- 仮想の馬主で栄冠と夢を・・・
POGとは?
ペーパーオーナーゲーム(Paper Owner Game)の略称。プレイヤーが仮想馬主として競走馬を選択し、その競走馬の成績や獲得賞金などを競い合うゲームである。ただし実際に馬を持つわけではなく、書類上架空の馬主(ペーパーオーナー)としてプレイをしていく。
一般的には、複数のプレイヤーが1人あたり10頭の競走馬を指名。その指名した競走馬を獲得賞金やポイント換算をして競い合う。プレイする期間は中央競馬において、2歳馬がデビューする6月から翌年の5月末(日本ダービーの週)までが基本となる。
※事情により期間が変わったりすることもある。
競走馬の指名方法は、プロ野球のドラフト会議と同じような方式で指名していく。重複した場合はくじ引きやサイコロ、対決列島や桃鉄等で決める。
攻略方法を教えて!!
ごめんね、この記事の筆者はド下手くそ過ぎて参考にならないと思うけどポイントだけでいいなら。
上記にも書いたが、基本的にPOGの期間は2歳馬がデビューする6月から翌年の5月末の1年間。馬の中には2歳から活躍するタイプの馬もいれば、3歳後半から4歳以降(俗に古馬と呼ばれる)になってから活躍するタイプが居る。タイプを選択する上では後者よりも前者のほうがPOGの競走馬選択では望ましい。
競走馬の選択は主に血統と馬体の作りで判断する。血統がいい馬であればいつ活躍しだすかはともかく勝ち上がれる可能性は出てくる。勿論例え億を超える取引をされた超良血馬であったとしても、1戦も走らずに引退をしてしまうなんてことも当たり前のようにある。
現に日本では6億で取引された牝馬がいたのだが、その馬は落雷の影響で故障し一度も走らずに引退してしまったなんてこともあった。
馬体で判断する方法もあるのだが、馬体に関しては初心者で判断するのはかなり難しい。
どの馬を指名したら良いか困った時は、毎年POGに関する書籍が複数出版されているので、そちらを参考にするといいだろう。
どんな血統が良いの?
血統と言ってもかなり奥が深く難しい部分があるので、簡単にその馬の父(種牡馬)が誰がいいのかを挙げていく。勿論その父が良いからと言っても母の血統も関与してくるところがあるのでご了承ください。
※以下のものは2020年4月時点でのものです。また、馬名をクリックするとニコニコ動画で解説してくれているページに飛びます。
- ディープインパクト
競走馬 父 母 母父 主な勝鞍 ディープインパクト サンデーサイレンス
(サンデーサイレンス系)ウインドインハーヘア Alzao
(リファール系)皐月賞
日本ダービー
菊花賞等G1を7勝
- 言わずとしれた三冠馬(古馬G1を含めると7冠)。恐らく競馬を知らない人であっても一度は聞いたことはあるはず。引退してからのディープインパクトは父としても多くの産駒(要は子ども)を世に送り出し、多くのG1馬を輩出してきた。
残念ながら2019年の7月30日にディープインパクトはこの世を去ってしまったが、ディープインパクトの仔も引退して種牡馬になっているのも多く、暫くは影響を残すであろう。 - POGとしては今でもディープインパクトの産駒が多く出てきており、母方との相性が良ければディープインパクト産駒を選択するのはあり。
- キングカメハメハ
競走馬 父 母 母父 主な勝鞍 キングカメハメハ Kingmanbo
(キングマンボ系)マンファス ラストタイクーン
(ノーザンダンサー系)NHKマイルカップ
日本ダービー
- ディープインパクトと比べると地味かもしれないが、こちらも日本競馬で影響を残している種牡馬。NHKマイルカップと日本ダービーと厳しいローテ(調教師だった松田国英師から松国ローテと呼ばれている)を2戦ともレコードで勝利。その後秋の神戸新聞杯を勝利した後怪我で引退。
こちらも引退してからは多くのG1馬を輩出していたが、ディープインパクトが亡くなってから10日後にキングカメハメハもこの世を去ってしまった。
余談だが、キングカメハメハと先述のディープインパクトの馬主は同じ金子真人氏である。 - POGとしては母方次第で様々なタイプに変貌する。芝・ダート・長距離・短距離と問わず様々なタイプが出てきている。また先述のディープインパクト×キングカメハメハとの配合も見られることもあり、この配合でダービーを制している馬もいる(例:2018年ワグネリアン)
- ハーツクライ
競走馬 父 母 母父 主な勝鞍 ハーツクライ サンデーサイレンス
(サンデーサイレンス系)アイリッシュダンス トニービン
(グレイソヴリン系)有馬記念
ドバイSC
- 現役時代は19戦して5勝(内海外2戦1勝)と成績だけで見るとあまりパットしないように見えるが、実は有馬記念でディープインパクトを破っている唯一の馬でもある。その後ドバイに遠征してドバイシーマクラシックも勝利し世界クラスの実力を見せつけた。
反面、有馬記念を勝つまでは勝ちきれないモヤモヤとしたレースが続き勝てそうで勝てないレースが続いたのも事実。それ故、その成績が産駒にも影響をしていたりする。 - POGとしては、母父にトニービンが入っていることもあり、東京コースの相性がいい。また産駒にもよるが早い時期から活躍する馬も、年齢を重ねるごとに成長する馬と両タイプでている。
- エピファネイア
競走馬 父 母 母父 主な勝鞍 エピファネイア? シンボリクリスエス
(ロベルト系)シーザリオ スペシャルウィーク
(サンデーサイレンス系)菊花賞
ジャパンC
- 血統では父は引退レースで有馬記念を9馬身圧勝したシンボリクリスエス、母はオークスを勝った後渡米し、アメリカンオークスを勝利したシーザリオと良血。母父はウマ娘で主人公を務めたスペシャルウィーク。自身の成績は12戦6勝でそのうち3冠レースでは菊花賞の勝利も含め全て連対(2着以内)と好成績。一方でテンションが高く気性面の課題もあり取りこぼしもあった。
- POGとしては、2019年から産駒がデビューをしたが、重賞勝ち馬としては桜花賞を勝利した「デアリングタクト」がいる。基本的にパワータイプで力のいる馬場との相性がいいが、産駒によっては切れる脚を持つ産駒も生まれる。父のシンボリクリスエスは既に種牡馬を引退しているため、後継種牡馬として期待が高い。
- キズナ
競走馬 父 母 母父 主な勝鞍 キズナ? ディープインパクト
(ディープインパクト系)キャットクイル Storm Cat
(ストームバード系)日本ダービー
- 先述したディープインパクトの産駒。母はアメリカで重賞3勝のキャットクイル。また近親には3冠馬ナリタブライアン等がいるなどかなりの血統である。勝ったG1は日本ダービーのみだが、そのダービーでは最後方から一気に追い込んでの差し切り勝ち。ちなみに先述のエピファネイアの同期でもあり、エピファネイアもこのダービーに出走していた。その後はフランス遠征を敢行し前哨戦のニエル賞勝利、本番の凱旋門賞は4着だった。
- POGとしては、ディープインパクトの後継種牡馬の1頭でもある。エピファネイア同様2019年から産駒がデビューしたが、既に多くの重賞勝利馬を出しており、また条件もそれほど問わない(強いていうとやや短い距離が良いか)ため今後に期待したい。
参加について
2020-21シーズンについて
現在ツイプラにて募集中。2020-21シーズン ニコニコ鉄道POG
※馬名をクリックするとnetkeibaの記事に飛びます。
競走馬 | 父 | 母 | 母父 | 主な勝鞍 |
モーリス | スクリーンヒーロー (ロベルト系) | メジロフランシス | カーネギー (サドラーズウェルズ系) | 安田記念・マイルCS等G1を6勝 ※海外G1の2勝含む |
ドゥラメンテ | キングカメハメハ (キングマンボ系) | アドマイヤグルーヴ | サンデーサイレンス (サンデーサイレンス系) | 皐月賞・日本ダービー |
ミッキーアイル | ディープインパクト (ディープインパクト系) | スターアイル | ロックオブジブラルタル (デインヒル系) | NHKマイルC・マイルCS |
エイシンヒカリ | ディープインパクト (ディープインパクト系) | キャタリナ | Storm Cat (ストームバード系) | イスパーン賞・香港C |
ラブリーデイ | キングカメハメハ (キングマンボ系) | ポップコーンジャズ | ダンスインザダーク (サンデーサイレンス系) | 宝塚記念・天皇賞(秋) |
ホッコータルマエ | キングカメハメハ (キングマンボ系) | マダムチェロキー | Cherokee Run (レッドゴッド系) | 宝塚記念・天皇賞(秋) |
リオンディーズ | キングカメハメハ (キングマンボ系) | シーザリオ | スペシャルウィーク (サンデーサイレンス系) | 朝日杯FS |
アジアエクスプレス | ヘニーヒューズ (ストームバード系) | ランニングボブキャッツ | Runnning Stag (カロ系) | 朝日杯FS |
クリエイターⅡ | Tapit (A.P.Indy系) | Morena | Privately Held (ダマスカス系) | 海外輸入馬 |
ダノンシャーク | ディープインパクト (ディープインパクト系) | カーラパワー | Caerleon (ニジンスキー系) | マイルCS |
ダノンレジェンド | Macho Uno (Himyar系) | Morena | Storm Cat (ストームバード系) | JBCスプリント |
トーホウジャッカル | スペシャルウィーク (サンデーサイレンス系) | トーホウガイア | Unbridled's Song (ファピアノ系) | 菊花賞 |