鶴屋旅客鉄道会社/103系カスタム仕様

Last-modified: 2008-01-11 (金) 01:40:12

倉庫に眠っていた103系に、くるる木研究所と瓜畑研究所の研究員たちがありったけの改造をぶちこんで作り上げた「暴走」通勤型車両。視認性を高めるためと、導入路線にあわせる意味で、色はエメラルドグリーンから変更された。但し、車内環境については全く変更されておらず、運賃自体もほとんど変わっていない。しかも、性能だけを重視した代償で、衝突時の安全性なども全く考慮されておらず、そのため、運用路線は全線高架の赤楽環状線のみに限定されている。

巡航速度233km/h、最高速度は300km/h。ここだけ見れば近鉄21000系カスタム仕様と大差ないが、急加速と急制動を繰り返し、また7両編成の定員が1000人で、同車両の倍以上になっていることから、かなりの馬力を必要とするため、変電所にはとてつもない負担をかける。そのため、この車両には、充電池を利用した自走設備も緊急時用に搭載しており、大体3日くらいは通電なしで走り続けることが出来る。そのため、会社側は、安全対策を施した上での車両の販売も検討している。

ちなみに、加速するときは時々「MEブースト」と運転手がつぶやいているとかいないとか……。どうやらこの車両に搭載されているモーターは某ロボットに搭載されているものとほぼ同型のようです。

運用費については、当然のことながら結構かさむ。高頻発運転を実施できても、収益自体はむしろ以前よりがた落ちしたとかしないとか……。一応車両単位でぎりぎり黒字のようだ。ちなみに、今のところ鶴屋旅客鉄道が保有する唯一の狭軌用改造車両でもある。

先日、かいとエクスプレスで導入された201系カスタム仕様に、ある意味一番近い車両であり、次回の研修ではこの車両に乗務してもらうことを検討している。