青龍支社/用語集

Last-modified: 2016-07-03 (日) 23:21:31

あ行

亜新ジャイアンツ(あしんじゃいあんつ/Ashin Giants)

亜璃亜藩プロ野球リーグに所属するチーム。本拠地は鳥山特別市。
亜璃亜藩共和国の全国紙である亜璃亜藩新聞が親会社である。
新聞を通じての宣伝によって、全国区の人気を持っている。
実力的にはドラゴンズやタイガースの次という位置づけであったが、
かの高木将軍が贔屓していたチームであり、同氏の執政によって戦力が強化されたといわれている。

亜北州(あほくしゅう/Ahoku State)

亜璃亜藩共和国の州の一つ。青龍地区はここに属する。
古くからリベラルが多く、「亜璃亜藩の全羅道」とも呼ばれている。
そのため政府や保守勢力との対立から、2度の内戦の舞台となっている。

天知市(あまちし/Amachi City)

亜北州青龍県に属する都市であり、同県の県庁所在地である。
2034年現在の人口は2万5千人。
かつては尾乙市(おおつし)を名乗っていたが、1981年、亜璃亜藩独立運動の指導者・天知氏の生誕100年にちなんで改称された。

亜璃亜藩共和国(ありあはんきょうわこく/Republic of Ariahan)

亜璃亜藩大陸を領土とする民主共和国。首都は鳥山特別市。人口はおよそ5600万人。
1950年に建国され、2度の内戦が発生するなど混乱もあったが、現在は安寧にある。

亜璃亜藩共和国軍(ありあはんきょうわこくぐん/Republic of Ariahan Armed Force)

亜璃亜藩共和国における正規軍。陸軍30万人、海軍・海兵隊7万人、空軍5万人で構成され、その他3万人の文官も所属している。
内戦による戦力の疲弊と財政状況の悪化から、装備の更新は遅々と進んでおらず、兵力も内戦前の3分の2にまで減った。

亜璃亜藩国有鉄道(ありあはんこくゆうてつどう/Ariahan National Railway)

亜璃亜藩共和国が保有していた国有鉄道。略称はANR。
日本同様の赤字体質に悩まされ、2028年に財政破綻し、解体となった。

亜璃亜藩鉄道公社(ありあはんてつどうこうしゃ/Ariahan Railroad Public Corporation)

亜璃亜藩共和国で、旧国鉄の線路及び地上設備の管理を引き継いだ公企業。
国が100%出資している。公社の人事や方針も政府や国会が決定するため、国鉄継承事業者法と相まって、ニコ鉄青龍支社は路線を思うように敷設できなかった。

亜璃亜藩独立党(ありあはんどくりつとう/Independence Party of Ariahan)

亜璃亜藩共和国の急進右派政党。
「亜璃亜藩の国際社会からの自立」を標榜しており、外資であるニコ鉄らを眼の敵にしている。
所属議員の多くは国民行動党から離党してきたが、高木将軍の娘婿もその一人である。

亜璃亜藩プロ野球リーグ(ありあはんぷろやきゅうりーぐ/Ariahan Professional Baseball League)

亜璃亜藩野球委員会(ABO)が統括するプロ野球リーグ。

  1. 亜新ジャイアンツ
    1990年創立。親会社は亜璃亜藩新聞。本拠地は鳥山特別市。
  2. 逢坂瑞加賀タイガース
    1990年創立。親会社は瑞加賀アライアンス。本拠地は逢坂広域市。
  3. 青龍交通ドラゴンズ
    1990年に東国ドラゴンズとして創立。
  4. 東山アトムズ
    1990年に東山ライオンズとして創立し、1999年に現在の名前となる。親会社はアトム電機。一時期はひなない乳業ともスポンサー契約を結んでいた。
  5. NHIデストロイヤーズ
    1997年に新規参入。親会社は那賀崎重工。もともとは複数の地元企業が共同出資するチーム「那賀崎イーグルス」であったが、NHIが過半数を出資したので駆逐艦を表す「デストロイヤーズ」に名を変えた。
  6. 鳥山スーパースターズ
    1990年創立。親会社は鳥山放送。創設以来ずっと最下位を争っている。同じ鳥山を本拠地としているジャイアンツは全国区にファンを抱えているのとは対照的に、こちらは地域密着型である。

かつては以下の球団も存在した。

  1. 逢急ベアーズ
    1990年創立。APBLの栄えある初代王者であった。親会社は逢坂急行電鉄。2014年、交通統廃合により逢坂急行電鉄がタイガースを保有していた逢坂電気鉄道と合併することとなり、球団消滅。
  2. 取猫レイダース
    1999年に新規参入。親会社は取猫商会。財政難のため、2010年に解散。

逢坂広域市(おうさかこういきし/Ousaka Metropolitan City)

亜北州の南西に位置する、中央西州最大の都市。

逢坂タイガース(おうさかたいがーす/Ousaka Tigers)

亜璃亜藩プロ野球リーグに所属するチーム。本拠地は逢坂広域市。
ジャイアンツ、ドラゴンズとともにプロ野球創設当初から存在するチームで、地元を中心に根強い人気をもつ。
逢坂急行電鉄が球団を保有していたが、同社を瑞加賀トレインズが買収したことにより、逢坂瑞加賀タイガースと名を変え、青龍交通ドラゴンズとのライバル関係を強めている。

か行

国鉄継承事業者法(こくてつけいしょうじぎょうしゃほう)

亜璃亜藩共和国で施行されている、亜璃亜藩国有鉄道の事業を継承する事業者についての法律。
上下分離方式を適用しており、上部会社と下部会社はそれぞれ別々に契約することになっている。
上部会社については長距離列車を担当する会社と、旧鉄道局ごとに地域輸送を担当する会社に分離して契約を行い、
下部会社については亜璃亜藩鉄道公社が一括して契約している。
契約期間は5年で、事業者が契約を更新しない場合は入札によって決定する。
路線敷設権は下部会社のみにあったが、それがニコ鉄青龍支社をはじめとする上部会社の路線拡張を阻害することとなった。
2032年の法改正によって、条件付きであるものの、上部会社にも敷設権が付与されたが、線路は引き続き亜璃亜藩鉄道公社が保有することになり、ニコ鉄悟空環状線では緩行線部分を瑞加賀トレインズに管理を委託するという抜け穴が使われた。

広域市(こういきし/Metropolitan City)

亜璃亜藩共和国の行政区分。
州に属し、県とは独立している。日本の政令指定都市に相当する。
人口50万人を要件とし、一般市からの移行には所属する県議会と市議会の承認が必要である。

悟空広域市(ごくうこういきし/Goku Metropolitan City)

亜北州の州都。
建国当初は京斗(きょうと)市という名称だったが、孫悟空にちなんで悟空市と改められた。
2002年に広域市となるものの、内戦の影響で荒廃し、現在は広域市としての機能を停止している。

国民行動党(こくみんこうどうとう/National Action Party)

亜璃亜藩共和国の保守政党。
1950年に国民党として結党され、以後、分離統合を繰り返し、軍事政権時代には活動停止となるものの、
国内では最も長い歴史を持つ政党である。
自動車業界からの支持が厚く、マイカーの推進や道路交通を優遇する政策を掲げている。

さ行

三道並進(さんどうへいしん)

十大建設の後に打ち出された、青龍地区をさらに発展させる計画。
教育、娯楽、対外交流の3つを柱としている。

社会正義党(しゃかいせいぎとう/Social Justice Party)

亜璃亜藩共和国の中道左派政党。
軍事政権が幕を閉じた2027年に結党され、5年間政権をとったものの、2032年の大統領選挙であっさり敗北。
亜北州を強い支持基盤とする。公共交通を重視した政策を推進しているほか、国民行動党と対立している。

青龍県(せいりゅうけん/Seiryu Prefecture)

青龍地区を構成する県の一つ。県庁所在地は天知市。
青龍湖という国内でも最大の湖を抱え、「亜北の水瓶」とも呼ばれている。

青龍政財界人チャリティ歌謡祭(せいりゅうせいざいかいじんちゃりてぃかようさい)

青龍地区で毎年元日に放送されている奇祭歌番組。
名の通り、青龍地区の政治家や企業の重役が歌を披露する番組である。
寄付金は主に内戦被害者の救済に使われる。
ニコ鉄、青龍交通も毎回参加し、2038年には瑞加賀アライアンスも参加するようになった。
トリは青龍県知事が務める。

青龍十大建設(せいりゅうじゅうだいけんせつ)

2032年11月の亜北州南部総合政策会議で策定された「豊かな暮らし2040」計画のうち、
産業および交通部門で特に重点的に整備すべき10の事業をまとめたもの。

元ネタはかつて台湾で策定された十大建設より。

  1. 青龍新線の建設
    線路容量が逼迫した青龍本線及び斐西線にバイパス路線を整備する事業。
    悟空 - 江藤間は青龍本線の複々線化とし、江藤 - 斐安夏間は新路線とする。
  2. 七龍県北部の開発
    悟空広域市の北に位置する地域を開発する事業。瑞加賀アライアンス?が悟英新線と一括して行った。
  3. 悟空商業区の開発
    悟空駅前に商業施設や業務地区を誘致する事業。
  4. 亜北新幹線の建設
    東山 - 逢坂間を結ぶ新幹線を整備する事業。
    斐安夏と悟空を経由するルートとなっている。
  5. 悟英新線の建設
    七龍県北部の開発を前提とした悟空 - 英都間に鉄道による新線を整備する事業。瑞加賀トレインズ悟空英都鉄道・悟空地下鉄道として開業された。
  6. 貨客混載バスの運行
    バスでの輸送には不採算な地域において、郵便や荷物をバスに混載することによって輸送の合理化を図る事業。
  7. 斐安夏港の拡張
    取扱貨物量が増大している斐安夏港を拡張し、貿易拠点としての機能を強化する事業。
  8. トロリーバス網の整備
    トロリーバスによって、都市交通の輸送力を増強する事業。
  9. 悟空環状線の建設
    発展する悟空都市圏の輸送需要分散のため、環状線を整備する事業。
  10. 輸送障害対策の強化
    安全かつ安定した交通を維持するため、輸送障害の削減に取り組む事業。
    ホームドアの設置、連続立体交差の推進等踏切の削減、車両の信頼性向上、モンスターの駆除といったものが具体例として挙げられている。

鬼神支社長はこれらを「打線」でたとえ、「野球の打線と同じように、全てが連動して行われることによって、より大きいメリットを生む」とコメントした。

青龍地区(せいりゅうちく/Seiryu District)

本動画の舞台となるマップ。定義としては悟空広域市、青龍県、七龍県、沿海県のうちの斐安夏市以南を指す。

た行

中央司令部(ちゅうおうしれいぶ)

世界各地で深海棲艦撲滅へ向けて活動する「国際艦娘隊」の総司令部。日本の東京都に所在し、そこから世界各地の鎮守府を指揮している。

東山広域市(とうやまこういきし/Toyama Metropolitan City)

亜北州の東に位置する、亜東州最大の都市。

な行

中山峠工業地域(なかやまとうげこうぎょうちいき)

青龍県北部の山間部に位置する工業地域。
青龍地区の産業を支える要所となっている。
亜璃亜藩では特有の国防ドクトリンから、山間部に分散して工場が設置されていることが少なくない。

は行

斐安夏市(びあんかし/Bianca City)

亜北州沿海県に属する都市であり、同県最大の都市である。
もとは海軍基地が置かれた都市で、基地の移転後も強力な港湾を擁したことから、貿易で栄えた。
中心部の通りには戦艦の名前がつけられているのが特徴。

斐安夏の戦い(びあんかのたたかい/Battle of Bianca)

第二次亜璃亜藩内戦において最も激戦と称されている戦いである。
反政府軍の占領下にあった斐安夏市を政府軍が奪還すべく、両軍総勢10万人もの兵力が投入された。
反政府軍はゲリラ戦を展開し、当初地上部隊のみを送り込んでいた政府軍を苦しめていたが、
軍艦や航空機も投入されると形勢は一気に逆転した。

姫島市(ひめじまし/Himejima City)

中央西州氷庫県にある都市で、同州では逢坂広域市に次ぐ規模である。
神戸市をモデルにしており、瑞加賀アライアンスの役員らが所属する姫島鎮守府が所在している。

姫島鎮守府(ひめじまちんじゅふ)

瑞加賀アライアンスの艦娘たちが所属する鎮守府。
2028年頃に日本から移転してきたという。
2038年に悟空姫島基地隊に改変され、定数も削減された。

ま行

や行

谷沢市(やざわし/Yazawa City)

亜北州青龍県に属する都市であり、同県最大の都市である。
2034年現在の人口は5万人ほど。青龍湖岸にある火力発電所、谷沢貨物駅周辺の工業地域によって急成長を遂げている。
2031年に谷沢、法元、空谷、野口、一柳の5つの町の合併によって誕生した。

ら行

わ行

数字

関連項目

../登場人物