1.概要
#3
鳴幹地方における玄関口で、最大規模の港。プライメートシティ・鳴幹の南西部にある。
旅客・貨物ともに利用最多。
#14
港湾設備は旅客ターミナル・一般貨物埠頭・専用貨物埠頭を有する。
貨物列車の発着は鳴幹港貨物ターミナルで行われる。
旅客ターミナルに市電およびバスが乗り入れる。
2.歴史
話数 | 内容 |
#3 | 開港 第1埠頭・第2埠頭・鳴幹港事務所・鳴幹港貨物駅が完成 |
#5 | 市電乗り入れ開始 |
#6 | 鳴幹港貨物駅を移転 4線から6線に拡大 |
第3埠頭が完成 | |
#7 | 旧貨物駅跡地に鳴幹卸売市場が開業 |
#14 | 大規模造成により完全リニューアル 埠頭を物資別に変更 鳴幹港貨物ターミナルを設置 |
鳴幹港専用線を建設 運営はニコ鉄に委任 |
3.構造
全体図
鳴幹港は以下の設備に分けられる。
①旅客岸壁(鳴幹港旅客ターミナル)
②貨物岸壁(一般埠頭/専用埠頭)
③鳴幹市場
④鳴幹港貨物ターミナル
4.設備
4.1旅客ターミナル
鳴幹港を発着する旅客船は全てここに集約される。
8バースがあり、うち北側の2バースはパナマックス船に対応している。
別名は「七星(しちせい)埠頭」。七星は鳴幹に移住してきた開拓民の象徴である開拓旗に描かれた七稜星(角が7つある星。現在の北海道章と同じ)に由来する。
ちなみに史実の北海道における開拓旗は五稜星であった。七稜星に変更する予定もあったが実現せず、そのデザインは北海道章まで持ち越されることになる。
旅客ターミナルはレストラン・ホテル・ショッピングモール・ゲームセンター・入浴施設などを併設している。
上部はホテルとなっていて、客室からは港を発着する船を眺めることができる。
●アクセス
鳴幹市電[3][4]またはニコ鉄バス[鳴04][鳴05]で「鳴幹港旅客ターミナル」下車。
4.2一般埠頭
専用埠頭で扱われる貨物(穀物・木材・石炭・石油・ガス・鉄鋼・鉄道車両等)を除く貨物はここで荷揚げされる。
6つのバースからなり、海上コンテナにも対応したクレーンを持つ。
別名は「北海(ほっかい)埠頭」。北国・鳴幹の海を表す。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴21]で「鳴幹港税関」下車すぐ。
4.3専用埠頭
第1埠頭(豊栄埠頭)
穀物専用埠頭。
穀物倉庫、脱穀施設を併設する。
専用線上のホッパーと接続されており、ホッパー線に停車した貨車から倉庫への搬出入が可能。
別名は「豊栄(ほうえい)埠頭」。実り豊かな大地に由来する。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴21]で「第1埠頭入口」下車。徒歩10分。
第2埠頭(夕凪埠頭)
木材専用埠頭。
鳴幹地方各地から原木を中心とした木材が集まり、木材バージなどで海外に運ばれる。
陸上に木材置き場があるほか、海上には木場が設置されている。
別名は「夕凪(ゆうなぎ)埠頭」。鳴幹港で最も西=夕陽に近い場所にある。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴21]で「第1埠頭入口」下車。徒歩15分。
第3埠頭(大黒埠頭)
石炭専用埠頭。
石炭の出荷を行う他、併設する火力発電所で鳴幹地方の電力の大部分を賄うため、専用埠頭の中でも特に発着が多い。
別名は「大黒(だいこく)埠頭」。七福神の大黒様に由来するが、黒いダイヤとも呼ばれる石炭とのダブルミーニング。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴22]で「火力発電所前」下車。徒歩10分。
第4埠頭(東雲埠頭)
ガス専用埠頭。
鳴幹市周辺の都市ガスを供給する。
現在はそこまで需要がなく、一部のみが稼働している。
別名は「東雲(しののめ)埠頭」。東雲は暁の空を意味する。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴22]で「火力発電所前」下車。徒歩10分。
第5埠頭(五光埠頭)
石油および石油製品専用埠頭。
石油コンビナートを有し、原油から精製・石油製品の製造まですべてのプロセスを行える。
また、石油貯蔵基地には鳴幹で使用される石油1週間分を貯蔵可能。
別名は「五光(ごこう)埠頭」。五光星=五稜星はいわゆる星形(☆)のこと。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴22]で「大日石油前」下車。徒歩10分。
第6埠頭(六華埠頭)
鉄鋼・鉄道製品専用埠頭。
主に鉄道で利用される鉄製品の荷揚げ場所。
隣接してニコ鉄新鳴幹車両工場があり、車両の搬入もここから行われる。
別名は「六華(りっか)埠頭」。六華は雪の形を表し、転じて雪を指す語。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴21][鳴22]で「倉庫第2」下車。徒歩30分。
4.4 鳴幹市場
正式名は「鳴幹中央卸売市場」。
鳴幹港に隣接する魚市場としてスタートし、現在は野菜なども扱う総合市場となっている。
なお、肉製品は鳴幹啓音貨物ターミナル隣接の啓音市場で取り扱う。
市場本館
中央卸売市場のメインとなる部分。
市場本館には貨物ホーム1線が隣接し、貨物列車は直接乗り入れる。
ここで競りが行われた商品は、トラックターミナルからトラックで各所に配送される。
市場別館
市場岸壁に隣接する魚専門の市場。
場外市場
かつての鳴幹魚市場。
現在は個人客向けの販売を行う商店や飲食店が中心となっている。
●アクセス
ニコ鉄環状線「湊口」駅下車。徒歩10分。
鳴幹市電[3][4]またはニコ鉄バス[鳴04][鳴05]で「中央市場入口」または「晴風広場」下車。徒歩5分。
4.5 鳴幹港貨物ターミナル
鳴幹港の貨物駅機能を担う。
鳴幹市内に二つある貨物ターミナルの一つ(もう一つは鳴幹啓音貨物ターミナル)で、主に輸出品を取り扱う。
鳴幹港の中央部の大半を占め、その大きさは2km×3kmと広大。
貨物駅は「着発線」「貨物ホーム」「鳴幹市場」「専用線」の4つに分けられる。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴21]で「第1埠頭入口」下車。徒歩15分。
着発線
鳴幹港貨物ターミナルに発着する列車はまずここに到着し、そこから各貨物の荷扱い場所へ向かう。
貨物ホーム
一般埠頭に隣接する。
専用埠頭または鳴幹市場で直接の荷下ろしを行うものを除いて、この貨物ホームで荷扱いを行う。
市場専用線
着発線から鳴幹市場を結ぶ貨物線。
鳴幹港専用線
専用埠頭に張り巡らされた専用鉄道。
鳴幹各地からやってきた列車は専用線ヤードに集められ、専用線の機関車に付け替えて各埠頭に向かう。
管理は鳴幹市港湾管理局が、運営はニコ鉄北国支社が行う。
4.6鳴幹港総合庁舎
鳴幹港の全体を管理する施設。
輸出入を管理する「鳴幹港税関」、鳴幹市の下部組織で港の運営を行う「鳴幹市港湾管理局」、貨物駅を管理するニコ鉄の「鳴幹港指令室」などが入居している。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴21]で「鳴幹港税関」下車すぐ。
4.7鳴幹火力発電所
大黒埠頭にある発電所。
家庭電力・工場電力・鉄道電力のすべてを賄う。
●アクセス
ニコ鉄バス[鳴22]で「火力発電所前」下車すぐ。
その他施設
晴風広場
旧魚市場のうち、鳴幹駅側の区画は建物を取り壊し広場として整備された。
広さを生かして、サーカスなど各種イベントが執りおこなわれる。
一番端に建つ鳴幹港展望タワーは鳴幹地方で一番高い建物で、鳴幹港や鳴幹市街を一望することができる。
新鳴幹車両工場
ニコ鉄北国支社の車両を支える工場。
鳴幹東方にあった徳富車両工場に代わる車両工場として建設された。
ニコ鉄のみならず、鳴幹地方の車両の整備・改造を行う。
六華埠頭との間には車両運搬線を兼ねた試運転線があり、整備を終えた車両が試運転をする姿が見られる。
製鉄所
六華埠頭にある製鉄所。
単独で鋼鉄生産を行える能力があるが、材料調達の関係で、製造するのはレールや鋳鉄ブレーキシューなど鉄道用品に限られている。
5.就航先
国内
[旅客]
路線名 | 船舶(定員) | 本数 |
鳴幹―野尻線(大島航路) | 橘丸(1022名) | 3本/日 |
鳴幹―神流―名岸線(世滝航路) | 橘丸(1022名) | 2本/週 |
鳴幹―飛牛線 | MV_Balmoral(500名) | 3本/週 |
鳴幹―羽幌線(渡島航路) | MV_Balmoral(500名) | 6本/日 |
鳴幹―竜石線 | 制式フェリー船(500名) | 1本/日 |
[貨物]
路線 | 船舶(積載量) | 品目 | 本数 |
野尻→鳴幹 | 天領丸型貨物船(798t) | 穀物 | 1~2本/日 |
国際
国際線の就航先および内容は「就航エリア」でご確認ください。
6.アクセス
鳴幹港へは以下の路線が運行されている。
[鳴幹市電]
3系統 | 鳴幹港旅客ターミナル→鳴幹駅前→新北→富士ヶ岡→鳴幹駅前→鳴幹港旅客ターミナル |
4系統 | 鳴幹港旅客ターミナル―鳴幹駅前―上町駅前―皐月駅前 |
[ニコ鉄バス]
鳴04 | 鳴幹駅バスターミナル―本通2丁目―鳴幹港旅客ターミナル |
鳴05 | 北進駅バスターミナル―末広―鳴幹港旅客ターミナル |
鳴21 | 御高駅前―倉庫第1―鳴幹港税関 |
鳴22 | 御高駅前―倉庫第1―火力発電所前 |