、選択しなかった方の能力増加値は増えない

 

イギリスは
兵器兵から砲兵に進むところは他国と同じだが、
砲兵に進むと、連射重砲兵と精密重砲兵の分岐がある。その後は一本道
連射か精密か、選択しなかった方の能力増加値は減少する

 

最初に「精密」を重視し、その後「連射」を伸ばすやり方が一般的
最終的には「連射」の能力値をより伸ばしたくなるはずなので、ムダ無く育成したいのであれば、将来的にどのくらいまで強化(士官を増やす)するかを考えた上で、育成方針を決定する必要がある
イギリスの場合はロス育成(転職可能Lvで意図的に転職しない)まで考える必要があり、その場合は初心者向けとは言えないかもしれない
こうしなくてはならない、というわけではもちろんない。純育成(転職可能レベルで転職する)しても構わない

 

アメリカの場合は2回目以降の選択で「連射」を選択すること
イギリスの場合は転職で「連射」を選択すること
イギリスの場合で「精密」を選択することは『罠』

 

いくつか育成例を挙げていきます
( 水兵(砲兵)は特水付与・士官100・熟練兵満載という設定 )

  • アメリカ
  • 命中11連射11のサイコロ兵を精密連射連射の順に転職
    Lv.67で命中が発揮値カンスト
    Lv.95で連射が装填時間40%に到達(通常の連射カンスト)
  • 命中13連射11の精密エリート兵連射連射連射の順に転職
    Lv.67で命中が発揮値カンスト
    Lv.89で連射が装填時間40%に
  • イギリス
  • 命中11連射11のサイコロ兵を連射コース純育成
    Lv.81で命中が発揮値カンスト
    Lv.83で連射が装填時間40%に到達
  • 命中11連射11のサイコロ兵を、砲兵でLv.65までロス育成、その後連射コースで転職
    Lv.68で命中が発揮値カンスト
    Lv.87で連射が装填時間40%に
  • 命中13連射11の精密エリート兵を、連射コース純育成
    Lv.71で命中が発揮値カンスト
    Lv.83で連射が装填時間40%に
 
  • フランス(比較用)
    アメリカ・イギリス以外は巨砲兵のあとに砲兵長クラスがある
  • 命中11連射11のサイコロ兵を純育成
    Lv.65で命中が発揮値カンスト
    Lv.88くらいで連射が装填時間40%に
 

「命中」は砲兵の場合、レベルによって決まるカンスト(上限)に早い段階で掛かり、掛かり続ける
能力発揮値でいうとだいたい130万ほどで、Lv.125で160万になる。「連射」と共に成長していく能力だが早い段階で過剰になる
あまり士官を増やさない場合でも、転職において「精密」を選ぶ意味は薄いかもしれない

 
 

…と、ここまで書いたものの、重要なのは

どこまで強化するのか - 士官を増やすのか …ということ

また、Warld at War での使用を考慮するかどうか …という問題もある

 

コスト(課金)をかけられるなら、サイコロ兵やエリート兵でなく
スーパーエリート兵や Hero Sailor ほか高能力水兵を使う手もあるが、
やはりまず考えるべきは士官

砲兵は基本的に大艦隊戦での使用においては能力が過大となるので、
修理能力を重視した水兵選択や育成をすることになる…といってもエリート修理やスーパーエリート修理を使うだけだが…

一方で、
Warld at War においては「連射」の能力発揮値で500万~600万は欲しいため、修理能力を重視した場合はそれを確保できない可能性がある

 

何にしても、知識と経験(と便利な計算ツール)が無ければ始まらない

最初はあれこれ考えすぎず、砲兵として1ペア(2人)純粋に育成すれば良い