概要
車種:383系0番台
六年前に旧恋慕線開通時に、前線を直通する特急として誕生。
旧恋慕線から恋慕環状線(新恋慕線)になってからは、支線である別布線に直通する列車となった。
別布線の普通列車が廃止されてからは柚原にも停車するようになり、別布線を走行する唯一の列車として、
また環状線を走行する最優等列車としても、活躍した。
使用されたのは2x2両編成の383系電車で、当初は珠津島駅構内で別布線の線路に転線して運行されたが、
環状線の輸送増大のため、笹瀬川構内から珠津島までを繋ぐ<笹瀬川短絡線>を経由していた。
盆州鉄道?(新盆鉄アクアライン)の発足後まもなく、相互直通に際しこの短絡線が引き直されることが決定し、
惜しまれつつも2016/10/21をもって廃止された。
運行の特色
運行の特色として、まず青見ヶ丘を発車し環状線の特別快速として環状線を一周してから青見ヶ丘まで
戻ってくる、という非常に特異な運転形態をとっていたことが挙げられる。
これは、環状線の数少ない定期最優等列車としての役割を担っていたことに起因する。
乗車運賃の計算上は、一週目の青見ヶ丘からの乗車と、二周目の青見ヶ丘からの乗車とは区別せず、どこまで
乗車しても、同一運賃として計算することになっている。これは無用な混乱を防ぐための措置である。
なお上下列車ともにこの規則は適用される。
また、2両編成単独で珠津島-柚原-三嶋崎間を臨時運行していた時期もあった。
これは三嶋崎の線路拡張工事の際に、作業員が誤って右クリックで土砂崩落(線路消去)を行ったためである。
この事故の際、383系は(一定期間ではあるものの)別布線の普通列車を復活させた。
特快ななの廃止後
新たに始まった新盆鉄AL線との直通により、直通特快ななの号を継ぐ新たな優等種別として、
特急こいじ?・ラブライナー?の項も要参照である。
途中停車・通過駅
種別扱い | 路線名 | 駅名 | 停車駅 | |
環状線特快 | 恋慕環状線 | 青見ヶ丘 | ● | |
北青見 | レ | |||
笹瀬川 | レ | |||
埴邇 | レ | |||
学園前嘉島 | レ | |||
珠津島 | ● | |||
白銀町 | レ | |||
此方 | レ | |||
成瀬 | ● | |||
将星学園前 | レ | |||
青見ヶ丘 | ● | |||
直通特快 | ||||
北青見 | レ | |||
笹瀬川 | レ | |||
埴邇 | = | |||
学園前嘉島 | = | |||
珠津島 | ● | |||
別布線 | ||||
柚原 | ● | |||
三嶋崎 | ● |