採用車種一覧/キハ52系

Last-modified: 2018-07-27 (金) 14:16:28

概要

勾配区間用の一般形気動車で、キハ20形の2エンジン形である。

国鉄の2エンジン気動車としては最初の両運転台車であり、急勾配のローカル線用車両として本州・四国・九州各地で重用された。キハ20形に準じた両運転台、片開き2ドア、2段窓であるが、エンジン、変速機、放熱器をそれぞれ2基搭載する必要から、床下スペースの確保目的で、全長が1.3m長い車両限界一杯の21.3mとなり、それに伴い、ドア間の窓数もキハ20形の5個から6個に増えている。それでもなお床下は手狭なため、水タンクは床上(通路を挟んだ便所の反対側)に置かれた。
よく勘違いされるが、キハ22形は北海道用の二重窓装備、デッキ付き両端2ドア車である。
また、キハ52形が長く残存したのは、単行で勾配線区に使用できる2エンジン車が魔改造車を除くとキハ40系列に存在しなかったからと、あるいはJR某社が置き換える余裕がなかったから…ゲフンゲフン末永く大切にこき使ったから、と言われている。

画像

運用地区

江北支社

青南台線とかいう得体のしれない路線で1日に2本しか運行されていない。(どこの水軒だよ)

大倉支社

蓬莱線で普通列車として運用している。